2007.07.28

ラヤトン、そしてザ・リアル・グループ

 少し前、ネット界の大先輩であらせられる斉諧生様のサイトで、ラハティ交響楽団がアバを演奏していると知り、あわてて購入したのがこのCDでした↓

Rajaton_lahti_01

「Rajaton Sings Abba With Lahti Symphony Orchestra」(→amazon.deHMV@TOWER.JP)です。

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2006.09.17

YouTubeで見るクラシック(&あの指揮マネ青年の新着動画)

今日ココログの管理ページで当ダイアリーの「アクセス解析」を見ていたら、ロシアのピアニスト達のYouTube動画が結構アクセスを稼いでいたみたいです。というわけでアクセス向上を目指して動画リンク集の第二弾を(笑)

プロコフィエフ「ヴァイオリン協奏曲第1番」レーピンがヴァイオリン、指揮はスヴェトラーノフです。演奏の続きはここここにあります。

つぎはグレン・グールドバーンスタインの共演です。曲はバッハ「クラヴィーア協奏曲ニ短調~第1楽章」(抜粋)です。

グールドといえばこんな珍品もあります(笑)。

グールド作曲「フーガを書いてみたいな」です。しかもこれはなんとも珍しい、日本語バージョンです(笑)。

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2006.08.27

YouTubeで見る「ロシアピアニズム」

 先日発売された「エスクァイア」誌の9月号は、トレンド雑誌としては珍しくクラシック音楽を大特集したことで話題になりました。中でも「ロシアピアニズム」特集は、一時期私が旧ソ連のピアニストたちを好んで聴いていたこともあり、興味深く拝見いたしました。
 さてこれらのロシア人ピアニストたちの実際の演奏を知る方法としては、もちろんCDを購入するのが一番ですが、「とりあえず視聴を兼ねて軽く聴いてみたいな」という向きには…、やはり「YouTube」でしょうか(苦笑)。とりあえず気になった動画の幾つかにリンクしてみました。

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2005.05.31

NHK-FMのライブ放送からいくつか

 最近「モーストリークラシック」がExciteを離れ、産経新聞のサイトのコンテンツの一部になりましたが(→参照)、情報量がExcite時代より遙かに少なくなったのは残念です。何より重宝していたNHK-FMの番組表が無くなってしまったので、長くて4週間先の番組情報を知るには「モーストリークラシック」誌を買うしかないようです。これは既存メディアのネット軽視のあらわれ…、と声高に叫ぶことなく「坂本くん」は飼い慣らされた犬のように大人しくCD店のレジ横に積まれた同誌を購入する予定ですが(笑)。
 このように情報収集をし、実際にお目当ての放送の録音を無事済ませても、聴かずに放ってしまうのは日常茶飯事なのですが、そんな中でも実際に音を聴き心に留まった演奏家を幾つか列挙したいと思います。

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2005.05.29

【レビュー】バイバ・スクリデの無伴奏ソロアルバム

baiba_skride

1.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調BWV1004
2.イザイ:無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番ト短調Op27-1
3.バルトーク:無伴奏ヴァイオリンソナタ
演奏:バイバ・スクリデ(ヴァイオリン)

 「ゴロウ日記」で最新情報が逐一伝えられていた「エリザベート王妃国際音楽コンクール」ですが、きょう最終結果が発表され、ゴロウ氏が5つ星評価で「星72個」(笑)を与えたセルゲイ・ハチャトゥリアン氏が結局第1位となりました。ハチャトゥリアンといえばもう何度も来日していているので個人的には「あれっ、コンクールまだ出てるの?」という感覚でしたが、それにしても第1位とは素晴らしいですね。
 このコンクールは「ヴァイオリン→作曲→ピアノ→声楽」と4年毎に部門を変えて行うのが特徴なのですが、4年前の同コンクール、つまり前回のヴァイオリン部門で第1位を取ったのが、ここでご紹介するラトビア出身のバイバ・スクリデです。
 彼女の音色は刺々しさがなく滑らかで丸みを帯びていて、(実際女性だからそういうのではないのですが)女性的な「優しさ」があると思います。音の出し方も1音づつ丁寧で、濁った響きを伴うこともありません。音楽の造形も危なげないもので、全体的に優美な雰囲気でまとめられています。特にTrack 3(サラバンド)にそれを感じます。
 ただ曲目リストに並んだ3曲から私が期待するのは「ピンと張りつめた緊張感」をもった「激しい演奏」なので、そんな曲想とスクリデの個性とが合致していたのかというとやや頭の中で疑問符が浮かんでしまいます。ただ最近のヴァイオリニストからはなかなか聴くことのできない柔らかい音色をもっているので、そんな彼女の特徴が生きる曲(ブラームスとか、案外フランクも…)でまた聴いてみたいです。既にネーメ&パーヴォのヤルヴィ親子を始めとする有名アーティストとも共演しているので、これから露出の機会が増えてくるかもしれません。
(Sony Classical, SK 92938, SACD(2.0ch)/CD-DA Hybrid)

