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2009.02.28

N響 プレヴィンが「首席客演指揮者」に

 NHK交響楽団の公式サイトにリリースがありました。

アンドレ・プレヴィン NHK交響楽団首席客演指揮者に就任(pdfファイル)

 リンク先にはプレヴィン氏がN響に寄せたメッセージも紹介されています。「レコーディング、それにテレビ中継なども楽しみです」「東京だけでなく、京都など他の都市でも演奏したいと思っています」「海外へのツアーも、是非行いたいと考えています」とあります。定演を何回振るとか、具体的な活動プランは明らかにされていませんが、録音や海外公演への帯同は期待できそうです。

(以下は一ファンによる勝手な戯言です)

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【お詫びと訂正】ボストン交響楽団「Digital Music Store」について

 先日当ブログで「ボストン交響楽団が公式サイトで有料ダウンロード配信サービスを始めた」とお伝えしましたが、この件に関して読者の方から「Web上にエラーメッセージが出てしまい、購入できないのですが…」という内容のメールを頂きました。

 早速わたしも確認したところ、購入手続の最後で「Please correct the following information」「The city is missing in the shipping address」「The address is missing in the shipping address」などといったエラーメッセージが表示されてしまい、そのあとダウンロードが出来ない状態であることが判りました。普段このような新規サービス開始の記事を書くときは必ず動作確認を行うのですが、今回は迂闊にも動作確認をせずに記事を書いてしまいました。読者の皆様に多大なるご迷惑を掛けましたことを、紙面を借りて心からお詫び申し上げます。

 同時に、ボストン響公式サイトで販売しているCD(今回は「ドイツ・レクイエム」)が購入可能か試してみました。こちらの方は実にアッサリと購入手続きが完了しました。となると日本在住者へのダウンロード配信が出来ないのは、なんらかの事情で出来ないか、もしくは単なるHPの不具合か、どちらかと思われます。この件につきましては、ボストン響に確認してみたいと思います。

(※)以上の事情により、当分の間当ブログの2月23日付のエントリー「ボストン交響楽団の有料音楽配信サイト「Digital Music Store」」は公開を停止いたします。ご了承ください。

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2009.02.27

「Nethrlands Radio 4」 3月は月曜深夜にハンドリー&ヒコックス追悼特集

 2月にジャン・フルネ追悼番組を放送したオランダ公共放送「Netherlands Radio 4」ですが、3月には去年相次いで亡くなった2人のイギリス人指揮者、ヴァーノン・ハンドリー(1930-2008)とリチャード・ヒコックス(1948-2008)のライヴ演奏録音が放送されるようです。時間は月曜深夜4時過ぎ(日本時間)から。ジャン・フルネと同じ時間枠です。

 いまのところ公式サイトでは第1回(3/2:現地時間)放送分の番組表を見ることができます。第2回以降の放送内容については、判明した段階で順次うpしていきます。

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2009.02.25

ゴメン、久しぶりにジャケ写で笑わしてもろた

…というタイトルが音楽業界各位に対し不謹慎きわまりないことを承知でカキコ。

Ooi_kunst_fuga

 HMVの告知をみて思わず発泡酒吹いた(笑)。「近所の八百屋さんで見かけた」「TSUTAYAで借りたVシネマに出てた」など、様々な目撃証言が噴出したアノ中年男性のCG画像がジャケ写に…。これは注目せざるを得ない(笑)。ということで大井浩明氏のクラヴィコードによる「フーガの技法」の告知でありました。それにしても一瞬「ちゃんとアイゼナハのOK貰ってるんかいな」と心配になったけど、ちゃんと承諾を得ているようなので一安心。

 ちなみにこのバッハの復元像、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2009「熱狂の日」音楽祭期間中、東京国際フォーラム内の相田みつを美術館で開催される「バッハの素顔展」で展示されるそうです。

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2009.02.23

「熱狂の日」フレンズ先行発売 「購入申込確認メール」未着信の購入者にも確認メールが送られる

 昨日のエントリーの続きです。今月21日に始まった「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」の「熱狂の日」フレンズ先行「WEBはしご買い」において、チケット購入者に送付されるはずの「購入申込確認メール」が、一部購入者に送付されないというトラブルが発生しました。その後事務局側がメルマガで「未着信の方はメールでお知らせください」と呼びかけたため、確認メールが届かなかった私(おかか)もメールで連絡をいたしました。

