2014.10.17

エディンバラ記(その4)

Edinburgh_tram

 この日は移動日。エディンバラからいきなり帰国するとなると飛行機の都合上、やたら早起きしないといけなくなるので、わざとロンドンを経由してそこで一泊することにした。ホテルでの最後の朝ごはんは、ソーセージとかベーコンに飽きたのでハドック(モンツキダラ)のグリルをオーダー。久しぶりの魚料理はしょっぱかったけど美味かった。
 荷物をまとめてホテルをチェックアウト。空港までは今年開通したばかりのエディンバラ・トラムを利用した。車両が新しいせいか保線の状態がいいのか、とにかく揺れない。路面電車とは思えないほど。空港付近の田園風景を眺めるのも楽しい。

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2014.10.13

エディンバラ記(その3)

Hebrides

 ・4日目
 起床。BBCのニュースにチャンネルを合わせる。女性キャスターはきのうと同じスカートだったが、足は股引のようなものを履いているので、きょうは露出が気にならない。抗議のメールでも来たのだろうか。朝ごはんのレストランで外を眺め天気を確認。きょうも晴れている!昨日の予報は何だったのか。天気が良いに超したことはないのですが、エディンバラの霧というのも見たかった。


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2014.10.02

エディンバラ記(その2)

Dsc_0442

 ・3日目
 朝6時に目覚めBBCの朝のニュースを見る。トップニュースはスコットランド独立を問う国民投票前のテレビ討論。そのあとエボラ出血熱、ウクライナ情勢と続く。そういえばエディンバラ入りする前、街頭で独立賛成派だったり反対派だったりのポスターとか横断幕とかをたくさん見かけるかと思ったら、どこにもそんなものがなくて拍子抜けしてしまったのだ。

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2014.09.21

エディンバラ記(その1)

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 この夏エディンバラ・フェスティバルに行く機会があったので、それについてだらだらと記録することにした。駄文失礼。


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2009.12.09

ゲヴァントハウスに行ってきました

 わたしは先週末、家族旅行でドイツに行きました。両親と一緒に各地のクリスマス・マーケットを見物するというのが主な目的なのですが、ついでにコンサートもということで、ゲヴァントハウスにも行ってきましたよ。

 今回チケットはゲヴァントハウスの公式サイトを通じ、日本からインターネットで購入しました。チケットは郵送がデフォルトなのですが、購入後販売元から「日本在住者の場合チケットが購入者に届かないことが多い」ということで「ホールのチケットカウンターに券を預けておくので、当日そこで受け取って欲しい」という指示がメールで来ました。
 ということでクリスマスのイルミネーションが賑やかなライプツィヒの街を眺めつつゲヴァントハウスに到着。早速チケットカウンターの場所を求めてあたりをキョロキョロしてみたものの、看板などの掲示物がなくて場所がよくわかりません。仕方なくチケットのもぎりをしているホールスタッフやら通りすがりの人やらに場所を尋ね、何とかたどりつきました。チケットカウンターはホール正面入り口の右側にあって、入り口はホールのエントランスとは別です。

 以上、誰かの役に立つかどうかはわかりませんが、私の体験談でした。コンサートの感想は次のエントリで。

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2009.08.27

クラシック音楽の放送枠に囚われすぎるNHK

 明日(8/28)、日本のNHK-FMが「BBCプロムス2009」からマッケラス指揮BBCフィルハーモニックの演奏会(Prom 12)をオンエアします。先月のロンドンでのライヴが早速楽しめるのは良いのですが、個人的にどうにも解せないのは、メインのホルスト「惑星」が全曲放送されないという点です。

 たしかにこの日のコンサートは、エルガー「コケイン」とディーリアス「山の上の歌」と合わせて100分以上かかるので、平日夜の音楽番組「ベストオブクラシック」の放送枠に収まらないのは事実です。しかしわざわざ惑星の「金星」(平和をもたらす者)1曲だけをカットしなくても、という思いは残ります。

 私はマッケラスの「惑星」を「ABC Classic FM」のウェブラジオを通じて今週月曜日に聞きました。PC録音したので「金星」の演奏時間を測定してみたら、8分20秒でした。これを流すために10分放送時間を延長するなりして、時間を工面すれば済む話だと思うのですが。それがダメなら4時間のクラシック音楽ライヴ放送枠がある日曜日に回すのもテですし、1日で一気にオンエアしなくても2日間に分けても良いような気もします。何よりネットでは全曲聞けるのにFM放送だと一部カットというのは、インターネット接続環境の無い音楽ファンにとって「不公平感」が残るのではないでしょうか。

