ホンダのロボットASIMO オーケストラを指揮
1990年代の登場以来、どんどん進化を続けるホンダの二足歩行ロボット「ASIMO」が、ついにここまで来ました。今月13日のデトロイト交響楽団の演奏会に登場したASIMOが、オーケストラを指揮したのです。ホールに詰めかけた大勢の観客の前でASIMOは「見果てぬ夢」(「ラ・マンチャの男」より)を演奏しました。その腕前はどんなものだったのでしょう。リハーサルと本番の一部が収められた動画をご覧下さい↓
1990年代の登場以来、どんどん進化を続けるホンダの二足歩行ロボット「ASIMO」が、ついにここまで来ました。今月13日のデトロイト交響楽団の演奏会に登場したASIMOが、オーケストラを指揮したのです。ホールに詰めかけた大勢の観客の前でASIMOは「見果てぬ夢」(「ラ・マンチャの男」より)を演奏しました。その腕前はどんなものだったのでしょう。リハーサルと本番の一部が収められた動画をご覧下さい↓
昨日(5/12)はBBCの「Young Musician of the Year」の放送日でした。このコンテストは1978年以来隔年で開かれているコンテストで、過去の受賞者リストを見ると、エマ・ジョンソン(クラリネット)、デイヴィッド・パイヤット(ホルン)、フレディ・ケンプ(ピアノ)、ナタリー・クライン(チェロ)と、なかなかの顔ぶれが揃ってます。前回の優勝者は当ブログの読者ならお馴染み!ニコラ・ベネデッティでした。
さて今年の「ミュージシャン・オブ・ザ・イヤー」ですが…、正直言ってあまり関心無かったもので、今日結果をネットで知りびっくりしました。栄えある栄冠に輝いたのは、若干12歳のトロンボーン奏者、ペーター・ムーアくんでした(参照)。
「どれだけうまいのやら…」ということで彼の演奏場面をネットで探してみたら…、予想通りアソコに落ちてました(もっともいつまで見れるか判りませんが)↓
正直これだけでピーター少年の技術が如何ほどかを判断するのは困難ではあります。それよりここで彼が演奏してるアンリ・トマジの協奏曲、なかなか格好よくていい曲ですね。ちなみにバックのオケはBBCウェールズ響、指揮はティエリー・フィッシャーです。このフル・バージョンは「BBC Radio 3」のオンデマンド配信でも聞くことができます(今度の日曜日までの期間限定ですが)。「BBC iPlayer」の時間表示で「10:58:00」あたりからがピーターくんの演奏なのですが、インタビューの声聞いてたらまだ声変わりしてない!なんか新鮮な驚きです。
ただ気になるのはピーターくんが「若すぎる」ことです。「若すぎる」ということは格好の宣伝材料になるわけです。もしかして今回の受賞の背景には何らかの「スター・システム」が働いていて、数週間後には「あの少年がCDデビュー!」みたいなことになってるんじゃないかなぁ、なんて想像までしてしまいます。ピーターくんには第2のシャルロット・チャーチにはなって欲しくありませんので、これからも地道に音楽の道に精進してもらいたいところです。というか若いんだし、音楽以外の道に進んでも全然かまいません。
私が有楽町で浮かれてるあいだに、「第1回クライバーン・ユーチューブ・コンテスト」(Cliburn YouTube Contest)の参加ピアニストの動画が、すでにネット上にupされていました。このコンテストは参加希望者(アマチュア限定)が動画をネット投稿し、それを見た視聴者が投票で勝者を決めるという、まさに「Web2.0」的発想のネット参加型コンクールです。投票受付は今月1日から公式サイトですでに始まっています。今月15日に投票受付が締め切られ、勝者は今月30日にYouTube上で発表されます。興味のある方はこちらで参加者たちの演奏ぶりをご覧になった上で(「再生リスト」のあたりをクリックすれば演奏が始まります)、投票してみてはいかがでしょうか。
