アリシア・デ・ラローチャ(ピアニスト) 永眠
バルセロナ出身のピアニスト、アリシア・デ・ラローチャ(Alicia de Larrocha)が、今月25日の夜、同地の病院で亡くなりました。86歳でした(参照)。
アルベニスの「タンゴ」です。
バルセロナ出身のピアニスト、アリシア・デ・ラローチャ(Alicia de Larrocha)が、今月25日の夜、同地の病院で亡くなりました。86歳でした(参照)。
アルベニスの「タンゴ」です。
スイス出身で、名古屋フィルの首席指揮者として日本でもお馴染みのティエリー・フィッシャーが、ユタ交響楽団の音楽監督に就任しました(参照:pdfファイル)。今シーズンからの4年契約(3年延長のオプション付き)ということですが、最近は就任発表から1年後くらいに活動開始、というパターンが多いので、発表即就任というのにはちょっと驚かされました。
名古屋以外にもBBCウェールズ管の首席指揮者も兼任しているフィッシャー。今後益々多忙になりますね。
このたびウィーン交響楽団のコンサートマスターに、日本出身の松井香奈さんが就任しました。わたしはこの情報を一週間前にmixiでキャッチしたのですが、SNSだけが情報源というのもナンなので、その時点で表ブログで記事にすることはせず、公式発表を待っていました。でもウィーン響のオフィシャルサイトのほうにも「Kana Matsui 4. Konzertmeisterin」と、名前がリストアップされるようになったので、もういいでしょう。
こちらのサイトによると、松井さんはスイス・ローザンヌの音楽院を卒業後ウィーンに移り、同地の音楽院でさらなる研鑽を積んでいるとのこと。他のオケ同様、一年間の試用期間を経てから正式採用となるらしいですが、がんばって欲しいですね。
えー、のだめ終了で浮き足立ってる皆様こんばんは、おかかです。私は最近twitterにハマってしまい、なかなかそこから出られなくてすっかり「つぶやきオカカ」状態でありました。ということで表ブログにはしばらくぶりの登場となりますが、よろしくお願いします。
少し前に「自家製クラシカル・クロスオーバー」が報じたウィーン・フィルのバルト海クルーズツアーの件ですが、どうやら日本でもこのツアーを取り扱う旅行代理店が現れたようですね。プレスリリースによると、日本の代理店は(株)グローバルユースビューローと(株)ジャルパックの2社。国内独占販売ということだそうです。
旅程表はプレスリリースをご覧いただくとして、気になるのは価格です。今日(9/25)現在、代理店のHPでは価格が出てませんが、ドイツ語のこのページにはクルーズの料金は「2.780 Euro」(約369,000円)と書かれています。日本からだと飛行機代込みということになりますから、それを相当上回る金額になるのは間違いないでしょう。
しかし13日のクルーズの間にコンサートが3つですか。練習時間をどう確保するのでしょうか。船中でリハの時間でも取るのでしょうか。もし指揮者も同乗するならクルーズ船の中で公開ゲネプロでもやれば面白そうですが。これぞまさに「航海(こうかい)ゲネプロ」、なんちゃって。
で、ウィーンといえばもうひとつお伝えしたいことがあります。それは次のエントリで。
現在開催中の第58回ミュンヘン国際音楽コンクールで、ヴァイオリン部門の第2位に日本から出場の白井圭が入りました(参照)。同コンクールのハープ部門では山宮るり子が第2位に入賞していますので、これで日本からは2人目の入賞者ということになります。
なお第1位ですが、ヴァイオリンはHyeyoon Parkが、ハープはエマニュエル・セソンが受賞しています。後者はすでにCDも出してますから、ご存じの方もおられるのではないでしょうか。
前回のエントリが評判だったので、ふたたびオランダ公共放送「Netherlands Radio 4」が提供する音楽配信サービスから、面白そうなものをご紹介。
前回は番組制作会社「KRO」のサイトから音楽ファイルにたどりつく方法を紹介しましたが、別の方法から過去「Radio 4」で放送されたライヴ中継のアーカイヴを見ることもできます。
▼Netherlands Radio 4 - Uitzending Gemist
ここのページから「BIS! (maandag)」という文字列をクリックすると、以下のような画面が出てきます。
「Radio 4」で月曜夜、ヒストリカル音源を放送するプログラム「BIS!」の過去数ヶ月分が、このプレイヤーで聞けます。右の方にある「Meer Afleveringen」と書かれたところをクリックしてみてください。
過去の放送分のリストが出てきます。
ではこのリストから、面白そうな音源をいくつか紹介してみます。
みなさんこんばんは。おかかです。面白そうな海外ウェブラジオをフォローするために、と思って毎週1号店で番組表を更新している私ですが、それでも聞きたい番組をうっかり忘れてしまうことが多く、本当に困ったものです。
そんなときに本当に助かるのがオンデマンド配信。「BBC Radio 3」やハンガリーの「Bartók Rádió」はご存じの方も多いと思いますが、ここではオランダ公共放送が提供するオンデマンド配信のご案内を。あっ、そういえば皆さんヤープ・ヴァン・ズヴェーデンのベートーヴェン・ツィクルスはお聞きになられましたか?今日(9/6)現在もなお、全9曲を聞くことができます。
これ以外にも、たくさんの面白そうなライヴ録音を、オランダのラジオ局は配信しております。
シンシナティ・ポップスの指揮者として活躍したエリック・カンゼルが今月1日、膵臓、肝臓および大腸のがんによりメーン州で亡くなりました。74歳でした。
カンゼルがTelarcレーベルに残したシンシナティ・ポップスの録音は数多く(→amazon.com)、なかでも「1812年」は本物のカノン砲を用いた録音がリリース当時話題になりました。個人的には米MCAレーベルに録音した「デューク・エリントン作品集」が印象に残っています。