2004.12.18

スカラ座改装後の公演が急遽NHK-FMでオンエア

 ミラノ・スカラ座が2年半の改装工事を終え、こけら落とし公演が今月7日夜(現地時間)に開かれましたが、このニュースは客席にセレブが多数臨席したこともあって日本でも話題になりました。この日の演目はスカラ座創立時と同じサリエリ作曲の「見いだされたエウローパ」で、この完全に歴史に埋もれたといえる作品を全世界が注目するこけら落としに持ってくるところが、いかにも音楽監督のムーティらしいところです。
 さてこの「見いだされた~」、NHK-FMで急遽12/26(日)の15:00-18:00にオンエアされることになりました(→こちらを参照)。オペラのオンエアがないよー、という私の心の声が渋谷にまで届いたのでしょうか(笑)。冗談はともかく華やかなムードの中で行われたこの公演が時間を置かずに日本で聴けるのは嬉しいです(生中継ならなおいいのですが)。私はサリエリの曲をちゃんと聴くのはこれが初めてだと思うので録音を忘れずに準備したいと思います(笑)。
 なおこのニュースは「オペラキャスト」でご教示頂きました。sakag510様、ありがとうございました。

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2004.12.17

バイロイト音楽祭2004のラジオ放送予定(再掲)

 どうやらこの2号店、最近のアクセス数が1号店と肩を並べる位になってきているようです。とはいっても1日あたり200前後なのですが、ご来訪される方々、アンテナ登録やリンクを貼って下さる皆様には改めてお礼を申し上げます。
 ところでこの2号店、「NHK バイロイト」(あるいはその関連キーワード)でググって来られる方が急増しております。おろらく当サイトの「バイロイト音楽祭」のオンエア予定がお目当てで来られたのではないかと思われます。まあNHKは自サイトに放送予定をギリギリまで掲載しないので、その辺りNHKはもう少し視聴者に番組放送予定を早めに告知して欲しいな、と思ったりします。また「モーストリークラシック」の番組表の方には未だにバイロイトの予定が載ってません(参照は→こちら)。個人的にメールは送ってみたのですが、編集部の方は果たしてメールに目を通しているのやら…。ともあれNHK-FMでの放送も近づいて来たことですし、改めて放送予定をここで再掲したいと思います。


12/25(土) 21:00-26:00(翌日2:00) 「パルシファル」
12/26(日) 21:00-25:00(翌日1:00) 「タンホイザー」
12/27(月) 21:00-23:30 「さまよえるオランダ人」
12/28(火) 21:00-23:45 「ラインの黄金」
12/29(水) 21:00-25:30(翌日1:30) 「ワルキューレ」
12/30(木) 21:00-25:30(翌日1:30) 「ジーク・フリート」
12/31(金) 21:00-26:00(翌日2:00) 「神々の黄昏(たそがれ)
(以上全てNHK-FM)

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2004.12.15

【レビュー】シェイナのマーラー:交響曲第4番

Sejna-MAhler4

演奏:マリア・タウベロヴァー(ソプラノ)
カレル・シェイナ指揮チェコ・フィル

 先日「NHK音楽祭」の一環としてチェコ・フィルが来日し、ズデニェク・マーツァル指揮の「第九」のライブ映像はBS2でオンエアされましたが、私はこれを見ながら1960年代に録音されたハンス・シュミット=イッセルシュテット&ウィーン・フィルの演奏(英デッカ)を思い起こしていました。オケの響きのバランスに昔のオーケストラ演奏を思わせる、一種の懐かしさを感じたのです。後で考えてみると今回のチェコ・フィルは管楽器(特にホルンとファゴット)の声部がより強調されていたように思います。テレビ画面からは管楽器に「足」(追加奏者)を加えていることが確認できましたが、これがオケのバランスにどう影響したのかは分かりません、しかし全体として内声部が膨らんで聞こえて来たのは確かです。特に「第九」の第2楽章のホルンの活躍には目覚ましいものがありました。チェコ・フィルは最近もビエロフラーヴェクやマッケラスが指揮したライブ演奏をラジオで耳にしていたりしましたが、今回のマーツァルのような印象は受けなかったので、これはきっと彼の個性なのでしょう。
 そんなマーツァルですが、ズィコフさんのサイトによると、尊敬するマーラー指揮者として彼が名前を挙げたのは同郷の先輩カレル・シェイナだといいます(「交響曲第5番」の項参照)。このシェイナのマーラー録音で既出のものは「伝説的名演」と謳われつつも入手困難だった「交響曲第4番」のみなのですが、先日ようやくこの演奏のCDが日本で発売されました。私は以前聴いた「我が祖国」のCDでシェイナに対して好印象を持っていたので期待はしていましたが、この演奏はその想像以上の出来でした。