それにしても「35歳以上のアマチュアならだれでもオッケー」という参加条件のせいか、本当に老若男女、幅広い層のアマチュア・ピアニストたちが集まりましたね。私も参加者たちの動画を一通り眺めてみましたが、バリバリ弾きまくってる人たちもいいのですが、比較的年老いた参加者が丁寧に弾いている姿に、どこか心惹かれるものがありました。これは意外でした。
今日「フォルカーの部屋」を見て知りましたが、ウィーン国立歌劇場は昨日「ブルガリア出身のAlbena Danailova氏がオーケストラのコンサートマスターに就任する」と発表しました。彼女はロンドン・フィルのコンマスを務めるほか、すでにウィーン国立歌劇場での演奏歴もあるそうです。今年9月から2年間の試用期間を経て、正式採用の運びとなります。2009/10シーズンを最後に同歌劇場のポストを辞任するイアン・ホーレンダー監督は「私はキャリアの最後を、女性コンサートマスターと共に過ごすことになるだろう」とコメントしています(参照)。同楽団にとって女性コンマスは「史上初」ということになります。
ウィーン国立歌劇場、そして同オペラハウスの楽団員で構成されるウィーン・フィルが昔のままでいて欲しいと願うファンにとっては、ショッキングなニュースかもしれません。しかし私はウィーン国立歌劇場の今回の決定を強く支持します。
ベルリン・フィルの2008/09シーズンのコンサートスケジュールが、公式サイトで発表されてます。左側の「KALENDER」で予定を見ることができます。個人的に注目したいのは、来年5月にクラウディオ・アバドが登場することです。それ以外には小澤征爾、ハイティンク、ジンマン、ティーレマン、バレンボイム、ブーレーズ、メータらが客演します。また内田光子には「ピアニスト・イン・レジデンツ」というポジションを与えられています。
また今年末に日本と韓国でコンサートツアーの計画があるそうです。更に日本人として気になる情報として、コンサートマスターの安永徹氏が同楽団を退団し、日本に戻るとも伝えられています。
(追記)「EMI Classics」のサイト内に、アジア・ツアーのスケジュールが載っていました(ブログ「痛快!エブリデイ クラシック」&「ベルリン・フィル掲示板」経由)。こちらでも演目・共演者などをリストアップしておきます;
昨日付の「インディペンデント」紙に、オーストラリア出身のソプラノ歌手、ダニエル・ドゥ・ニース(またはダニエラ・デ・ニース)のインタビューが掲載されています(参照1)。ドゥ・ニースは今年5月のグラインドボーン音楽祭「ポッペアの戴冠」(演出:ロバート・カーセン、指揮:エマニュエル・アイム)でタイトルロールを歌うということで、同公演のプロモーションも兼ねているのでしょうが、ここで彼女は自らの生い立ちや家族のこと、さらには(ファンには気になる)恋愛についても大いに語っています。
先日当ブログで「オスロに新歌劇場がオープン」というニュースを取り上げました。そのとき私は「ノルウェー国王ハーラル5世やアンゲラ・メルケル独首相ら要人たちも臨席する予定」とサラリと書いたのですが、このメルケル首相の音楽鑑賞がいまやドイツで大きな話題になり、地元タブロイド紙がこぞってこのニュースを取り上げているそうです。
その原因は、オスロ新歌劇場での同首相のファッションです。
メルケル首相は(下の写真のように)公の場にはスーツ姿で現れるのが一般的です。

また同首相は無類のオペラ好きでも知られ、「バイロイト詣で」の経験もあります。そのときの画像はこちらです↓

で今回オスロ新歌劇場を訪れたメルケル首相です↓

ノルウェーの首都・オスロに、新しい歌劇場がオープンします。この斬新な外観の建物はウォーターフロント地区Bjørvikaに5年の歳月をかけて建てられたもので、総工費は実に8億ドル!(約809億円)。地元の大物政治家の中には「こんなに金を掛けるのなら、福祉に回した方がいいんじゃないか」と仰る方もいたそうです(おや?どこかで聞いたような…)。新しいオペラハウスの外観は昨日付の「ブルームバーグ・コム」の記事中のギャラリーでも見ることができます。フィヨルドの氷山に例える向きもあるようですが、私には雪を被った歌劇場がジャンプ台のように見えます。さすがノルディック。
