2009.08.27
明日(8/28)、日本のNHK-FMが「BBCプロムス2009」からマッケラス指揮BBCフィルハーモニックの演奏会(Prom 12)をオンエアします 。先月のロンドンでのライヴが早速楽しめるのは良いのですが、個人的にどうにも解せないのは、メインのホルスト「惑星」が全曲放送されないという点です。
たしかにこの日のコンサート は、エルガー「コケイン」とディーリアス「山の上の歌」と合わせて100分以上かかるので、平日夜の音楽番組「ベストオブクラシック」の放送枠に収まらないのは事実です。しかしわざわざ惑星の「金星」(平和をもたらす者)1曲だけをカットしなくても、という思いは残ります。
私はマッケラスの「惑星」を「ABC Classic FM」のウェブラジオを通じて今週月曜日に聞きました。PC録音したので「金星」の演奏時間を測定してみたら、8分20秒でした。これを流すために10分放送時間を延長するなりして、時間を工面すれば済む話だと思うのですが。それがダメなら4時間のクラシック音楽ライヴ放送枠がある日曜日に回すのもテですし、1日で一気にオンエアしなくても2日間に分けても良いような気もします。何よりネットでは全曲聞けるのにFM放送だと一部カットというのは、インターネット接続環境の無い音楽ファンにとって「不公平感」が残るのではないでしょうか。
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2009.08.26
もうすぐ衆議院選挙の投票日ということで、どこに投票するか決めている方、そうでない方、いろいろおられるかと思います。そんな選挙行動にどれだけ影響を与えるかどうかはわからないけど音楽ファン、特に「DSCH」の4文字に目のない方にとって気になるコネタを。
日本共産党中央委員会幹部会委員長を務める志位和夫氏がクラシック音楽ファンであることは、ウィキペディア日本語版 でも記されるほどですのでご存じの方もおられるかと思いますが、彼が9年前に今は亡き音楽情報誌「グラモフィン・ジャパン」の取材に応じ、クラシック音楽、とくにショスタコーヴィチへの思いを熱く語ったことがありました。今日はその中身から気になる箇所をご紹介していきましょう。
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2009.08.10
最近はやりの「Twitter」でウィグモア・ホールの中の人が「YouTubeで猫がシェーンベルクの3つのピアノ曲(作品11)を弾いているよ」とつぶやいた のを見て「ほほう。ピアノを弾く猫のための協奏曲 が最近できたばかりだというのに、いきなり新ウィーン楽派ですかぁ。猫ピアノ界の進歩は早いなぁ」と感心するとともに、早速動画を拝見。
(管理人註)これは第1曲。残りのリンク先はこちら(→第2曲 、第3曲 )。
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2009.07.21
普段ならウェブラジオの感想をmixiに書くところですが、今日はスリリングなライヴが聞けたので表ブログの方に。
今月14日「モンペリエ音楽祭」でのシルヴィア・マルコヴィチ、アレクサンドル・クニャーゼフ、そしてエウゲニ・キーシンの3人によるピアノ・トリオの演奏(→公式サイト )を本日「France Musique」で聞いたのですが、まずキーシンがピアノ・トリオをやるというのが新鮮。キーシンの室内楽って意外というか正直ピンとこない。ネット情報だと時々やってはいるみたいですが、少なくとも私が聞くのは今回が初めて。そしてキーシンと絡むのがクニャーゼフ!あの圧倒的な存在感のチェロはキーシンと十分に渡り合えそう。そしてそんな2人と共演するヴァイオリンのマルコヴィチ。CDこそ少ないですがわたし大好きです。まだ彼女のことをご存じでない方は、YouTubeにあるサンサーンス やラロ「スペイン交響曲」 をどうぞ。
ということでちょっと珍しい組み合わせの3人による室内楽だったのですが、ソリストたちの強い自己主張が良い方向に働いて、音楽に「動き」と「躍動感」を与えていましたね。メンデルスゾーン「第1番」のフィナーレは3人がお互い「煽ってる」のが伝わってきましたし。後半のチャイコフスキー「偉大な芸術家の思い出に」は、部分的には3人の個性が「モロ出し」なのに、不思議と音楽には一体感があるという。これぞ「一期一会」的室内楽の醍醐味といいますか。レコード黄金時代に「百万ドルトリオ」(ルービンシュタイン/ハイフェッツ/フォイアマン→ピアティゴルスキー)というのがありましたが、ちょっとそれを思い出しましたね。21世紀のヨーロッパなので「百万ドル」でなく「百万ユーロ・トリオ」と呼んでみたくなりました。もっとも3人のうち2人はロシア出身なのがナンですが(苦笑)。個人的にはこの3人でぜひ来日公演をお願いしたいところです。
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2009.07.13
現在札幌で開催されている国際教育音楽祭「パシフィック・ミュージック・フェスティバル 」(以下PMF)も、今年で20回目となりました。音楽祭の提唱者バーンスタインの最後の来日となった第1回は、彼の病気降板がコンサート会場で大騒動になったことも含め大きな話題となりましたが、それからもう20年も経つのですね。
さて今年はPMF20周年ということで、過去に音楽祭の芸術監督を務めた2人の指揮者、クリストフ・エッシェンバッハとマイケル・ティルソン・トーマス(以下MTT)が来日しています。このうちエッシェンバッハは昨日(7月11日)と今日(12日)、マーラーの交響曲第2番「復活」を指揮しました。
そして7月下旬にはMTTが札幌(25日)、大阪(27日)、東京(29日)の順にPMFオーケストラを指揮するわけですが、「Webシティさっぽろ」の中に、PMFとMTTの関係の深さが伺える、興味深い記事 を見つけました。
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2009.07.04
先日音楽之友社から「世界のオーケストラ名鑑387」(→アマゾン )なるムック本が出版されました。世界の管弦楽団387団体を紹介するという、まさにオーケストラの「百科事典」といえる内容に驚嘆しつつ、世界に存在するオーケストラが数千、いや数十万と存在するなかで「387団体」をセレクトした理由もしくは根拠がどこにあるのか、いささか首を傾げたくなる部分もあったりしました。
ということでここでは「世界の~」が取り上げなかったオーケストラの中から、「これは掲載せんとイカンでしょう!」というものをサルベージしたいと思います。なお「世界の~」では、「盤鬼」こと平林直哉氏をはじめとする日本の有力音楽ライターたちが健筆を振るっておられます故、筆力の及ばない拙ブログでは簡潔な紹介に留めたいと思います。
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2009.06.27
世の中には面白いことを考える人がいるものですねぇ。シベリウス「交響曲第5番」の終結部を17人の指揮者、21種類の録音で聞き比べてみよう、という動画ファイルを作った人がいるんですね。
「庭は夏の日ざかり 」で知ったのですが、これぞまさに「職人芸」といいますか。クラヲタの「ツボ」を心得てますな、この職人さんは。私も眺め聞きながら楽しんでしまいました。まあ「楽しんだ」といってもアハハと笑ったわけでなく、この個性的で印象的な「最後の数小節」をマエストロたちがどう処理しているのか、聞いていてそこが面白かったのですけど。
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2009.06.20
テノールホルンという楽器は、マーラーの交響曲第7番の冒頭部で「♪パパ~~パパ~」と野太い音を出す楽器としてクラヲタにお馴染みですが、こんな使い方もあったんですねぇ。フライブルクのパブでは、テノールホルンをあることに利用しています(参照 )。どんなことかというと…。
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2009.05.01
2009.04.27
「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」本公演まであと7日となりました。マスタークラス や展示ホール(リューベック広場) といった、有料公演チケットを持っていれば入場できる無料イベントのプログラムも続々と明らかになっています。あと屋台村脇のキオスクに出演 するアーティストも明らかになっていますが、新村理々愛 さんも出るんですね。「題名のない音楽会」などのテレビ出演で既にお馴染みの存在ですが、一度生で聞いてみたいと思ってたんですよ。彼女はMCも面白いので、そちらの方にも期待してみたいと思います。
そしてこれも毎年恒例、映画上映 もあります。今年はバッハにちなんだ映画とのことですが、上映されるのは「Mein Name ist Bach」(日本初公開)、タルコフスキーの「鏡」、ベルイマンの「サラバンド」の3本ですか。バッハの映画といえば私が真っ先に思いつく「アンナ・マグダレーナ・バッハの日記」(または「年代記」/→アマゾン )が上映されないのはちょっと寂しいです…。あと「無伴奏『シャコンヌ』 」(1994)という、バッハが効果的に使われている映画があって、私は未見ですが「いつかコレ観てみたいなぁ」とずっと思ってるのです。アマゾンのカスタマーレビュー も、ものすごく熱烈なものばかりですし、DVD化を待望するファンも多いようです。もしこれが上映されたら、喜ぶ映画ファンがたくさんいたと思うのですが。
あとこれはややマニアックですが、ヤン・シュヴァンクマイエル 監督の短編映画「G線上の幻想」(1965)もあります。バッハの「幻想曲とフーガ ト短調」(BWV542)に付けられた映像が、なんともシュールで、なんとも印象的。これはYouTubeにもありますので、興味ある方はとりあえずどうぞ。
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2009.04.19
「ライフハッカー」日本版 で「12000以上のラジオ局をストリーム&録音できる」と紹介されていたので、モノは試しにと思いダウンロードした「Radio Sure 」ですが、これは便利そうですね。
私が便利だと思ったのは2点。ひとつは、世界中のあらゆるジャンルのネットラジオがプリセット済だという点。クラシック音楽専門局も、私が当ブログのサイドバーでリンクしている放送局はほとんど全て押さえています。というか「Radio Sure」がカヴァーしているのはそれ以上です。操作が直感的で解りやすいのも有り難いところ。
もうひとつの便利機能は、録音ができることです。「Radio Sure」の左下のほうある録音ボタンを押すと、録音が出来てしまいます。私はとりあえずWindows XPで動作確認をしました。Vistaでどうなるかは不明ですが、「ウェブラジオって面白そうだけど、なんかとっつきにくそう…」という方には、うってつけのソフトだと思います。
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2009.04.18
「YouTubeが投稿動画でメンバーを募集してオケを組織する」「カーネギーホールで演奏会を開く」と聞いたとき、「どうせタン・ドゥンの新作と、あと交響曲1曲やってシャンシャンでしょ」と思ってたのですが、今月15日に行われた「YouTube Symphony Orchestra」(以下「ようつべ響」)のライヴは前後半合わせて約2時間半と、クラシックの演奏会としては長尺のものとなりました。そしてライヴ動画は(当然ながら)「YouTube」上にアップロードされています(動画1 、同2 )
ここで当日取り上げられた全曲目のリストを挙げておきます。
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2009.04.17
動画投稿サイト「YouTube」にupされてから僅か7日間で、累計2000万近くのアクセスが殺到している動画があります。それはイギリスの素人参加番組「Britain's Got Talent」でミュージカル・ナンバーを歌った一人の中年女性の映像です。とりあえず下のリンクからどうぞご覧下さい。
▼Susan Boyle - Singer - Britains Got Talent 2009 (With Lyrics)
この動画を見た賢明な読者なら、「ははぁん、これはポール・ポッツ に続く2匹目のドジョウかな」と感づくことでしょう。ステージに立った女性の冴えない風貌。審査員たちの投げやりな態度。そして女性が声を発したあとでの、まさに「ザ・掌返し」と言いたくなるオーディエンスのリアクション。何もかもが元携帯電話セールスマンの時とおんなじです。
でも私はこの女性に強く惹かれました。といいますか、「レ・ミゼラブル」のナンバーを歌ったスーザン・ボイルの「アゴ」に強い興味を抱きました。骨太で重厚で、存在感あふれる下顎骨。これを見て、私は不世出のワーグナー・ソプラノ、ビルギット・ニルソンや、「ラ・ステュペンダ」(比類無い声を持つ女性)と讃えられたジョーン・サザランドのことを思い出しました。などと勿体ぶった表現をしていますが、単刀直入に言えば「スーザン・ボイルは、立派な声を出しそうなアゴの持ち主」と言いたいだけなんですけど。
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2009.03.24
クラシック音楽界では古楽器を使用した演奏がずいぶんと一般的になりましたが、それとは逆に新しい音、新しい表現を求めて楽器を自ら創作する人たちもいます。ここでは「何だかよく分かんないけど、ナンか音が出てる…」的な創作楽器の数々をご紹介します。
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2009.03.20
ヴァネッサ・ラン(Vanessa Lann)という人が書いた「スプリング・エターナル」(Spring Eternal)という曲を、ウェブラジオで聞きました。ヴァイオリンとピアノによる二重奏曲で、演奏はパトリツィア・コパチンスカヤと大井浩明という「曲者」二人。ストリーミングの接続状況があまりよろしくなくて音が途切れ途切れだったけど、音楽は何とか楽しめました。
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2009.03.14
まー細かいコトを書くとキリがないので書きませんが、色んなことがあった「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2009」の「熱狂の日」フレンズ先行「WEBまとめ買い」。発売当日に画面がきちんと表示されず買えない公演があったり、全国のコンビニに端末を展開しているのにナゼかチケット入手方法が「郵送引取のみ」(要800円)だったり、果てには購入後必ず送られるハズの購入確認メールが届かず購入者を不安にさせたりと、かなりのストレスを感じながらのチケット争奪戦となったわけです(あ、書いちゃった…)。でもそんな苦労も、良い席が取れれば全てが吹き飛ぶハズだったのですが…。
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2009.03.05
先日、LP時代に製作されたクラシック音楽アルバムのカヴァーアート777枚を集めた写真集「CLASSIQUE Cover Art for Classical Music」をアマゾン で購入しました。洋書なので説明文はすべて英文ですが、クラシック音楽ファン、特にLP時代を経験された方ならカヴァーアートの数々を眺めているだけでも充分に楽しめると思います。私も写真集を眺めているうちに、かつてレコード店で棚を漁っていた時代を思い出しました。また写真集のなかに私の手持ちのレコードを見つけて、思わずニンマリもしました(笑)。
以下のエントリーでは私の所蔵するLPの中から、写真集「CLASSIQUE」でも紹介されたレコードや、写真集に掲載されたLPと似た雰囲気を持つ、なつかしいジャケ写などをうpしてみたいと思います。
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2009.03.04
あー、結局買っちゃいました。「ラ・フォル・ジュルネ金沢 」(以下LFJK)のチケット。これで今年は金沢でモーツァルト、東京でバッハと「ダブル熱狂」確定です。ほんとバカですね<私。
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2009.02.25
…というタイトルが音楽業界各位に対し不謹慎きわまりないことを承知でカキコ。
HMVの告知 をみて思わず発泡酒吹いた(笑)。「近所の八百屋さんで見かけた」「TSUTAYAで借りたVシネマに出てた」など、様々な目撃証言が噴出したアノ中年男性のCG画像 がジャケ写に…。これは注目せざるを得ない(笑)。ということで大井浩明氏 のクラヴィコードによる「フーガの技法」の告知でありました。それにしても一瞬「ちゃんとアイゼナハのOK貰ってるんかいな」と心配になったけど、ちゃんと承諾を得ているようなので一安心。
ちなみにこのバッハの復元像、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2009「熱狂の日」音楽祭 期間中、東京国際フォーラム内の相田みつを美術館で開催される「バッハの素顔展 」で展示されるそうです。
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2009.02.21
2009.02.15
一昨日に春一番が吹いたからでしょうか。昨日はやたらポカポカ陽気で、一足早く春が来たような天気でした。パーカーを羽織って外へ出かけたのですが、余りに暖かくて途中で脱いじゃいました。
でどこに行ったかというと…;
「これは北欧の集合住宅です」とキャプションを付けてもなんら違和感のないモダンな外観ですが実はコレ、静岡県・袋井にある公共施設です。名前は「月見の里学遊館 」といいます。「月見の里」とは、なかなか趣のある名前です。山奥の温泉旅館っぽくもありますが。
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2009.02.11
あー迫力あるなー。壮観だなぁ。見とれてしまうほどの存在感だなぁ。棚に置いたら目立つだろうなぁ…。でもこんだけ聞くのに何時間かかるの?全部で226枚だから、休まずに聞き続けるとしたら1枚70分計算で15,820分。時間に直すと264時間、ちょうど11日分。さすがに11日間寝ずに聞き続けるのはキツイから1日1枚ペースにしたら、226日かかるんですか…。あーなんでこんなに買っちゃったんだろ。あっ、英国amazonだと円高ポンド安の影響で安く買い物できちゃう んで、ついポチポチしちゃったんだよな…。なにしろこんだけ買って約4万円だからね。関税が1000円かかったけど、それでも41,000円だし。
そうだなぁ、こっちに手をつけるのはストラヴィンスキーBOX を全部聞いてからだな(笑)。
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2009.01.23
アメリカ合衆国の第44代大統領にバラク・オバマ氏が就任しました。黒人初の米国大統領は就任演説 で「私の父は60年前にはレストランにさえ行けなかった」と述べましたが、今から遡ること64年前、1945年にベルリン・フィル(BPO)を指揮した黒人音楽家がいます。
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2009.01.17
イギリス出身のピアニスト兼作曲家、スティーヴン・ハフがブログを始めたようです↓
▼Telegraph.co.uk - CADENZA
最新記事 ではベルリン・フィルの管楽奏者、ミヒャエル・ハーゼル とマリオン・ラインハルト らによって初演されるハフ自身の新作「ピッコロ、コントラファゴットとピアノのための三重奏曲」(!)について触れています。あとシカゴのシンフォニー・ホールの楽屋紹介 などもあります。ところで、このエントリーのタイトルに「I」と付いているのはひょっとして…、世界中のコンサートホールの楽屋を紹介し続けるつもりなのでしょうか。今後彼がリサイタルを開くときには、ホールスタッフは楽屋をいつも以上にキレイにしておいた方がいいかもしれませんね(笑)。
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2009.01.13
去年4月から指揮者の佐渡裕氏を新司会者に迎えたのを機に、昔の名前に戻した「題名のない音楽会 」。「これは番組発足当時の初心に帰るという意志表示なのかな」と思ったのも束の間、エンターテイメント性を追求した番組企画が相変わらず多く、個人的には物足りなさを感じていました。「新しいページをめくりまショー!」という決めゼリフもイマイチ馴染めない私は、初代司会者であった黛敏郎氏の時代を懐かしむことも、一度や二度ではありませんでした。
そんな「題名~」が突如、日本の作曲家たちを紹介する「日本の巨匠」シリーズを始めると発表しました(参照 )。これはちょっと…、昔の「題名~」を彷彿とさせる「ややマニアック」な企画ですので、古くからの同番組ファンとして期待せずにはおれません。
第1回目の放送では黛敏郎が取り上げられます。これは「題名~」としては最早避けて通ることのできない、必然的なチョイスといえるでしょう。番組では「音盤考現学」「音盤博物誌」の片山杜秀氏も登場するとのことで、「とにかくカッコいい!」という司会者のコメント以上の、切れ味あふれる発言を期待したいと思います。
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2009.01.12
METライブビューイング 鑑賞歴も「サロメ 」に続いて2度目、もうすっかり「映画館でオペラ」の雰囲気に慣れてしまった私は、フィッシュ&チップスをホールに持ち込んで、ビール飲みながら観ることにしました。これって絶対、コンサートホールで出来ない芸当ですからね。でもポテトを口にしたとき「アッ、食べ物を噛む音が隣の人の耳に入ったらどうしよう…」と思ってしまうと、もう音が鳴ってるあいだは何も口に出来なくなってしまって…。場面転換のシーンがスクリーンに映し出されてるときに慌てて口にかき込んでました(苦笑)。でも映画館でオペラ鑑賞のときに隣の方が飲食してたら、皆様はどう思われますか?これはぜひ読者のご意見を伺いたいところです。というか主催する松竹の人たちも知りたいと思いますよ。
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2009.01.09
▼NHK番組表 - ETV50クラシック・アーカイブ~和洋名演名舞台~ -第2部・世紀の名演奏-
カルロス・クライバーが1986年に来日したとき、東京・昭和女子大学人見記念講堂で演奏したベートーヴェン「交響曲第7番」が、本日NHK教育TVでオンエアされます。このライヴは公演後に1度だけNHKで放送されましたが、その後今日まで再放送の機会はありませんでした。私はこの「ベト7」のビデオを何度も見返しましたし、その後DVDにも焼き直して、今でも時々自宅で眺めてはクライバーの猛烈ぶりを堪能しています。この映像がクライバーの死後5年が経った今年、ようやく公共の電波で流されるわけです。まあYouTubeでも見れないわけではありません が(苦笑)、「ここでカルロス火を噴いた!」的な壮絶演奏を未見の方は是非。
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2008.12.31
(写真)東京オペラシティ入口に飾ってあった門松です。
慌ただしく今年中に仕上げないといけない用事を片付けたあと、今日は東京オペラシティのほうで「アイ・ラブ・ベートーヴェン 」を聴いています。小林愛美や辻井伸行といった、ほんとうに若いピアニストたちがとても素晴らしい演奏を聴かせてくれたので、世間的にも個人的にも「激動の年」だった2008年を良い形で締めくくれそうだな、と喜んでおります。