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2004.12.10

アイザック・スターンの遺品のオークション出品に遺族が反発

 指揮者マイケル・スターンはある日フィラデルフィア在住の音楽家から1本の電話を受けました。電話の主は彼にこう忠告しました。
 「インターネット・オークションのヴァイオリンのところを見てみろ。君のお父さんのが出品されてるぞ」
 彼の父親で20世紀最大のヴァイオリニストの一人、アイザック・スターン(1920-2001)の写真、楽譜、ヴァイオリン、弓といった遺品の数々がインターネット・オークションでどんどん売り払われていることに、彼の家族は不快感を隠せません。マイケル・スターンは「eBayみたいなオークション・サイトに父の形見が出品されてしまうなんて、全く以て不幸なことだ」と語っています。「未亡人が所有するニューヨークのアパートにある品物を自分たちに断りなく売りに出している」と主張する家族サイドは、このアパートの譲渡を執行した遺言執行人のムーアヘッド氏を訴えました。
 遺言執行人はスターン氏の遺産から31万ドルを貰い、それを自分の事務所の経費の支払いに充てていたことが分かっています。またアパートの契約はスターン氏の亡くなる数週間前に交わされてますが、家族側は「その頃は父は病床にあって、とても重要な判断ができる状態ではなかった」とも契約の正当性にも疑問を呈しています。
 そして「家族側はオークションサイトに出品を取り消すように求めている」ということです。ていうたらまだ出品されてるんかいな…。私は未確認ですが。
(ソース)
Guardian, Children in court battle over Isaac Stern's estate
BBC NEWS, Isaac Stern children sue executor

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2004.12.08

【レビュー】舘野泉 「風のしるし-左手のためのピアノ作品集-」

kaze-no-Shirushi.jpg

1.バッハ(ブラームス編)/シャコンヌ
2.スクリャービン/左手のための2つの小品 作品9
3.間宮芳生/風のしるし・オッフェルトリウム
4.ブリッジ/3つのインプロヴィゼーション
演奏:舘野泉(ピアノ)

 舘野泉久々の新譜。今回は左手による作品だけを収めたユニークなアルバム。エイベックスからリリースされたがCCCDではなくCD-DAである。

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2004.12.04

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2005 一般発売開始

lafollejournee.jpg 先日も取り上げた「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭 2005」(4/29~5/1:東京国際フォーラム他)ですが、先行発売<早割り>は終了し、12月4日(土)より一般発売が開始されました。チケットは以下のサイトで購入可能です。


電子チケットぴあ
e+(イープラス)
ローソンチケット・ドットコム
CNプレイガイド(※)
 電話予約の番号、Loppiなどのコンビニ内端末からの購入の際に便利なコード番号はこちらに書いてあります。また会場の東京国際フォーラム1階には特設ボックスオフィスが設けられているということですので、首都圏の方はお勤め帰りやお買い物の際にどうぞ。プログラムについては公式サイトにpdfファイルがありますので、そちらをご覧下さい。
 ところでこの音楽祭、チケット代が安く、しかも「3歳以上入場可」ということもあり、普段のクラシックコンサートよりもかなりカジュアルな雰囲気になりそうな予感があります。最小限のマナーを守りつつも、良いムードでコンサートが楽しめればいいですね。

(※)なお「カジモト・イープラス」でも購入可能、とのことですが、現在どこから入れば購入できるのかわからないのでリンクしておりません「カジモト・イープラス」のサイトから購入画面に進むと「e+(イープラス)」のページに飛ぶようです。

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2004.12.03

続・ケータイの着信音問題

cellular-phone01.jpg

(写真)ウィーン・コンツェルトハウスの演奏会前に舞台上に置かれた携帯電話使用禁止の看板。
(「斉諧生音盤志」より転載:一部改変)

