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2009.04.17

スーザン・ボイルは立派なアゴの持ち主

 動画投稿サイト「YouTube」にupされてから僅か7日間で、累計2000万近くのアクセスが殺到している動画があります。それはイギリスの素人参加番組「Britain's Got Talent」でミュージカル・ナンバーを歌った一人の中年女性の映像です。とりあえず下のリンクからどうぞご覧下さい。

Susan Boyle - Singer - Britains Got Talent 2009 (With Lyrics)

 この動画を見た賢明な読者なら、「ははぁん、これはポール・ポッツに続く2匹目のドジョウかな」と感づくことでしょう。ステージに立った女性の冴えない風貌。審査員たちの投げやりな態度。そして女性が声を発したあとでの、まさに「ザ・掌返し」と言いたくなるオーディエンスのリアクション。何もかもが元携帯電話セールスマンの時とおんなじです。

 でも私はこの女性に強く惹かれました。といいますか、「レ・ミゼラブル」のナンバーを歌ったスーザン・ボイルの「アゴ」に強い興味を抱きました。骨太で重厚で、存在感あふれる下顎骨。これを見て、私は不世出のワーグナー・ソプラノ、ビルギット・ニルソンや、「ラ・ステュペンダ」(比類無い声を持つ女性)と讃えられたジョーン・サザランドのことを思い出しました。などと勿体ぶった表現をしていますが、単刀直入に言えば「スーザン・ボイルは、立派な声を出しそうなアゴの持ち主」と言いたいだけなんですけど。

 参考のために、ニルソンとサザランドの動画を挙げておきます。まずはニルソン。

 「サロメ」の最後のシーンです。歌い終えたあとの客席の反応が熱狂的すぎます。

 お次はサザランド。

 こちらは「ルチア」から。隣の男性はパバロッティです。ヒゲが無いので分かりにくいですが。以上どちらも1972年にメトロポリタン歌劇場で行われた「ルドルフ・ビング引退記念ガラコンサート」からのものです。

(参照)47歳素人の歌声に辛口審査員が呆然 実現させた「dream a dream」――ひまだね英語

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