これが今年最後のエントリになりそうです。それでは皆様、どうかよいお年をお迎えください。
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2008.12.23
「レコード芸術」誌がこのたび、創刊700号 を迎えました。読者の一人として、心よりお祝い申し上げます。
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2008.12.18
先日「おかか1968」ダイアリーは、累計50万アクセスを達成いたしました。色々と至らないところの多いブログではありますが、連日多くの方々にお越し頂き、本当に感謝しております。
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2008.12.16
ワーグナー専門音楽情報サイト「Wagneropera.net 」が、世界中の音楽関係者やライターらに「あなたのオススメのワーグナーのCDやDVDを教えて下さい」という内容のアンケートを行い、先日その結果がネット上で公開されました。
▼Wagnerians recommend Richard Wagner on CD or DVD
アンケートに回答した方々は、以下の23名です。オペラ歌手や演出家、音楽評論家だけでなく、海外の有力ブロガーも含まれています。
●ハンス・ユルゲン・ジーバーベルク(映画監督)
●ハルトムート・ヘンヒェン(指揮者)
●ペーター・コンヴィチュニー(演出家)
●リオバ・ブラウン(歌手)
●ペネロペ・テューリング(音楽評論家、「ハンス・ホッター 」の著者)
●カスパー・ベック・ホルテン(「コペンハーゲン・リング 」の演出家)
●アンネ・エヴァンス(歌手)
●Barry Millington(音楽評論家、「ワーグナー・ジャーナル」編集長)
●Erling Guldbrandsen(オスロ大学教授、音楽学者)
●デトレフ・ロート(歌手)
●イレーネ・テオリン(歌手)
●Nila Parly(音楽学者)
●「Mostly Opera 」管理人
●Vincent Vargas(「Wagner Opera 」管理人)
●マーク・ベリー(「Boulezian 」管理人)
●Mike Ashman(演出家、音楽ライター)
●「Intermezzo 」管理人
●Eva Märtson(国際ワーグナー協会総裁)
●フランチェスカ・ザンベッロ(演出家)
●Mike Scott Rohan(音楽評論家)
●Tom Borer(フロリダ州ワーグナー協会)
●German A. Bravo-Casas(ニューヨーク・ワーグナー協会)
●Per-Erik Skramstad(「Wagneropera.net 」管理人)
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2008.12.04
私も読みました<「BRUTUS 」最新号のYouTube特集。何だかんだ言っても好きなんですよYouTube。
そして当ブログは普段からYouTubeのお世話になりっ放しですからね。というか、YouTube抜きでは「おかか1968」ダイアリーは成り立ちませんもの。私の胸の中は「本当にいつもお世話になっております」「ありがとうYouTube様」という感謝の気持ちで一杯なのです。
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2008.12.02
先日ネット上でこんな記事を見つけました。
▼CNN.co.jp. 小道具の頭がい骨は本物だった 英劇団のハムレット公演
ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー (以下RSC)が「ハムレット」の舞台で(レプリカでなく)本物の人体の頭蓋骨を使っていたことを公演終了後に明らかにした、という記事です。
しかし音楽ファンにとって、それより興味深い事実があります。その頭蓋骨は、ポーランド出身のピアニストで、かつてRCAやパテ・マルコーニなどに数多くのレコーディングを遺したアンドレ・チャイコフスキー(1935-82)の「遺骨」なのです。
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2008.11.09
1枚12万円もするCDを見つけました。最近話題のガラスCD じゃないですよ。昔からある、一般的なプラスチック製CDで12万円です。
▼Amazon.co.jp - Telemann: Solo Works [Import] [from US]
ブログ「Le Concert de la Loge Olympique 」で知りましたが、なんですかコレは(笑)。廃盤モノCDで人気アーティストの商品なら1万円の大台を超えることも珍しくないのですが、12万円とは恐れ入りました。
でもこれが米Amazonの「Amazon mp3」だったら8ドル99セントで手に入る というのが、なんとも悩ましいですなぁ。日本円にすると約900円ですよ(笑)。当ブログで何度も書いてますけど、米国内限定の「Amazon mp3」、はやく日本でも始めてくれないですかねぇ。
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2008.11.03
●「METライブビューイング 」に行ってきましたよ。METの今シーズン最初の公演「サロメ」を観に行きましたよ。
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2008.10.22
▼アスキー新書「ストラディヴァリウス」
(横山信一著, Amazon /bk1 )
最近新書を読む機会が増えた私ですが、読んでいてこれほど「凄み」を感じる新書に出会ったのは初めてかもしれません。世の中には「俺たちスゴイことをやったんだぜ!?」と自慢する輩が沢山います。地球存亡の危機を救ったかのような語り口で、実際は自宅の部屋そうじ程度の仕事しかこなしていない人は、それこそ掃いて捨てるほどいます。しかし本当にスゴイ仕事を成し遂げる人というのは、決して自身が成しとげたことを高らかに自慢したりしないものです。この本を著した横山進一氏は、間違いなく後者に属する人物です。冒頭部で彼は、現存する600挺あまりのストラディヴァリウス(以下「ストラッド」)の半分と対面し、実際にそのサウンドを確かめた、と記しています。実にあっさりと書かれているのでうっかり見落としてしまいそうですが、クラシック音楽に関心のある方なら、さりげなく書かれたその一節の持つ「重み」が実感できるはずです。300挺のストラッドに出会うために、一体どれだけの時間、どれだけのお金が費やされたのか。そもそもそれほど多くのストラッドに出会うためには、楽器に関わっている多くの関係者の「信頼」を得る必要があります。その「信頼」を得るために、著者はどれほど努力したのか。そのことに思いを馳せると、本当に気が遠くなりそうです。
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2008.10.21
今月23日(木)にオーストラリア放送協会「ABC Classic FM」でベルゲン・フィルと自動ピアノの共演という、ちょっと変わったコンサートがオンエアされます。曲目はベルゲンに縁のある作曲家グリーグの「ピアノ協奏曲」、ピアノ・ロールの「ソリスト」はパーシー・グレインジャー(1882-1961)です。
10/23 (Thr) 11:05-14:05 (現地時間 13:05-16:05/AEDT)
ABC Classic FM (wma )
アンドリュー・リットン指揮ベルゲン・フィル
グリーグ:ピアノ協奏曲、マーラー:交響曲第9番
番組表 を見る限り、この演奏会で用いられたのは、グレインジャーが1921年に残したピアノ・ロールのようです。自動ピアノ「Duo-Art」のカタログ にも、このグレインジャーのグリーグがリストアップされています。カタログ番号は第1楽章から順に「#6475」「#6479」「#6485」です。あとこれは裏が取れてないので何とも言えないのですが、ここ にあるmp3が、このピアノロールの演奏っぽいですね。時間が許せば、「ABC Classic FM」の放送を聞いて比較してみたいと思います。
さてグレインジャーという名前は、吹奏楽経験者なら「リンカンシャーの花束」でご存じかとは思いますが、「ピアニスト」グレインジャーが顧みられる機会は、日本では殆どないのではないでしょうか。ましてやこのオーストラリア出身(そうなんです。私もイギリス人だと勘違いしてた時期がありました:笑)の歴史的音楽家が、ノルウェーの巨匠・グリーグと個人的に親しい関係にあったことを知る人は少ないのではないかと思われます。2人の関係についてはWikipedia にも触れられてはいますが、ここではWikipediaに記載されていない事を中心に書いてみたいと思います。
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2008.10.13
昨日サロメを観に行ったびわ湖ホールでも、たくさんのチラシを頂きましたが、その中で気になったものを幾つかご紹介したいと思います。
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2008.09.30
昨日付のエントリーで「アイ・ラブ・ベートーヴェン 」のことを紹介したとき、「音楽界の第一線で活躍するピアニストたち16人 」と書いたのですけど、あとで出演者の顔ぶれを見て一人だけピンと来ない名前があったんです。その方が小林愛美さんだったんですが、しばらく「誰だっけな」「誰だっけな」と無い頭を振り絞りミトコンドリアを総動員して思い出そうとしてたんです。結局昨日は思い出せずにそのまま就寝。そして今日、車を運転してるとき、綻んでいた記憶の糸が突然はらりと解けました。「あっ!あの山口の…、ピアノがめっちゃ上手な女の子だ!」。そのあと私の記憶の氷河がどんどん溶けて、以前見た数々のようつべ動画の存在を思い出しました。
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2008.09.24
10月16日に発売予定のゲーム「Wii Music」(→アマゾン )の動画デモが公式サイトにあります↓
▼Wii.com JP - Wii Music : きょうの楽器
「Wii Music」で体験できる様々な楽器(←「楽器」といえないものも含まれてますが:笑)の楽しみ方が、動画で紹介されています。
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2008.09.16
只今絶賛来日公演中のウィーン・フィルですが、川崎での初日公演に先立って9/13(土)にサントリーホールで「ウィーン・フィル首席奏者によるマスタークラス 」が開催されました。今回の講師は、トロンボーン奏者のイアン・バウスフィールド。8年前(2000年)に入団した当時は、「ウィーンとは縁遠いイギリス人奏者が、ロンドン交響楽団から移籍してきた」ということで話題となりましたが、今やウィーン・フィルを代表する奏者の一人となった感があります。
そんなバウスフィールドの講義中の発言の一部が、以下のブログで明らかになっています↓
▼帆立の貝柱 - 見事!見事な了解である
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なんだか「かっちりマンデー!!」のサイゼリヤ特集がネットで話題になっているようで。
▼teruyastarはかく語りき - サイゼリヤがすげーw
この番組、わたし毎週見てます。というか毎週録画して、面白かったら何回も見てます。「セコロジー」特集は「よくそんな節約法見つけるなぁ」と感心することばかりですし、なぜか鉄道ネタが多いのも個人的にツボだったりします。
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2008.09.11
なんか最近無性に聞きたくなっちゃいました。
アース・ウィンド・アンド・ファイアー(EW&F)です。写真のは橋本徹氏によるコンピレーション「Free Soul - The Classic Of Earth Wind And Fire」(→Amazon )です。
さて私がEW&Fを聞きたくなったきっかけは、ある演奏会でした。
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2008.09.08
2008.09.03
「CLASSICA」の最新エントリ↓
▼「ナイジェル・ケネディのベートーヴェン&モーツァルト」
ジャケ裏写真に写ってるナイジェル・ケネディが、サンダーランドのレプリカユニを着てるそうで…。たしか彼ってアストン・ヴィラのサポーターだったんじゃ…。ひょっとして贔屓のチームを変えちゃったの!?
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2008.08.25
以前当ブログで、アメリカ限定のダウンロード販売「Amazon mp3」のことを取り上げました。
▼アメリカならクレメンス・クラウスの「リング」がたった14ドル(但しmp3)でゲットできるというのに… (2007年10月2日付)
▼クレメンス・クラウス「リング」のmp3 米アマゾンでの大廉売終了 (2007年10月4日付)
去年の一時期、クレメンス・クラウス指揮のワーグナー「ニーベルングの指輪」が「Amazon mp3」で13ドル98セントという、なんとも出血サービスなプライスでダウンロード販売されました。この「激安リング」に全米の音楽ファンは直ちに反応し、「Amazon.com」ダウンロードチャートでは一時「Richard Wagner」が第4位を記録しました。クラシック音楽チャートでなく、オールジャンルで第4位です。結局数日中にバーゲンセールは終了してしまいましたが、太平洋の向こう側では(一瞬ですが)「リング」がチャートを賑わせるという異常事態が起こったです。
しかしこの「Amazon mp3」を、日本のネットユーザーが購入することは出来ません。私は自宅から何度も購入を試みましたが、何度も何度も「We are sorry...」の画面を見る羽目になってしまい、大いに落胆したのを覚えています。一曲あたり約1ドル、アルバムでも10ドル以下、しかもDRMフリーで手に入るという「Amazon mp3」についてアマゾンは「今年中には米国以外でも提供を開始する 」と述べていますが、日本でのサービス開始の予定については、いまだ明らかになっていません。
さて2008年8月25日(つまり今日)現在、クラウスの「リング」は一体いくらなのか。ふと気になったので米Amazonで調べてみました。
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2008.08.18
実は私、北京五輪の開会式のTV中継を見ていません。あのチャン・イーモウが総監督を務めることは知っていましたし、当ブログの準レギュラー(笑)ラン・ランもピアノ演奏で花を添えるという情報も入っていました。でもこの開会式がどのようなものになるのかを想像したとき、どこかで中華人民共和国「らしさ」を出してくるのでないか、という危惧があったので「そんな場面を目にして気分を害するよりは…」と思い、生で見ることを回避したのです。結局はロス五輪の体操競技で具志堅幸司の「好敵手」だった李寧さんの聖火点灯のシーンだけは見たものの(最終走者が誰なのかには興味があったので)、それ以外は再放送も観ていません。
その後五輪開会式を巡って、幾つかの「偽装」とも言われかねない「演出」があったことが次々に明らかになりました。そのうちの一つ、いわゆる「口パク少女」の件について、チャン・イーモウ自身が日本のメディアにコメントしています。
▼少女の口パク「私が決めた」 五輪開会式総監督単独会見
(朝日新聞、2008年8月18日付)
ここでチャン・イーモウ氏は「口パク少女」の出演は「私が決めた」と述べています。さらに「モラルの問題ではないし、そんなに重大な問題とは思わない」「一種の創作だ」ともコメントしています。
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2008.08.17
▼~ 思わず出撃したくなるクラシック・メドレー ~ (ニコニコ動画)
なるほど。アルと思います。(←天津木村風)
というわけで私も考えて見ました<オレ的「出撃」したくなるクラシック。
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2008.08.10
いや、「急に」(Q)「うどんが」(U)「喰いたくなった」(K)んです。出来れば香川まで行きたいところですが四国は遠いし…、ということで車をひとっ走りさせ、阪神北地域のうどん屋さんをハシゴしてきました。
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2008.08.09
赤塚不二夫の葬儀 でタモリの読んだ弔辞 が話題になっています。故人との関係の「濃密さ」、故人に対する思いの「深さ」、そして虚心のない「感謝」に満ちた弔辞の内容もさることながら、弔辞を読んでいるあいだ手に持っていた原稿が白紙だった(らしい) ことも、世間を驚かせています。「あんなにすばらしい文章なのに…、ひょっとしてアドリブ!?」「タモさんすごいなぁ」というわけです。
コトの真偽はともかく、「タモさんがアドリブで弔辞を読んだ」と聞いて、私は彼が「早稲田大学モダンジャズ研究会 」の出身だったことを思い出しました。モダン・ジャズといえば、ビバップからモード・ジャズへ、人物でいえばチャーリー・パーカーからマイルス・デイヴィス、果ては秋吉敏子に至るまで、さまざまな様式の変遷はありつつも即興演奏、すなわちアドリブを基調とする音楽なわけで(という理解でよろしいでしょうか!?←ジャズに詳しい読者の皆様)、タモさんが青年期にライヴを通じて、様々な「アドリブ体験」を享受したであろうことは容易に想像できます。もしかして、その体験がタモさんの脳を鍛え、「いざ」という場面でアドリブを難なくこなす「アドリブ脳」を形成することになったのではないか、という「仮説」を立てたくなります。
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2008.07.26
▼テレメンタリー2008 - 「熱狂の日」がやってきた~2008年7月21日放送~
この番組、関西以外では既にオンエアされたようで、既にご覧になった方 によると、なかなか面白い番組だったそうです。関西では朝日放送(ABC)が今日深夜(1:40~2:10)に放送するようですので、私も録画して後でじっくり見たいと思います。
(追記)ということで私も見ました。評判通りの面白さで、興味深く拝見しました。
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「巨匠」演奏家といえば読者の皆さんはどんな名前を思い浮かべますか?フルヴェンだったり、ワルターだったり、ラジバンダリ(笑)。すみません…、言ってみたかったんです…。もうしませんから許してください。
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2008.07.23
レコードでしかその至芸に触れることのできない「巨匠」演奏家たちが、いつまでも「巨匠」と崇められる理由。それは、鬼籍入りした名演奏家たちの「新録音」や「新譜」がリリースされないからである。ゆえに「今度の新譜は酷かったねぇ」とファンの評価を下げるような事態を避けることができるのだ。なんちゃって(笑)。
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2008.07.21
休日を利用して長野県・松本市にある「鈴木鎮一記念館 」(→地図 )に行ってきました。鈴木鎮一氏(1898-1998)の功績については、当ブログの読者の皆様には改めて説明するまでもないでしょう。同氏が考案した独自の音楽教育システム(スズキ・メソード )は今や、日本に留まらず世界的広がりを見せています。リーラ・ジョゼフォヴィッツやヒラリー・ハーンも「Suzuki Method」の門下生です。
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2008.07.17
ようつべ界隈を散歩していたら見つけた↓
このコサック隊に入隊して、ここで披露された技を全てマスターしたら、間違いなくシェイプアップできるだろうなぁ。腹筋もぜったいに6つに割れるって。ビリーさんとこに入隊するよりもスゴイ肉体改造ができそう。
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2008.07.15
昨日ネット・サーフィンをしていたら、ロシア出身のヴァイオリン奏者で、肩に掛けて弾くチェロ「ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ」の製作者ならびに演奏家としても知られる、ディミトリー・バディアロフ氏のブログを発見しました↓
▼「Dmitry Badiarov's Baroque Violin Blog」
http://violoncellodaspalla.blogspot.com
URLもヴィオロンチェロ・ダ・スパッラです。バディアロフがこの楽器に対する思いの強さが伺えます。使用言語は英語が主体ですが、時々日本語の文章も織り交ぜています。奥様(フルート奏者の菅きよみ氏 )のサポートを得ているのかもしれません。
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2008.07.09
やっぱりマスメディアの宣伝効果って凄いなぁ、と改めて思い知らされました。NHK教育「芸術劇場」でライヒの「18人の演奏家のための音楽」がオンエアされて以来、ネットのあちこちで「ライヒすごい」「ライヒやばい」の大合唱ですよ。ウソじゃないですよ。試しにmixi会員の方はトップページの検索窓を使って、「ライヒ」に言及した日記を探してみてください。相当な数に上ります(7/9現在700件弱)。あと「芸術劇場」オンエア日だった7月4日の「はてなダイアリー」内「注目キーワード」第1位が「スティーヴ・ライヒ」 だったりします。ちなみに第2位は「猫の恩返し」です。7月4日は、ミニマル・ミュージックがジブリを超えた、記念すべき一日となりました(!?)。
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2008.07.08
2008.06.29
菓子職人はパティシエ、パン屋さんはブーランジェリー。そしてコックもシェフと、なんでもフランス語で言うようになった極東の地ニッポン。最近ではコンサートにもフランス語のタイトルのものを多く見かけるようで…。「何でもフランス語にすりゃ売れると思って…。全くほんとうに最近の音楽業界は…」とお嘆きの憂国クラヲタさんもおられるかもしれません。ホント、「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」を舌をかまずに言えるようになるまで一年かかりましたよ(苦笑)。本当に苦労したんですから。それがやっと言えるようになって、4年も経って慣れたと思ったら今度はナンですか?「ル・ジュルナル・ド・ショパン 」?これまた難易度高めのお題が眼鏡のフランス人から出ましたね…(苦笑)。しかしなんでまた言いにくいフランス語なんでしょう?フツーに日本語で「ショパンの音楽日記」でいいじゃないですか。聞き慣れないタイトルで他のコンサートと「差別化」を図っているのでしょうが、言いにくいのは困りものです。
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2008.06.18
「オーストリアで開催されているサッカー欧州選手権のあおりで、ウィーン国立歌劇場の客の入りが悪くなっている 」件ですが、このニュースを伝えるカナダCBCの記事 に対し、読者が「こうすれば客が集まるんじゃないか」というアイデアをコメント欄に寄せています。
"Why didn't they commission a new opera on the life of Maradona?"