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2009.08.26

日本共産党・志位和夫委員長のクラシック音楽、特にショスタコーヴィチへの傾倒ぶりがハンパない件

 もうすぐ衆議院選挙の投票日ということで、どこに投票するか決めている方、そうでない方、いろいろおられるかと思います。そんな選挙行動にどれだけ影響を与えるかどうかはわからないけど音楽ファン、特に「DSCH」の4文字に目のない方にとって気になるコネタを。

 日本共産党中央委員会幹部会委員長を務める志位和夫氏がクラシック音楽ファンであることは、ウィキペディア日本語版でも記されるほどですのでご存じの方もおられるかと思いますが、彼が9年前に今は亡き音楽情報誌「グラモフィン・ジャパン」の取材に応じ、クラシック音楽、とくにショスタコーヴィチへの思いを熱く語ったことがありました。今日はその中身から気になる箇所をご紹介していきましょう。

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2009.08.10

シェーンベルクを弾く猫たち

 最近はやりの「Twitter」でウィグモア・ホールの中の人が「YouTubeで猫がシェーンベルクの3つのピアノ曲(作品11)を弾いているよ」とつぶやいたのを見て「ほほう。ピアノを弾く猫のための協奏曲が最近できたばかりだというのに、いきなり新ウィーン楽派ですかぁ。猫ピアノ界の進歩は早いなぁ」と感心するとともに、早速動画を拝見。

(管理人註)これは第1曲。残りのリンク先はこちら(→第2曲第3曲)。

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2009.07.21

「百万ユーロ・トリオ」と呼びたくなるキーシン/クニャーゼフ/マルコヴィチのピアノ三重奏

Kissin_kniazev_marcovici

 普段ならウェブラジオの感想をmixiに書くところですが、今日はスリリングなライヴが聞けたので表ブログの方に。

 今月14日「モンペリエ音楽祭」でのシルヴィア・マルコヴィチ、アレクサンドル・クニャーゼフ、そしてエウゲニ・キーシンの3人によるピアノ・トリオの演奏(→公式サイト)を本日「France Musique」で聞いたのですが、まずキーシンがピアノ・トリオをやるというのが新鮮。キーシンの室内楽って意外というか正直ピンとこない。ネット情報だと時々やってはいるみたいですが、少なくとも私が聞くのは今回が初めて。そしてキーシンと絡むのがクニャーゼフ!あの圧倒的な存在感のチェロはキーシンと十分に渡り合えそう。そしてそんな2人と共演するヴァイオリンのマルコヴィチ。CDこそ少ないですがわたし大好きです。まだ彼女のことをご存じでない方は、YouTubeにあるサンサーンスラロ「スペイン交響曲」をどうぞ。

 ということでちょっと珍しい組み合わせの3人による室内楽だったのですが、ソリストたちの強い自己主張が良い方向に働いて、音楽に「動き」と「躍動感」を与えていましたね。メンデルスゾーン「第1番」のフィナーレは3人がお互い「煽ってる」のが伝わってきましたし。後半のチャイコフスキー「偉大な芸術家の思い出に」は、部分的には3人の個性が「モロ出し」なのに、不思議と音楽には一体感があるという。これぞ「一期一会」的室内楽の醍醐味といいますか。レコード黄金時代に「百万ドルトリオ」(ルービンシュタイン/ハイフェッツ/フォイアマン→ピアティゴルスキー)というのがありましたが、ちょっとそれを思い出しましたね。21世紀のヨーロッパなので「百万ドル」でなく「百万ユーロ・トリオ」と呼んでみたくなりました。もっとも3人のうち2人はロシア出身なのがナンですが(苦笑)。個人的にはこの3人でぜひ来日公演をお願いしたいところです。

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2009.07.13

MTT at PMF

 現在札幌で開催されている国際教育音楽祭「パシフィック・ミュージック・フェスティバル」(以下PMF)も、今年で20回目となりました。音楽祭の提唱者バーンスタインの最後の来日となった第1回は、彼の病気降板がコンサート会場で大騒動になったことも含め大きな話題となりましたが、それからもう20年も経つのですね。
 
 さて今年はPMF20周年ということで、過去に音楽祭の芸術監督を務めた2人の指揮者、クリストフ・エッシェンバッハとマイケル・ティルソン・トーマス(以下MTT)が来日しています。このうちエッシェンバッハは昨日(7月11日)と今日(12日)、マーラーの交響曲第2番「復活」を指揮しました。

 そして7月下旬にはMTTが札幌(25日)、大阪(27日)、東京(29日)の順にPMFオーケストラを指揮するわけですが、「Webシティさっぽろ」の中に、PMFとMTTの関係の深さが伺える、興味深い記事を見つけました。

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