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2008.10.31

エジソン・シリンダーによる1890年代の録音が復刻される

 数々の歴史的演奏家の録音のCD化で知られる「Marston」レーベルが、およそ100年前の巨匠たちの録音を復刻した3枚組CD「The Dawn of Recordnig : The Julius Block Cylinders」をリリースします。

Marston - The Dawn of Recording: The Julius Block Cylinders

 このアルバムには南アフリカ出身のビジネスマン、Julius H. Block氏自身が1889年から1927年にかけて収録したクラシック録音が収録されています。ロシアでタイプライターや自転車を売る仕事をしていた彼は、蓄音機の発明家エジソンとも親しい関係にありました。ピアノ演奏を趣味にしていたBlock氏は、エジソンの蓄音機を用いてワックスシリンダー数百個分のレコーディングをロシアで行いました。これらのシリンダーはBlock氏の転居と共にベルリンに渡ったのですが、第二次大戦の戦災を逃れるためシレジアに保管され、さらに戦後同地を占領した旧ソ連によってレニングラード(現サンクトペテルブルク)へと移管され、数年前まで誰にも知られることなく倉庫の奥に眠っていました。つまり今回の復刻に用いられたのは、戦争や冷戦を乗り越えた貴重なシリンダーなのです。

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2008.10.29

ブリュッヘンのベートーヴェン in ノルウェー オンデマンドで交響曲全9曲が聞ける

 当ブログで先日お伝えした、ノルウェー放送協会「NRK P2」によるブリュッヘンのベートーヴェン・ツィクルスのオンデマンド配信ですが、4回目の「第8番」「第九」も公開されたようです。これでベートーヴェンの交響曲全9曲がしばらくオンデマンドで聞けるわけです。当然ながら、無料です。実にありがたいことです。

 ここで改めて、リンク先のリストを挙げておきます↓

●ツィクルス第1回 (第1番/第2番/第3番「英雄」)
 その1←35分すぎから演奏会が始まります
 その2
 その3

●ツィクルス第2回 (第4番/第5番)
 その1←36分すぎから演奏会が始まります
 その2

●ツィクルス第3回 (第6番「田園」/第7番)
 その1←32分すぎから演奏会が始まります
 その2

●ツィクルス第4回 (第8番/第9番「合唱付」)
 その1←33分すぎから「第8番」が始まります。
 その2←13分すぎから「第九」が始まります。
 その3

 なお各音楽ファイルの公開期間は、「NRK P2」本放送から約1ヶ月間となっています。ですので第1回(第1番~第3番)は、こんどの連休明けくらいには配信終了になりそうです。未聴のかたはお早目に。

 あとブログ「庭は夏の日ざかり」にある、このツィクルスのレポ記事はオススメです。併読が吉かと。これを読んでからブリュッヘンの演奏を聞いても面白いですよ。わたしも「第3回」のときは、この記事を見たあとオンデマンドを聞いたのですが、「あー、Sonnenfleckさまの言うとおりだぁ」と思いながら聞いてました。

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2008.10.27

10/27以降7日間に海外ウェブラジオで聞けるライヴ演奏

 本日から海外の公共放送のウェブラジオで放送が予定されているクラシック音楽番組をご紹介します。

おかか since 1968 - 10/27以降7日間に海外ウェブラジオで聞けるクラシック音楽ライブ

 この週は…。ちょっと地味目かもしれませんが、よく見ると面白そう!。そんな演奏会が並んでいるような気がします。この週はBBCなどで、ヴァイオリン奏者ヴィクトリア・ムローヴァのライヴが幾つかオンエアされます。協奏曲に室内楽、そしてクロスオーヴァーまで、彼女の多彩な活動ぶりがうかがえる一週間になりそうです。

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2008.10.24

「Echo Klassik 2008」の授賞式

 今月21日にドイツ・クラシック界最大の音楽賞「Echo Klassik 2008」の授賞式がミュンヘン・ガスタイクで行われました。受賞者たちのリストはHMVのサイトをご覧頂くとして、トロフィーを手に満面の笑顔を魅せるアーティストたちの画像が「AFPBB News」にありますのでどうぞ。

AFPBB News - エコー・クラシック賞 授賞式開催
 
 リンク先では、アンネット・ダッシュ、ホセ・カレーラス、マルティン・シュタットフェルト、チェチーリア・バルトリらの受賞の様子を見ることができます。ところでデイヴィッド・ギャレットが持っている楽器は、ストラディヴァリウスなのでしょうか(笑)。