(どうしてマラドーナの生涯を描いた新作オペラを委嘱しなかったんだい?)
"On second thoughts, make that Paul Gascoigne - then we English fans would have had something to attend!"
(ポール・ガスコインをオペラにするという手もありだな。そうすればイングランドのサポーターが観に来てくれるよ!)
うーん、どうなんでしょ。ちなみにスポーツ競技を取り上げたオペラといえば、長野五輪のアイスホッケー・チェコ代表の活躍を描いたオペラ「ナガノ」 や、リレハンメル五輪でメダルを争ったナンシー・ケリガンとトーニャ・ハーディングを主人公にしたもの がありますが、サッカーにまつわるオペラというのは聞いたことありませんね。
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2008.06.17
2008年6月10日付で、当ブログの管理人(おかか1968)は「大阪センチュリー交響楽団 」の賛助会員(個人)となりましたので、ここにご報告いたします。
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2008.05.31
(写真)1991年当時の「グラモフォン」誌の広告から
シェリル・ステューダーという名前を聞いて、読者の皆様はどうお感じになられるでしょうか。もしかしたら「えっ?そのヒト誰?」という方もおられるかもしれません。
80年代から90年代にかけて、音楽業界は「CDバブル」ともいえる活況を呈していました。この時期には今では考えられないほどの新譜がリリースされ、しかもよく売れました。全世界で1億枚以上を売り上げたマイケル・ジャクソンの「スリラー」がリリースされたのは1982年です。クラシックでは1990年にローマで開催された3大テノールのコンサートのライヴ盤が、1000万枚を超えるメガヒットとなりました。
メジャー・レーベルが数々のスター・アーティストと専属契約し、膨大なレコーディング・スケジュールを次々にこなしていたこの時代、DG(ドイツ・グラモフォン)を中心に録音活動を行っていたソプラノ歌手のステューダーは、タイトル数の多さで他の歌手たちを圧倒していました。Wikipedia によると、彼女が参加したオペラ全曲盤のセッション録音は41種ありますが、そのほとんどが88年から94年までの6年間に集中しています。それ以外にも歌曲の録音も行い、さらにはコンサートやオペラハウスでも活躍していたわけですから、その仕事量の多さには今更ながら驚かされます。
まさに「飛ぶ鳥を落とす勢い」だったステューダーですが、90年代後半になるとバタリと新録音が途絶え、やがて声の不調による活動休止などのニュースも聞こえたりするようになります。そのうちにマスコミやファンの間でも話題に上る機会が極端に減ってしまい、目立たない存在のまま現在に至る、といったところが多くの音楽ファンの認識ではないでしょうか。
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2008.05.26
こんなピアノを製造していたとは…!!!
なんか全然ピアノっぽくないんですけど。
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スティーヴ・ライヒ「ピアノ・フェイズ」の初音ミク版です。「庭は夏の日ざかり 」のSonnenfleck様にご教示頂きました。ありがとうございます。
▲ニコニコ動画 - 初音ミクでミニマル ”Hatsune Phase” for 2 Vocaloids
来日中 のライヒさんも是非。
(※)「ニコニコ動画」非登録の方は、こちら でご覧下さい。
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2008.05.20
巷で「ヘンだ」「ヘンだ」と評判のプレトニョフ指揮のベートーヴェンを、私もようやく聴くことができました。といってもCD演奏ではなくて、今年4月にパリのサル・プレイエルで行われたライヴから交響曲第6番「田園」をウェブラジオで聞いたのですが、「んんっ!?思ったよりもちゃんとしてるかも…」というのが第1印象でした。
確かにあの二段ロケット的展開の第1楽章冒頭部、第4楽章の嵐の場面でのコントラバスのしゃかりき具合、第5楽章突入直前の間延びしたクラリネットとホルンのソロ(一瞬マーラーが始まったかとオモタ)など、「大笑」ポイントは散見されたものの、やや気まぐれなプレトニョフの棒に、きちんと合わせてくるロシア・ナショナル管の合奏能力の高さには素直に驚かされました。ソロパートなどでは各奏者の技量も高さもうかがえますし、かなりポテンシャルの高いオケだと思います。そしてオケが上手いと、いくら局所的にエキセントリックであっても、音楽に妙な説得力が出てくるのが不思議なところです。第二ロケット噴射(爆)後の第1楽章の爽快さ、第2楽章の川の流れのような流麗さは聞きものでしたし、明朗なフィナーレも悪くなかったです。
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2008.05.19
東京オペラシティで開催される「コンポージアム2008 」に合わせて来日するスティーヴ・ライヒ。そんな彼の比較的初期の作品に「ピアノ・フェイズ」という曲があります。2台のピアノが奏でる反復音型のタイミングが少しずつズレていき、そこで生まれる響きの「妙」を楽しむ作品なのですが、2人の奏者の息がピッタリと合わないと格好が付かないという難曲でもあります。
その「ピアノ・フェイズ」をたった一人で弾きこなすという「特技」を持つ、Peter Aiduなるピアニストの動画がYouTubeにありましたのでどうぞ↓
(参照)
Sequenza21/. Everything Gets Easier.
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2008.05.14
先日「題名のない音楽会 」を見ていたら、新司会者の佐渡裕氏が「新録音の仕事の下見」と称してベルリンのイエス・キリスト教会を訪れていました。私はTVに映し出される教会内部の映像を見て「おおっ!カラヤンのレコードで見たのと一緒じゃん!」と心の中で叫んでしまいました。そう思ったのは私だけでなかったようで、佐渡さんもステンドグラスに目をやると「カラヤンがジャケット写真に使ったのはこのアングルから撮ったやつじゃないかな」みたいなことを話しながら、カラヤンの立ち姿を真似たりしていました。
イエス・キリスト教会といえば、かつてレコード各社がセッション録音に好んで用いた場所として、中年以上のクラシック音楽ファンにはおなじみではないでしょうか。レコード音楽産業華やかなりし頃は(同教会のように)録音に重用される建築物が、欧州各都市に存在していました。ドレスデンの聖ルカ教会、ウィーンのゾフィエンザール、ロンドンのキングスウェイ・ホールといった名前は、ジャケ裏などで随分と目にしたものです。現在ゾフィエンザールは火災で焼け落ちた後廃墟となっているそうですし、キングスウェイ・ホールは解体されて、今は同じ場所に同じ名前を冠したホテル が建っています。低調な現代のレコード業界を象徴するような、寂しい話であります。
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2008.05.03
今月1日にモスクワ音楽院大ホールで行われたベルリン・フィルの「ヨーロッパ・コンサート」 をウェブラジオで聴きましたが素晴らしかった!ラトルとベルリン・フィルのコンビで、これほど音楽的に充実した演奏を初めて聴きましたよ!私はコレを待ってたんですよ!
ラトルがベルリンに来てからというもの、なかなかピンとくる演奏に巡り会えず、ずいぶんとイライラさせられたものです。最近では「ラトルがベルリン・フィルから三行半を突きつけられるのではないか」などといったネガティブな報道もあったりして、ファンとして気を揉む日々が続いたのは事実です。そんな曇天のような状況で行われた「ヨーロッパ・コンサート」で、晴天のごとく清々しいベートーヴェン「交響曲第7番」が聴けて、とても嬉しい気分です。ベト7らしい怒濤のリズムと、ラトルらしい明朗で歯切れ良い解釈もさることながら、なにより私が魅了されたのは、個々の奏者たちの「個性」がはっきりと聞き取れる演奏でありながら、オーケストラ「全体」の響きが一つにまとまっていたことです。これほど「個」と「集団」のバランスが絶妙なオケ・サウンドは、滅多に聞けるものではありません。DVD化するなりCD化するなり、ともかくきちんとしたパッケージで改めて聞いてみたい演奏です。
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2008.04.12
「CLASSICA 」で絶賛(なのに不定期)連載中のドラマ「レッツゴー!クラヲくん」。移り変わりの激しいこの時代、テレビドラマは3ヶ月経てば最終回なのが常。でも「クラヲくん」は2002年10月以来、5年半の長きにわたり連載を続けている(不定期だけど)。そして今月、「クラヲくん」はめでたく第12回目(←意外と少ない!?)を迎えた。これを喜ばずして何を喜べというのだ。ということで第1回から今日までのクラヲくんの明るく愉しいクラシックライフを軽く振り返る、という企画です。
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2008.04.06
市内某所のしだれ桜の一本木です。
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2008.04.05
今日は指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤンの100回目のバースデーなのですが、そのカラヤンのことで、ブログ「On An Overgrown Path」 で気になる記事を見つけました。EMIがプレス向けに行ったレコード発売記念イベントの際に、とても高価な花束の受け取りをマエストロがぞんざいな態度で拒否した、というのです。当時EMIのスタッフとして現場を目撃した同ブログの管理人氏は、「マエストロは人前で決して花束を受け取らない」という「暗黙のルール」をEMIのスタッフが誰も知らなかったために起きた事件だった、と回顧しています。
これを見て私は「なんともセレブな振る舞いだなぁカラヤン」と一瞬思ったのですが、そのあと「はて?本当に『カラヤンは人前で花束を受け取らない』のかな?」という疑問が頭をもたげてきました。「来日時にカラヤンが花束を受け取っている写真を見たような…」、そんなおぼろげな記憶があったのです。
ということでググって調べてみました。すると1988年に東京で行われたコンサートで、舞台上のカラヤンが花束を受け取っていた ことがわかりました。その外にも、ジルベスター・コンサートでマエストロにバラの花一輪を手渡される様子が映像記録に残っているようです。公の場での「カラヤンへの花の贈呈」は、少なくとも二回はありました。
さて、カラヤンと花束にまつわるエピソードで、とりわけ印象深い出来事が、この日本でありました。上智大学管弦楽団の一部員が「カラヤンに私たちのオケを見てほしい」という内容の手紙を忍ばせた花束を贈ったところ、マエストロはその「オファー」を受諾し、実際に上智大オケを指導したというのです。この出来事の詳細については「カラヤンとの出会い」と題されたサイト や「Zauberfloete通信」 をご覧下さい。
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2008.03.31
アレクサンドル・タローの演奏するクープラン「ティク・トク・ショック(ショク)」に合わせて踊るヒップ・ホップ・ダンサー。なかなか洗練された映像だけど、雰囲気がちょっとマックのCMっぽいかも。
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2008.03.28
ロシアのピアニスト、ヴァレリー・アファナシエフがタワー・レコードのフリーペーパー「intoxicate」に寄稿したコラム「死と愉しみ」が、ネット上でも公開されています。
http://blog.intoxicate.jp/content/2008/03/1_5e5d.html
↑第1回
http://blog.intoxicate.jp/content/2008/03/post.html
↑第2回
http://blog.intoxicate.jp/content/2008/03/3_9f31.html
↑第3回
第1回のコラムで、アファナシエフが近所の住民から「ピアノの音がうるさい」と苦情を受けたというエピソードが出てきます。それを読んで私は、去年彼のライヴを聴いたとき「人並み外れて大きい音を出すピアニストだなぁ」と感心したことを思い出しました。
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2008.03.23
片山杜秀氏の近著「音盤考現学」(アルテスパブリッシング/アマゾン )をようやく購入しました。「レコード芸術」誌で2000年に始まった連載を再編したものということで、実はそんなに期待せず読み始めたのですけど、2008年の今改めて読み直すと、彼の慧眼ぶりには驚かされることしきりです。ミレニアムの年に片山氏はすでにヨー・ヨー・マがアジアにベクトルを向けたことに気付き、タン・ドゥンの音楽に潜む「中華思想」に警鐘を鳴らし、細川俊夫は「二代目武満徹を襲名」したと高らかに宣言しています。そしてこれらの「予言」の数々は、気味が悪いほど当たっています。現在ヨー・ヨー・マはシルクロード・アンサンブルを主な活動の場とし、タン・ドゥンは「グリーン・デスティニー」「HERO」などの映画音楽で世界を征服し、細川俊夫の作品は欧米のコンサートホールで頻繁に演奏されているのですから。
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2008.03.20
1972年に旧ソ連で製作されたアニメに「蝶々」という作品があります。監督はアンドレイ・フルジャノーフスキー。音楽はアルフレット・シュニトケが担当しています。アニメの前半部がYouTubeにありましたのでどうぞ。
蝶々がひらひらと舞う場面(2'00"過ぎあたり)でシュニトケが付けた、可憐で愛らしい音楽は、なかなかに印象的です。
この「蝶々」の音楽を、シュニトケは後の作品で大々的に引用しています。彼の作品中最も有名なものの一つ、「合奏協奏曲第1番」(1977)です。
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2008.03.13
まずは下↓のリンク先をご覧下さい。アメリカ人には「カルミナ・ブラーナ」が、こんな風に聞こえるらしい(?)です。
http://carmina.ytmnd.com/
(クリックしてからFlashムービーが出るまで、少し時間がかかります)
冒頭の「O Fortuna/velut luna」(おお運命よ!/月のように…)ならぬ、「Oh, four tuna/Bring more tuna」(おお4つのツナ缶よ!/もっとマグロを持ってこい!」)で、いきなり腰が砕けてしまいます。その後も見事なまでの「空耳」の連続技が(最後まで!)続きます。実は日本語空耳バージョンもネットには存在するのですが、こっちの方が面白いし、「空耳」度も高いです(つまり「字幕のとおり聞こえる」)。お見事。今日からはもう、カルミナを耳にしたら市場に横たわるマグロを思い浮かばずにはいられません(笑)。原詩、そして日本語訳 を見ながら聞くと、味わい深さ倍増ですよ。
(ここから先の記述には若干の性的表現がありますので、読者の方はご注意下さい)
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2008.02.17
まさかコンビニでバリトンにお目にかかるとは思いませんでした。「ばり うまい濃厚とん こつスープ」ということで「バリトン」というネーミングになったみたい。果たして味はいかなるものか。フィッシャー=ディースカウの音楽表現のように麺とスープの調和がとれた味か、ハンス・ホッターの声のような深みのあるスープか、はたまたブリン・ターフェルの声みたく胃にズシンとくるほどの濃厚さか。
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2008.02.16
今年5月に東京国際フォーラムで開催される「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」熱狂の日音楽祭2008 のプログラムが発表されました。昨日それを眺め始めてから今まで、私の心に様々な思いが去来しました。ツッコミを入れたり、喜んでみたり、そして考え込んだり。以下のエントリは、そんな私の心の軌跡です。
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2008.02.13
動画紹介のエントリが続きますが、何卒ご容赦を。
昨日はYouTubeで驚きの発見をしてしまいましたので報告します。まずは動画をご覧下さい。曲はシベリウスの「ヴァイオリン協奏曲」第1楽章の後半部。独奏は王立アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団のコンサートマスター、リヴィウ・プルナール です。
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2008.02.12
「第50回グラミー賞 」授賞式で、ラン・ラン とハービー・ハンコック が「ラプソティ・イン・ブルー」 を演奏していたらしい。でその模様はこちら で見れます。
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ここで唐突ではありますが、当ブログでは久しぶりとなる「YouTubeで見るクラシック音楽動画」の特集です。世間はすっかりニコニコ動画で「みっくみく」になってますが、YouTubeもまだまだあなどれません。世界最大の動画投稿サイトには、現在も続々と動画が投稿されています。そんな中で私が「おおっ!これはスゴイんじゃないの~」と思わず身を乗り出した動画をいくつかご紹介。
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2008.02.11
所用で東京に出かけたついでに、久しぶりに渋谷タワレコに出かけてみたら、ナップスターのキャラクターである猫の着ぐるみを身にまとった人が入り口に立っていました。おそらくはキャンペーンか何かでしょう。かつては「アングラ」「日陰者」的存在だったナップスターも、今や表舞台で堂々と活動しています。買い物客に愛嬌を振りまくナップスター猫を見て隔世の感を強くした私はもうすぐ40歳です(誰も聞いてないって:苦笑)。
この日は「クラシックのコーナーで木嶋真優の等身大パネルが立ってるか確認しよう」という軽い気持ちでふらっと店に入ったのですが、やっぱりとクラヲタの「虫」が騒いでしまいまして…。すっかり散財してしまいました。クランプスの「Nova Musicha」シリーズ (→HMV )を見つけて「ををっ!こんなモノが日本盤で出てるのか!」と感激して数枚を黄色い買い物カゴへ。あとヴァレーズが生前に監修した録音を収めたアルバム「コンプリート・ワークス Vol.1」 も見つけて「ををっ!」とカゴへ。そんなことを繰り返しているうちにいつの間にかカゴがCDで溢れかえってしまい「これはヤバイ…」と幾つか棚に戻したり。結局レジにたどり着くまで1時間半かかりました。上記以外でゲットしたのはプレトニョフの「皇帝」にトリオ・ミディーヴァルの新譜「Folk Songs」にロジェ・ムラロのメシアンBOX、そしてバイバ・スクリデの新譜(というより期待の若手指揮者、アンドリス・ネルソンスの新譜と力説したい)チャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」。そして飯尾洋一氏の新刊本「クラシックの王様 」と「BBCミュージック・マガジン」最新号も併せて購入しました。スーパーで買い物したときみたくベローンと長くなったレシートを渡されて、私は思わず笑ってしまいました。
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2008.02.10
本日当ブログで、「ジュリアード音楽院がアメフト部を設立する」とお伝えしましたが、この記事は誤りでした。同音楽院がアメフト部を創設する、という事実はありません。「私が参考にした元記事がパロディである」という読者からのご指摘がありました。今回ご指摘を頂いたことに感謝すると共に読者の皆様、そして関係者各位に心よりお詫び申し上げます。すみませんでした。