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2005.05.28

【レビュー】リーズ・ドゥ・ラ・サールのバッハとリスト

lise_de_salle002

1.バッハ:半音階的幻想曲とフーガBWV903
2.同(ブゾーニ編):コラール前奏曲「来たれ、異教徒の救い主よ」BWV659
3.同:トッカータニ長調BWV912
4.同(ブゾーニ編):コラール前奏曲「われ汝を呼ぶ、主イエス・キリストよ」BWV639
5.同(リスト編):前奏曲とフーガイ短調BWV543(S462-1)
6.リスト:水の上を歩く聖フランチェスコ S175-2
7.同:ペトラルカのソネット第104番 S161
8.同:悲しみのゴンドラ第1番 S200
9.同:メフィスト・ワルツ第1番「村の居酒屋の踊り」 S514
演奏:リーズ・ドゥ・ラ・サール(ピアノ)

 デビュー・アルバムから約1年、個人的に待ちに待っていた第2弾CDはバッハとリストの作品集でした。一見大胆なカップリングですが、どちらも曲の性格を確実に捉えていて、音楽の表現力に長けた彼女の特徴が良く出た演奏となっています。

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2005.05.25

1000人チェロの話題を続けて

 5/21(土)は初めて奏者全員が会場に集合して練習を行いました。1000人全員が初めて一斉にフォルテで弾いたときに四方から感じた、これまで一度も経験したことのないような音圧は今でも忘れられません。私が「この響きを経験した10代や20代のアマチュアなら感動の余り『チェロを弾く仕事に就こう』と人生設計を考え直す人が出てくるかもしれないな」と思った位強烈なものでした。残念ながら私は人生を変えるには年を取りすぎたようですが(笑)。さてこの日はロストロポーヴィチ氏に加え大友直人氏からもご指導を受けたのですが、両氏の指揮者としての性格はかなり異なっていて、その好対照ぶりがなかなか面白かったです。

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「第3回1000人のチェロコンサート」に参加しました

 先日神戸で開催されたこのコンサート(公式サイト)、ミーハーな私は「ロストロポーヴィチ氏の指揮の下で演奏してみませんか?」という宣伝文句につられて思わず応募してしまった、というのが正直なところですが、楽しい思いと共に演奏会を終えることができました。このような機会を与えて下さった主催者の「国際チェロアンサンブル協会」の皆様にこの場を借りてお礼を申し上げます。

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2005.05.19

【レビュー】福永吉宏&小林道夫のバッハ:フルートソナタ集

Bach_flutesonatas

<CD1>
1.バッハ:フルートとオブリガートチェンバロのためのソナタロ短調BWV1030
2.同:同イ短調BWV1032
3.同:同変ホ長調BWV1031
4.同:同ト短調BWV1020
<CD2>
5.同:フルートと通奏低音のためのソナタホ短調BWV1034
6.同:同ホ長調BWV1035
7.同:無伴奏フルートのためのパルティータBWV1013
8.同:フルートと通奏低音のためのソナタハ長調BWV1033
(演奏)
福永吉宏(フルート)小林道夫(チェンバロ;1-6,8)

 京都を中心とする関西で演奏活躍を行い、更に教育者として後進の指導にあたっておられる福永吉宏によるバッハのCD。演奏は何度聴いても飽きない素晴らしい内容となっています。
 福永さんのフルート演奏を聴いていると「軽み」という言葉が頭に浮かんできました。「軽み」という言葉は元々俳諧で使われる用語で、本来「何気ない日常描写の中から人生の深みを表現すること」などという意味で使われるらしいのですが、福永さんの何の作為を感じない自然な音、そして奇を衒ったところのない解釈からは、なにがしかの「意味」というか存在感を感じるのです。言い換えると、「過剰」な表現がなくても、バッハの音楽自体を十二分に堪能することができる、という点がこの演奏の素晴らしい点だと思います。
 福永さんは曲によってフルートを2種類(木製と銀製)使い分けています。基本的には音調の変化はないものの、銀製の方がやや響きに力強さがあります。その一方で木製の「温かい」音調も良いものです。
 総じてナチュラルな風合いの解釈の演奏は、何度聞いても聴き疲れすることのない好ましいもので、録音も十分良いものです。そして最近は「疑作」扱いでヨハン・セバスチャンの作品集のCDからは省かれることもある「BWV1031」も収録されていて、名作の「BWV1032」と有名曲の「シチリアーナ」が1枚のCDで楽しめます。
(ワオンレコード,WAONCD 020/01)
(追記)この商品はワオンレコードの公式サイトから直接購入できるようです。