 で昨日(22日)の午後10時26分ごろ、事務局から「『熱狂の日』フレンズ先行お申込み受付のお知らせ★再送★の件」と題されたメールが送られてきました。メールには購入したチケットの演目や価格などが記されていたので、これが「購入申込確認メール」に相当するようです。とりあえず私が購入した公演分はちゃんと押さえられているようなので、文面を見てほっと胸をなでおろすことができました。あと昨日は休日だったこともあり「返事は月曜日以降になるかな…」と思っていたのですが、日曜日のメール再送というのは、迅速な対応だと個人的には解釈しております。lfjフレンズ事務局の皆様には、この場をお借りして御礼申し上げます。

 なお発売開始直後はインターネット受付画面が不完全な形でしか表示されず、一部公演が購入できない状態になりましたが、現在は復旧しております。といっても小ホールの公演はほとんど「受付終了」なんですけどね。ほんと今年は例年以上にチケット争奪戦が激しいですね。ここまで激しさを増すと、小ホール公演のチケット発売方法を見直した方がいいのではないでしょうか。たとえば抽選制にするとか。

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2009.02.22

2/23(月)深夜 カール・リヒターのメンデルスゾーン「エリヤ」がNDR Kulturで放送

 「23日(月)の深夜、ジャン・フルネのライヴ音源がまた聞ける~♪」と喜んでいたのですが、ものすごく強力なウラ番組が現れました。

2/24 (Tue) 4:00-6:15 (現地時間 20:00-22:15/CET) NDR Kultur (mp3)
 エディト・マティス(ソプラノ)ルザ・バルダーニ(アルト)ジークフリート・イェルザレム(テノール)ウルリク・コルト(バス)カール・リヒター指揮北ドイツ放送響/同合唱団/南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブル
 メンデルスゾーン:オラトリオ「エリヤ」
 (1980.2.22 ライスハレ)

Karlrichter

 生前バッハの宗教作品を中心とする数々の録音を行い、今なおファンのあいだで根強い人気を持つカール・リヒター(写真)。そのリヒターが指揮したメンデルスゾーン「エリヤ」が、「NDR Kultur」でオンエアされます。オーケストラは彼の手兵、ミュンヘン・バッハ管ではなく北ドイツ放送響です。またソリストにはバイロイトで活躍したジークフリート・イェルザレムの名前もあります。おそらくは初出音源でしょうし、リヒターのメンデルスゾーンというのも貴重です。それにしてもまあ、こんな演奏が残ってたんですね。今年がメンデルスゾーン生誕200周年ということで、日の目を見たのでしょう。

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2/23以降7日間に海外ウェブラジオで聞けるライヴ演奏

 明日以降海外の公共放送でオンエアされ、しかもウェブを通して聞けるライブ演奏をご紹介いたします。

おかか since 1968 - 2/23以降7日間に海外ウェブラジオで聞けるクラシック音楽ライブ

 この週はビッグなオペラ公演が幾つかあります。

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「熱狂の日」フレンズ会員に「購入申込完了メール未着信の方へのご案内」というメールが

 チケット申込画面が正常化してホッとしたのも束の間、以下の内容のメールが送られてきました。

 (以下東京国際フォーラム&チケットぴあに無断で引用)

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2009.02.21

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2009 「熱狂の日」フレンズ先行発売の申込画面に不具合?一部公演が購入不能に(Update:復旧しました)

 今日12時からラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2009の「熱狂の日」フレンズ会員を対象にした先行チケット販売が始まりました。わたしも早速アクセスしてみたのですが、例年同様「ただいまアクセスが集中し、つながりにくい状態です」と記されたエラー画面が出たりして、なかなかチケット購入画面にたどり着けません。「まあ毎年のことだし、時間が経てば繋がるかな」と思い、時間を置いて接続するとこんな画面がでました。

