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2009.02.28

N響 プレヴィンが「首席客演指揮者」に

 NHK交響楽団の公式サイトにリリースがありました。

アンドレ・プレヴィン NHK交響楽団首席客演指揮者に就任(pdfファイル)

 リンク先にはプレヴィン氏がN響に寄せたメッセージも紹介されています。「レコーディング、それにテレビ中継なども楽しみです」「東京だけでなく、京都など他の都市でも演奏したいと思っています」「海外へのツアーも、是非行いたいと考えています」とあります。定演を何回振るとか、具体的な活動プランは明らかにされていませんが、録音や海外公演への帯同は期待できそうです。

(以下は一ファンによる勝手な戯言です)

 N響のポストに就くことで、世界的巨匠の演奏に接する機会が増えるのはとても有り難いのですが、プレヴィンは現在80歳です。こんなことを書くのはマエストロに対し甚だ失礼だとは思うのですが、彼がN響と共有できる時間は、そんなに長くないのではないでしょうか。

 となるとN響の音楽監督の不在は、やはり気になるところです。他の在京オケが有能な常任指揮者の下、明確な「カラー」を打ち出しているのに対し、N響はオケとしての「施政方針」がはっきりせず、曖昧な印象が残ります。まあ首席指揮者的ポストが空位というのは、ウィーン・フィルの例があるので「アリ」とは思います。ただ、ここ数年のN響を見ていると、このオケには今なお「オーケストラ・ビルダー」タイプの指揮者が音楽監督として手腕を振るう必要があるように思えます。厳しい指導をなさるというエリシュカ氏による「わが祖国」の名演を聴いて、私はその思いを一層強くしました。

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Comments

亭主さまこんばんは。

プレヴィンはこれまでもN響と度々共演していますし、好評も得ています。それでも今回の人事は若干の「サプライズ」でしたね。

NHKのニュースでの報道というのは、たしか前任者のときにもあったかと思います。でもそれなりの視聴率のあるニュース番組でN響の人事が報じられるのは、音楽界にとって悪くないことだと思います。

Posted by: おかか1968 | 2009.03.01 at 21:13

たしかになぜこの時点でプレヴィンが首席客演?というのは、なかなか謎ですよねぇ。ワタクシはNHKのテレビのニュース(たしか夜9時の)で知ったので、なかなか新鮮な感じでした。フツウのニュースみたいに流れたのが。

Posted by: 亭主 | 2009.03.01 at 09:08

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» アンドレ・プレヴィン N響首席客演指揮者に就任 [ばってんの独り言from香港]
かなりびっくり! NHKのサイトより。 N響発表より。 プレヴィンの演奏録音でぼくが一番好きなのは次の通りです。 ピアニストとしては、コステラネッツと共演したガーシュイン曲集。 ジャズプレーヤーとしてはKING SIZE。 サントラ録音の指揮者としてはポーギー&ベス。 そしてクラシック音楽の指揮者としては、素晴らしい名演奏を繰り広げているこれ。 カーティス音楽院と録音したRVWのSym.5とタリスの主題による変奏曲他。 神々しいほどの奇跡的な美しさ... [Read More]

Tracked on 2009.03.02 at 14:39

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