 あとブログ「Opera Chic」では、ダニエル・ドゥ・ニースやフィリップ・ジャルスキーらの受賞直後の写真も見ることができます。ドゥ・ニースのはしゃぎっぷりが微笑ましいです。そういえば最近、ドゥ・ニースが出演したサントリーホール・オペラ「フィガロの結婚」をTVでやってましたね。スザンナ役の「実年齢」(おそらく20歳前後?)に近い歌手が歌う、というのは見ていて新鮮でした。というか今のドゥ・ニースは若さが弾けてますね。というか率直に「健康的な色気」といいますか…(笑)。フィガロとの絡みのシーンなどでは、なんだか妙にドキドキしてしまいましたよ。

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2008.10.23

龍角散 featuring ポール・ポッツ

 イギリスのTV番組が生んだオペラ歌手、ポール・ポッツが日本のCMに起用されました。起用したのは、「ゴホンといえば…」でおなじみの龍角散です。数日前からオンエアが始まっているようですが、こちらでもご覧になれます↓

龍角散ダイレクト TVCM

 じつは当ブログでポール・ポッツについてさらりと書いたこのエントリーが、「おかか1968」ダイアリー・アクセスランキングのぶっちぎりの第1位でして、私はポール・ポッツの母国、グレート・ブリテンおよび北アイルランド連合王国(要は「イギリス」)に足を向けて眠れない日々を過ごしています(笑)。ともあれ「ありがとう、ポール」ということで、このCMを紹介させて頂きました。

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2008.10.22

「ストラディヴァリウス」(横山進一著)を読む

Ascii_strad

アスキー新書「ストラディヴァリウス」
(横山信一著, Amazon/bk1

 最近新書を読む機会が増えた私ですが、読んでいてこれほど「凄み」を感じる新書に出会ったのは初めてかもしれません。世の中には「俺たちスゴイことをやったんだぜ!?」と自慢する輩が沢山います。地球存亡の危機を救ったかのような語り口で、実際は自宅の部屋そうじ程度の仕事しかこなしていない人は、それこそ掃いて捨てるほどいます。しかし本当にスゴイ仕事を成し遂げる人というのは、決して自身が成しとげたことを高らかに自慢したりしないものです。この本を著した横山進一氏は、間違いなく後者に属する人物です。冒頭部で彼は、現存する600挺あまりのストラディヴァリウス(以下「ストラッド」)の半分と対面し、実際にそのサウンドを確かめた、と記しています。実にあっさりと書かれているのでうっかり見落としてしまいそうですが、クラシック音楽に関心のある方なら、さりげなく書かれたその一節の持つ「重み」が実感できるはずです。300挺のストラッドに出会うために、一体どれだけの時間、どれだけのお金が費やされたのか。そもそもそれほど多くのストラッドに出会うためには、楽器に関わっている多くの関係者の「信頼」を得る必要があります。その「信頼」を得るために、著者はどれほど努力したのか。そのことに思いを馳せると、本当に気が遠くなりそうです。

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2008.10.21

グリーグとグレインジャー

 今月23日(木)にオーストラリア放送協会「ABC Classic FM」でベルゲン・フィルと自動ピアノの共演という、ちょっと変わったコンサートがオンエアされます。曲目はベルゲンに縁のある作曲家グリーグの「ピアノ協奏曲」、ピアノ・ロールの「ソリスト」はパーシー・グレインジャー(1882-1961)です。

10/23 (Thr) 11:05-14:05 (現地時間 13:05-16:05/AEDT)
 ABC Classic FM (wma)
 アンドリュー・リットン指揮ベルゲン・フィル
 グリーグ:ピアノ協奏曲、マーラー:交響曲第9番

 番組表を見る限り、この演奏会で用いられたのは、グレインジャーが1921年に残したピアノ・ロールのようです。自動ピアノ「Duo-Art」のカタログにも、このグレインジャーのグリーグがリストアップされています。カタログ番号は第1楽章から順に「#6475」「#6479」「#6485」です。あとこれは裏が取れてないので何とも言えないのですが、ここにあるmp3が、このピアノロールの演奏っぽいですね。時間が許せば、「ABC Classic FM」の放送を聞いて比較してみたいと思います。