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2008.01.31
BSフジでは週一回、日本フィルのライヴ映像を流しています。今日はアンドレ・コステラネッツ(1901-80:→wikipedia )が登場することを番組表で知り、録画して仕事に出かけました。で帰宅後オンエアされた動画を見ていたら、番組冒頭に先日お亡くなりになった江藤俊哉氏のお姿が映し出されました。
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2008.01.07
2008.01.02
一つ前のエントリで、「今年アニヴァーサリーを迎える音楽家たち」をご紹介しましたが、随分と多くの方々の「記念日」を見逃しておりました。もう本当に申し訳ございません。心からお詫びするとともに訂正いたします。
しかしオイストラフとメシアン(ともに1908年生まれ)は忘れちゃいかんだろう…。そんな自分に腹を立てております。せめてものおわびに、写真を揚げておきますね。
反省のしるしに、今日からメシアンの曲とオイストラフの録音を毎日聴くことにしましょうか。何かそれだけで2008年が終わってしまいそうですが。
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2008.01.01
謹賀新年
旧年中は「おかか1968」ダイアリーをご愛顧頂き、誠にありがとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、東京国際フォーラムで年越しを迎えた(カミナリお姉さまには「初笑い」させていただきました:笑)私の、今年最初のエントリは、2008年に祝されるべき、アニヴァーサリーを迎える音楽家の紹介記事です。
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2007.12.29
英国のロックバンド「レディオヘッド」が最新アルバムをネット先行で配信 したことは、メジャー・レーベルを発売元としなかったこと、そして価格を購入者の「言い値」に任せたことと相まって、大きな話題となりました。さてこれと同じことをやろうとするアーティストが、クラシック音楽界にも現れました。英国のヴァイオリニストのタスミン・リトルは、最新アルバムを自らの公式サイトからのダウンロードという形でリリースすると発表しました(参照:プレイビル )。価格は無料です。もう一度書きます。価格は無料です。曲目はバッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番」、イザイ「無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番」、そしてPaul Patterson氏による新作「Luslawice Variations」など。彼女の公式サイト で来月19日(現地時間)から配信される予定です(※管理人註:1/9日付のupdate参照)。
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2007.12.28
2007年のクラシック音楽界を振り返りますと、色々なことがありました。今年日本では、次々と食品の表示偽装が明らかになりましたが、クラシック音楽界でも「偽装」事件がありました。女性ピアニストが商業録音を無断でコピー&加工して作成したCDを「自分自身の演奏」だと偽って売りだす(そしてそれがマニアの支持を集めた)という、「ジョイス・ハットー事件」がそれです(参照1 、同2 )。あと観客のマナーを巡って、ムーティやラトルなど、一流演奏家たちがコンサートの途中に観客にマナー向上を直接訴える、という出来事があったのも印象的です(参照3 、同4 )。日本の演奏会場では、フライングブラボー&拍手が相変わらず日常的に起こっていて、その感興を削ぐ行為がネット上でも盛んに槍玉に上がっていました。まあ名古屋での「まだ鐘がある!」事件 は、ある意味「珍事」でした。会場に居合わせた人たちにとっては災難以外の何者でもないでしょうが。
年末なので良い話をしましょう。
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2007.12.24
「無名名曲鑑賞会」(鈴木康之、矢口正巳共著、文化書房博文社)というタイトルの本があります。巻末に「1994年6月30日 第一刷」とあるので、10年以上前の著作物ということになります。この本では(題名から推察される通り)普段余り聴く機会に恵まれない「隠れた名曲」76曲が紹介されていて、駆け出しのクラヲタだった頃の私は「へぇ、こんな曲があるのか」「クラシックって奥が深いなぁ」と感心しながら読んだ思い出があります。この本を先日自宅に立ち寄った折に持ち帰り、ほぼ10年ぶりに読み返してみたのですが、一昔前の「無名名曲」というのは今でも「無名」のままなのだ、ということを痛感してしまいました。この本で取り上げられている76曲のうち、「メジャー」に「昇格」した曲といえばショスタコーヴィチの「ヴァイオリン協奏曲第1番」しか思い当たりません。というか十年前はこの名曲も「無名」扱いだった、ということに軽いショックを覚えたのですが。
ともあれ著者たちの「クラシック音楽愛」にあふれる筆致で埋め尽くされたこの本を読むうちに、同書で紹介されている「無名名曲」が無性に聴きたくなってしまいまして、「ナクソス・ミュージック・ライブラリー 」(※:有料、要登録:以下NML)で色々と聴いてみました。サンサーンスの「オルガン付」をもう一歩シリアスに「深化」させたようなウィドール「交響曲第3番」(→NML )にはいたく感銘を受けましたし、アメリカの作曲家アーサー・フットの「ピアノ三重奏曲第2番」(→同 )のフィナーレの洗練された筆致には感心させられました。そしてマルトゥッチ「交響曲第2番」(→同 )では曲自体もさることながら、このシンフォニックな曲の魅力を余すところなく表現したマレーシア・フィルの優れたテクニックにも舌を巻きました。これだけ立派にオーケストラ・サウンドを響かせるオーケストラは、日本でもなかなかお目にかかれないかもしれません。
そうこうしてるうちに私の心の中にも私的な「無名名曲」があることに思い当たり、それらを立て続けに聞くことにしました。クルト・アッテルベリの「チェロ協奏曲」同 )、ステンハンマルの「ピアノ協奏曲第1番」(→同 )などを聞き進めながら、曲の価値を測る尺度には「有名」か「無名」かではなく、「いい曲」か「悪い曲」かしか無いのだな、ということを改めて実感した次第です。
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2007.12.03
こんばんは、おかかです。最近インフルエンザが流行の兆しを見せているようです。皆様も寒さ厳しき折、くれぐれもご自愛ください。私も最近予防接種を済ませたところです。ワクチンの効果が出るまでの二週間、果たして大丈夫でしょうか。
さて、2008年版のドイツ・グラモフォン(DG)のカレンダーが出ました。アーティストは(1月から順に)ユンディ・リ、ポリーニ、ヒラリー・ハーン、カラヤン、エレーヌ・グリモー、ムター、五嶋龍、ラン・ラン、アルヘリッチ、マイスキー、チョン・ミョンフン、そしてグスターボ・ドゥダメルの12名です。「なんかアルヘリッチの写真、今年のと全く同じ写真!?」と思い、大事にしまっておいた今年の(7月)と見比べてしまったのは内緒ですが(笑)、ちゃんと別写真を使っているのでご安心を。
このカレンダーは去年同様、京都の十字屋三条本店で頂きました。どうもありがとうございました。
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2007.11.29
独グラモフォンの音楽配信サービス「DG WEB SHOP 」が昨日オープンし、私は実際にサイトから音楽ファイルを購入し、その操作性の高さと、DRMフリーの高音質ファイルを配信している点を「画期的」とブログに記しました 。しかしひと寝入りした今日、冷静に考えてみると「画期的ではない」ところが一つ見つかりました。それは価格です。とりあえず「DG WEB SHOP」で取り扱っている新旧6タイトルの価格を、「HMV.co.jp」のと比較してみました。
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2007.11.23
ミシュランガイドを買いました。私はまあ、実に流行に流されやすいタイプでして、ついアマゾンでポチっ としてしまいました。帯にはお箸を持ってごはんを食べるビバンダムくんが微笑んでいます。
中身ですが、正直文字ばっかりだと思ってたのですが予想以上にカラフルで、見やすいガイド本になっています。とりあえず私が行ったことのある店を探してみましたら…、一軒だけありました。「モナリザ丸の内店 」です。「熱狂の日」音楽祭の合間に、丸ビルにご飯を食べに立ち寄った際、どこも長い行列で食事にありつくには相当待たされそうなムードでした。「次の演奏会の予定もあるし、困ったな…」と思い、空いてそうなお店を探していて見つけたのが、この「モナリザ」だったのです。私はそのときエビ料理を頂いたのですが、絶妙な食感と、濃厚でありながら胃にもたれないソースの味わいが印象に残っています。あとこの「モナリザ」、外の景色が素晴らしいんですよ。私も「これはスゴイ!」と感激したほどですから。ミシュランで「一つ星」となったこのお店、こんど前を通ったら行列が出来てるのかな。まあフレンチだからそれは無いでしょうが、しばらくはお客さんでごった返すでしょうね。
まあ「三ツ星」のお店に私が行くことは当分なさそうですが、想像力をビバンダム並に膨らませながら「ミシュラン」を楽しむことにします。ちなみに私の「三ツ星」は、「若狭ぐじ」「若狭がれい」「地物のさば」の3つです(お店じゃないけど)。水揚げされたその日に食べると、ほんと美味いんだから。
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2007.11.14
本日「おかか1968」ダイアリーは、累計30万アクセスを達成いたしました。このようなトリビアな内容ばかりの拙いブログにもかかわらず、連日多数の方々にお越し頂き、まことに感謝に堪えません。本当にありがとうございます。
今クラシック音楽界は歴史上類を見ないほどのグローバルな時代を迎えています。極東アジアや中南米から欧米へと活躍の場を求める演奏家たちの波は、もはや止めることができないでしょう。そして欧米の有力アーティストたちはパリから香港へ、そして翌日は東京へ、という具合に飛行機で移動しながらマイレージを貯める日々を送っています。世界中の都市では毎日のように定期演奏会が開かれ、その模様はウェブラジオを通じて全世界へと発信されています。青い目をした演奏家がタケミツを演奏し、日本人で構成された楽団が欧州各地でバッハのカンタータを演奏して回る、そんな時代です。クラシック音楽は「ヨーロッパ『だけ』の音楽」から「世界の音楽」へと、急速にその姿を変えています。
そんなダイナミックな動きを感じつつ、世界の片隅で起こったほんのささいな、しかし私の心の琴線に触れた出来事を、これからも日本の片田舎から発信していきたいと思う所存であります。柄に似合わず大仰なことを書いてしまいましたが、要は「私が『いいなぁ』と思ったことを、これからも書いていきたい」ということです。
最後になりましたが、読者の皆様、そして私のサイトの情報源となった全てのサイトの管理人の方々に厚く御礼申し上げるとともに、今後とも当ダイアリーをよろしくお願いいたします。
平成十九年十一月十四日
「おかか1968」ダイアリー 管理人 拝
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2007.11.10
「インドカレー屋のテレビ」(amazon )。銀座カリーとの2ショットです。中身の方ですが、個人的には副音声がウザく感じられたのですが、まあたしかに「インドカレー屋のテレビ」でしたわ。
(関連記事)
これはいったい (山尾好奇堂)
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2007.11.06
最近の極私的お気に入りフードの一つに、ロー○ンの「のり天わさび」があります。サクサクっとした歯ごたえの後、口に広がるわさびの刺激。その心地よさに魅了されたのはもちろん、私がこのジャンクフードの虜となったのには、もう一つのワケがあります。食後の腹持ちの良さにも関わらず、○ーソンの棚に置かれているスナック菓子類の中で一、二を争うほど低カロリーなのです。
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2007.10.31
ウェブラジオでシューラ・チェルカスキー(1911-95;写真)の弾くラフマニノフ「ピアノ協奏曲第3番」を聴きました。1969年5月16日、ブルガリアはソフィアでのライヴです。当時ブルガリアは「鉄のカーテン」の向こう側だったわけで、そのせいか録音自体は冴えません(しかもモノラル)が、チェルカスキーのピアノは実に「冴えて」います。彼でしか成しえない、独特としか言いようのない節回しはもちろん随所で聴かれますし、晩年の彼に無い「重厚さ」が、当時60歳の彼の演奏にはあります。その「重厚さ」が、この大曲をより魅力的なものにしています。
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2007.10.13
Rakastava経由 。白いハンカチを振る巨体のオペラ歌手…、といえばルチアーノ・パヴァロッティですね!10/12が彼の誕生日、という事でこの「期間限定トップページ」になったのでしょう。それにしても最近のGoogleの「機を見るに敏」な動きには驚嘆させられます。今月も「スプートニク50周年」記念ロゴ がありましたし。
(追記)あと「Google」トップページ のパヴァロッティの辺りをクリックすると、ちゃんと「Luciano Pavarotti」の検索結果が出るのね。
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2007.10.06
「クラシックとジャズの美女が一堂に会したムック本 」という宣伝文句に釣られ、ついアマゾン でゲットしてしまいました…。しかしこの「BARKS+plus ~クラシックとジャズの女神たち~」のように「ヴィジュアル最重視」の姿勢を堂々と謳ったクラシック音楽誌って、これまで全くといっていいほど無かったですからね。更に言うと、クラシック音楽界って最近まで若手奏者の容姿について表立って語ることがタブー視されていたようなフシもありますし。でも「アノ演奏家、ホントかわいいな…」て思いながら、贔屓のアーティストを応援していませんでしたか皆さん!というわけで、ファン達が心の奥にしまい込んでいた感情を解き放ってくれるような、そんなBARKSの編集方針を、私は積極的に評価したいと思います。
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2007.09.29
「だめだ…、どうしても欲望を抑えられない…。そこに手が伸びてしまいそうだ…」。私はCD店のクラシック・コーナーの一角で悶々としていた。
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2007.09.27
アメリカ出身の神経学者で、「レナードの朝」「妻を帽子とまちがえた男」などの著作で知られる神経学者のオリバー・サックス(74)が、自らのiPodプレイリストを米「WIRED」で公開しました(→参照 )。「iTunes」でリストを見たい方はこちら をクリックすれば見れます。
リストをざっと一瞥してみますと、結構オールド・ファッションドといいますか、日本のクラシック音楽ファンの嗜好と似ているといいますか、まあ要はクラシック尽くしなんですけど、彼は「WIRED」上で、クラシック音楽への「愛」を存分に語っています。「究極の10曲(もしくは『ベスト20』)を選ぶだなんて私には酷過ぎます。私はクラシック音楽の「乱聴家」なんですよ。私は特定の作品を集中して聞き込んだり、一人の作曲家に絞って聴いていく習性があります。その行為は1ヶ月続くこともありますし、一年続くこともあります。そうしているうちにまた別の曲、別の作曲家に興味が移ったりするんです。1979年はモーツァルトの「レクイエム」と「ミサ曲ハ短調」をとっかえひっかえ聴いて過ごしました」「最近は現代音楽を楽しく聴いています。たとえばコリリアーノだったり、トビアス・ピッカーだったり、マイケル・トーキーだったり。ヒルデガルド・フォン・ビンゲンからヤナーチェクまで、何でも聴いています」「私の好きな音楽は、若い頃の経験に大いに左右されています。'30年代から'40年代にかけての成長期に、私はクラシック音楽に感化されたのです。その頃はポップスだったり、他の文化に触れる機会はあまり無かったですから」
実生活でサックス氏はiPodを持っていませんが、「このリストは『もし持ってたら』という仮定で作成した」とも述べています。
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2007.09.23
ドイツの新聞にクルト・ザンデルリンクの最新インタビューが掲載されていることを、ブログ「Takuya in Tokyo 」で知りました。数年前に音楽活動から引退し、現在御年95歳。かなりのご高齢ですが、インタビューの受け答えを見る限り、まだまだお元気そうなご様子で、一ファンとして安心した次第です。
さてこのインタビューに出てくる「ザンデルリンク事件」、どこかで聞いたことがあるな…、と思い書棚のショスタコ本を取り出してチェックしてみると、エリザベス・ウィルソンの「Shostakovich - A Life Remembered (Second Edition)」(→amazon.co.jp )の中に、その件について記された一節を見つけました(pp.265-266)。同書では息子のトーマス・ザンデルリンクが、スターリン政権末期のショスタコーヴィチについて証言しているのですが、ここでは「事件」について語った部分だけ抜粋してみます。
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2007.09.17
「週刊新潮」最新号(2007年9月20日号)をコンビニで買いました。某家電メーカー(と書くと怒られそうだけど)の元会長にまつわる記事目当てだったことを私は否定しません。でその記事を見て、元会長が9月9日にオーチャードホールで行われたコンサートにお見えになっていたことを知りました。その日実は、私もその会場に居ましたから、どこかで元会長とすれちがっていたかもしれません。その前の日(8日)は同じ会場で某日本人指揮者を見かけました(ライバルの視察か?)から、私は二日連続で日本楽壇の重鎮2名と時間を共にしたことになります。記事ですか?私にはウソか真か第3者的には判断できないような類のものでした。たしかに私も9日の会場でプログラムに目を落としたとき「あれっ、いつから大賀さん楽団長になったんだ!?」とは思いましたけど。あーなって、それでこーなったのか、正直部外者には判りませんです。
で私にとっての「有用な情報」というのはそれではありません。その20ページほど前の福田和也のコラムでミュラー=ドーム著「アドルノ伝」の翻訳本が出ていることを知ったのです。同記事によるとこの評伝は800ページという大部作で、付録には年表だけでなくアドルノ自身が作曲した作品リストも付いているとの事。また欧州での活動だけでなく、アメリカ西海岸での亡命生活についてもかなりのページを割いているそうです。これを読んで私は、当時西海岸に集結していたヨーロッパの「知性」たちとの交流について何が書いているのか、俄然興味が沸いてきました。なにしろその頃ストラヴィンスキーもシェーンベルクもあの辺りに住んでたわけですからね。彼らとの交流はあったのでしょうか。
物欲が増したところでアマゾンへ↓
http://www.amazon.co.jp/dp/4861821231/
高くて1clickするのに勇気が要る…。でも表紙がピアノを弾くアドルノ、というところに惹かれる…。今日一日ケラスの無伴奏聴きながら考えます(笑)。
(追記)ちなみにこの「週刊新潮」最新号の巻末に、庄司紗矢香と佐藤俊介が並んで写った写真が掲載されています。この2ショット、なかなか貴重では(笑)。
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2007.09.13
先日外国のブログで、こんなもの を見かけました。サンフランシスコ響の演奏会のポスターが写ってるのですけど(スクロールしていけば「中の下」あたりにあります)…、皆さん目が点になりますよ(笑)。