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2005.05.18

「クラシックジャーナル」誌を読む

 バッハの「無伴奏チェロ組曲」のCDの集中レビューがあるというので「クラシックジャーナル」誌の最新号を購入して読んでみましたが、その記事以外がなかなか充実した内容だったので感想を述べてみたいと思います。

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2005.05.15

【レビュー】ニコラ・ベネデッティ&ハーディング指揮ロンドン響のシマノフスキ他

nicola-benedetti010

(曲目)
1.シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番 作品35
2.サンサーンス:ハバネラ 作品83
3.ショーソン:詩曲 作品25
4.マスネ:タイスの瞑想曲
5.ブラームス(ハイフェッツ編):メロディのように 作品105-1
6.タヴナー:処女(おとめ)のための断章(新作)
7.マスネ:タイスの瞑想曲(カラオケ・トラック)
(演奏)
ニコラ・ベネデッティ(ヴァイオリン:1-6)ダニエル・ハーディング指揮ロンドン交響楽団

 メジャー音楽グループ・ユニヴァーサル傘下のDGレーベルと破格の契約を結んだばかりのニコラ・ベネデッティ(Nicola Benedetti)のデビュー盤はまずまずのお披露目となったようです。といいますかこれまで当ダイアリーで幾度も取り上げた手前、「これだけ盛り上げておいて演奏内容が伴わなかったらどうしよう…」と内心ビクビクしていたのは事実です(苦笑)。個人的にはホッとしたというのが正直なところです。

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2005.05.14

音楽家の歴史的資料が一斉にオークションに

 Alex Ross氏のブログ「The Rest Is Noise」によると、今月20日にサザビーズで楽譜の原稿、書簡といった歴史的資料186点が一挙にオークションに掛けられるそうです。今回の出品で扱われる作曲家たちのラインアップはモンテヴェルディから現代の作曲家ヘンツェまでという幅広いもので、その内容も興味深いものが並んでいます。出品物についての簡単な説明は写真付きでサザビーズのサイトで見ることができます。

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2005.05.13

【演奏会レポ】京都市交響楽団 第476回定期演奏会(大友直人指揮)

(曲目)
1.ムソルグスキー(R・コルサコフ編):交響詩「はげ山の一夜」
2.ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 作品77
3.プロコフィエフ:交響曲第5番変ロ長調 作品100
(演奏)
木嶋真優(ヴァイオリン:2)大友直人指揮京都市交響楽団
(会場)
京都コンサートホール 大ホール

 今日の演奏会は忘れられないコンサートになりそうです。

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2005.05.11

クラシックの「人気曲」について考える

prokofiev 「CLASSICA」内での山尾敦史様による「ワンダージュークな日々」第5回は興味深い内容でした。
 音楽配信サイトの「Wonder Juke Classic」にリストアップされた曲の中でどれがアクセス多数だったか、という内容だったのですが、あのドビュッシーの「海」が一ヶ月にアクセス数がわずか「3」だったという驚愕の事実が暴露されています。そしてモーツァルト、ベートーヴェン、バッハなどを押さえてプロコフィエフ(写真)のバレエ音楽がアクセス・ランキング第1位だというのです。これは山尾様でなくても考えさせらる事実です。
 私は先日の「ラ・フォル・ジュルネ」で、クラシックのビギナーの方々がたとえ「初心者向け」と思えないような曲であっても積極的にコンサートに足を運んで、実際に楽しんでおられる様を目の当たりにしました。結局クラシック・ファンが想像する「初心者向け」「一般受け」はマニアの妄想の域を出なかったと言えます(大胆な物言いですが)。「初心者にはむしろ『春の祭典 』が楽しめるのでは」という赤川次郎氏のコメントを某雑誌で見たのは20年以上昔でした。その頃から現在まで時代は進化しましたが、日本のクラシック・ファンのバックボーンには変化が無く、むしろモノラル録音のヒストリカル演奏への傾倒をより強めたような気がします(だからといって私は決して1950年代の「黄金時代」の演奏を貶めている訳ではないことは強調しておきたいのですが)。ヒストリカル演奏が存在しないプロコフィエフのアクセス数が多いのはマニアには意外かもしれませんが、「ロメオとジュリエット」の音楽は化粧品のCMにも使用されたりしていて結構ポピュラーですし、プロコフィエフはマニアの想像以上に一般に浸透していると思います。