前のトピックの続き)
 演奏会中に携帯電話の着信音が鳴ってしまった、という事件は世界中に起きているようですね。最近日本でもグスタフ・レオンハルトのチェンバロ・リサイタル中SMAPの楽曲の着メロがステージ近くで響いたため、たまらずレオンハルトが演奏の手を止めた、ということがあり、聴衆の抗議を受けて会場のザ・フェニックスホールがお詫びのコメントを出す事態になりました。アメリカではブロードウェイミュージカルの公演の最中に携帯電話が鳴り、舞台上の俳優が観客を怒鳴り散らしたこともあったそうです。どうもニューヨークの観客マナーの悪さは目に余るモノがあるようで、「バードランド」のような有名ジャズ・クラブでもケータイが鳴りっぱなしだった、というファンの報告もネットで見かけました。そんな事情も手伝ってニューヨーク市議会では2002年12月に公共イベント会場での携帯電話を禁止する条例が可決されました。今ではニューヨークで演奏会中にケータイの着信音が鳴れば50ドルの罰金が科せられます。携帯電話の使用禁止の条例化の動きはボストンなど、全米各地に広がっているようです。

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2004.12.01

CDの収納スペースの作り方

 音楽ファンに共通の悩み。それはCDラックに収まりきれずに溢れ出したCDをどうするか。最近はiPodなどの携帯オーディオプレーヤーにとりあえずmp3エンコードした音楽ファイルを詰め込む、というテもあるかと思いますが、ここではコンパクトディスクそのものの収納に限って話を進めますね。この問題については「★moonage daydream★」内の「CD収納問題~追加情報」で幾つかの解決方法が提示されてますが、結局あのかさばるプラケースをソフトでスリムなスリーブケース(TSUTAYAでCDを借りたときに見かけるようなタイプ)に入れ替える、というのが最も有効な解決法のようです。

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2004.11.29

ガダニーニ製作の貴重なチェロをウィスペルウェイが購入

wispelwey02.jpg

今日はネタがないので、すこし古いニュースから。
BBC(英語)によりますと、先日クリスティーズのオークションで弦楽器の名工として知られるジョヴァンニ・バティスタ・ガダニーニの手により製作されたチェロを、オランダのチェリスト、ピーター・ウィスペルウェイ(写真)が341,250ポンド(約6620万円)で落札しました。これはガダニーニ製チェロとしては史上最高落札価格です。
 このチェロはパルマで1760年に作られましたが、平均サイズよりも小さめに作られているのが特徴です。最近20年でガダニーニのチェロがオークションに出品されたのは5台しかない、とのことで落札額が高額になったみたいです。ちなみにクリスティーズでの全楽器の最高落札価格はストラディバリウス製のヴァイオリン「クロイツェル」で、価格は947,500ポンド(1億8400万円)です。
 ところでウィスペルウェイは来年3月に来日しますね。このコンサートで果たしてガダニーニのチェロが日本でお披露目されるのでしょうか。注目です。
(追伸)ウィスペルウェイ自身の公式サイトでもこのことが触れられてましたね。彼は既に演奏会でも使用しているようですので、来日公演でもこの楽器が使われる可能性が高いのではないでしょうか。

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2004.11.27

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン チケット発売

 以前ニュースとして取り上げた「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭 2005」のチケット発売が昨日から始まりましたね。料金については私が「ホントに安くなるんだろうな」と意地悪な事を申してましたが、これについては東京国際フォーラムに疑いの目を向けていたことを謝罪しないといけませんね。ホントに安いです。一番高い「第九」や「ミサ・ソレムニス」でもS席3000円ですよ!コンサートの時間は前述の2曲のような大作でなければ通常の半分の45分ですが、それでも安い!(小声)えー、この間のベルリン・フィルはS席いくらでしたかね…(小声終わり)。そして更に12/1(木)までは「早期購入割引」期間ということで全公演一律200円引き!なかなか太っ腹です。Jリーグと同じような料金設定ですので、私としてはサッカー観戦気分でチケットが買えますね。購入方法はこちら(pdfファイル)をご覧下さい。

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