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2007.09.04
雑誌「TITLe」の最新号(2007年10月号;amazon.co.jp )を購入しました。テーマは「憧れの列車でめぐる世界の鉄道旅行」。パラパラめくって私の目に飛び込んできた蒼井優の笑顔に篭絡され 表紙の展望車の写真の鮮やかさに惹かれ、つい購入してしまいました。それにしても私がこの手の雑誌を買ったなんて随分久しぶりのことです。小さい頃には「鉄道ファン」「鉄道模型趣味」を定期購読していたほど鉄道好きだったんですけどね。そんな私は、雑誌を眺めながら「へぇぇ!今じゃTGVてフランス中を走ってるんだ!」「しかも色がオレンジじゃないし!」「プラハではポルシェデザインのトラム(市電)が走ってるのか!」と驚きっぱなし。すっかり浦島太郎状態です。しかし最近の欧州の鉄道車両て昔より随分かっこよくなりましたね。デザイン的に萌えますね(笑)。いつかヨーロッパに行く機会があったら、是非乗ってみたいところです。
その中に「鉄道好き有名人が選ぶ、好きな路線BEST3!」なる一項(pp.46-47)があります。鉄道マニアなセレブの方々が、好きな鉄道路線を思い思いに語る、というものなのですけど、加山雄三、原田芳雄といった年季の入った「鉄」な方に交じって、我らが五嶋龍くんも登場しています。彼の挙げたベスト3は「1.JR全線、2.ユーロスター、3.アムトラック」。さすがインターナショナルなアーティスト、といったところでしょうか(「『全線』てチョイスは無いだろ」という突っ込みはナシで)。しかし子供時代の龍くんのあだ名が「JRクン」だとは知りませんでした(笑)。
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2007.09.01
今日新聞を眺めていたら、NHK-ETVの長寿番組(今年で50周年だそうです)、「きょうの料理」のテーマ曲を作曲した冨田勲氏のインタビューが載っていました。もしかして電子版でupされるのかも知れないのですが、dat落ちしたら読めなくなるので、敢えて勝手に引用いたします。
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2007.08.20
「音楽之友社的には真夏はバッハ」、ということでチェンバロの御大が表紙を飾る「音楽の友」最新号(→HMV )ですが、個人的な注目企画は「来日演奏家速報2008」です。もうすぐ2007年も三分の二を過ぎるわけで「そろそろ来年のコンサートの予定も知りたいな…」と思ってたところなので、まさに願ったり叶ったりです。
ということで2008年も多くの演奏家たちが来日するわけですけど、ほんと数が多いですね。とりあえず私的に気になるアーティストだけでも抜き書きしてみますか。
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2007.08.19
今日はホントにコネタやります(笑)。
マルコム・ビルソンのフォルテピアノ、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮のイングリッシュ・バロック・ソロイスツによるモーツァルト「ピアノ協奏曲第24番&第27番」のディスク(Archiv, 427 652-2)です。
↑はっきりとジャケットには古楽レーベル「Archiv Produktion」のロゴがプリントされています。
ところがプラケースを開けるとあらびっくり…。
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2007.08.11
帰省ラッシュですか…。そういえば家の近所の国道が、普段では考えられないほど車で混雑していました。まさに数珠繋ぎ状態。猛暑の中、本当にご苦労様です。私はというと、実家も近いし、割としょっちゅう両親と顔を合わせていますから、お盆のときに帰ったとしても「帰省」という言葉を使ってよいか迷うところです。
今日は朝から日光浴がてら高校サッカー観戦をしに出かけました。体中から噴出す汗をタオルでぬぐい、木陰を探して腰を下ろします。そしてボーッと試合を眺めているのですが、休日でも容赦なく職場からは電話がチョコチョコ掛かってきます。神様は私をなかなか休ませてくれないようです。
汗をかいて夕刻に自宅に戻るとシャワーを浴びて、アイスコーヒーでほっと一息つきます。日は落ちて来ましたが、夜はこれからです。今日は時間もたっぷりあるので、CD三昧といきますか。
まず棚の奥から取り出したのはコルトーのショパン「ワルツ集&バラード集」。カタログ番号は「TOCE-7818」。1992年に発売された「GR on CD」シリーズの一枚です。EMIによるSPのリマスターにはいつも泣かされっぱなしですが、このCDに関しては実に自然なサウンドで、何の気兼ねもなく素直に音楽を楽しむことができます。久しぶりにステレオで聴いてみると、B&Wのスピーカーから流れる音が(1930年代の録音なのに)結構リアルで、そこにコルトーが居るかのような臨場感すら感じさせるほどです。
コルトーの演奏のどこが魅力的なのか。私のような輩が書くのも何ですが、彼のピアノって、音がスムーズに流れていくんですよ。右手も左手もサラサラ流れていくようで、まるで岩の上から滑り落ちていく沢水のようです。その自然な音の流れが心地いいんです。コルトーはよくルバートがどうだとか、崩し方がどうだとか言われますが、その文言から想像される「ぎくしゃく感」が全く感じられない。そこが素晴らしいと思います。こういうピアノ演奏を「至芸」と言うのでしょう。
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2007.08.10
いやー参りました。こういうのを「うだるような暑さ」というんでしょうか。それにしても暑すぎます。「うだるような暑さ」の最上級、「うだりスト」な暑さですね。
よく友人から「おかかさんは北の方に住んでるから、きっと涼しいんでしょうね」と尋ねられるんですがとんでもない!今わたしの住んでる辺りは連日30℃を超える暑さが続いてますから。日本海側でも太陽は容赦しないんですからね。そこら辺を分かっていただきたい。しかも明日の最高気温が36℃ ですか…。これって体温とおんなじですよ…。
おかげですっかり体力、気力共にやや減退気味です。仕事を終えて帰宅したときにはもうクタクタ。ネット情報も、海外ウェブラジオの番組表チェックをするのが精一杯で、それ以上のことをする気が起きません。ということで2号店はこの数日間、新エントリのupもなく「開店休業」状態でした。これってひょっとして…、今流行りの言葉でいうと「うつ病一歩手前」では、と思ってしまった程です。まあメシはよく食ってるし、部屋は明るくしてるし、メンタル的にはまだまだセーフだと思います。そして今日はうなぎを食べたので、そこで得たエネルギーをブログ更新に充てようかと(笑)。先ずは短報をいくつか。
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2007.08.03
「Works of Igor Stravinsky」(ストラヴィンスキー・エディション:22CD-BOX, Sony Classical, →HMV /@TOWER.JP /amazon.co.jp )です。米CBS原盤によるストラヴィンスキー自作自演音盤が、132mm×132mm×58mmの箱にギッシリと収められています。店頭での購入価格は6200円。一枚あたり約280円です。二昔前に私がゲットしたストラヴィンスキー指揮の「春の祭典」海賊盤が1枚1000円だったわけですから、これこそまさに「正規軍による海賊征伐」ですね(笑)。
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2007.08.01
本当に、ほんとうに忘れた頃にやってくる、ロシア出身のピアニストを紹介する「役に立たない」シリーズです。今日(8月1日)がスビャトスラフ・リヒテル (1915- 1997)の十周忌の命日だということを、てつわんこ様のブログ を見て思い出しました。この機会にリヒテルについての雑文をupさせて頂くわけですけど、この原稿、随分昔に書き上げてはいたのですけど、なかなか発表するタイミングが掴めなくて、結局今日まで寝かせていたものです。
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2007.07.28
少し前、ネット界の大先輩であらせられる斉諧生様のサイト で、ラハティ交響楽団がアバを演奏していると知り、あわてて購入したのがこのCDでした↓
「Rajaton Sings Abba With Lahti Symphony Orchestra」 (→amazon.de 、HMV 、@TOWER.JP )です。
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2007.07.26
2007.07.16
私の休日の朝は、ちょっと朝寝坊でした。まあ、昨日の夜中にアジアカップを見たせいもあるでしょう。それにしても韓国がバーレーンに苦杯をなめる とは…。オージーも信じられない負け方をしましたし…。そう考えると、日本は第2戦を実に上手く乗り越えたといえるでしょう。
台風は日本列島を舐めるように通り過ぎていったようですが、窓の外はいつもの曇り空です。とりあえず歯を磨いて、髭剃って、そして…ブログのネタ探しです(笑)。
まず海外の音楽ニュースサイト(プレイビル とかArtsJournal とか)をザッと眺めてから、Alex Ross氏のブログ (いわゆる「ブログ本」が出るみたいですね)と「On An Overgrown Path 」(今は完全に「プロムズ」モードですね)、そして「ionarts 」(管理人は今シエナですか)をブラウズします。その次は「Google News 」の検索窓に適当なキーワードを入力して、面白いネタを探します。いつも入れるキーワードは決まっています。日本語版なら「音楽」「クラシック」(競馬ネタの中に、時々クラシック音楽:笑)など、英語版なら「orchestra」「conductor」「violinist」「pianist」、といったところです。普段はそこで終わりですが、時間に余裕があるときは「Google ブログ検索 」です。これが結構小ネタ探しに有効だったりします。そんなネット生活を、もう3年ほど続けていますが、いつまで続くのでしょうね、こんな生活(笑)。
そして今日もネットから拾い上げたニュースを。
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2007.07.15
この四字熟語、「たなやまぶりこう」と読みます。意味は…、棚に山と積まれたブリリアントのCDボックス(愛称:鰤箱)を眺めながら「これはまだ全部聴いていなかったなぁ」「いつ聴こうかな…」などと考えを巡らせるという…、まあそんな意味です(笑)。
そうは言っても、最近のブリリアント・クラシックスの充実ぶりには目を見張るものがあります。最近購入した中ではベートーヴェンの作品を収録した2つのBOXセットが、とりわけ素晴らしかったです。
一つは、最近引退を発表 したガルネリSQによる「弦楽四重奏曲全集」(→HMV /@TOWER.JP )です。書道にたとえるなら、「草書体」でなくて「楷書体」のような、そんな音楽を4人が奏でています。各パートがとても明瞭ですし、曖昧な音が何ひとつない、クリアネスに秀でた演奏です。16曲全てが優れていますが、特にガルネリの特徴が現れている楽曲を一つ挙げるなら「第12番」(Op.127)でしょうか。一音一音に力が篭った、筋肉質な演奏は見事の一言です。
もう一つは、グリュミオーとハスキルによる「ヴァイオリンソナタ全集」(→HMV /@TOWER.JP )です。モノラル録音のせいか、グリュミオー独特の磨かれた珠のような音の輝きには僅かながら欠けるところがあるのですが、それでも彼の伸びやかなヴァイオリン演奏は、十分過ぎるくらい魅力的ですし、ハスキルの無駄のない表現も、音楽にフィットしていて実に素晴らしいです。
両方とも「えっ!こんな値段で!?」と思うほどの出血大サービス価格で手に入るのですから、ホントに良い時代になったものです。この流れを「音楽業界をおびやかす暴挙」と捉える向きもあるようですが、消費者の立場で言えば全然オッケーですよ。これからもブリリアントには、手ごろなお値段で名演をどんどんと提供して欲しいところであります。
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2007.07.14
通販サイト「アリアCD」から先日、岐阜・サラマンカホール で収録されたギ・ボヴェのアルバムが届きました。タイトルは「オルガン音楽の喜び」。収録曲はバロック期にヴァレンシアで活躍したファン・カバニレスの小品数曲とネブラの「ファンダンゴ」、大バッハの「幻想曲とフーガ ロ短調」(BWV544)。そして最後には日本の歌を下敷きにしたボヴェ自身の作品「日本三景」へと続きます。やや珍しいプログラミングですが、ブックレットによると「サラマンカホールのオルガンの多様な側面を表すように考えられ」たとのことです。
そもそもこのCD購入のきっかけとなったのは、このホールのオルガンを製作した辻宏氏のことを「アリアCD」で紹介していた からです。この記事を見たあと私はネットで様々な情報を集めていくうちに、辻氏のオルガンが置かれた岐阜の小さなコンサートホールが、スペインの学園都市の名前を冠するに至った所以を初めて知りました(そのいきさつについてはサラマンカホールの公式サイト にも記されています)。そして私は、このホールで体験したある出来事 を思い出しました。「ルー・ゲーリック病」に冒され惜しまれつつ世を去ったオルガン職人と、私が会場で見かけたレスピレータを着けた観客の姿が、私の心の中でダブったのです。
バブル期以来、日本では数多のコンサートホールが建てられていますが、このサラマンカホールには、辻氏を始め、このホールに関わった様々な人々の「魂」が篭っているような気がします。だからこそ、私はあんな滅多とない経験をしたのかも…。
さてボヴェ作曲による「日本三景」の1曲目は、郡上八幡に古くから伝わる「郡上節」がモチーフになっています。物悲しい出だしはオリジナル(※)と相当ギャップがありますが、最後には華麗で輝かしいオルガンの響きで幕を閉じます。これは明らかに辻氏に対する音楽的なオマージュではないでしょうか。
(※)ボヴェが引用した郡上節の「かわさき」は、郡上八幡観光協会のサイト で聴くことができます。
(Reference)
"The Joy of the Organ Music"
Guy Bovet(Organ)
Works by Juan Cabanilles, Jose Blasco de Nebra, Johann Sebastian Bach and Guy Bovet.
Recording date: October 3, 2001
Venue: Salamanca Hall, Gifu
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2007.07.13
今年1月から始まったNHK「ぴあのピア」(→公式サイト )が、今週からブラームスの作品を紹介し始めています。そこでテレビに映る若き日の彼のポートレートを見るにつけ…、
20代の頃の男前っぷり、というか「美青年ぶり」には目を見張ります。
個人的には、ブラームスが何歳頃から髭を生やし 始めたのか、そこが気になるところです。
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2007.07.10
どんなに苦しくても、そしてアジアカップでカタールに引き分けても生きていける私ですが(ホントUAEにも勝てなかったら承知しないですわよ:笑)、新潮社発行の季刊誌「考える人」の最新号(写真;→amazon.co.jp )が「続・クラシック音楽と本さえあれば」というタイトルだったもので(というより表紙がアンナー・ビルスマだったので)ついついゲットしてしまいました。ところで新潮社といえば昔、「グラモフォン・ジャパン」というクラシック音楽専門誌 を出してましたね。「ジャジャーン!」と華々しくデビューしながら、いつのまにか休刊してしまい、今ではファンの話題に上がることもありませんけど、正直英「グラモフォン」誌が醸し出すブリティッシュ・テイストを直輸入してしまったがために、万事「ドイツ・ドイツ・ドイツ」な日本の音楽ファンから敬遠されたのではないでしょうか。私は好きだったんですけどね。出るのが5年早すぎましたね。あっすみません。今は「考える人」の話でしたね(笑)。
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2007.07.08
いや、今日の「題名のない音楽界21」は面白かったですね。「一度は指揮台に立ってみたい!」「オーケストラを指揮したい!」という、クラシック音楽ファンなら誰しも一度は思い描く願いを(幸運にも)叶えた方たちの演奏を存分に堪能しました。私は見てるだけでお腹一杯になりました(笑)。今日付のオンエアを見る限り、個人的には「ベスト・パフォーマンス賞」は、モーツァルトの「小ト短調」を指揮した少年と、「新世界」を指揮なさった女性のお二方に差し上げたいです。前者は正に堂に入った指揮ぶりでコンマスの握手も頂いてましたし、後者は…、ユニークな指揮ぶりにイチコロで魅了されました(笑)。
しかしせっかくの晴れ舞台なのですから、参加者の皆様には「指揮冥利に尽きる」ような、テンポの変化の激しい楽曲をセレクトして欲しかったですね。さすがに「春の祭典」を振ってくれとは申しませんが(笑)、ただ拍子を振るだけの楽曲よりは、楽想の変化のある曲の方が、指揮者の仕事の「やり甲斐」があるというものです(笑)。その意味では、モーツァルトの交響曲よりは、オペラの序曲のようなものの方がよろしかったのではないかと思いました。ですから「こうもり」序曲を指揮されたお方は「分かってるなぁ」と思いましたよ(笑)。しかしその曲を振られた方に、もうちょっと「ノリ」があると良かったですね。あの方には…;
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2007.07.01
既にご存知の方も多いと思いますが、当ダイアリーのブログの右の方に「おかかの気になるWEB RADIOオンエア」というものを付けてみました。これは欧米各局のウェブラジオの番組表から、自分が「オッ!」と思ったものだけをリストアップさせたものです。そんなわけで、どちらかというと「自分用の備忘録」という意味合いが強いものとなります。もっとウェブラジオの番組内容を詳しく知りたい方は、「番組表wiki - 海外ネットラジオのクラシック音楽番組 」や「オペラキャスト 」、そして英語で読みにくいですが「Webcast and Broadcast Concert Syndication Listings」(毎月URLが変わるのですが、とりあえず2007年7月分はこちら )などが、情報量が多くて参考になると思います。
あと番組情報を個人で集めてる関係上、時折ミスが出るかもしれません。お気づきの点がありましたらメール でご連絡していただけると嬉しいです。
最後に今日ちょっと気になったことがあるのですが、デンマーク国営放送にはクラシックを流すチャンネルが「DR Klassisk」と「DR P2」の2つあると聞いていたのですが、現在ストリーミング放送は「DR P2 」しか聞けなくなったようなのです。ネットラジオに詳しい読者で、この事情をご存知の方がおられましたら、コメント欄にでもご教示頂ければと思います。
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2007.06.28
先日私はウェブラジオで、ベネズエラ出身の指揮者グスターボ・ドゥダメル(写真上)がチェコ・フィルを振ったライブ演奏を聴いていました。そこでのチェコ・フィルは、明らかにいつものチェコ・フィルとは違いました。普段ならボヘミアの美しい森を散策しているような気分にさせてくれる筈が、この日ばかりはまるでジャングルの山火事のように燃え盛っていました。それほどメインで演奏されたプロコフィエフ「交響曲第5番」の印象は鮮烈なもので、まさに(ハイドンじゃないけど)「シュトゥルム・ウント・ドラング」。熱気とスピード感。そしてアンサンブルの一体感と緊張感の持続。まさに手に汗にぎるような演奏でした。
それにしてもドゥダメルが世界有数の名門オケをこれほどまで自在に操縦するとは…。なにしろチェコ・フィルは「自分たちのサウンド」に強いこだわりを持ち、実際それを長年に渡り守ってきた、気位の高いオーケストラです。だからこそ今回のような事態は、私は予測できませんでしたし、今でもそれが信じられないほどです。ドゥダメルがチェコ・フィルのサウンドを一変させたことの良し悪しは別として、彼が大人数の(しかも一筋縄ではいかない)オケを従わせるだけの統率力を持っていることは、どうやら認めざるを得ないようです。