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2005.05.06

モントリオール響の楽団員 来週からストライキを宣言

このエントリから「おかか1968」ダイアリーは通常営業に戻りますが、通常業務再開後の最初の話題はこのダイアリー恒例(?)のスト情報です。モントリオール交響楽団の労使対立の模様は去年9月25日のエントリで触れましたが、対立はその後もエスカレートし、今年に入ると楽団員がコンサート中の正装を拒否し、その代わりに赤いシャツを着る「Red T-shirt Campaign」なるものを行い、運営サイドに「交渉のテーブルにつくように」と世間にアピールを行いました。一方の事務局サイドも「対立が続くなら次期音楽監督のケント・ナガノ指揮のコンサートを行わない」と圧力をかけていました。労使契約が切れてから18ヶ月間の長きにわたる交渉を通じて事務局が求めているのは2002/03シーズンに労使間で合意した団員の給料アップの凍結を継続することです。その条件が飲めない団員側はこの度「来週月曜日(5/9)からストライキを行う」と宣言するに至りました。
ストライキが実施されると今シーズンの残りのコンサート11回分がキャンセルとなります。これにはモントリオール国際コンクールに登場する4回分も含まれるということです。ともあれセントルイス響(こちらは既にストは終了)に続くオーケストラのストのニュースは残念です。モントリオール響のコンサートに足を運ぶ予定だった方は今後の経過にご注意下さい。

(参考)
CBC Arts. Montreal orchestra sets strike date. (May 4, 2005)
Montreal Gazetta. MSO musicians vote to strike, effective Monday (May 4, 2005)

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2005.05.05

【短期連載】熱狂の日を求めて(最終回)

LaFolleJournee007
(写真)音楽祭が成功に終わり、ベートーヴェンさんも思わずバンザイ!?

前回のエントリでコンチェルト・ケルンについて触れましたが、これ以外のコンサートも概ね満足できるものでした。とくに印象的だったのはコセ、パスキエらのビッグネームを始めとする海外アーティストたちと、日本人演奏家たちの間にクオリティの差を全く感じなかったことです。チェロの堤剛さん(5/1)は深みある音色と自在の解釈を聴かせ、その健在振りを確認することができました。江口玲さん(4/29)は繊細なタッチで「ピアノソナタ第1番」に深みを与えていました。小山美智恵さん(4/29)はあいまいさのないメリハリをはっきり付けた演奏解釈で、タッチも力強かったです。仲道郁代さん(5/1)は小山さんとは好対照というか、どこまでも丁寧な運指で、正直ベートーヴェンというよりはモーツァルト的な印象もなきにしもあらずでしたが、ここまで徹底して丁寧に弾かれると立派な芸術作品です。ホントに関心しました。また古典四重奏団(4/30)はCD同様緊張感がみなぎっていて、アンサンブルも見事でした。あとトウキョウ・モーツァルト・プレーヤーズは初耳でしたが、少人数でも充実した響きを聴かせていて好感を持ちました。とくにファゴットが日本人離れした良い音色で、これには正直驚かされました。個人的にこの団体はこれから注目していきたいと思います。

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2005.05.03

【短期連載】熱狂の日を求めて(6)

LaFolleJournee006
(写真)会場大型スクリーンに映し出される浜崎あゆみ。彼女は「ラ・フォル・ジュルネ」のプロモーションとしてビデオでコメントを寄せていたのだ。

私の知人で東京にもよくはせ参じるコンサートゴヤーに、東京国際フォーラムの音響について上京前に尋ねたところ、「正直あまり良くない」という回答でした。ですのでホールの響きについてはあまり期待せず出かけました。結局私は3日間で有料コンサートに10回参加したのですが、一番音響的にマシだったのは「ホールC」。あとは正直イマイチでした。学会のポスター会場みたいな「ホールB5」や「ホールB7」は響きとしてはデッドな空間でしたので、端の方ではステージ間近よりも明らかに音量が小さく聞こえました。約5000人収容の「ホールA」は音がお客さんの座っている場所の遙か上を通って抜けていくような印象がありました。個人的には学校の体育館でオーケストラが演奏するときの響きに近いなあ、と感じました。それでも気分良く演奏に浸ることができたのは、お手頃な料金設定(これなら少々キズがあっても腹が立たない:笑)というのもありますが、それ以上に演奏家の皆様の力量によるところも大きかったと思います。

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2005.05.01

【短期連載】熱狂の日を求めて(4)

LaFolleJournee004

「ラ・フォル・ジュルネ」会場の当日券売り場脇には「ソムリエ・カウンター」なるものがあり、音楽の専門家数名が交代で来場者におすすめコンサートなどをアドバイスしていました。私も山尾敦史様がブーズに詰めておられたときに利用してみましたが、山尾様にご教示頂いたコンチェルト・ケルンと下野竜也氏の公演は非常に満足できるものでした。この場を借りて御礼を申し上げます。
ところで山尾様のサイトによると、ソムリエの方々は当初はベートーヴェンのコスプレをする予定だったとか。結局当日はソムリエではなく会場スタッフがコスプレ姿で愛嬌を振りまいていました(写真)。