Lfj2009_20090221_01

 5/5日のチケットの購入画面です。ホッとしたのも束の間、スクロールするとページ下はこんな感じになってました。

Lfj2009_20090221_02

 あれ?なんかおかしい…。公演番号#342以降のコンサートが表示されません。しかも#342の段も、チケット枚数を入力するボックスがうまく表示できてないし。

 チケット購入ページが全て表示されない症状は、5/3日分にも認められます。この症状、2chの「ラ・フォル・ジュルネ」スレでも書いている人がいるので、わが家だけの症状ではなさそうです。ともあれ、先行チケット購入をされる「熱狂の日」フレンズ会員の方はご注意ください。わたしはチケット購入は、この不具合が治ってからにします。

(2/21 pm3:30 追記)現在、「熱狂の日」フレンズ会員限定のチケット先行発売サイトは、5/5(火)のページに関しては全ての公演が表示されるようになり、チケット購入が可能となりました。一方5/3(日)分については「チケット申込を一時見合わせております。しばらくお待ちください。」という表示が出ており、購入が出来ない状態です。早い復旧が待たれます。

(2/21 pm4:20 追記) 5/3(日)分のページも正常に表示されるようになりました。「熱狂の日」フレンズ会員の方はひとまず安心です。しかし今年の売れ行きはモノすごいですね。発売初日ですでに、ホールCでも受付終了公演が出てますよ。

(※)「熱狂の日」フレンズ先行発売を利用するには、あらかじめメルアド登録が必要です。こちらの画面の指示に従って「熱狂の日」フレンズ会員になれば、先行発売チケットの購入方法などの情報を得ることができます。

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「ヘリコプター四重奏曲」のシュトックハウゼンさんに見て欲しかった

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2009.02.19

ダニエル・ドゥ・ニース グラインドボーンの理事長と結婚(Update)

 音楽評論家ノーマン・レブレヒト氏が、自身のブログで「『グラインドボーン音楽祭理事長のガス・クリスティと、ソプラノ歌手のダニエル・ドゥ・ニースが結婚する』という記事が、19日付のタイムズ紙に載るだろう」と伝えています(参照)。これはレブレヒト氏によるスクープですね。まだ「タイムズ」紙が表に出ていないので、タイトルには一応クエッションマークを付けさせて頂きますが、詳報を待ちたいと思います。

(追記)19日午後6時(日本時間)現在、このニュースを報じてるメディアは「インディペンデント」紙だけです。ともあれ、ガセではなさそうなのでタイトルから「?」マークを外させてもらいました。

(関連記事)
ダニエル・ドゥ・ニース 最新インタビュー (2008.4.17)

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「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2009」 有料公演プログラム発表

 ついに発表されましたね↓

東京国際フォーラム - ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2009 有料公演プログラム

 例年同様、「熱狂の日」フレンズ会員の方を対象にした先行発売が行われます。発売日はインターネットは2/21(土)12:00から、電話申込が2/26(木)10:00から開始となっています(くわしくは「チケットぴあ」内の特集サイトを)。つまり、いち早くチケットをゲットするにはネット接続環境が必要、ということです。あとこれはフレンズ会員専用ページに書かれていたことですが、ネットでチケットを購入する場合1枚あたり210円のシステム利用料に加え、チケットの郵送料800円(1件あたり)が必要です。さらに今回のフレンズ先行発売では、ネット購入者のチケット受取方法は「郵送引取のみ」です(なお電話申込の場合は店頭でもチケット受取が可能です)。このあたり、購入を検討されている方はご注意ください。

 あと今年は、自由席の公演が無くなり「全席指定」となったのが大きな変化です。良席を確保するために行列する必要がなくなった一方、購入時に座席がどこに割り当てられるのか、少し気になります。

 ともあれ、プログラムを眺めて脳内作戦会議開始です。無伴奏チェロ組曲だけを聞きたい方、チェンバロを固め聞きしたい方、古楽アンサンブル巡りをしたい方、「ブランデンを聞き倒したい!」と云う方、いろんな方がおられると思います。わたしは、今年は合唱を中心に聞いていきたいと思います。しかしコルボの「マタイ」は一回ポッキリ(#315)なんですね。

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2009.02.16

2/16以降7日間に海外ウェブラジオで聞けるライヴ演奏

 先日まであんなに暖かかったというのに、今自宅の回りでは吹雪が舞っております。ということでこんばんは、管理人のおかかです。今日もクラシックのコンサートが聞ける海外ウェブラジオ番組をご紹介です。