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2007.06.25
60歳代男性。少年時代からの癖が、ただいまピンチになり困り果てています。
若いころに指揮者小沢征爾さんのライブを見て、躍動感あふれる姿が脳裏に焼き付きました。以来数十年、音楽を耳にすると、条件反射的に体を揺すりくねらせ、タクトを振るまねごとをします。
恥ずかしいので人前ではしませんが、一人暮らしのアパートの部屋にいるとパフォーマンスに陶酔している自分がいます。音量には気をつけ、跳んだりはねたりはしないので、世間様には迷惑をかけていないと思い込んでいました。
先日、階下の新住人が来て「天井がきしみ電灯がゆれる。何をしている」とすごまれました。とにかく謝り、事なきを得ましたが、落ち込んでいます。そういえば、階下は人の入れ替わりが多いようです。
今は我慢していますが、ラジオから音楽が流れると体がむずむずしてきます。私の“宿痾(しゅくあ)(持病)”である「指揮マネ病」とどう向き合えばいいのでしょうか。(埼玉・R男)
(読売新聞 人生案内-心身 2007年6月12日付 )
こんな質問が大新聞に掲載されていたことを、今日「庭は夏の日ざかり 」で知りました。新聞に投書するくらいですから、きっと「R男」さんは真剣に悩んでおられるのでしょう。同好の士として看過できませんので、お節介とは思いつつも「R男」さんに私からもお返事差し上げたいと思います。
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2007.06.24
今日は外出するつもりだったのですが、天気も悪いしお金もないし(給料日前なもので)…、ということで自宅でおとなしくしていました。まあ家に居ても特にするもなく、ただパソコンの前に座ってカチャカチャやりながら「おもしろい記事はないものか…」とネットをウロウロしておったわけです。ブログを書き始めた頃よりも仕事がずいぶん忙しくなってきて、最近はネットでネタ探しする時間が取れなくなっているのですが、今日のように時間的余裕があるのって貴重なことですし、ありがたいことです。
さて今日の「ニューヨーク・タイムズ」(電子版)に「珍しい楽器ご紹介」みたいなページがありまして 、そこでミュージカル・ソウ(音楽のこぎり)やユーフォニウムなどに混じって、コントラファゴットの作品が紹介されていました。この楽器、オーケストラ・コンサートではおなじみ(デカイから目立ちますもの:笑)ですが、ソロ楽器としてのコントラファゴットを聴く機会って、言われてみれば余りないような気がします。
でこの記事ではフィンランドの作曲家、カレヴィ・アホの「コントラファゴット協奏曲」を紹介していまして、これを見た私は「ひょっとして…、BISレーベルだからナクソス・ミュージック・ライブラリー(NML)にあるかも…」と思い、検索してみたら…、予感は見事に的中(笑) 。さっそく全曲を通して聞いておりました。冒頭部でコントラファゴットの重低音ソロが延々と続いたときは、「ちょっとこれはダメかも…」と思ったりしたのですけど、聞き進めていくうちに、どんどん雄大でエネルギッシュになっていく音楽に耳を奪われてしまい、最後には「おおっ…、コレってなかなかいい曲かも…」と考えを改めました。随所に見せる叙情性、強奏部でのダイナミックな音のせめぎ合い、そしてドラマティックな曲構成は、一級の交響作品としての風格を感じさせます。この珍しい楽器による協奏曲としては、ファースト・チョイスになり得る曲ではないかと思います。
さて前述の「ニューヨーク・タイムズ」紙は、もうひとつユニークなCDを紹介していました。それはフィラデルフィア管弦楽団で長年主席オーボエ奏者を務めたマルセル・タビュトー(Marcel Tabuteau, 1887-1966)の名演集なのですが、ただの「名演集」と異なる点があります。実はこのCD、ストコフスキー指揮によるオーケストラ録音から、タビュトーの演奏した部分だけを拾い集めたものなのです。この一風変わったコンピレーション・アルバム、Amazon.comでは”CURRENTLY NOT AVAILABLE”(「お取り扱いしていません」)なのですが、アルバムの一部は視聴可能です(→こちら )。最初私は何気なく「Track 13」(ブラームス「交響曲第2番」、第3楽章冒頭)から聞き始めたのですが、そのスムーズさ、そして味わい深い節回しに「これはいいな…」と感じ、他のトラックも次々にクリックし、結局は聞けるトラックはすべて制覇しておりました。どのトラックを聞いても、どこか一本スジが通ったような上品さがあります。それは「サロメ」や「シェエラザード」のような曲でも同様で、その「道を外れない」演奏ぶりが却って好ましく感じられたりもします。ちょっとコレは手に入れたいですね(といいますか早速、発売元の「Boston Records 」でオーダーいたしました:笑)。
(関連商品)
●アホ:チューバ協奏曲&コントラファゴット協奏曲
オイスタイン・ボーズヴィーク(チューバ)ルイス・リプニック(コントラファゴット:※)
マッツ・ルンディン指揮ノールショピング交響楽団
アンドリュー・リットン指揮ベルゲン・フィル(※)
(BIS; BIS-CD-1574, →Amazon.co.jp /HMV /@TOWER.JP )
●Excerpts with the Philadelphia Orchestra and Leopold Stokowski
マルセル・タビュトー(オーボエ)
レオポルド・ストコフスキー指揮フィラデルフィア管弦楽団
(Boston Records; BR1021)
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2007.06.23
●体調不良のために先日大阪フィルの演奏会をキャンセル(→参照1 、同2 )した指揮者の大植英次 さんですが、昨夜(日本時間だと「今朝未明」)のハノーファー北ドイツ放送響とのライヴでは、マーラー「交響曲第5番」とベルク「ヴァイオリン協奏曲」(独奏:ルノー・カプソン)を演奏して健在ぶりをアピールしました。しかし最近の大植さんは病気による降板が相次いでいるので心配です。指揮者という仕事は数年後までスケジュールが詰まっているので、治療のための時間がなかなか取れないのかもしれません。でも激務だからこそ、きちんと治療を受けて、万全の体調で仕事に臨んでいただきたいです。
●来年秋の「ウィーン国立歌劇場」来日公演 ですが、演目が変更になったようですね。「イドメネオ」が「フィデリオ」に、ティーレマンの「マイスタージンガー」がムーティ指揮の「コシ・ファン・トゥッテ」に、そしてグルベローヴァの「ロベルト・デヴェリュー」は演奏会形式の公演になったそうです(参照3 )。「マイスタージンガー」から「コシ」への変更については、ムーティ登場に快哉の声が上がる 一方、嘆息するワグネリアンもいたり と、ネット界は「悲喜こもごも」の様相を見せています。
●いろんなチェンバロの画像が見れて楽しいブログ「チェンバロ漫遊日記 」に、「チェンバロの音色が出せるピアノ」 なるものが紹介されていました(→参照4 )。なにやら「秘密の仕掛け」でチェンバロのような音色を出せるそうです。この楽器がある「明日館」というのは「自由学園明日館 」のことでしょうか。そのメカニズムを「実際に見て驚いてください!」とブログにありますので、今度上京したときでも覗いてみましょうか。
●英国王立音楽アカデミー(RAM)の学生であるキット・アームストロング くん(→公式サイト )は現在15歳(!)。5歳で作曲を始め、7歳で「セレブレーション」という副題の交響曲を書き、現在は十二音技法を用いた作品を発表しています。そしてRAMでブレンデルに師事する彼は、すでにピアニストとしても演奏活動を行っていて 、今後BBC響との共演予定もあります。さらに音楽だけでなく、大学で数学も勉強しているというのですから、なんともはや「天才」としかいいようがありません。そんなキットくんですが、趣味が「折り紙」だというのが実に微笑ましいです(参照5 )。鶴を折るのも結構怪しい私にとって、「にわとり」「亀」「犬」を見事に折り上げるキットくんはリスペクトの対象です(笑)。
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2007.06.20
音楽雑誌「クラシックジャーナル」の最新号(026号) (→amazon.co.jp 、HMV 、@TOWER.JP )に「ラ・フォル・ジュルネへの素朴な疑問」という特集記事があります。これを見て私は「ひょっとして…、真正面からのルネ・マルタン批判では…」と胸騒ぎを覚えましたが、内容はさにあらず、「熱狂の日」音楽祭にクラシックソムリエとして参加された片桐卓也氏が、同誌のスタッフからの質問に答える、という内容の記事でした。編集部の「ラ・フォル・ジュルネ」への疑問(または「誤解」)は、まさにコアな音楽ファンなら誰もが抱くようなもので「そうだそうだ」と共感を覚えましたし、それに対する片桐氏の回答にも「へぇ、そうだったんだ~」「そんなの初めて知った~」的なものもあったりしたので、双方のやりとりを結構楽しく拝見した次第です。
さて片桐氏の発言で、面白かったものを幾つかご紹介しますと…、
①東京都響とトウキョウ・モーツァルト・プレイヤーズ以外の在京オケが「ラ・フォル・ジュルネ」に出ない理由は、「ギャラが安いから」。
②「東京で『熱狂の日』が成功した」というニュースがフランスで流れ、はじめてフランス国内でも本家ナントの「ラ・フォル・ジュルネ」の認知度が高まった。
③「0歳からのコンサート」「キッズプログラム」は日本独自のもので、ナントには無い。
①は「やっぱり…」という言葉しか浮かびませんが、今後音楽祭の収益性が上がって、その結果ギャラも上がれば、また新たな展開が起きるかもしれませんね。何しろ私には「オケのレベルを更に一ランク上げて頂きたい…」という、積年の思いがあるもので。あと②と③は、まさに「驚きの事実」です。東京での音楽祭の成功といい、日本だけのオリジナル企画といい、「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」が世界の音楽業界に誇れるものだという思いを新たにしました。
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2007.06.08
「エスクァイア」でクラシック音楽特集が組まれて から、一般誌でクラシックを取り上げる機会が増えたような気がしますが、今度は「男の隠れ家」なる雑誌がクラシック音楽を取り上げてくれました(→amazon.co.jp )。私はこの雑誌の存在を今回初めて知ったのですが、普段は旅行や文芸ものなど、「男の趣味」なら何でも記事にする雑誌みたいです。
さてこの「男の隠れ家」ですが、サブタイトルには「大人のためのクラシック」とあります。「わざわざ『大人のための』と付けた意味はどこにあるのかな」と思って中身を読み進めてみると、意外にも(と言っては失礼ですが)浮ついたところのない堅実な内容で、「確かに『大人のための』ガイドだなぁ」と思いました。まず「のだめ」の「の」の字も無いところが「大人」ですし、ライター陣も三枝成彰、青島広志、堀内修、吉井亜彦、諸石幸生、吉松隆、渡辺和彦、そして宇野功芳(以上敬称略)と実に豪華な布陣で、このあたりも「大人」の匂いがぷんぷんします。
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2007.06.03
最近とあるホールで、こんな経験をしました。
その日は若手演奏家によるチェロ・リサイタルだったのですが、私の席のすぐ前が丁度「障害者席」でして、コンサートが始まる直前に電動車椅子の方がその席に来られたのです。そのお方は自力で呼吸することも叶わないらしく(おそらくは筋萎縮性側索硬化症のような、筋肉が侵される難病の方なのでしょう)、車椅子には鞴(ふいご)のようなレスピレーターが備え付けられていました。その機器を見て「ひょっとして…」と私が案じた通り、演奏会のあいだ、私の耳には「ゴー」「ゴー」と鞴が作動する音が間断なく聞こえていました。
やがて演奏会はアンコールに入り、チェリストは「鳥の歌」を演奏し始めました。チェロの祈るような響きと、空気を送るレスピレーターのサウンドが交錯する様を耳で感じながら、「生き物の『生』とは何だろう」そして「自分の力ではどうしようもない運命に身を委ねるとき、人間は何を思うんだろう」と思いを巡らせていました。
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2007.05.30
フィンランドの作曲家、ジャン・シベリウスは晩年周囲にこう漏らしたといいます。
「うまく拵えた作品はこの世に無数に存在する。しかしそれらはただ音符が記されているに過ぎない。そこには内面の世界が欠けている。彼らは立派な造船所を建てた。だが船はどこだ?」
シベリウスが20世紀の作曲界に投げかけた(と思われる)この言葉は、どこか現代の演奏家たちにも当てはまるような気がします。「正確で破綻の欠片もないアンサンブル…。だがしかし何か物足りない…」という体験は、割とよくあることです。そんなときの私は、まさに「舟はどこだ!?」状態になるわけです。
アンソニー・コリンズが1950年代前半に英デッカに残したシベリウスの録音のうち、交響曲全7曲が3枚組セットで再発されました(→amazon.co.jp )。この録音を聴いて感じるのは、コリンズのシベリウス解釈の「確かさ」です。どこが「確か」かというと、彼の音楽からはシベリウスの楽譜に込めた「感情の動き」がきちんと伝わってくるのです。ただ「フォルテ」と「ピアノ」と描き分けるだけの演奏とも、ひたすら「泣き」の入った感情的な演奏とも違う、「喜怒哀楽」の感情の流れがあります。その感情の流れがまた自然で、ピタっとはまっているのです。作曲家の喜び、落胆、そして孤独がしっかり音として表現されてるような、そんな演奏です。
彼の音楽の中には、舟の影がはっきりと、見て取れるのです。
(参考)
Michael Tucker. Northbound: ECM and 'The Idea of North'. Horizons Touched - The Music of ECM - . Granta Books. England. pp.29-34.
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2007.05.26
こんばんは、「おかか1968」です。それにしても今日は暑かったですね。それなのにスカッとした晴天を拝むことができず、どこかモヤッとしていましたね。どうやら今日は黄砂が飛んでいたようです。明日もこの天候が続くみたいですが、黄砂が続くと車が汚れるからイヤなんですよね。まあ贅沢な悩みではありますが。
で今日はその車を飛ばして京都で用事を済ませたあと、CD店で散々棚を物色した挙句、結局持ち帰ったのは無料配布の「ぶらあぼ」だけでした。でこの「ぶらあぼ」の最新号(2007年6月号)を眺めて一番驚いたのが、「熱狂の日」音楽祭が終わってもまだルネ・マルタン氏の連載が続いていたこと(笑)。そんな彼の「DJ日記」ですが、今月はマルタン氏のオススメCDだけでなく「来年の『ラ・フォル・ジュルネ』ではこんなこともやるよ」みたいな事もチラリと明かしてくれています。敢えてこのブログで内容は明かしませんけど、「ソレ今年やってくれよマルちゃん!」と思いましたよ私(笑)。
さて既知のとおり、来年の「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」のテーマはシューベルトです。またシューベルトだけでなく、彼と音楽的「繋がり」が認められる現代音楽作品も「熱狂の日」音楽祭で取り上げることが既に発表されています。ハンス・ツェンダー編曲による「冬の旅」、ベリオの「レンダリング」などが演奏されるのではないかとの噂が巷にはありますが、私は旧ソ連の作曲家エディソン・デニソフ(写真:→Wikipedia )の「ヴィオラ協奏曲」を取り上げて欲しいと思います。ユーリ・バシュメットの独奏、シャルル・デュトワ指揮ユンゲ・ドイチェ・フィルにより1986年に初演されたこの作品は、実はシューベルトのある作品と密接な「繋がり」があるのです。それは何でしょう…。
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2007.05.23
先日実家のレコード棚をゴソゴソ漁っていたら、今のクラシック音楽界をリードするアーティストたちが、若い頃に残したアルバムが何枚か出てきました。手に取れば、ジャケ写に見る彼らの姿は皆若々しく、溌剌としていました。私は「みんなこんな時代があったんだなぁ」などと感慨にふけりながら、つい長々と眺めておりました。このエントリでは、巨匠たちの青年時代を収めたアルバムジャケットを紹介します。
まず最初はこちらから。
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2007.04.30
こんにちは、おかか1968です。もうすっかり春めいてきましたね、というか「春」を通り越して「夏」の気配すら感じられます。これぞ「ザ・行楽日和」ともいえる好天ですが、明日、あさっての天気予報は残念ながら「雨」と出ていますね。さてあさってといえば、「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」の初日ですね(笑)。すでに屋外イベントは始まってるようですけど、「新丸ビル効果」もあって、丸の内、有楽町、そして銀座界隈はすごい人出なんでしょうね。私は3日から参戦予定ですが、普段は自宅周辺を歩いても人と全くすれ違わないようなところに住んでるもので(苦笑)、東京駅に着くやいなや人酔いしてしまわないかと、要らぬ心配をしております(笑)。
さて今日は海外のクラシック音楽関連ニュースをまとめてお送りします;
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2007.04.19
ヴァイオリニストのジュシュア・ベルをワシントンD.C.の地下鉄駅構内に立たせて通行人の反応を見る、という路上実験(とその結果)が「ワシントン・ポスト」紙の電子版に(隠し撮り映像付きで)公開され 、その内容が感心を呼んでいます(日本では音楽評論家の渡辺和様がブログで話題にしています )。彼はカジュアルな服装(頭には地元球団・ナショナルズの野球帽を被っていました )で朝の通勤ラッシュでごった返す「L'Enfant Plaza」駅の片隅に立ち、投げ銭を入れる缶を前にバッハ「シャコンヌ」など数曲を演奏しました。これは事前告知の全くない「シークレット・ライヴ」だったのですが、彼が43分の演奏で得たお金は32ドル17セント(約3800円)でした。この金額が、普段演奏会でベルが受け取るギャラの何分の一なのか、業界関係者ではない私は知りません。しかし彼の演奏に何の注意も払わずに通り過ぎていく通行人たちの映像は、クラシック音楽ファンの一人として衝撃的なものでした。
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2007.03.24
まず下の2枚のジャケ写をご覧下さい。
左はティーレマンのシューマン「交響曲第3番」、右はラトルの「ドイツ・レクイエム」のジャケ写ですが、よく見てくださいね…。なんか共通点があるような気がしませんか?
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2007.03.11
少し前の話になりますが、三鷹市芸術文化センターで行われた「トウキョウ・モーツァルトプレイヤーズ(TMP) 春の名曲コンサート」(3/3)は、実によい演奏会でした。2分足らずのモーツァルト「バスティアンとバスティエンヌ」序曲に始まり、協奏作品2曲を経て最後にベートーヴェンの「田園」というプログラム全般を通じ、個々のメンバーの力量の高さと清涼感のあるアンサンブルを楽しむことができました。ニーノ・ロータのレアな作品「コントラバスのための協奏的ディヴェルティメント」も「田園」も良かったのですが(特にコントラバス・ソロの黒木岩寿氏の奮闘ぶりといったら!)、ここではプログラム3曲目のアルバン・ベルク「ヴァイオリン協奏曲」について触れてみたいと思います。難曲をいともたやすく、まるでモーツァルトやベートーヴェンのように演奏する江口有香さんも見事でしたが、ここで書くのはそれとは別の、曲全体の解釈やイメージに関することです。
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2007.03.09
今日何気なくアマゾンの「クラシックトップ100 」を見てたら…
1位の「千の風になって」はやっぱり強いな。で2位は「春風」。アーティストはゆず。ほんで3位は…、ん?
そのゆずちょっと待ったーーーー!!!
