モンセラート・カバリエ 久しぶりに公の場で「バルセロナ」を歌う(動画あり)
ソプラノ歌手のモンセラート・カバリエがクイーンのヴォーカル、フレディ・マーキュリーとデュエットした「バルセロナ」は、1992年のバルセロナ五輪のテーマ・ソングとしてご記憶の方もおられるのではないでしょうか。1987年に発表されたこの楽曲は、オリンピックの開会式でも歌われる予定でしたが、五輪前年の1991年にフレディがエイズの合併症で亡くなったため、晴れ舞台での二人の共演は実現しませんでした。
以後カバリエは公の場でこの曲を歌うことを「封印」してきましたが、一昨日モスクワで開かれたチャリティ・コンサートで、76歳(!)になったカバリエが「バルセロナ」を歌った、と地元紙が報じています。「コムソモリスカヤ・プラウダ」紙の電子版に、そのときのライブ動画があります(参照)。アクセスが殺到しているのか、動画がカクカクしていて見にくいですが、3分過ぎあたりからが「バルセロナ」です。
この日フレディの「代役」を務めたのは、ロシア出身の歌手ニコライ・バスコフ。カバリエの娘、モンセラート・マルティも花を添えています。当日会場に「バルセロナ」のイントロが流れると、カバリエは両手を高く挙げながら「今私たちはフレディと共にいます。そして彼は、私たちの歌を聞いてくれているはずです」と語ったそうです。
(関連動画)
1988年、バルセロナでのフレディとカバリエの共演です。
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