おかか since 1968 - 2/16以降7日間に海外ウェブラジオで聞けるクラシック音楽ライブ

 「クラシック」とは銘打っておりますが、所々ジャズの番組も混ざっております。あと番組内容は、放送曲の都合で変更されることがありますので、何卒ご了承下さいませ。

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2009.02.15

晴天に 月見に行くとは これいかに

Hamana_ko

 一昨日に春一番が吹いたからでしょうか。昨日はやたらポカポカ陽気で、一足早く春が来たような天気でした。パーカーを羽織って外へ出かけたのですが、余りに暖かくて途中で脱いじゃいました。

 でどこに行ったかというと…;

Tsukimi_no_sato01

 「これは北欧の集合住宅です」とキャプションを付けてもなんら違和感のないモダンな外観ですが実はコレ、静岡県・袋井にある公共施設です。名前は「月見の里学遊館」といいます。「月見の里」とは、なかなか趣のある名前です。山奥の温泉旅館っぽくもありますが。

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2009.02.14

ついにケーゲルの「カルミナ・ブラーナ」がナクソス・ミュージック・ライブラリーに

 いったい「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」(以下NML)はどこまでカタログを充実させたら気が済むのでしょう(笑)。今月から旧東独のアーティストを数多く抱える「Berlin Classics」の音源も扱うようになり、ペーター・シュライアーオトマール・スウィトナークルト・ザンデルリンクペーター・レーゼルなどの録音が連日upされています。なんだかもう、NAXOSレーベルが運営するサイトだということを、うっかり忘れてしまいそうです。

Kegel_carmina1959_3 で昨日からは、ヘルベルト・ケーゲル指揮のオルフ「カルミナ・ブラーナ」(1959年録音)もNMLで配信されるようになりました。世評の高いこの録音、じつは私まだ耳にしたことが無かったもので「これ幸い」と聞き始めたのですが、なるほど確かに、これは「猟奇的」だ…。一気に最後まで聞いてしまいました。世間の高評価も納得の名演奏です。でちょっと気になったのは、合唱がどことなくドイツ語っぽく聞こえますね。その辺も「猟奇的」に聞こえる理由の一つなのかも…。

 なおケーゲルものでは14日現在、「幻想交響曲」マーラー「交響曲第4番」、そしてベートーヴェンの交響曲全9曲などがNMLで聞けます。

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2009.02.13

「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2009」 出演者発表(Update)

 昨日(2/12)発表ということで、「いつネットで見られるのか」とパソコンの前で待機しているのですが、13日6時現在、未だに公式サイトチケットぴあの画面などで、プログラムは発表されていません。まあそのうちうpされるとは思うのですが、ケータイ版「チケットぴあ」の方では、すでに出演アーティストの名前を見ることができるので、そちらの情報を参考に、今年の「熱狂の日」音楽祭の出演者(もしくは団体)をリストアップしてみます。

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2009.02.11

226枚の迫力

226_cds

 あー迫力あるなー。壮観だなぁ。見とれてしまうほどの存在感だなぁ。棚に置いたら目立つだろうなぁ…。でもこんだけ聞くのに何時間かかるの?全部で226枚だから、休まずに聞き続けるとしたら1枚70分計算で15,820分。時間に直すと264時間、ちょうど11日分。さすがに11日間寝ずに聞き続けるのはキツイから1日1枚ペースにしたら、226日かかるんですか…。あーなんでこんなに買っちゃったんだろ。あっ、英国amazonだと円高ポンド安の影響で安く買い物できちゃうんで、ついポチポチしちゃったんだよな…。なにしろこんだけ買って約4万円だからね。関税が1000円かかったけど、それでも41,000円だし。

 そうだなぁ、こっちに手をつけるのはストラヴィンスキーBOXを全部聞いてからだな(笑)。

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メトロポリタン歌劇場 2009/10シーズンのスケジュールを発表(Update:LIVE in HDも)

 昨日、メトロポリタン歌劇場は2009/10シーズンの公演予定を発表しました。NYのオペラハウスですが、日本でも映画館での上映があったりウェブラジオでも聞けたりするので、チェックしておいて損はないでしょう。

Metropolitan Opera - Subscride to the 2009-10 Season!
 