さて、本日4月12日にはこけら落としのイベントとしてガラコンサートが開かれます。マリア・グレギーナ、ニコル・キャベル、アニヤ・ハルテロス、ルネ・パーペらの歌手たちが出演すると共に、ノルウェー国王ハーラル5世やアンゲラ・メルケル独首相ら要人たちも臨席する予定です。またこの模様はノルウェー国営放送「NRK Klassisk」でオンエアされます。
4/13 (Sun) 2:30-7:00 (現地時間 19:30-24:00)
NRK Klassisk (wma 320kbps/mp3 128kbps)
ノルウェー歌劇場 オープニング・ガラ
(生中継)
…と、当日会場で共演した指揮者のレオーネ・マジェーラが告白しているそうです(参照1、同2)。
マジェーラ氏が最近書き記した本「Pavarotti, Visto da Vicino」(「近くで見たパヴァロッティ」)によると、開会式当日に我々が耳にした「誰も寝てはならぬ」の声は、実際には本番数日前にモデナのパヴァロッティ邸内のスタジオで収録されたものだそうです。さらには「生中継」だと信じ込んでいたテレビの映像は、式典直前に会場で収録されたビデオ映像だったといいます。会場では歌手とオケは実際に姿を見せていたものの、当日選手達が目にしていたのは、スピーカーから流れる壮麗なサウンドと声に合わせて、音楽家たちが体と口を動かしている姿だったのです。
そのことを念頭に入れた上で、五輪開会式での「誰も寝てはならぬ」をご覧下さい。
ロサンゼルスで一番人気を誇るホットドッグの店「Pink's」。名物のチリドッグなどを求めて、朝から長い行列が出来るというこの店は、多くのセレブリティたちをも虜にしています。セリーヌ・ディオンやライオネル・リッチーなど、多くのミュージシャンもこのお店を訪れ、お店の重役たちと写真に収まったりしています。
ロサンゼルス・フィルの次期音楽監督のグスターボ・ドゥダメルも、このホットドックの熱狂的なファンの一人なのですが、そんな彼のために「Pink's」がLAフィルの本拠地、ウォルト・ディズニー・ホールで特別出張イベントを行いました。当日会場ではトルティーヤを載せたヒスパニック系ホットドッグ、名付けて「ドゥダメル・ドッグ」(The Dudamel Dog)も披露されました。
テノール歌手のフアン・ディエゴ・フローレス(35)が昨日、ペルーの首都リマ市にある大聖堂で結婚式を挙げました(参照)。フローレスは去年すでにウィーンで挙式を済ませているのですが、「あらためて母国のカトリック教会で結婚式を挙げたい」という本人の強い希望で、自身の生誕の地リマでの挙式と相成りました。同国のガルシア大統領や作家のマリオ・バルガス・リョサらも出席し、厳重な警備の下で行われた結婚式のあと、フローレスと新妻のユリアさんはリマ市庁舎を訪れました。そのとき市庁舎前の広場には多くの地元住民やファンたちが詰め掛けていました。二人はバルコニーに上がりファンたちの祝福に応えたあと、その場で熱い口づけを交わしたということです。「あんなに沢山の人たちの熱狂ぶりを目の当たりにしたら、こっちもつい熱くなってしまうよ」とは本人の弁です。
なお式の模様はペルー国営放送によって生中継されました。その動画が早速某所でうpされてます(その1&その2)が、ロイヤル・ウェディングもさぞやと思わせる盛り上がりっぷりですね。末永くお幸せに。あと奥様に一言。一緒に魚料理を食べるときは、骨を分けてあげて下さいね(笑)。
(関連記事)
RPP Noticias. Así será la boda de Juan Diego Flórez. (April 4, 2008)
オハイオ州の州都コロンバスで活動するオーケストラ、コロンバス交響楽団といえば「広上淳一氏が音楽監督を務めているオケ」ということで、ご存知の方も多いのではないでしょうか。このたび同楽団を愛する地元ファンが、オーケストラを積極的に応援するサイト「symphonystrong.com」を立ち上げました。現在サイトには、演奏会のスケジュール表やニュース、ギャラリーや動画集などのコンテンツがあります。「芸術劇場」枠で日本でオンエアされた広上さんのインタビューも見ることができます。