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2005.04.30

【短期連載】熱狂の日を求めて(3)

今日も「ラ・フォル・ジュルネ」会場の東京国際フォーラムには長蛇の列が出来ている。係員は最後尾で「120分待ち」と書いたボードを持っていた。もはやスプラッシュマウンテン並である。
ところでこの音楽祭は3歳未満の小児の入場制限があるが、これは逆に「3歳以上はご遠慮なくどうぞ」ということでもある。実際小さい子供をたくさん会場で見かけるのだが、レジス・パスキエ、ジェラール・コセらによる室内楽コンサートでこんなことが起こった。
フンメルの「ピアノ五重奏曲」が始まろうとしたまさにそのとき、ホールの端のほうから「ばあ〜〜」と子供らしき人の声が響きわたった。そのノイズに抗しきれずパスキエは弾く構えを止めてしまった。一瞬会場内に緊張が走る。そのときチェロのゴーティエ・カプソンが突然ブラームスの「子守歌」のサワリをチラッと弾いた。これでどっと会場は大爆笑に包まれた。カプソンの機転に救われた一瞬だった。
それにしてもビオラのコセの音色はこれまで聴いたことの無い位良い音をしてた。「これを旧カザルスホールで聴きたかったなあ」と思ったのは内緒だが(笑)、いいものを聴かせて貰った。

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2005.04.25

「指揮者vs楽団員」の対立がオレゴンでも

 オレゴン交響楽団の首席ソロ・フルート奏者のDawn Weiss氏は去年の秋に同楽団の音楽監督のカルロス・カルマーから手紙を受け取りました。その手紙には彼女に対するカルマー氏の不満が6つ書かれていました。その6つとは

1.吹き間違い
2.ピッチが不正確
3.リーダーシップの欠如
4.フレーズにムラがある
5.リハでの調子を実演で発揮してくれない
6.浮ついていて不快な音色

というものです。手紙にはこれらを改めなければ今年のシーズン終了後に契約更改をしないことも記されていました。

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2005.04.24

「ラ・フォル・ジュルネ」公式ガイド

pia_mook 公式ガイドブックを本屋で見かけたので購入してみました。これを読んでみると今日からもう既にイベントが始まっている(参照)らしいですね。首都圏に在住の方は一足お先に楽しめていいですね(笑)。周辺会場ではシャネルでコンサートやったり(4/28まで)、更には帝国ホテルで舞踏会もやるんですか(5/1)。ちょっとこれは私には縁がなさそうですね(笑)。
pp.112-113には「ベートーヴェンゆかりの作曲家たち」と称してベートーヴェンの同時代人の写真が並んでいましたが、リースとライヒャの写真はこれと同じでしたね(笑)。一方フンメルのは写りの良い肖像画を引用してました。これは名を成した大人物の風格があふれていて、私が採用したメランコリックな眼差しのものよりは良いですね(笑)。
内容はインタビューに続いて、全コンサート、全アーティスト、演奏される曲全ての紹介と盛りだくさんです。ただ私のようなひねくれ者は、曲紹介のところで各ライターが取り上げている推薦盤のチェックをついしてしまいます。中には「え~~!、なんでソレなの~」というものもありますが、気合いを込めて書いている方もおられますね。特にハイドンの「交響曲第104番」にチェリビダッケ盤を推した松沢憲氏と、古楽ものを積極的に紹介している安田和信氏が目に付きました。でも安田さんが廃盤になっているものまで紹介している(ライヒャの「木管五重奏曲第2番」)のはこの音楽祭の趣旨を考えると「どうかな」と思いますが。
でも私はこの本を見て初めてプログラムの全貌が把握できました。名作の「ヴァイオリンソナタ第10番」と「ディアベッリ変奏曲」を誰も取り上げないことも初めてこの本で知ることができました(まあ「フィデリオ」がないのは良いでしょう)。ともあれ非常に読みやすいムックですので、私はこれを常時抱えて会場内をうろうろすることになるでしょう。

