TVで見たイエス・キリスト教会
先日「題名のない音楽会」を見ていたら、新司会者の佐渡裕氏が「新録音の仕事の下見」と称してベルリンのイエス・キリスト教会を訪れていました。私はTVに映し出される教会内部の映像を見て「おおっ!カラヤンのレコードで見たのと一緒じゃん!」と心の中で叫んでしまいました。そう思ったのは私だけでなかったようで、佐渡さんもステンドグラスに目をやると「カラヤンがジャケット写真に使ったのはこのアングルから撮ったやつじゃないかな」みたいなことを話しながら、カラヤンの立ち姿を真似たりしていました。
イエス・キリスト教会といえば、かつてレコード各社がセッション録音に好んで用いた場所として、中年以上のクラシック音楽ファンにはおなじみではないでしょうか。レコード音楽産業華やかなりし頃は(同教会のように)録音に重用される建築物が、欧州各都市に存在していました。ドレスデンの聖ルカ教会、ウィーンのゾフィエンザール、ロンドンのキングスウェイ・ホールといった名前は、ジャケ裏などで随分と目にしたものです。現在ゾフィエンザールは火災で焼け落ちた後廃墟となっているそうですし、キングスウェイ・ホールは解体されて、今は同じ場所に同じ名前を冠したホテルが建っています。低調な現代のレコード業界を象徴するような、寂しい話であります。





こんばんは、おかかです。最近インフルエンザが流行の兆しを見せているようです。皆様も寒さ厳しき折、くれぐれもご自愛ください。私も最近予防接種を済ませたところです。ワクチンの効果が出るまでの二週間、果たして大丈夫でしょうか。

ウェブラジオでシューラ・チェルカスキー(1911-95;写真)の弾くラフマニノフ「ピアノ協奏曲第3番」を聴きました。1969年5月16日、ブルガリアはソフィアでのライヴです。当時ブルガリアは「鉄のカーテン」の向こう側だったわけで、そのせいか録音自体は冴えません(しかもモノラル)が、チェルカスキーのピアノは実に「冴えて」います。彼でしか成しえない、独特としか言いようのない節回しはもちろん随所で聴かれますし、晩年の彼に無い「重厚さ」が、当時60歳の彼の演奏にはあります。その「重厚さ」が、この大曲をより魅力的なものにしています。
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「だめだ…、どうしても欲望を抑えられない…。そこに手が伸びてしまいそうだ…」。私はCD店のクラシック・コーナーの一角で悶々としていた。
ドイツの新聞にクルト・ザンデルリンクの最新インタビューが掲載されていることを、ブログ「