フレデリック・ショパンの作品の初版譜がすべて、しかも無料で閲覧できるサイト「Chopin's First Edition Online」です。トップページにある「View Chopin's First Editions」をクリックすると作品リストが現れます。
私も少し試してみましたが、本当にショパンの楽譜が全部見れました。予想以上に動作も軽く、操作感も良好です。全世界の図書館から蒐集しデジタル化した楽譜は、全部で約5500ページ(!)あるそうです。それらに無料で手軽にアクセスできるって、すごいんじゃないでしょうか。
この数年、希少なヴァイオリンの名器が次々とオークションにかけられ、高値で取引されています。当ブログでは以前、竹澤恭子さんがコンサートで使用したことのあるストラディバリウス「ハンメル」が354万ドルという、楽器としては史上最高額で落札されたことを取り上げましたが、現在この「ハンメル」は世界一高いヴァイオリンではありません。今年2月、かつてアンリ・ヴュータンも愛用したというガルネリ・デル・ジェスが390万ドル(約3億8800万円)で落札され、最高落札価格の記録を更新したからです。
さて、このガルネリのお披露目コンサートが先週末モスクワで開かれました(参照)。160人の招待客の前で演奏されたのはバッハ「ヴァイオリン協奏曲イ短調(BWV1041)」、モーツァルト「同第5番イ長調(K219)」、そしてブルッフ「同第1番ト短調(作品25)」の3曲という、豪華コンチェルト3本立て。楽器を演奏したのはピンカス・ズーカーマン(59)でした。ズーカーマン自身、自前のガルネリ「Dushkin」を所持しているのですが、彼は「世界一高価な楽器」にホンの数秒触っただけで「自分の楽器と感触が似ている」と悟ったそうです。実は2つのヴァイオリンは同じ時期に製作され、使われた木材も同じだということです。さすがプロですね。
動物愛護団体による抗議活動といえば、最近では日本の調査捕鯨を妨害するシーシェパードのニュースがありましたが、今度は抗議の矛先がオペラに向けられたというニュースです。南アフリカ・ヨハネスブルグで今月上演されたヴェルディの歌劇「アイーダ」で、演出の一環としてライオンとチーターを舞台に登場させたところ、地元の動物愛護団体である「The National Council of Societies for the Prevention of Cruelty to Animals」(NCSPCA)が「動物を舞台に上げるな!」と異議を唱えました。連日動物園から護衛警官に守られ公道を移動し、上演中は大音量のオーケストラのサウンドの中で照明にさらされる動物たち。動物保護団体は、それら一連の行為が「動物にとってストレスとなる」、よって「動物虐待に当たる」と主張しているようです。一方主催者側は、動物たちはきちんと法律に則って管理されているとし、「今回の演出は虐待には当たらない」という立場を取っています。
(参照)
The Independent. Chorus of disapproval over opera's use of wild animals. (March 21, 2008)
Johannesburg Civic Theatre. Opera Africa - Aida
インターネットを活用した画期的なピアノ・コンクールがアメリカで開催されます。「第1回クライバーン・ユーチューブ・コンテスト」(Cliburn YouTube Contest)では、「35歳以上」の「アマチュア」であれば誰でも、ピアノ演奏の動画を公式サイトの指示どおりにYouTubeの画面から投稿するだけで参加できます。ただし投稿にはYouTubeアカウントが必須となりますのでご注意ください。応募締切は4月30日です。
コンクール勝者が(審査員ではなく)視聴者によるオンライン投票で決まるという点でもユニークなこのコンテスト、腕に覚えのあるアマチュア・ピアニストは、「腕試し」のつもりで参加されてはいかがでしょうか。