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2005.04.23

女性音楽家3人を題材にした映画が製作される

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 先日オランダの映画製作会社Ventus Filmが、18世紀から19世紀に実在した女性音楽家たちの生涯を描いた映画を順次製作すると発表しました(参照:英語)。先ずレオポルド・モーツァルトの娘でヴォルフガング・アマデウスの姉、ナンナル(写真左)を主人公にした「The Wonder Child」が今年冬に製作されます。これに続いてクララ・シューマン(写真中)とファニー・メンデルスゾーン(写真右)の映画も予定されています。この三部作のメガホンを取るのはHeinrich Dahms氏、プロデューサーのペーター・ファン・フォーゲルポール氏はラース・フォン・トリアーの映画「奇跡の海」をプロデュースした方です。
 女性ばかりを主人公にした三部作というのは私の知る限りこれまでなかったものなので、この企画は目を引きますね。彼女たち3人はいずれも優れた音楽的才能を持ちながら、高名な兄弟(あるいは夫)の影に隠れる存在だった、という共通点を持っていますが、この3人をどのように描いていくのか、映画の完成を楽しみに待ちたいと思います。
 ところで音楽家を主人公にした映画は枚挙にいとまがないのですが、やはり一番メジャーなのはミロス・フォアマンの「アマデウス」でしょうか。それ以外でもケン・ラッセルの「マーラー」、ジェラール・ドパルデューがマラン・マレに扮した「めぐり逢う朝」(アラン・コルノー監督)なども有名ですね。このテの映画でのマイ・フェイバリットはヤナーチェクの一生を描いた「白いたてがみのライオン」です。しがない田舎者の音楽教師が「イェヌーファ」の上演をきっかけに運命が好転し、カミラ夫人とのダブル不倫(それにしてもなんで「カミラ」なんだ…。偶然の一致にしては恐ろしい)を経て創作意欲がより旺盛になる様が、デフォルメなく自然に描かれています。やや破格ともいえる人生を送ったヤナーチェクですが、彼の心の動きに素直に感情移入できるのは、きっとよく書けた台本だからでしょう。現在DVD、ビデオともに廃盤なのが残念です。


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2005.04.17

【レビュー】木管アンサンブル「アフラートゥス」のベートーヴェンとモーツァルト

1.ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第1番ヘ長調 作品18-1(木管四重奏版)
2.同:笛時計のためのアダージョとアレグロ WoO.33
3.モーツァルト:自動オルガンのためのファンタジー・ヘ短調 K.608
4.同:自動オルガンのためのアンダンテ・ヘ長調 K.616
5.同:自動オルガンのためのアダージョとアレグロ・ヘ短調 K.594

演奏:アフラートゥス・クァルテット
ロマン・ノヴォトニー(フルート)ヤナ・ブロジュコヴァー(オーボエ)ヴォイチェフ・ニードゥル(クラリネット)オンジェイ・ロスコヴェッツ(ファゴット)

 チェコ・フィル、プラハ室内フィルなどの団体に所属するチェコの木管楽器の名手からなるアンサンブルの最新アルバムは、ベートーヴェンの「弦楽四重奏曲第1番」の木管四重奏版をメインとするプログラム。4つの管楽器の豊かでまろやかなサウンドが存分に楽しめます。

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イギリスにも大音量で音楽を垂れ流す女性がいた

 最近奈良県で隣家へのいやがらせとしてCDラジカセから洋楽R&Bをガンガンに流していた女性が逮捕されましたが、洋の東西を問わず似たようなことは起こるもので、先日イギリスでも音楽を昼夜を問わず鳴らし続けた74歳の女性が近所の住民から訴えられました。ただこの老女が流していたのはセックス・ピストルズやクラッシュなどのUKパンクではなく、クラシック音楽だったといいます。
 ランカシャー州のカーンフォースに住むこの老女は、10年前に夫を亡くしてから近所の住民が敵対心を持っているという疑念を抱き始め、それに対抗するためにクラシック音楽を終日大音量で流すようになりました。彼女の問題行動はこれに留まらず、自治体に隣人たちを告発する手紙を送ったり、近所の人が自宅の前を通る度に「痴漢!」とか「売春婦!」といった侮蔑の言葉を掛けたりしたといいます。地元の警察、ソーシャルワーカー、精神科医が介入しようとしましたが彼女はこれを拒み続けたため、騒音や迷惑行為に悩まされていた近所の住民はやむなく起訴することにしました。そして一昨日ランカスターの裁判所は彼女に対して住民への暴言や騒音行為を禁止するように命じました。
 ただ近所の住民や関係者は今回の件について「やむを得ない処置だった」、「高齢者にこのような事してしまって後悔している」と語っていて、高齢で精神障害の可能性のある人物に対して法的処置を取ったことは彼らにとって苦渋の決断だったようです。この辺りの周囲の反応は日本での類似の事件とは少し異なるようですね。
(参考)
Times Online. Court bans classical fanfare with ASBO on woman of 74 (April 16, 2005)