いやゆずが新曲「春風」で葉加瀬太郎と共演したのは知ってますよ。でも曲を聴く限り、どこをどうとっても紛れも無いゆずの音楽ですから。葉加瀬太郎と抱き合わせるだけでクラシックに変身しちゃうんでしょうか。それともオペラシティでPVを収録した から「クラシック」なのでしょうか。それってやはり無理あるような…。ゆずの曲そのものは、いつもの「ゆず」っぽく爽やかな曲調で、悪くないんですけどね。ちなみに個人的にゆずの曲で一番カッコいいな、と思ったのは「We are F・Marinos」。題名から想像できるように、横浜F・マリノスの応援歌です。
ちなみにこの「春風」、「hmv.co.jp」では「ジャパニーズ・ポップス」に分類されています 。やはりこっちの方がしっくり来る。まあ「春風」って、ゆずがデビュー前からずっと歌ってきた曲らしいので、そういう意味ではこの曲は「ゆず的クラシック」なのかもしれませんね。
(関連エントリ)日産スタジアムの巨大ビジョンに映し出される「ゆず」の2人 (1号店の去年3/5のエントリ)
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2007.02.25
例のジョイス・ハットーの件で、スウェーデン・BISレーベルのロベルト・フォン・バール氏がコメントしています(参照 )。どうやらBISレーベルは「今回の件がいかなる結果になろうと法的手段に訴えるつもりはない」ということのようです。そして(ハットー側がコピーした可能性のある)「ラスロ・シモンの『超絶技巧練習曲集』は絶賛発売中!」と宣伝することも忘れていません。
またこのコメントを読む限り、バール氏も晩年ハットーが長い闘病生活を余儀なくされたことに心を打たれている様子です。
(※)「Naxos Music Library」にシモンの「超絶技巧~」があります ので、会員の方はお試しあれ。
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2007.02.20
……どうしようどうしようどうしよう…、ってどうしたものかな「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」のチケット。「熱狂の日」フレンズ限定の先行発売が2/24(土)から開始されるので、プリントアウトしたタイムテーブル を凝視しながら頭を悩ませているところなのだ。
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2007.02.07
東京国際フォーラムの「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」公式サイトで、本家ナントの「熱狂の日」音楽祭の模様が見られます(参照 )。私はタラフ・ドゥ・ハイドゥークスの出演したライブ をウェブラジオで聴きましたが、クラシックの世界では絶対体験できないハイテンション、ハイスピードの音楽は圧巻でした。これにつられてか、この後オーケストラが演奏した「ルーマニア民俗舞曲」もいつになくノリノリというか、良い意味で「乱れて」いました。異なるジャンルの音楽家が出会うことで音楽的感性が刺激され、触発された感じがネット越しにも伝わってきました。この「異種格闘技」的企画、吉と出たようです(というかこーゆーのってルネ・マルちゃん好きそう…)。
しかしこのライブのレポートが「おジャポン」の公式サイトに載ったということは…、有楽町でもこのライブを見ることができるのでしょうか?来週木曜日(2/15)の発表が待たれるところです。
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2007.02.06
私がネタ探しにいつも立ち寄るAlex Ross氏のブログ「The Rest Is Noise 」で、二期会公演「ダフネ」(→公式サイト )が取り上げられていました(参照 )。
そういえば今月は、秋に立て続けに来日する海外オペラハウスのチケット発売ラッシュですね。チューリヒ歌劇場に続いてリンデンオーパーにゼンパーオーパー…。財布とも相談しないといけないし、頭の中はまさにオーパーヒートです(ん?)。しかも来年初頭にはマリインスキー・オペラも来るんですよねぇ。どうして一度に固まって来るかなぁ(ぼやき)。
我が家の財政問題も鑑みて今月の「ダフネ」、私はパスです。でも来月の新国「アルバート・へリング 」には、結構心がグラグラ揺らいでいる私であります。
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2007.01.26
予想以上に見ごたえがありました。実は私、大野和士さんのことを「仕事の出来るクールな男」というイメージで見ていたのですが、この番組を見て印象が少し変わりました。一昨年のシャトレ座でのハプニングの映像が流れたあとカメラが大野さんの表情をドアップで捉えてたのですが、彼の目は心なしか潤んでいるように見えました。それを見て彼の内に秘めた強い「パッション」の一端を垣間見たような気がしました。
(※)今月からモネ劇場で大野さんが指揮する「炎の天使」(→公式サイト )が、ウェブラジオで聞けます。放送局は「Klara 」。オンエアは2/18(am4:00~:日本時間)です。
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2007.01.22
小菅優さんが登場した昨日のNHK教育「トップランナー」ですが、50分弱という短い時間帯であったにもかかわらず、インタビューの端々から彼女のパーソナリティがにじみ出ていて、実に興味深い内容でした。
特に感心したのは、彼女の作品に対する理解力の「的確さ」です。彼女いわく、モーツァルトは「プレイボーイ」だけど、作品の中に「天才の孤独を感じる」作曲家、一方ベートーヴェンは「世界を変えたいと思っている人」「『Nein』(ドイツ語で「ノー」)といえる人」「こだわりがすごくある人」だといいます。23歳にしてこの深い洞察力!恐れいりました…。
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2007.01.20
以前山尾敦史様がブログで話題にしていた ボールトのビデオですが…
これですね。私もボールトが好きなもので、このビデオはことある度に何度も見返しています。
彼の指揮姿が(しかも動画で)拝めるという、ファンにとっては実に有難い逸品です。 もちろんボールトが自家籠中としたイギリス音楽の演奏も実に素晴らしいのです。そして(山尾様も触れておられましたが)彼の特徴はなんといっても…;
その「指揮棒の長さ」です。
「ピリオド演奏」という言葉すら存在しなかった頃からオケの「両翼配置」(ヴァイオリンが指揮者の両サイドに並ぶレイアウト)に拘るなど、何かとオールド・スタイルを好んだボールトですが、指揮棒にも彼のこだわりが表れています。彼は20世紀前半の巨匠たちが好んで用いた、長めの指揮棒を愛用していました。
カラヤンと比較すると、その長さは一目瞭然です。
そしてボールトは、その長い指揮棒を(ミュンシュみたいにブンブン振り回さすのでなく)「しゃなり」「しゃなり」と操るのです。その所作はまるで日舞のお扇子を思わせる雅やかさで、その立ち居振る舞いは「さすが英国紳士」といったところでしょうか。
さて…、実はこの日本で、ボールトよりも長い指揮棒を持つ人物が現れました。その人の名は…;
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2007.01.11
前回のエントリでは、U-31(31歳以下)の指揮者たち を取り上げましたが、今回はその一つ上の世代(と勝手に私が定義した世代)の「32歳以上、35歳以下」(ここでは「U-35」と呼称)の指揮者たちをリストにしてみました。
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2007.01.08
昨年末に購入したディスクのなかで、私のお気に入りの一つとなっているのが、トゥガン・ソヒエフの「展覧会の絵」(写真)です。「naive」レーベルならではのアーティスティック・ポイントの高いジャケ写に釣られ、ついレジに持っていってしまったのですけど、トゥールーズ・カピトール管のポテンシャルをフルに引き出した演奏はなかなかのものでした。同封ブックレットによるとソヒエフは北オセチア出身で現在28歳とあります。北オセチアといえば、どうしてもワレリー・ゲルギエフを連想してしまうのですが、ソヒエフの「展覧会の絵」はフランスのオケの持つ「繊細さ」「上品さ」を前面に押し出しながらも、時折同郷の先輩を思わせるような「勇ましさ」が時折顔を覗させるという、なかなかユニークな味わいを持っています。カップリングのチャイコフスキー「交響曲第4番」はアンサンブルに1ランク上の精度が欲しいところでしたが、それでもデビューCDとしては上々の滑り出しではないでしょうか。
さて最近の音楽界では20代の指揮者は決してレアではありません。ソヒエフとおなじ20代のドゥダメル やブランギエ の活躍ぶりは当ダイアリーでも取り上げていますが、この3人には「若い」という以外にも共通点があります。実は彼らは所属事務所も同じなのです。彼らの音楽事務所「Askonas Holt 」にはアバド、ヨー・ヨー・マ、ボストリッジら多くの有名演奏家を抱えていますが、現在ベルリン・フィルの首席指揮者を務めるサイモン・ラトルを17歳の頃から(!)サポートしてきたエージェントです(参照 )。更にはラトルと同郷で、彼の跡を追うような活躍ぶりを見せるダニエル・ハーディングも「Askonas Holt」の所属です。おそらくこの二人の「成功」に続けとばかりに、次の世代のアーティストの発掘に力を入れているのでしょう。そして「Askonas Holt」以外にも「IMG Artists 」、「HarrisonParrott 」、「Van Walsum 」といった音楽事務所も負けじと若手指揮者のサポートに熱心に取り組んでいます。
<当エントリはここからが長いので、読者の皆様はご注意ください>
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2006.12.24
「アーノルド・シェーンベルク・センター」(→公式サイト )が製作したと思われる、シェーンベルク「クリスマス音楽」のクリップを「YouTube」で見つけました。興味のある方はこちら からどうぞ。
(p.m.18:20追記)日本海に面した片田舎の夜が更けてきました。でもなんだか普段の夜の景色と変わり映えしないので、ライトアップされた「花の都」パリの風景 でも見ながらクリスマス気分に浸りたいと思います。それでは皆様、よいクリスマスを。
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2006.12.17
「あ~、昨日はワイン飲みすぎたよ~」で胃もたれ気味の「おかか1968」です。ちょうど忘年会シーズン真っ只中、ということで私も宴会が続いてます。皆さんも飲みすぎには注意しましょうね。それから飲酒運転は絶対に止めましょう。
さて今日は自宅でじっくり休養を決め込んで、録り溜めしておいたテレビ番組をざっと視聴することにしました。まずは「毎コン」(今は「音コン」といった方が良いのかな?)。ヴァイオリン部門では予選通過した4名の演奏がオンエアされていたんですが、つい関西人の血が騒いでしまい、関西出身の黒川侑&藤江扶紀の両名を応援してしまいました(笑)。それにしても黒川くんスゴイ!16歳にしてあの音質と安定感は驚きです。一位も納得の出来です。こりゃ一度聴きに行かないと。と思って調べたら来年4/29に関西フィルと共演 しますね。「ラ・フォル・ジュルネ」間近のこの時期は体調管理のためコンサートはセーブしたいのですが…。チケット発売日までにじっくり考えときます(笑)。藤江さん(入選)もフレージングに問題があったけど、いい音を出してましたよ。あとトランペット部門で全員が吹いてたジョリヴェの「トランペット協奏曲第2番」てとってもカッコイイ曲ですね!。この曲に比べたらアルチュニアンの協奏曲なんて本当にイモ臭い、そう感じてしまう位にカッコいい(あまり良い説明になってないけど)。なかなかの佳曲なので、今回出場された方々には、今後も是非この曲を演奏し続けて欲しいです。それからミュートを演奏中に落っことしてしまった久良木文さん、ドンマイです(笑)。これからもシエナ・ウインドで頑張って下さい。最後にピアノ部門は…、一番印象的だったのは指揮の飯森範親氏が舞台裏でボソッと呟いたコネタギャグでした(あえて内容は秘す:笑)。
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2006.12.01
それは、ブログを更新しないこと(笑)。
更新頻度が落ちればブログへのアクセスが減る。そして自ずとスパムも減る、と(笑)。当ダイアリーの場合、300アクセス/日を超えた辺りで急に増えたし。
あ、ここのサイトですが、ネタが上がりましたら更新いたしますので、暫しお待ちくださいませ。
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2006.11.10
以前当ダイアリーで、ロシアのピアニストたちのYouTube動画 を取り上げたところ、複数の方々から「はてなブックマーク」して頂いたりして、結構大きな反響がありました。というわけで今回は大好評企画の第2弾をお送りします(笑)。
【スヴャトスラフ・リヒテル】
●ブラームス「ピアノ協奏曲第2番」リハーサル
【ラザール・ベルマン】
●リスト「タランテラ」(その1 、その2 )
●同「ダンテ・ソナタ」(その1 、その2 、その3 )
【ミハイル・プレトニョフ】
●ラフマニノフ「パガニーニの主題による狂詩曲」(その1 、その2 、その3 )
【スタニスラフ・ブーニン】
●ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」(第1楽章:その1 、第1楽章:その2 、第2楽章:その1 、第2楽章:その2 、第3楽章:その1 、第3楽章:その2 )
【ボリス・ベレゾフスキー】
●リスト「マゼッパ」
【イリーナ・メジェーエワ】
●ショパン「ポロネーズ第1番嬰ハ短調」
【アルカディ・ヴォロドス】
●ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」(その1 、その2 、その3 、その4 )
【アレクサンダー・コブリン】
●ショパン「前奏曲集」(その1 、その2 、その3 、その4 、その5 )
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2006.10.21
書店の雑誌コーナーで村治佳織(写真左)とニコラ・ベネデッティ(同右)が仲良く並んでいたので思わず両方とも買ってしまいました(笑)。
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2006.09.06
6日前に公式サイト を通じてオーダーしたCDが本日無事到着しました。正直オーダー画面に一通り入力して「Place the Order」のボタンをポチッと押しても、アマゾンみたいに「オーダー承りました」的なメールがやって来ないからすごく心配してたんだけど、無事品物が到着してほっとしました。実は私は写真のCDをオーダーする前日に、別の商品を同じサイトから注文していて、その商品がまだ手許に届かないんで、今はそっちの方が若干気がかりです…。なんかオーダー直後に相手からのレスポンスが無いと、ものすごく不安になるわけですが、これって一昔前FAXで海外通販をしてた時代の「大丈夫かな…」「ちゃんとAcceptされたかな…」「いつ届くのかな…」という緊張感を思い起こさせます(笑)。
あと直接関係ないですけど、今日現在「Lyrita」でググると当ダイアリーがトップに来るので恥ずかしい限りです(笑)。
(9/30追記)結局CD5枚で代金が2万円以上かかってしまいました…。少々時間がかかっても、もう少し安く入手できるところでオーダーした方が良かったです。
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2006.07.20
CX系ドラマ「結婚できない男」(→公式サイト )の主人公がクラシック音楽の愛好家ということについて長々と。
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2006.07.08
サッカーの次期日本代表監督の選考をめぐる喧騒の中で「オシムの言葉」(著者:木村元彦:→amazon.co.jp )が再び売り上げを伸ばしています。そこには旧ユーゴスラビアを代表する指揮官である彼の含蓄ある発言の数々が収録されています。これらのいわゆる「オシム語録」はサッカーオタクにとってキリスト教の福音書のような存在となっているわけですが、私は彼の言葉の中に冷戦時代をくぐり抜けた東欧人特有の「体臭」を強く感じます。例えば「人気語録ランキング」で間違いなくベスト3に入るであろう「レーニンは『勉強して、勉強して、勉強しろ』と言った。私は、選手に『走って、走って、走れ』と言っている」という発言は、第2次大戦後の東欧で教育を受けた人でなければ出てこないでしょう。この一言に限らず、彼の談話にはユーモアが伴っていますが、そのユーモアを理解するには一定の知性が要求されます。そのような理知的な笑いは、旧ソ連のアネクドートの数々と共通するものです。さて音楽界はどうでしょうか。ここで私が紹介するのはチェコの指揮者、ヴァーツラフ・ノイマン(1920-1995)の言葉です。
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2006.07.02
今日は写真をupするだけにします。
この人が誰かはしばらく伏せておきますので、読者の皆様もいろいろと想像してください。1つだけヒントを出します。有名な音楽家です(笑)。
ついでに写真をもうひとつ。
まだこの人の方が判りやすいと思います。正解は1日後くらいにupしますね。
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2006.06.23
(写真)ドイツW杯「ブラジル対日本」戦終了後、アドリアーノ(上)に慰められる中田英寿(下)。
中田英寿選手へ;
お疲れさまでした。今はモーツァルトの音楽 でも聴きながら暫しの休息を。
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2006.05.21
いい天気の日は掃除に限る。自宅の窓という窓を全開にして掃除機をかけたり、布団を干したり、果てには車の掃除をする。それらが一段落したあとラジオ局「WUOT 」のサイトにアクセスして「ヴォルピ支配人退任記念ガラコンサート」をパソコンのスピーカーから流す。ニューヨークの饗宴をネットを通じて日本海に面した片田舎で聴くというのは、まさにIT時代の最大幸福。それにしても何という豪華な顔ぶれだろう!メトは10年前にも「レヴァインMETデビュー25周年ガラ」をやってるけど、今回もそのときに引けをとらない。これでもかこれでもかと主役級の歌手たちが登場する派手なガラ・コンサートはメトならでは、というかメトしかやりませんし出来ないよねこんなこと(※)。
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2006.05.16
唐突ですが、「東京に8つあるオーケストラのなかで優秀なオケを3つ挙げよ」と尋ねられたら皆さんはどう答えますか?私は東京在住でないもので、この質問にはお答えできませんが(といって逃げてるんですけど:苦笑)、日本の英語紙「Daily Yomiuri」のHiroshi Miyashita氏によると東京の「ビッグ3」はNHK交響楽団、東京都交響楽団、そして読売日本交響楽団らしいです(参照 )。
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2006.05.13
イタリア出身の指揮者カルロ・マリア・ジュリーニが亡くなって、もうすぐ一年になりますが、米国の音楽評論家Timothy Mangan氏のブログ「Classical life」で、生前の彼に関する興味深いエピソード(参照 )を見つけました。
ジュリーニがロサンゼルス・フィルの音楽監督時代にコンサートマスターを務めたSidney Weiss氏によると、彼はリハーサルのあいだは常に温和で、感情を露わにすることは滅多になかったそうです。しかしある日の練習で、初めてロス・フィルの練習に参加したある若い女性ヴァイオリン奏者を名指しで批判しはじめました。
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2006.05.07
今回の「熱狂の日」音楽祭は演奏会だけでなくトークイベントも充実していました。今日先ず訪れたのは、相田みつを美術館で行われた「ウラ・ラ・フォ」という催し。出演されたのは鈴木淳史と許光俊の両氏。他会場での演奏会のため始まって20分ほどで中座しましたが、何が一番印象的って許光俊さんの声がすごく「いい声」なんですよ。深い低音の響きが耳に心地よくて、これなら少々キツイことを仰っても全然聞いてる方は苦にならないです。逆に「もっとその声で刺激的なことを話して…」て思ってしまう(笑)。こんなこと思うのは私だけかもしれないですが。
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2006.05.02
なる特集を「芸術新潮」誌が組んでいた(→amazon.co.jp )ので購入してみました。武満氏が猫を抱いて(まるでムツゴロウさんみたいに)人懐っこい笑顔を浮かべている表紙イラスト(和田誠・作)を見て、「現代音楽の巨匠トオル・タケミツに対するイメージもずいぶん大衆化したものだ」という印象を強く持ちました。
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2006.02.28
最近何年ぶりかでナイジェル・ケネディ(写真はヴィヴァルディ「四季」のDVDジャケット)をウェブラジオで聴いたのですが、そこでの彼のパフォーマンスは隅々まで独創的なものでした。マイクを持ったケネディが舞台袖から登場するといきなり「Ladies...and ladies...」と呼びかけて聴衆の笑いを誘います。1曲弾き終えたら「今から調弦するけど、これを聴いて『フィリップ・グラスへのオマージュ』だと勘違いしないで」。ここでまた爆笑。そして彼の贔屓のチーム、アストン・ヴィラの話を始めたかと思うと、サッカーボールを取り出して客席に向かってシュートしたりと、まあこんな調子で曲間は彼のトークとパフォーマンスで盛りだくさんです。型破りなのはMCだけではありません。プログラム後半のヴィヴァルディの「春」(「四季」より)では楽譜よりも多くの鳥の鳴き声や犬の遠吠えが聞こえ、果てには第3楽章では楽団全員による掛け声を挟んだりと、まあ好き放題。またバロック音楽ばかりのコンサートの最後を飾ったのは「パープル・ヘイズ」。全ての面で破天荒な彼のコンサートは完全にクラシックのカテゴリーから大きく逸脱したものでした。
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2006.02.21
あー最近更新が滞り気味でしたね。なにしろ五輪ばかり見てるもので。しかし日本国籍の選手のメダル獲得数が少ないのに毎日観戦してるなんて、よほどスポーツ鑑賞が好きなんでしょうね。それはそうとフィギュアスケートでのボールドウィン・井上怜奈組(写真)のフリー演技、皆さん気になりませんでしたか?曲はショスタコーヴィチ「交響曲第5番」の最終楽章だったのですが、あの曲は数小節毎にギアチェンジの如くテンポが速くなっていくので、滑る方が音楽の進行に合わせてステップを踏めばどんどん早足になって終いには足が追いつかずに両足がもつれてしまうんじゃないかないと心配したのは私だけですかそうですか。
あと家では五輪の合間にネットラジオを聴いてますね。今年に入って本格的に聴き始めたのですが、聴き方のコツさえ掴めればこれほど便利なものはありませんね。なにしろ毎日コンサートのライブ録音が何種類も楽しめるのですから。番組内容のチェックにはこの番組表wiki を参考にしているのですが、この番組表がライブ放送の全てというわけではなくて、リストから漏れてるものも沢山あります(特に古楽系)。なので最近は各放送局公式サイトの番組表を言葉の壁と闘いながら眺めるのが日課になりました(苦笑)。さて今後折に触れてネットラジオを聴きながら感じたことをを気が向いたときにでもだらだらと書いてみたいと思うのですが、まずはモーツァルトから。
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2006.02.07
先日テレビ番組を見てたら指揮者が2人並んで登場し、公開リハーサルをしていました。番組MCによると一人は「巨匠」風解釈、もう一人は「気鋭の若手」風の演奏にするべくステージ上のオーケストラを指導していく、ということでした。どないな事になるんかいな、と思いながら眺めていましたが、見ているうちに訳がわからなくなってしまいました。
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2006.01.28
昨日の朝、目が覚めて「めざましテレビ」をつけたら丁度モーツァルトの音楽を紹介していました。「ヲイヲイまたかよ」と思いながら「今日から明日にかけて、モーツァルトの名前を避けて通ることはできないな」と改めて実感しました。なにしろ「google」もモーツァルト化してるんだもん(苦笑)。
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2006.01.24
最近ハマっているウェブラジオに日々耳を傾けていると、どの放送局もモーツァルトばかりオンエアしていて、最初のうちは嬉しがって聴いていたのですが、交響曲にピアノ協奏曲に室内楽にオペラと毎日モーツァルト尽くし、モーツァルトの満漢全席を食べているようで、「モーツァルト・イヤー」が始まってわずか二十余日にして少々食傷気味というか、ぶっちゃけ飽きてきました。いや音楽を聴かず普通に日常生活を過ごしていれば私のようなことにはならないのでしょうけど。モーツァルトの誕生日(1/27)前にしてこの状態ですから、モーツァルトの連続演奏会となる5月の「熱狂の日」音楽祭の頃にはどうなっているのでしょうか。夏のザルツブルグ音楽祭のあたりになるとモーツァルトを聴くだけで嘔吐を催すかもしれません。まあ食事も音楽も、バランスよく摂る(聴く)ことが大事ですね…。今日からは意識的にショスタコを聴くことにします。