(参照)
Baltimore Sun. Cliburn Competition welcomes amateur YouTubers. (March 5, 2008)
今日付の「タイムズ」紙によると、ロンドン・キングス・カレッジの研究家が、これまで知られていなかったモーツァルトの肖像画2枚を発見したそうです。1枚は1793年に書かれたもので、彼の横顔を捉えたもの。もう一つはモーツァルトがまだ幼い1764年頃に描かれたもので、彼の横には姉ナンネルも書かれているそうです。前者は「タイムズ」紙の記事で見ることができますが、物憂い気な表情が少し気になるところです。ちょうどこの時期はウィーンへの転居、公開演奏会の企画と新曲の準備、そしてコンスタンツェとの結婚と、モーツァルトにとってまさに「激動の年」でした。その時期の疲労が、このポートレートに刻まれてしまったのでしょうか。
天下のベルリン・フィルが、ついにゲームを始めたようです。
「THE BERLINER PHILHARMONIKER PRESENTS: CELLO CHALLENGE」
モニタ上のチェリストの弓の動きに合わせて、マウスを動かしていく仕組みのゲームです。うまく左右に動かさないと、ガリガリノイズが出ます(笑)。私も早速やってみましたが、「えっ!そこでそんなボウイング!?」とか思ったり。結果はこの通りです。アマチュアながらチェロを弾いてきた経験が、ようやくココで生きました(笑)。「白鳥」だけではちょっとナンなので、次は難易度高めのヤツをお願いします。コダーイの無伴奏とか(と暴語:笑)。
最後にはベルリン・フィルの室内楽コンサートのチケットが当たるという、懸賞の告知が出たりしますので、読者のみなさま、特にベルリンにお住まいの方は一度お試しあれ。
韓国を演奏旅行中のロンドン・フィルが昨日、多忙なスケジュールの合間を縫って地元韓国のソウル・フィルのメンバーたちを相手にサッカーの親善試合を行いました。結果はロンドン・フィルが「サッカーの母国」の意地を見せ、3-2で勝利を収めました。ロンドン・フィルは、トランペット奏者のPaul Benistonが2得点の活躍で、今回の勝利に大きく貢献しました。
ちなみにこの試合のレフェリーを務めた金義洙(Kim Eui-soo)氏は、韓国サッカー協会所属のれっきとした審判で、今年1月30日の「日本対ボスニア・ヘルツェゴビナ」戦でも笛を吹いておられました。へぇ。
(参照)
Yonhap News. Performance on pitch boosts performance in concerts. (March 10, 2008)
Jessica Duchen's classical music blog. 'ere we go... (March 11, 2008)
東亜日報, ロンドンフィル対ソウル市響「サッカーハーモニー」 (March 11, 2008)
ブログ「てくてくハイデルベルグ」の3月6日付のエントリに、興味深いことが書いてありました。このブログの管理人は、ドイツのとある管弦楽団でヴァイオリン奏者として活躍しておられるのですが、その方がリハーサル中にうっかり携帯電話を鳴らしてしまい、あとで団員から罰金を徴収されてしまったそうです。コメント欄には「罰金は5ユーロ(約790円)でした」「本番は30ユーロ(約4700円)」などといった管理人の「告白」に交じり、「友人は100ユーロ(約15800円)取られたといっていました」という訪問者からの「証言」もあったりします。
この記事を読んで「もしコンサート本番中に客席から携帯着信音が鳴ったら、そのケータイを持ってる観客から罰金を取ったらいいのでは…」などと、心の奥に潜むクラヲタ悪魔がささやいたのは内緒です。
(当ブログ内の、携帯電話関連のエントリ)
「ケータイの着信音で演奏会をやり直し」(Dec. 2, 2004)
「続・ケータイの着信音問題」(Dec. 3, 2004)
「スティーヴ・ライヒのケータイ着信音は彼のオリジナル作品」(Mar. 19, 2006)