 世間的にはゲオルギューの「カルメン」ビリャソン主演でネトレプコも登場する「ホフマン物語」あたりが注目公演になると思われますが、個人的にはトマ「ハムレット」(狂乱の場でナタリー・デセイがどう歌うか)、ヤナーチェク「死者の家から」(エサ=ペッカ・サロネンがメト・デビュー)、ショスタコーヴィチ「鼻」(ミュージカルでも活躍するパウロ・スショットが主役。そして指揮はゲルギエフ。いかにもメト)、そして大野和士がピットに入る「さまよえるオランダ人」あたりが気になります。

 ところでこの「オランダ人」、「オペラキャスト」では「ウェブラジオでの放送はなさそうですが」とあります。確かに公演日を見てみると、ラジオ放送のある土曜日には公演が設定されていませんね。うーん、こうなったらメトまで行っちゃいますか(笑)。公演時期が、日本だとゴールデンウィークと重なりますしね。もしかしてこのスケジュール、日本人のファンが来るのを狙ってない!?なんかゲルプ支配人さんに「ニューヨークへ行きたいか~!」て言われてるような気が…。
 

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2009.02.09

2/9以降7日間に海外ウェブラジオで聞けるライヴ演奏

 毎週恒例、海外の国営放送&公共放送でオンエアされるクラシック音楽の演奏会のご紹介です。

おかか since 1968 - 2/9以降7日間に海外ウェブラジオで聞けるクラシック音楽ライブ

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N響「わが祖国」に涙

 すでにネットのあちこちで絶賛されてますので、いささか「後出しジャンケン」になってしまいますけど、エリシュカ&N響の「わが祖国」、良かったです。いや「良かった」なんてもんじゃないですね。エリシュカほどの実力者なら、相当なレベルの演奏になるだろうことは予想できましたし、実際それを期待してわざわざNHKホールに足を運んだのですから。でもこれほど素晴らしい演奏をしてくれるとは…。「エリシュカさんありがとう」「N響ありがとう」と言いたい気分です。本当に私の想像の遙か上をいく、見事な演奏でした。弦楽器も木管楽器も金管も打楽器も、力のこもった迫力あるサウンドでしたし、これほど充実したオーケストラを目の前で聴かされて、しかも聴いている音楽がロマンティックでエネルギッシュで情感に溢れる「わが祖国」なのですから、これはもう泣くしかありませんよ。「シャールカ」の終結部のあたりで、自然と溢れて来たのですよ。コンサートで感極まってしまうというのは3年前に一度ありましたが、それ以来ですね。

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2009.02.08

やっとブリュッヘンに会えた!

 昨日はすみだトリフォニーまで遠征し、ハイドン・プロジェクト「天地創造」を聞いてきました。当然お目当てはフランス・ブリュッヘンです。

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2009.02.07

サンパウロ交響楽団 音楽監督のジョン・ネシリングを解任

John_neschling ブラジルはリオ・デ・ジャネイロ出身のカリオカ指揮者ジョン・ネシリング(写真)といえば、手兵のサンパウロ交響楽団とのCD録音がマニアの間ですごく話題となっているわけですが、そのネシリングがサンパウロのオケをクビになったそうです(参照)。楽団事務方トップのフェルナンド・エンリケ・カルドーソ氏(前職はブラジルの大統領)とケンカしたのが原因だということです。ネシリングには2010年まで契約が残っていたため、楽団は同氏に違約金120万レアル(約4800万円)を支払います。またスウェーデンBISレーベルは今月、ネシリング&サンパウロ響のコンビでレコーディングを予定していましたが、この予定もキャンセルとなったようです。

 さてネシリング氏の後任には、ヤン・パスカル・トルトゥリエが就任します。これまた一気にワールドクラスですね<サンパウロ響。

 上記リンク先の記事によれば、地元の批評家のなかに「トルトゥリエにブラジル音楽が出来るのか」という不安の声がある一方、楽団員からはトルトゥリエに対する好意的意見(とネシリングの「熱血指導」に対する批判)が出ているようです。

(関連記事)
HMV.co.jp. ネシュリング&サン・パウロ交響楽団
アリアCD - ブラジルBISCOITO FINO ネシリング&サン・パウロ響 ブラームス登場!!

