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2008.12.03

ユーチューブ交響楽団 始動

 ついにYouTubeが交響楽団を組織するようです。

YouTube Symphony Orchestra

 まずはプロモーションビデオからどうぞ。

 団員をオーディションで世界中から募り、合格者は来年4月マイケル・ティルソン・トーマスの指揮の下、カーネギーホールで演奏できます!というイベントのようです。「世界初のオンライン・コラボレーション・オーケストラ」(by YouTube)への参加希望者は、課題曲を演奏した動画をYouTubeに投稿すればそれで良いそうです(細則はこちらにあります)。

 さて肝心のオーディションの課題ですが…。課題は2つあります。一つは公式サイトに記されたパブリック・ドメインの楽曲を1曲か2曲、演奏して動画に収めます。曲は楽器によって異なりますが、たとえばチェロの場合、バッハ「無伴奏チェロ組曲第1番(BWV1007)~前奏曲」などが課題曲になっています。

 そしてもう一つのオーディション課題は、今回のイベントのために書き下ろされた新作で、「ユーチューブ交響楽団」が実際にカーネギーホールで演奏する作品です。曲名は「インターネット・シンフォニー第1番・英雄」(Eroica)。作曲者はタン・ドゥンです。

 えー…、なんかどこかで聞いたことのあるメロディが2つほど聞こえてきましたね(笑)。1つは北京五輪の表彰式で散々聞かされたタン・ドゥンの曲。もう一つは言わずもがな、かな(苦笑)。まー「英雄」繋がり、ということでしょう。

 ともあれ「お金は無いけどカーネギーホールの舞台に立ちたい!」「MTTの指揮の下で演奏したい!」という方は、ぜひとも奮って参加されてはいかがでしょうか。タン・ドゥンのオリジナル曲のパート譜は公式サイトから随時ダウンロードできます。そして参加希望者は動画を投稿する前に、ロンドン交響楽団のメンバーによるレクチャービデオ「マスタークラス」を見るのがオススメです。世界ランキング第4位のロンドン響のメンバーたちが、課題曲の練習の「ツボ」について語っています。私もチラリとザッピングしましたけど、特に面白かったのがホルン・パートを担当したデビッド・パイアットです。

 課題曲の、やたら難しいホルン・パートを難なく吹きこなす様は圧巻ですし、後半のモーツァルト(?)演奏は、参加するか否かに関係なく聞き惚れてしまいます。

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Comments

>Chris Kudoさま

おおっ、名乗り出ましたか!カーネギーホール目指してがんばって下さいね!

ところで「英雄」のトロンボーン・パートですが…、難しくないですか!? でも最後のグリッサンドがうまく決まると、格好いいですけどね。

Posted by: おかか1968 | 2008.12.12 at 18:38

トロンボーンで参加する予定です!練習してます。

Posted by: Chris Kudo | 2008.12.12 at 11:11

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