「携帯電話と管弦楽のためのコンチェルティーノ 初演のレポート」(Oct. 4, 2006)
「コンサートで演奏中ケータイを鳴らしたのはナント…」(Sep. 26, 2007)
↑このチェリストさん、いったい何ユーロ請求されたのかな?(笑)。
昨日(3/10:月)からNHK-FM「ベストオブクラシック」では、「注目の若手指揮者たち」と題して20代から30代の指揮者による演奏をオンエアしています。昨日放送されたのはアヌ・タリの「悲愴」でしたが、とても丁寧かつ細やかな音楽作りで、実に好感が持てました。
さて以前当ブログで「熱気とスピード感」「そしてアンサンブルの一体感と緊張感の持続」「まさに手に汗にぎるような演奏」と評した、グスターボ・ドゥダメルとチェコ・フィルによるプロコフィエフ「交響曲第5番」が、この「ベストオブクラシック」枠で3/14(金)にオンエアされます。これは聴きものですよ皆様。個人的にも、この演奏がNHKでもう一度聴けるというのは実にありがたいですし、素直に嬉しいですね。
5月の連休に東京国際フォーラムで開催される「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」。「熱狂の日」フレンズ限定のチケット先行販売はすでに終了しました。争奪戦の「戦果」の報告をネット各所でずいぶんと目にしましたが、「買おうとしてもなかなか繋がらなかった…」「あのチケットが取れなかった…」「スタートダッシュに乗り遅れた~」という嘆きの声も中にはありました。
さて3/15の一般発売に先駆けて、3/8(土)からイープラス(e+)、ローソンチケット、CNプレイガイドの各プレイガイドで先行予約販売が始まります。フレンズ先行でお目当ての公演を取り逃した方は、この機会に再チャレンジはいかがでしょうか。
いや別に大上段から偉そうな物言いをしようというわけでなく、単にブログ見出しの常套句を使いたかっただけですので。
少し時間が出来たので、ようやく例のピョンヤン・ライヴを最初から最後まで聞くことができました。私が聞いたのはNYフィル公式サイトに3/14までの期間限定でうpされている音楽ファイルです。サイトにある「Listen now」をクリックすると聴くことができますが、高音質なので演奏の様子をはっきりと聞き取ることができます。私はとりあえず適当かつ何となく「新世界」の途中から聞いてみたのですが、数秒聞いて「これは最初から襟を正して聞かないといけない」と悟りました。
今日付の共同電によると、アイゼナハの博物館「バッハの家」が、遺骨から科学的に復元したバッハの樹脂像を作製し、来月21日から同博物館で公開するそうです。といいますかリンク先にあるバッハの顔…、教科書などで見慣れたバッハの肖像画とすんごいイメージが違うんですけど!?リヒター&ミュンヘン・バッハ管の演奏と、先日名古屋で聞いたフェルトホーフェン&オランダ・バッハ協会の演奏くらい違うんですが。これはどういうことでしょう。
(関連記事)
Aller Zeitung. Wie sah Bach wirklich aus? (February 26, 2008)
来月サントリーホールでホール・オペラ「フィガロの結婚」が開催されますが、その連動企画としてANAインターコンチネンタルホテル東京が、オリジナルレシピのカクテル「フィガロの結婚」を同ホテル内で販売・提供するそうです(参照)。期間は3月1日から同月31日まで。ホテル関係者によると「カクテルイメージは、スペインを舞台とするモーツァルトオペラの代表作にちなんで、スペインを代表するシェリーを用いて創作」「春らしくほんのり淡い桜色に仕上げ、グラスの縁のベルローズが花嫁の花冠を表している」ということです。
さて今回のホール・オペラでは、あのダニエレ・デ・ニースがスザンナ役で登場するということで話題沸騰なのですが、同時期に同ホールの小ホールで演奏されるサントリーホールオペラ・アカデミー「フィガロ~」の方では天羽明恵がスザンナ役なのですよね。この「対決」は実に興味深いところです。