 さてグレインジャーという名前は、吹奏楽経験者なら「リンカンシャーの花束」でご存じかとは思いますが、「ピアニスト」グレインジャーが顧みられる機会は、日本では殆どないのではないでしょうか。ましてやこのオーストラリア出身(そうなんです。私もイギリス人だと勘違いしてた時期がありました:笑)の歴史的音楽家が、ノルウェーの巨匠・グリーグと個人的に親しい関係にあったことを知る人は少ないのではないかと思われます。2人の関係についてはWikipediaにも触れられてはいますが、ここではWikipediaに記載されていない事を中心に書いてみたいと思います。

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パッヘルベルのカノンのチェロ・パートが最悪な理由

 その謎に対する答えが、この動画の中にあります…かどうかはワカリマセンが、ともかく見てください。

ニコニコ動画(秋) - Pachelbel Rant 漫談 ・・・ パッヘルベル カノン で精神が病んでしまった人

 ラスト1分の怒濤の展開に、激しく腹筋を揺さぶられました。

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2008.10.19

10/20以降7日間に海外ウェブラジオで聞けるライヴ演奏

 ウェブラジオの番組表を1号店の方にupしておりますので、よろしければご覧下さい。

おかか since 1968 - 10/20以降7日間に海外ウェブラジオで聞けるクラシック音楽ライブ

 この週はノルウェー放送協会「NRK Klassisk」で今年のバイロイト「リング」をオンエアしますね。すでにウェブラジオを通じてリアルタイムで聞かれた方もおられるかとは思いますが、聞き逃した方には朗報でしょう。「年末にNHK-FMが放送するまで待てない!」という方はぜひどうぞ。

 チェロ好きな方には、現在アムステルダムで開催中の「アムステルダム・チェロ・ビエンナーレ」(2e Amsterdamse Cello Biënnale)はいかがでしょうか。コンサートやマスタークラス、そしてコンクールまで、まさにチェロ尽くしの音楽祭です(プログラムはこちら)が、オランダ公共放送「Radio 4」では20日、22日、23日(いずれも現地時間)の演奏会がオンエアされます。

 個々のコンサートでは…、パッパーノ指揮の「火刑台上のジャンヌ・ダルク」、オランダ・バッハ協会のテレマン「ブロッケス受難曲」が気になります。オペラならネーデルランド・オペラ「ボリス・ゴドゥノフ」(ラザレフ指揮)とモネ劇場「チェネレントラ」(ミンコフスキ指揮)でしょうか。

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名フィルの来年度のプログラムが発表

 名古屋フィルの来年度のプログラムが発表されたようで。

名フィル演奏会案内 - 2009.4-2010.3シーズン定期演奏会 <四季シリーズ>

 実は眠くてもうそろそろ寝ようかと思ってたのですが、このプログラムを見てパチーン!と目が覚めましたよ。これってハッキリ言って「捨てゴマ」がありませんよ。

 まあ詳しくは公式サイトをご覧いただくとして、ベートーヴェン、ブラームス、さらにはドヴォルザーク、ブルックナー、マーラーの作品が1曲も含まれてないにもかかわらず、プログラミングに全然物足りなさを感じないというのは滅茶苦茶スゴイことではないでしょうか。「これは行かなきゃ!」という気分になっちゃいます。私のクラヲタ・ハートに火がついちゃいましたよ(笑)。

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2008.10.16

ズビン・メータ 「世界文化賞」記者会見でカシミール平和コンサートを提唱

 「第20回高松宮殿下記念世界文化賞」の受賞者たちによる合同記者会見が今月14日に東京のホテルオークラで行われました。その席上で音楽部門の受賞者である指揮者のズビン・メータ(72)が、自らの夢であるカシミール平和コンサートについて語りました(参照)。

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2008.10.15

アイスランドの金融危機のためアイスランド交響楽団が来日中止に

 「リーマン・ブラザーズ破綻のあおりで東京交響楽団が影響を受けるかも」と聞いても、今いちピンと来てなかった私ですが、今日になって金融危機の影響の凄まじさ&恐ろしさを実感するニュースが飛び込んできました。11月に予定されていたアイスランド交響楽団の来日公演が中止となりました。
 
 今日付の読売新聞によると、アイスランド政府が「金融危機を回避するため、銀行を事実上国有化。口座が凍結され、ツアー資金の調達が困難になった」とのことです。

 同楽団によるシベリウス・ツィクルス、そして「アイスランド音楽の夕べ」を心待ちにしていたファンが多かっただけに、今回の来日中止は音楽界にとって残念な出来事です。だれかサポートしてくれるお金持ちが現れないものでしょうか。