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2005.04.13

最近聴いたアルバムから3つを

ピュアなクラシック以外の音楽レコードから面白かったものを3つ紹介させて頂きます。

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2005.04.10

ラダメスが「本当に」閉じこめられそうになる

 私だけでなく世界中の音楽ファンの注目を集めているコペンハーゲンの新歌劇場「オペラァン」ですが、そこで今月5日に「アイーダ」の上演中にセットが崩壊するという事故が発生しました。地下室のセットの一部がラダメス役のデイヴィット・レンドールの上に覆い被さる形で落ちてきたのです。そのとき舞台上は真っ暗で、明かりになるようなものはレンドールの持つ蝋燭(ろうそく)しかない状態で、彼が気づいたときには既にセットは崩れるところで、彼は為す術もなく叫び声とともにセットに押しつぶされてしまいました。
 幸いにもレンドールはケガをせずに済みましたが、彼はショックの余り舞台には戻れず、この日の公演はここで終了となりました。多くの読者は既にご存じかと思いますが、「アイーダ」の最終幕ではラダメスは生き埋めにされてしまいます。そんな場面でラダメスがセットの下敷きになり、本当に生き埋め状態になったのですから、当人の驚きは相当のものがあったと思います。最近のオペラのセットには凝ったモノが多いですから、今後このような事故が起こらないように安全にはこれまで以上に気を配って欲しいですね。
(参考)
New Kerala. Operatic tenor literally brings house down(8 April, 2005)
PlaybillArts. Collapsing Set Brings Copenhagen Aida to a Halt (10 April, 2005)

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2005.04.08

【レビュー】5(ファイヴ)ブラウンズ

5browns

1.R=コルサコフ:熊蜂の飛行
2.バーンスタイン:「ウエスト・サイド・ストーリー」から
3.デュカス:魔法使いの弟子
4.ラヴェル:ラ・ヴァルス
5.フリードマン:音楽玉手箱
6.ラフマニノフ:「楽興の時」から 作品16-4
7.ラフマノノフ:エレジー
8.ドビュッシー:喜びの島
9.プロコフィエフ:ピアノソナタ第3番
10.ボウエン:トッカータ
11.グリーグ:山の王の宮殿にて

演奏:ファイヴ・ブラウンズ
<ディジリー・ブラウン(1-4,11)、デオンドラ・ブラウン(1-4,11)、グリゴリー・ブラウン(1-3,7,10,11)、メロディ・ブラウン(1-3,5,8,11)、ライアン・ブラウン(1-3,6,9,11)(ピアノ)>

(7/9追記:最近輸入CD店にファイヴ・ブラウンズの同名のアルバムが並んでいるのをよく見かけますが、CD店の担当者によると、それらはCD-DAシングル・レイヤーの商品だということです。よって以下の文章にあるようなCDプレーヤーに対する問題は起こらないものと思われます。そのことにご留意の上で、4/8にupした以下のエントリをご覧頂ければ幸いです。)

 まずこのディスクは個人的には非推薦盤であることを強調したいと思います。これは最近アメリカで発売されるようになった「DualDisc」なるフォーマットで作られています。このディスクは片面がCDで、もう片面がDVDという構造になっています。「A面はCD、B面はDVD」といった方が分かり易いでしょうか。ただ最近は不具合の報告も出ており、多くのCDプレイヤーでの動作保証もされていません。私も実際に自家用車のカーオーディオ(スロットローディング方式)で試してみましたところ、音はちゃんと出ましたが、ローディングのあと「キュキュキュ…」というヤな感じのメカノイズがしたので、正直壊れたと思いました(苦笑)。そんな「故障するんじゃないか」と余計な心配をしてしまう「規格外」のディスクは(CCCDと同様)あまりおすすめしたくはないのです。それでもあえてこのディスクをご紹介するのは、演奏する「5ブラウンズ(The Five Browns)」がアーティストとしてとてもユニークだからです。

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2005.04.03

【レビュー】マイケル・ティルソン・トーマスのマーラー「交響曲第9番」

mahler9

 サンフランシスコ交響楽団(SFSO)の自主製作によるマイケル・ティルソン・トーマス(MTT)指揮のマーラーの交響曲の演奏です。以前からこのコンビのマーラーは何曲かリリースされてますが、私が聴くのはこの「第9番」が初めてです。彼のマーラーのレビューは結構頻繁にネット上で目にしていましたが、それらの評判から伺える彼のマーラー演奏のスタンスというものが、どうも私の好みとズレているような気がしたので、これまでは手を出さずにいました。しかしこのCDのリリースの情報を見て、個人的にも思い入れの強い「特別な曲」でもある「第9番」をMTTがどう演奏するかを早く知りたくなり、SFSOのサイトから直接購入してみました。おかげで店頭に並ぶより早く手に入れることが出来ました。

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2005.03.30

【レビュー】鈴木秀美 バッハ「無伴奏チェロ組曲」再録音

suzuki_bach

<CD1>
1.バッハ/無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV1007
2.同/同第3番ハ長調BWV1009
3.同/同第5番ハ短調BWV1011
<CD2>
4.同/同第4番変ホ長調BWV1010
5.同/同第2番ニ短調BWV1008
6.同/同第6番ニ長調BWV1012

演奏:鈴木秀美(チェロ)