いよいよニューヨーク・フィルの平壌公演が迫ってきましたが、このコンサートの模様を生中継する日本のテレビ局は皆無のようです。ということで「どっかネットで生中継を流してくれるとこないかな」と調べたところ、アメリカの「WNET New York」のウェブサイトで生中継のストリーミング映像が見れるようです(直リンク先はこちら)。放送開始は26日の午後6時から(現時時間は日本時間と同じです)。米国東部時間(EST)だと26日午前4時から、となります。おそらくアクセス殺到でしょうから、生では見にくいかもしれませんね。
あと生中継ではありませんが、北米のウェヴラジオでWCLV(クリーブランド)が2/27の午前10時(現地時間:2/26 午後8時)から、WGBH(ボストン)では3/3の午前4時(現地時間:3/2 午後2時)から演奏会の模様をオンエアするようです。当ブログ右側のサイドバーをクリックすれば聴けると思います。
いやー、きのうは燃えました。といってもサッカーのことでなく、「熱狂の日」音楽祭のフレンズ先行発売が始まったもので、チケットを取るのに必死になってたのです。23日午前10時のスタートから専用サイトになかなか繋がらず、私は年甲斐もなく相当焦りました。結局希望していた公演のうち、ケフェレックとマンゴーヴァを押さえることが出来ず、若干悔いが残る発売初日となりました。読者の皆様はいかがだったでしょうか。
しかし今年はチケットの売れ行きが相当順調なように思われます。24日の午前0時の段階でウェブ先行発売が終了となった公演を数えてみたところ、実に62公演が先行発売ソールドアウトとなっていました(※)。去年は先行発売開始後24時間が経過した時点で、28の公演が「受付終了」でしたから、去年以上にチケットが捌けている様子がうかがえます。梶本やぴあの中の人は今頃ほっと胸をなで下ろしているでしょう。
ところで、今から先行発売チケットを購入したい方は、公式サイト右側にある「『熱狂の日』フレンズ募集中」のアイコンをクリックし、熱狂の日フレンズ・メルマガ会員になりましょう。そのメルマガに、先行発売チケットの購入方法が書かれています。
14歳でレコード・デビューした後、世界を又にかけ大活躍を続けるヴァイオリニスト、デイヴィッド・ギャレット(26)。ヴァイオリン演奏の見事さもさることながら、そのイケメンぶりで「クラシック界のデビッド・ベッカム」とも称されています。そんな彼がロンドンで不細工なコトをやらかしました。彼がバービカン・センターでコンサートを終えたあと楽器をケースにしまい、いざ会場を後にしようとしたその時、彼は足元を滑らせ、バタリとその場に倒れてしまいました。ヴァイオリンケースの上に乗っかってしまったのに気付いた彼があわてて中身を覗くと、彼の愛器、1710年製のストラディバリウス「サン・ロレンツォ」は派手に破損していました。
テノール歌手のフアン・ディエゴ・フローレス(35)が先日、シカゴ・リリック・オペラ「セビリアの理髪師」を「咽頭部の炎症」を理由にキャンセルしました。オペラ歌手の場合、「ノドの病気で降板」イコール「カゼ」ですが、今回の喉の異常を来たした原因は、ノドに刺さった魚の骨でした(参照1)。イタリア・パルマで「キング・オブ・テノール」を診察した医師によると、今年3月上旬までの加療が必要だということです。ということは「全治1ヶ月」ですか。たかが魚の骨で、そんな大事になるとは…。降板云々よりも、そのことが一番の驚きです。
日本ではよく、のどの骨が刺さったら「ごはんを丸呑みしなさい!」と云われますが、ヨーロッパでは白いメシはアジアンフードの店に行かないと食べられないでしょうし、リゾットなどでは到底丸呑みなんてできやしません。やっぱり医師の診察が第一選択でしょうか。もっとも日本でも、魚の骨がノドに刺さったときは「耳鼻科の専門医の診察を受けた方がよい」ということのようです(参照2)。皆様も魚を食べる際には、くれぐれも骨には十分注意してくださいね。でもさんまの骨ってうまいんだよなぁ。