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2006.01.01
皆様もご存知のとおり、今年はモーツァルト生誕250年の、いわゆる「モーツァルト・イヤー」です。これから12月まで世界中で右を向いても左を向いても、どこもかしこもモーツァルトの音楽で溢れることになりそうです。それに追い討ちをかけるように、今年は音楽雑誌だけでなく各種メディアがモーツァルトの音楽を積極的に取り上げることでしょう。
そしてもう既に「各界の有名人たちに聞くモーツァルトのおすすめCD」みたいな企画を立てておられる出版関係者もおられるのではないでしょうか。そのようなギョーカイ関係者は是非、この方にモーツァルトのおすすめディスクを尋ねていただけないでしょうか。
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2005.12.29
2005年もあと3日となり、いよいよ歳末も慌しくなって参りました。それにしても寒いですね。私の住んでる辺りも12月にしては記録的な大雪でした。ある日などは一晩中吹雪が続き、その風の余りの強さに我が住まいもガタガタと振動してしまい(「耐震強度なにがし」的物件ではないはずなのですが…)、その音で夜も眠れませんでした。仕方なく窓の外を眺めると、闇夜に雪が激しく宙を舞う光景が視界一杯に広がっているので、つい頭の中で「南極交響曲」が鳴り響いてしまう程の自然の脅威を感じましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて2005年のクラシック音楽を回顧する、ということで先日は「今年の10枚」ネタをやりましたが、このエントリでは今年の音楽界の動向を「坂本くん」的に振り返ってみたいと思います。
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2005.12.23
この絵の作者はクルト・ロイバー。彼は第2次大戦で軍医としてスターリングラードに赴任中、ソ連軍の包囲により補給路が絶たれた中、地図の裏を使ってこの聖母像を描きました。医師・オルガニストのシュバイツァーとも親交があったという彼は生きて戦地から故郷に帰ることはできませんでしたが、彼が生前に記した手紙にはこう記されています。
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2005.12.21
当サイトをご覧の皆様;
厳しい寒さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて「おかか1968」ダイアリーが累計100000アクサスを達成いたしました。本当に至らないところの多い当サイトにもかかわらず、多くの方にご覧頂いて、恐縮することしきりです。コメントやトラックバックをされた皆様、私のサイトの情報源となった全てのサイトの管理人の方々、そして多忙ななか当サイトにお越しいただいた皆様に、改めて御礼申し上げます。全てにわたり未熟なこのサイトですが、今後もご愛顧ならびにご支援の程よろしくおねがいいたします。
平成17年12月21日
「坂本くん」拝
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2005.11.17
青柳いずみこ氏の著作物は、読む度にピアニストとしての経験に裏打ちされた鋭い知見に感心させられるのですが、最新刊の「ピアニストが見たピアニスト」(→amazon.co.jp )も、彼女独自の視点から6人のピアニストたちの芸術の本質に迫った、まさに「読ませる」内容です。
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2005.11.13
先日ウラジーミル・アシュケナージの指揮によるワシントン・ナショナル管弦楽団の演奏会に、シベリウスの「ヴァイオリン協奏曲」のソリストとして五嶋龍が登場しました。そのコンサートの模様をリポートした米国のblog「ionarts 」を見て私はニヤッとしてしまったのですが…。
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2005.11.10
と「クイズ・タイムショック」(→参照:Wikipedia )みたいな質問をしてみましたが、解答は「K&Kの生活」の11月9日付のエントリ にあります。
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2005.10.25
最近なかなか読み応えあるなぁ、と感じることが多かった老舗クラシック音楽情報誌「レコード芸術」ですが、今月号(2005年11月号)は正直イマイチでした。その理由は明らかに「モーツァルト名盤大全」なる特集企画が巻頭を飾っているからです。
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2005.10.11
世界一有名なピアノコンクールである「ショパン・コンクール」の歴史と、各コンクールの模様を時系列を追ってまとめたレビュー本です(→amazon.co.jp )。著者の佐藤泰一氏はピアノ音楽の音盤コレクターとして他の追随を許さない存在としてつとに有名で、最近ではウアディスワフ・シュピルマンが第二次大戦中に遺した日記をまとめた「ザ・ピアニスト」(→amazon.co.jp )の翻訳も担当されておられます。さてこの本を最後までざっと目を通してみると、「ショパンコンクール事典」としても通用するほど膨大なデータが集録されていて、その情報量のあまりの多さに目眩を覚えるほどです。特に巻末註釈はショパン弾きの一大ディスコグラフィと化していて、これだけでもレコードコレクターには大いに参考になることでしょう。
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2005.09.27
先日「The Stage」紙(→公式サイト )にSony BMGがオーディション広告を掲載しました。そこには「アレッド・ジョーンズやシャルロット・チャーチに続くのは君かも?10歳から14歳までの少年少女による次世代クラシック・クロスオーヴァー・バンドのメンバーを募集します」と書かれていました。つまりソニーはローティーンだけで構成されたクラシック音楽グループをデビューさせ、大々的に売り出そうと目論んでいるのです。クラシックの分野ではこれまで数え切れない位の「神童」たちがデビューしていますが、10代前半の少年少女だけでグループを結成させる、という動きは前例がなかったのではないでしょうか。ソニーは最近若干12歳にしてBBCのテレビ・オペラの主役の座を射止めたばかりのJoseph McManners君(写真)と200万ポンド(約4億円)という記録的金額で契約を交わしたばかりです(→参照:9/16の「Hotwire News」 )。このことと今回のオーティションとの関連は不明ですが、ともあれSony BMGのクラシック部門が急激に「ハロー!プロジェクト」的アイドル路線へと動いていることは確かなようです。それにしても「次のシャルロット・チャーチ」ってどうなんでしょう。デビュー当時は「天使の歌声」ともてはやされたシャルロットも、今ではパリス・ヒルトンとかブリトニー・スピアーズとかヴィクトリア夫人と同等の扱いでタブロイド紙を賑わせるようになってしまいましたし(→参照 )。そういえばスパイス・ガールズも「The Stage」紙の広告でメンバーを募集したんですよね…。
(参考)
Scotsman.com. Sony to create classical band (September 26, 2005)
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2005.09.18
最近天下の「ニューヨーク・タイムズ」紙 が、こんなサイトを紹介していました。
「Beauty in Music 」は女性演奏家、しかも美人奏者だけを扱ったサイトです。取り上げられているアーティストの数は600を超え、国籍、人種も多種多様でバラエティに富んでいます。ここではラベック姉妹 、エレーヌ・グリモー 、アンナ・ネトレプコ 、ステファニア・ボンファデッリ らの「常連」(!?)アーティストたちに交じって、諏訪内晶子 、庄司紗矢香 、磯絵里子 、神谷未穂 (以上ヴァイオリニスト)、児玉麻里 、児玉桃 、三浦友理枝 、菊地洋子 (以上ピアニスト)らの日本人演奏家たちがリストアップされています。当ダイアリーでお馴染みのリーズ・ドゥ・ラ・サール やバイバ・スクリッド の名前もありますよ(笑)。また意外なところではライス国務長官も「ピアニスト」として紹介 されています。
私も「より美しい性」のアーティストの紹介には熱心なのですが、ここまで徹底しているサイトを運営する勇気は私にはありません(苦笑)。また暇な時にでも覗いて品定めをしてみたい 未知のアーティスト探しをしたいと思います。ところで私、最近ヴィジュアル的に気になっているアーティストがいるんです。「Beauty in Music」を紹介したどさくさに紛れて写真をアップしてみましょう(笑)。
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2005.09.12
先日ネットラジオで「Bayern 4 Klassik」を聴いていたらミハイル・ゴールドシュタイン(Michael Goldstein)の「交響曲第21番」が流れてきたので、「LOCK ON」を慌てて立ち上げて録音しました。冒頭部を録り逃してしまったのは残念ですが、とりあえずネーメ・ヤルヴィ指揮(←こんな曲を取り上げるところが「交響曲全集男」父ヤルヴィらしい)、北ドイツ放送響の演奏でこの珍曲を聴くことができて良かったです(※1)。
この曲は当初ニコライ・オフシャニコ=クリコフスキーの作品として第2次大戦後の旧ソ連では何度か演奏され、ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィルによる録音(→amazon.de :写真)も遺されています。ウクライナで作曲活動をしていたゴールドシュタインがなぜわざわざ(生前のクライスラーのように)自作に別人の名前をクレジットするという行為に及んだのでしょうか。
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2005.09.01
本屋で目立つところに並んでたのでつい買ってしまったのがこの「2006来日クラシックのすべて」(→amazon.co.jp 、bk1 、セブンアンドワイ )。付録DVDに今年の「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」の簡単なドキュメント映像があったので、つい「どこかに私が映ってないかな」と思いながら眺めてました(笑)。来年の同音楽祭(2006.5.4-6)についても少しだけ紹介されてました。テーマは既報の通り「モーツァルトと愉快な仲間たち」(一部管理人により勝手に改変:笑)ですが、スケジュール発表は今年10月下旬、チケット発売は来年2月4日だそうです。しかし先行発売の有無については記載されてませんでした。今年は先行発売のおかげで随分助かったので、今度も是非やって頂きたいのですが。それに来年は前売からチケット争奪戦になるんじゃないか、と心配してるのです。なにしろテーマが「モーツァルト」ですからね。全国から健康になりたい方々が大挙押し寄せるかもしれませんですので(※1)。
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2005.08.24
最近異形の楽器の発掘・紹介に情熱を傾ける私、「坂本くん」が、ギター演奏機(1号店・7月12日付のエントリ )、ペダル付きピアノ(当ダイアリー・7月30日付けのエントリ )に続いてお届けするのは、風変わりな格好のピアノです。早速写真をどうぞ。
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2005.08.16
今月4日に始まった「iTunes Music Store」日本語版(以下iTMS-J)ですが、クラシック音楽はカラヤンとかアバドなどのタイトルが数点ずつ、あとは売れ線の美人アーティストやコンピレーションものが幾つか揃って、全部で40~50タイトル、というのが私の事前の予想でした。しかしメジャーからの参加がユニヴァーサル(DG、デッカ、フィリップス、マーキュリー、ウエストミンスターなど)と東芝EMIだけ、と言う割には相当数のタイトルが揃っています。ちゃんと数えた訳ではありませんが、ざっと1000タイトルくらいはありそうです。まあ少し大きな外資系CD店ならクラシック音楽は2~3万点は揃っているでしょうから、それと比較するとまだまだです。「地方にある、少しクラシックが置いてあるお店」のようなイメージでしょうか。ちなみにカラヤンは96点(→リンク )。ちゃんと「アダージョ・カラヤン」(→iTMS )も置いてあります。
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2005.08.02
先日行われたエリザーベト国際コンクールで第1位となったセルゲイ・ハチャトゥリアン(1985年生まれ:写真)が「BBCプロムス」にソリストとして登場しました。曲目はショスタコーヴィチの「ヴァイオリン協奏曲第1番」、共演はワシリー・シナイスキー指揮BBCフィルハーモニックです。公式サイトからのオンデマンド(→ここ )で聴いてみましたが、33kbpsと低品質の音のクオリティながら彼の音楽性は十分に伝わってきました。第1楽章の夜想曲の寒々とした静寂の雰囲気の表現は見事ですし、第2楽章やフィナーレは19歳らしい躍動感があり、時折ワイルドさも感じました。まさにCMのコピーではないですが「元気ハツラツ」といった印象です。
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2005.07.30
ペダル(またはペダルボード)の付いたピアノがあるということ、そしてアルカンがペダル付ピアノのための作品を書いた、という事実は耳学問で知ってはいたものの、実際ペダル付きピアノがどういうものなのか、実物を見たことがないもので正直イメージが湧かず、ただなんとなく「昔はそんな楽器もあったんだね」という程度にしか思ってませんでした。ところがblog「The Well-Tempered Blog 」によると、なんと現在でもペダル付きピアノを製作しているピアノ工房があるというのです。その会社はイタリアにある「BORGATO 」というブランドなのですが、とりあえず写真からご覧下さい。
なかなかインパクトあふれる外観ですね。
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2005.07.24
ブダペスト弦楽四重奏団のヴァイオリン奏者、アレクサンダー・シュナイダーは1955年1月2日、ワシントンでピアノ・リサイタルを開いた若干22才の青い瞳をしたカナダ人の演奏に目を見張り、その翌日レコード会社CBSのディレクターに「彼のニューヨーク・デビューを聞き逃さないように」と電話で伝えました。そして「彼と録音契約を結ぶべきだ」と強く薦めます。
1月11日に行われたニューヨークでの演奏会の観客は約250人という少なさでしたが、彼の噂を聞きつけた音楽界関係者が多数訪れました。その中にはパウル・バドゥラ=スコダやウィリアム・カペルら同業者の他に、シュナイダーの薦めに従い演奏会に足を運んだCBSのディレクターもいました。演奏を聴いて感激したディレクターはそのピアニストと2年間の録音契約を結びます。そして6月6日に長い丈のコートに身を包み、綿帽子を被り、手袋をつけたグレン・グールドがニューヨークのスタジオに初めて姿を見せたのです。
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2005.07.23
今日付の「産経新聞」(関西13版・文化面)で「ラ・フォル・ジュルネ」音楽祭のプロデューサー、ルネ・マルタン氏が大阪を訪問した、という記事を見つけました。さて気鋭の記者、寺西肇氏 の筆によるこの記事には看過できないことが書かれていました。ルネ・マルタン氏は東京 に続いて大阪でも「ラ・フォル・ジュルネ」の開催を目論んでいるというのです。
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2005.07.16
「ガーター亭別館 」が以前の重い色調から一気に明るい背景になったのでびっくりしていたところ、「CLASSICA 」のブログも先日模様替えをされました。こうして明るい色調になると、エントリまで心なしか明るくなったような気さえします。こういう変化は見ている方は新鮮な気持ちになるので歓迎です。
そんなことを言ってる私ですが、当ダイアリー(または1号店 )については今のところ抹茶色をベースにした色調は変えないでおこうと思っています。実はこの色は私「坂本くん」の生まれた京都府・宇治市がお茶の産地だ、ということに因んでいます。さりげなく自らのアイデンティティを盛り込んでいるわけです。尤も1号店では例外として背景色を変えたことがあります。クライバーの死去、スマトラ島大津波、先日のロンドン同時多発テロのときは、ささやかながら弔意を表すために「黒」と「白」の背景色にしました。背景色を変えることで、私が心で感じたインパクトがそのまま伝われば、と思ったのです(今はデザインを通常版に戻していますので、念のため)。
ところで「CLASSICA」の右上の作曲家の肖像画ですが、皆さん誰かおわかりになりましたか?私は左から2人目の方の名前が出るまで「えーとえーと」と数分考えてやっと名前が出てきて、それでも自分の回答に自信が持てず、結局卑怯にも「Google Image」を使ってしまいました。丁度特徴あるヒゲの辺りがロゴマークに隠れているので、難易度が高めになってしまいましたね。といいながら外れてるかもしれません(笑)。ともかくここに私の回答を晒しておきます。答えは………「続きを読む」の後です(笑)。
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2005.06.22
「ガーター亭別館 」の亭主様から私のところに「Musical Baton」が回って参りました。その数日前にも1号店の方に「fs Log 」のkno様からバトンが回っておりました。改めてこの場を借りてお二方に御礼申し上げます。
バトンの回答については1号店 の方にupいたしましたので、そちらをご覧下さいませ。なおあちらのダイアリーは管理人の方針により、ややタメ口調になっておりますので、予めご容赦下さい。1号店には私がバトンをお回した方々もリストアップされておりますので、どうぞよろしくお願いします。
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2005.06.19
先日新聞広告を見てたら
おっ、モーツァルトですか!
とゆーか、このとき と同じ雑誌のような…。
「血圧が続々正常化」ですか。そういえば私も最近血圧が高くなったような…。しかし「難聴が治る」って、そしたら
なんでベートーヴェンは耳が悪くなったのかと小一時間(ry。
またこないだのと似たようなことをやって…。
おっ、こんどはカラヤンですか!!
大物ですよ!それとも
カラヤン、今度は健康産業に進出ですか!!
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2005.06.15
「音楽現代」誌の最新号が若手弦楽器奏者を特集していたので、購読してみました。同誌では音楽ライター十余人が思い思いに「若手奏者」たちの名前を取り上げていましたが、彼らの挙げる名前がヴェンゲーロフだったり、ヒラリー・ハーンだったり、村治佳織だったりしたので、少々げんなりしながら読んでいました。
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2005.06.14
「鎌倉・スイス日記」内の素晴らしいエントリ に反応させて下さい。あのエントリは「マーラーの『交響曲第4番』に、『第5番』を先取りするようなモティーフが出てくる」という話でしたが、これに似た例は他のマーラーの作品にもあります(もしかしたらどなたかが既に取り上げてい事例かもしれませんが)。
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2005.06.12
「アイデア」誌は公式サイト によると広くデザイン一般を取り上げている雑誌のようですが、最新号では「音のコスモグラフィ」というタイトルで、ジャケットデザインが特集されています(→参照 )。
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2005.06.06
へぇへぇへぇ、とトリビア風のタイトルを付けてみましたが、プレミアリーグ・エバートン所属のセンター・フォワード、ダンカン・ファーガソン (写真)に触発されたフィンランドの作曲家Osmo Tapio Räihäläが、彼をトリビュートする交響曲「Barlinnie Nine」を作曲し、サカリ・オラモ指揮フィンランド放送響により今年4月20日に初演されました。Räihälä氏の公式サイト によると、この曲にはエバートンの本拠地のグッディソン・パークで選手入場時に流される「Theme from Z cars」や、FAカップ決勝戦で必ず歌われる「Abide With Me」が引用されているようです。
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2005.06.03
(6/12:「坂本くん」記)
このエントリの記事の中に、一部に誤解を招きかねない表現がありましたので、この場を借りてお詫びすると共に、記事を自主的に削除いたします。ところでここにあった「1960年代の名録音を積極的にSACD化すべし」という私の主張には変わりはありません。
それから下記のコメント欄で、音盤氏様がファユス氏のバッハについてご紹介しておられましたので、「これ面白い!」と思った私は店頭で見かけるや否やゲットしました。感想は6/9日付けのエントリで書かせて頂きました。音盤氏様、ご教示ありがとうございました。
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2005.06.01
随時upされてます。
「Philadelphia Orchestra Tour 」
(現在はリンク切れしています)
ぜんぶ英語です。しかし先月の来日公演の模様もあり、コンサートの模様だけでなく、時差ボケに苦しみながらも合間に観光を楽しんだことも述べられていたりと、楽しめる内容です。英語に自信のある方は一読されては如何でしょうか。
そしてこのサイト内(5/19のエントリ)に衝撃画像を発見しました!!
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2005.03.29
幼稚園児からおじいちゃんまで、ニートからお金持ちの社長まで、誰も彼もブログを持つ時代ですが、クラシックのアーティストのブログも最近増えてきましたね。そしてみなさん面白い文章で私たちを楽しませてくれます。昔から「優れた音楽家は文章もうまい」と言われていますが、これはブログにも言えることかも知れません。
ところでシアトル交響楽団(SSO)のコンサートマスターを20年間務めたフィンランド出身のヴァイオリニスト、Ilkka Talvi氏のブログ (英語)が英語圏で話題になっています。このサイトは今月20日に開設されたばかりなのですが、その過激な内容で地元の音楽関係者は戦々恐々です。ここのブログのエントリのあちこちにはSSOの音楽監督のジェラード・シュワルツを始めとする地元音楽界に対する批判が、まさに情け容赦なく展開されています。
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2004.07.13
このあいだ同好の先輩と久しぶりに再会した。その先輩と会うといつも「最近はあの演奏会に行った」「あれが良かった」とかそういう話になるのだが、その先輩は月1,2回のペースで新幹線に乗って東京に出向きコレは!という演奏会に顔を出している、熱心なコンサートゴーアーだ。その日も「明日東京でヴァンスカ指揮読売日響のニールセンに見に行く」と嬉しそうに語っていた。その話を聞いて私は「最近東京とその他の地域の演奏会の地域格差が広がりましたね」と切り出し、昨今のクラシック音楽界の東京一極集中を話題に延々と話し込んでしまった。
だが関西も時折「おおっ!」という音楽公演を目にすることがある。例えば斉諧生さんのサイト で目にした神戸学院大学でのゲルハルト・ボッセ(写真)による「ベートーヴェンへの道」というタイトルの演奏会付き講演会(7/10)がそうだ。この講演会ではベートーヴェンの音楽がどこからやって来たか、ということに主眼が置かれていて、特にカール・フィリップ・エマヌエル・バッハの音楽がベートーヴェンに与えた影響について、実際の演奏を織り交ぜながら強調されていた。エマヌエル・バッハを聴いて感じる「驚き」の要素はベートーヴェンの、特に弦楽四重奏曲群に確実に遺伝していると勝手に私は邪推してます(笑)。
講演が終わってから質疑応答の時間となったのだが、そこでの議論も興味深かった。詳しくは斉諧生さんのところで確認して頂きたいが、昨今のベートーヴェンの演奏解釈についてのやりとりは面白かった。質問者が「フルヴェンやクナの演奏を再評価すべき」と語るのに対しボッセ氏は「過去の巨匠の解釈には共感しかねる部分もある」と述べるなど、私が常々気になっている日本のファンと欧州のクラシック音楽界との嗜好のズレが浮き彫りになった格好。これは芸術上の問題でもあり、レコードセールスなどマーケティングにも影響する商業上の問題でもある。特に朝比奈隆でベートーヴェンやブルックナーに親しんできた関西では欧州の古楽界を多分に意識した演奏解釈の受容には時間を要するかもしれない。
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