(参照)Blue lagoon - ショック・・・・・・

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2008.10.13

ゾフィエンザールは今

 かつて英デッカ・レーベルが盛んにレコーディングを行った、ウィーンのゾフィエンザール。その現在の様子を紹介したブログ記事を見つけました。

LP日記 - ゾフィーエンザールへの行きかた

 見事なまでの廃墟っぷりが悲しいですね。

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びわ湖ホールでもらったチラシ

 昨日サロメを観に行ったびわ湖ホールでも、たくさんのチラシを頂きましたが、その中で気になったものを幾つかご紹介したいと思います。

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妄想サロメダンス

 あーソキエフの来日公演行きたかったなぁ。なんかスゴク良かったらしいじゃないですか。直言家で知られるN響・根津さんも手放しで賞賛しておられますし。実はこのコンサート、「神尾真由子が出演するから、どうせ発売即完売だろうな」と高をくくってしまい、端から買うのを諦めて、別のコンサートに行くことにしたのです。実際は本番前までチケットが売れ残ってたらしいですし(「チャイコフスキーコンクール優勝!」効果が1年しか持たなかったのは寂しい限りですが)、「惜しいことしたなぁ」という思いで一杯です。しゃあない、来年のトゥールーズの来日公演に行きますか。しかしチケット代幾らだろ。

 で私がソキエフ&N響の代わりに行ったのが、びわ湖ホール「サロメ」だったのですが、うーん。ちょっと消化不良でした。ここから先は、演出家のカロリーネ・グルーバーがどういう意図で舞台にかけたのか、ということとは無関係に、あくまで私が舞台から受けた印象を記します。

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2008.10.12

10/13以降7日間に海外ウェブラジオで聞けるライヴ演奏

 明日以降ネットで聞ける音楽ライヴ番組の番組表を 1号店にupしております。

おかか since 1968 - 10/13以降7日間に海外ウェブラジオで聞けるクラシック音楽ライブ

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ブリュッヘンのベートーヴェン in ノルウェーをオンデマンドで聞く

 このエントリーのコメント欄であさがら様から「ブリュッヘンのベートーヴェンがオンデマンドで聞けます」とご教示を頂きました。ノルウェー放送協会「NRK Klassisk」だけでなく姉妹局「NRK P2」でもこのツィクルスをオンエアしていて、後者は放送後一ヶ月ほどオンデマンドで聞ける、ということでした。

 「番組表Wiki」などを参考にしてイロイロとやってみますと…、たしかにオンデマンドで聞けますね。とりあえずリンク先を貼っておきますね。各ファイルの長さは60分です。「その1」のあと「その2」「その3」と続きます。

●ツィクルス第1回 (第1番/第2番/第3番「英雄」)
 その1←35分すぎから演奏会が始まります
 その2
 その3

●ツィクルス第2回 (第4番/第5番)

 その1←36分すぎから演奏会が始まります
 その2

●ツィクルス第3回 (第6番「田園」/第7番)
 その1←32分すぎから演奏会が始まります
 その2

●ツィクルス第4回 (第8番/第9番「合唱付」)
 その1←33分すぎから「第8番」が始まります。
 その2←13分すぎから「第九」が始まります。
 その3


 第2回目の「その2」だけ音が少し良くないのですが、音質の良い高ビットレートのファイルをノルウェー放送協会がサーバーにまだ用意してくれてないようです。またアップデートされた時点でリンク先を替えたいと思います。

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2008.10.11

アラーニャ&ゲオルギュー夫妻 今度はTV番組をドタキャン

 オペラ界の「ミスター・ドタキャン」(←小生が勝手に命名)ロベルト・アラーニャ、そして「ミズ・ドタキャン」(←同)アンジェラ・ゲオルギューによる、再度のドタキャン劇です。

 今週月曜日、2人はオーストリア放送協会(ORF)の文化情報番組「art.genossen」への出演が予定されていました。目的は、11日(すなわち今晩)からウィーン国立歌劇場で上演される「ファウスト」のプロモーションです。いわゆる「番宣」活動のため、ORFの楽屋で出番を待っていた2人でしたが、夫妻の出演する一つ前の番組「time-slot」で、アンナ・ネトレプコとローランド・ビリャソンによるオペラ映画「ラ・ボエーム」が紹介されると知ると態度を一変させ、ORFのスタジオを後にしてしまいました。番組本番ではスタジオに残された司会者が、急な番組内容変更に対するおわびのコメントを述べていたということです。