ニューヨーク・フィルがアジア・ツアーの一環として平壌でコンサートを開く、というニュースが日本でも関心を呼んでいますが、今度は北朝鮮のオーケストラが「西側」で演奏会を開くのではないか、というニュースです。「ガーディアン」紙を始めとする複数のメディアによると、北朝鮮の国立オケ(正式名称:朝鮮民主主義人民共和国国立交響楽団)が今年9月に英国で複数回のコンサートを行う、と関係者が明らかにしたそうです。
この国立オーケストラはかつて、ユン・イサン(尹伊桑)による大作「わが国土、わが民族よ!」を演奏し、日本でもその模様はCDで紹介されてます(→amazon)。その演奏を聞く限り、あなどれない実力の持ち主であるだろうと想像できるのですが、今回イギリスで同楽団が演奏する曲目の中に、あの金正日総書記(国防委員会委員長、人民軍最高司令官を兼務)の作曲した(と言われている)楽曲が含まれる、と聞いて私は一気に萎えました。「これってプロパガンダじゃんか…」。
タスミン・リトルの新譜「The Naked Violin」がネット上で無料で配信される、というニュースを以前当ダイアリーでもお伝えしましたが、ロイターは今月8日、「1月14日よりリリース開始」と伝えていました。そこで本日彼女の公式サイトにアクセスしてみたところ、このようなメッセージがサイト上にありました。
We hope to make the downloads available early next week, and are changing servers to cope with the huge demands being made on the site! The download will not now be available on Monday, but we hope everything will be ready from Tuesday/Wednesday onwards.
要約すると「サーバー増強中にて、今週月曜日(14日)からの配信には間に合いません。火曜日(15日)か水曜日(16日)のサービス開始に向けて鋭意努力しております」といった内容です。リリースされるのは間違いないでしょうし、配信開始までしばし待つことにしましょう。
(update)1月15日より、「The Naked Violin」の配信が開始されました。詳しくは当ブログのこのエントリをご覧下さい。
シカゴ響独自レーベル「CSO Resound」がチョン・ミョンフン指揮によるショスタコーヴィチ「交響曲第5番」をネットでの配信限定でリリースすることは、以前当ブログでもお伝えしましたが、予定通り今日(1/8)から「iTunes Store」でダウンロード販売が開始されています(→購入はこちら:要iTunes)。日本版iTunes Storeでもちゃんとリリースされるか、私はちょっぴり不安だったのですが、日本でも北米と同時リリース、ということで良かったです。価格はアルバム全トラックにデジタル・ブックレットが付いて1200円です。「プレイビル」によると3/11までの期間限定、ということのようですので興味ある方はお早めにどうぞ。
これは新春早々ビッグなニュースです。石川県の谷本正憲知事が、「ラ・フォル・ジュルネ」を今年から金沢でも開催することを明らかにしました(参照)。時期は5月3日(祝・土)から5月5日(祝・月)までの3日間、ということは完全に「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」(5/2~6:東京国際フォーラム他)と日程が被りますね。ただ東京では「シューベルトとウィーン」が今年のテーマであるのに対し、金沢は「ベートーヴェン」をテーマにするそうです。本家ナントでも今年は(テーマは「シューベルト」なのに)ベートーヴェンのピアノ協奏曲やソナタがたくさん演奏されますから、これらは金沢でも聞けるのでは、と推測されます。もし東京と被るプログラムがあったら…、チケットを買い間違えないように注意が必要ですね…、というか公式発表が何一つない状態で、すっかり行く気になっている私(現在管理人は福井県に在住)がいますが(笑)。