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2009.02.05

METライブビューイング「ルチア」 ビリャソンは降板

 メトロポリタン歌劇場が、今週土曜日(2/7)に上演予定の「ランメルモールのルチア」の配役交代を発表しました(参照)。エドガルド役のローランド・ビリャソンが風邪のため降板し、代わりにピョートル・ベッツァーラが舞台に上がります。
 
 なおこの日の「ルチア」は「MET LIVE HD」として欧米各地で生中継されると共に、今月28日以降日本でも「METライブビューイング」として全国各地で公開予定となっています。

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2009.02.04

英Hyperionレーベル 「売れないCD」ワースト10を公開&バーゲンセール

 個人的に勝手に応援させて頂いている英Hyperionレーベルが、一風変わった商売を始めたようです。

Hyperion Records - Please, someone, buy me …

 「どうか買って下さい…」と訳せばいいのでしょうか(「私を…」を付けると、ちょっと違う意味になっちゃいそうだし)。ともかく、Hyperionレーベルが公式サイト内で、自社の「売れないCD」ワースト10をバーゲンセールしています。「売れない」ことを逆に「売り」にしているといいますか、よくアーティスト側からクレームが来ないなぁといいますか、まあ一消費者としては、理由はともあれ安くなったことを歓迎すべきなのでしょうが…。 

Peacock_pie

 …セールス「ワースト10」に入っていたこの「Peacock Pie」(ピアノと弦楽のための音楽ばかりを集めたアンソロジー)。私が買ったときは2300円もしたのに、今公式サイト直販なら630円ですか…。ちょっとカナシイです…。いいアルバムなんだけどなぁ、売れませんか。まあ有名曲が1曲もないから仕方ないのかもしれませんが。

 ところでこの「Please, someone, buy me …」のワースト10のリストは、セールスを反映して数日おきに更新されます。すなわちアルバムが「売れると」、リスト圏外になるということです。

(参照)Ionarts. Please, Someone, Buy Me!

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2009.02.02

「Nethrlands Radio 4」 今月は月曜深夜にジャン・フルネ追悼特集(Update)

 フランス出身の指揮者で、日本の音楽ファンにも愛されたジャン・フルネが亡くなって、はや3ヶ月が経とうとしています。そのフルネ氏と縁のあるオランダの放送局「Netherlands Radio 4」が、生前のライヴ演奏をまとめてオンエアします。放送時間は日本時間で午前4時ごろからと、ずいぶん遅い時間帯です。しかし「ロック音・MT」など、タイマー予約機能付の録音ソフトを使えば、「寝てる間にレコーディング」「目が覚めたら聞きたい時に聞く」といったことが簡単に出来るので、興味のある方はぜひトライしてみてはいかがでしょうか。

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2/3以降7日間に海外ウェブラジオで聞けるライヴ演奏

 みなさんこんばんは、おかかです。いやー、週末はウェブラジオでナント「ラ・フォル・ジュルネ」を聞きまくってましたが、どれも気の抜けたところの全くない名演ばかりでしたね。音楽祭期間中はスケジュールもタイトですし、練習時間を取るのも大変だと思うのですが、それでも本番にきっちりと合わせてくるのは「さすがプロ」といったところでしょうか。この「熱狂の日」、5月に東京国際フォーラムでも開催されますが、実はわたし、「あのホール音響でバッハを聞くのはちょっと…」と二の足を踏んでいたのです。でもナントの演奏の数々を聞いて「これだけのハイレベルの演奏が聞けるなら…」と考えを改めた次第です。ということで2月12日の「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」プログラム発表が今から待ち遠しいな、と。公式ブログでインタビューに答えてた方々は東京にも来てくれるんでしょうね。個人的にはカントロフさん是非是非。

 前置きが長くなりましたが、今週の海外ウェブラジオ放送の案内です。よろしければご覧下さい。

おかか since 1968 - 2/3以降7日間に海外ウェブラジオで聞けるクラシック音楽ライブ

 今週は注目公演が多いので、「月~金曜日編」と「土・日編」に分けてみました。

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