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2009.06.20

アントネッロの2008年名古屋ライヴ「ビバ・チャコーナ!」がネット上で配信されていた

 ウェブラジオの番組表を作ってる合間にコンサートに行きたくなったので「WEBぶらあぼ」でコンサート検索してたら、「Bravissimo!」「宗次ホールライヴ2008」と書かれたバナーを発見しました。どうやら先月くらいからiTunesでライヴ音源が購入可能になってたみたいです。この日私も会場に居たのですが、小振りながらもそれなりにちゃんとした録音装置が設置されているのを見て「もしかして…」とは思いましたが。

 ともあれ有料(全部聞くには1800円必要)とはいえ、ネット環境が整備されていれば誰もがこのライヴを耳にすることができるようになったわけで、これは実に喜ばしいことであります。

 この日のアントネッロのことを、私はmixiにこう書きました;

 「(前略)ヴィオラダガンバの低音を土台に純正律チェンバロによるやさしい響きが絡み、そこにコルネットが彩りを加える…、などと『音楽の友』なら書くのだろうけど、そんなことを書くのがアホらしく感じられるほどメッチャ楽しかった!というか彼らの演奏は『クラシック音楽』では括れない…(中略)…ライヴの雰囲気はむしろジャズ・セッションのそれに近い。コルネット(特に高音部)がトランペットに音が似ているので、余計にそう思った。そうだな、濱田芳通のコルネットは泣いていたな」

 カウンターテノールの弥勒忠史さんについては、こんなことを書いていました;

 「弥勒さんの声を聴くのは二度目。2年前にオペラ『月の世界』の舞台を見て以来だ。オペラの舞台も務めるほどだから、声のボリュームも問題ないし、表現力も多彩だ。そしてMCもうまい(笑)。ボローニャ留学時代の話は面白かったし、『こんな声も出せます』みたいな感じで『宇宙のファンタジー』(アース・ウィンド・アンド・ファイアのね)のサワリを歌ったのにはワラタ」
(以上去年9月8日付のmixi日記から;一部改変)

 最後には「古楽だけど小難しいこと考えずに聞ける。これならクラシック初心者でも大丈夫。というかライブハウスに足繁く通っているような音楽ファンのほうが、アントネッロの世界にすんなりと入っていけそうだ」と締めています。本当に「理屈抜きで楽しめる」というのはこういうライヴのことをいうのでしょうね。ただ演奏家たちがこのような音楽を提示するには、本当に「理屈抜き」なだけではいられないということも、忘れてはいけないのでしょうが。

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