 1995年の録音から10年をおいてのバッハ「無伴奏」の再録音。鈴木さんご本人も「こんなに早く再録できるとは思っていなかった」とライナーノートに書かれておられますが、たしかに私も発売のプレスリリースを見たときは「あれ?」と意外な印象を持ちました。このディスクを手にするまでは「ビルスマみたいに楽器を替えて録音でもしたのかな?」と思ってたのですが、どうやら前回と使用楽器は同じもの(胴体の装飾が美しい1570年頃のアマティ)のようです。となると10年前と違う部分がどこにあるのか、前回録音と比較したくなるところですが、最初のうちは敢えてそれをせずに聴いてみることにしました。

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2005.03.29

失われたコンサートマスターの地位への怒り

 幼稚園児からおじいちゃんまで、ニートからお金持ちの社長まで、誰も彼もブログを持つ時代ですが、クラシックのアーティストのブログも最近増えてきましたね。そしてみなさん面白い文章で私たちを楽しませてくれます。昔から「優れた音楽家は文章もうまい」と言われていますが、これはブログにも言えることかも知れません。
 ところでシアトル交響楽団(SSO)のコンサートマスターを20年間務めたフィンランド出身のヴァイオリニスト、Ilkka Talvi氏のブログ(英語)が英語圏で話題になっています。このサイトは今月20日に開設されたばかりなのですが、その過激な内容で地元の音楽関係者は戦々恐々です。ここのブログのエントリのあちこちにはSSOの音楽監督のジェラード・シュワルツを始めとする地元音楽界に対する批判が、まさに情け容赦なく展開されています。

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2005.03.28

あのオペラ歌手がダイエットに成功

 当ダイアリーの昨年6月24日付のエントリで触れた、太りすぎが祟って「ナクソス島のアリアドネ」の主役降板の憂き目にあったあのソプラノ歌手が、なんと一念発起してダイエットのために消化管のバイパス手術を受け、その結果約100ポンド(約45キログラム)の減量に成功したことを関係者が明らかにしました。この後「ニューヨーク・タイムズ」、「ワシントン・ポスト」、ABCBBC(何れも英語)などの各種メディアがこぞってこのニュースを取り上げました。

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2005.03.27

セクシーポーズで聴衆を誘惑?

 この度オハイオ州にあるカントン交響楽団(The Canton Symphony Orchestra)が、楽団員、スタッフ、重役、楽団会員など18名の女性によるセクシー写真付きのカレンダーを製作しました(ソース:英語)。楽団の理事長のLinda Moorhouse氏は「オーケストラのイメージを変える必要がありました。古くさいイメージを取り除こうとしたのです」「カントンの街には一級のオーケストラがあり、シックな(「classy」)女性達もいることを知って欲しかったんです」とその理由を語っています。その彼女自身もこのカレンダーに登場しています。
 この企画を提案した楽団のサポーターのRoberta Gordon氏は、チャリティのために正に一肌脱ぐ女性達を描いた2003年のイギリス映画「カレンダー・ガールズ」(→あらすじ)を見てこのアイデアを思いついたそうです。シンバルだけを持ってポーズを取っている女性の写真もあるというこのカレンダーは楽団の公式サイトから購入可能だそうです。
 そうですねぇ、個人的にはこのオーケストラのもいいけど、ニコラ・ベネデッティとか、ジャニーヌ・ヤンセンのカレンダーの方が欲しいです(笑)。もしあればですが。

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2005.03.26

ロンドン・フィルも独自レーベルを立ち上げ

 「ガーディアン」紙の3月24日付の記事(英語)によると、ロンドン・フィルハーモニック(LPO)も独自レーベルを立ち上げ、手始めにこの5月に4枚のアルバムをリリースするそうです。内容については首席指揮者マスアと首席客演指揮者ユーロフスキのものが各1枚、そして残りは「LPOの過去の演奏録音」だそうです。
 となると元首席指揮者のテンシュテットのライブが出るのかどうかが気になるところですが、今のところは不明のようです。ともあれ管弦楽団が自らレーベルを興す動きは世界的に主流になりつつあるようですね。
(3/31追記)「at the end of the day」の方でタイトル情報が出てますね。テンシュテットのワーグナーですか。「Crotshet」を見ると「1988年録音」とありますが、曲目は来日公演のときと全く同じですね。これは来日公演のNHKのテープを使用したものなのか、それとも同じプログラムによる(ロンドンとか)別の場所でのライブなのか、どちらなのでしょうか。

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2005.03.23

ユン・イサン没後10周年

 20世紀を代表する作曲家の一人のユン・イサン(尹伊桑/윤이상:1917-95)の作品は日本を含む世界中で演奏され、現代音楽の作曲家としては我々にも比較的馴染み深い存在ですが、母国韓国での評価には寂しいものがありました。それは彼の数奇な一生と密接な関係があります。

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