 ミュージック・ステーションをドタキャンしたt.A.T.u.を彷彿とさせる話ではあります。今晩のオペラは大丈夫でしょうか。多分大丈夫だと思いますけど、舞台に居なくても私は驚かないですね。この舞台、「ORF Ö1」などが今晩ネットで生中継しますから、出演の有無を確認されたい方はどうぞ。というか、コレって結果的に格好のプロモーションになってないか!?(笑)

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スコットランド室内管の首席指揮者にティチアーティ

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 スコットランド室内管弦楽団は、2009/10シーズン以降の首席指揮者にロビン・ティチアーティ(25)を任命した、と発表しました。同楽団公式サイトにニュースリリースが出ています。

 4月に大阪で「フィガロの結婚」を指揮したときに、カーテンコールで先輩歌手たちから舞台中央へと手招きされても「いえいえ結構です」「みなさまの方こそ真ん中にどうぞ」みたいなポーズを取り、遠慮がちに舞台袖附近にポジションを取っていたティチアーティ。そんな彼も、着実に楽壇の中心へと歩を進めつつあるようです。


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2008.10.07

広上淳一&コロンバス響のチャイコフスキー「第5番」 もうすぐ発売

 これは嬉しいニュースです。「出る」「出る」と言われながらもホントに出るか心配していた(本当にいろいろありましたから)、広上淳一&コロンバス交響楽団のライヴCD、チャイコフスキー「交響曲第5番」の発売の告知がHMVで出てました。SACDハイブリッドということでお値段は高め(2,940円)ですが、これは買わなきゃ。

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ブリュッヘンのベートーヴェン in ノルウェー 再放送予定

 先週末にノルウェー・スタヴァンゲルで始まったブリュッヘンのベートーヴェン交響曲全曲演奏会をウェブラジオで聞きましたが…。面白かったぁ、でもやっぱり怖かったぁ(笑)。「第3番」の葬送行進曲はスケルトン的な不気味さを漂わせていて、なんとも独特の味わいでした。それからスタヴァンゲルのホルン・セクションはめちゃくちゃ上手いですね。まあ「アソコでこう来るかぁ!?」的な表現もあちこちにあったりして、マニアが楽しめる演奏だったと思います。

 さてこの放送を聞き逃した方に朗報です。先日の演奏会の再放送があります。以前のエントリーに再放送の時間を追記しましたので、ご参考まで。

 「第1~3番」の演奏会の再放送が、本日深夜の分は4時半からとちょっと遅い(もしくは早すぎ)ので、明日深夜(8日/水 0:00~ )のオンエアが狙い目かと。

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2008.10.06

フルート奏者 サラ・ペイリン

 「ミスコンテストへの出場経験アリ」という経歴で話題となったアメリカ共和党の副大統領候補、サラ・ペイリン氏(44)ですが、そのコンテスト(1984)で披露したフルート演奏の動画が、YouTubeにありました↓

 演奏前に司会の方が「フルート歴は10年」「好きな演奏家はジェームズ・ゴールウェイ」などと紹介しています。

 そしてペイリン氏といえば「眼鏡」なわけですが、この頃はまだ使用してなかった模様です。

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2008.10.05

2008年のユネスコ国際作曲家会議推薦曲

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  International Music Council(IMC)が毎年開催する「国際作曲家会議」(International Rostrum of Composers/IRC)というフォーラムがあります。この会議では、過去5年間に発表された現代音楽の新作を対象に審査が行われ、優秀作品は「推薦曲」として公表されます。

 第55回目となった今年の推薦曲のリストがこちらにあります↓
RESULTS of the 2008 International Rostrum of Composers

 これらの作品のほとんどが、あさって早朝(日本時間)からハンガリー「バルトーク・ラジオ」で連日オンエアされます。ただ「SELECTED WORK」(「特薦」?)に選ばれた望月京の「L’Heure Bleue」(2007)が放送リストに挙がっていないのは残念です。望月さんの作品は好きなので聞いてみたいんですけどね。日本で演奏される機会はあるのでしょうか。

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10/6以降7日間に海外ウェブラジオで聞けるライヴ演奏

 みなさんおはようございます、おかかです。今ブリュッヘンのベートーヴェン・ツィクルスを聞いているんですけど、音符を舐め尽くすかのような劇遅テンポで、まるで競歩のような「第1番」のあと、「第2番」では一転してウサイン・ボルトばりの激走を見せるブリュッヘンに幻惑されております…。このお爺さん、油断できんわ。

 さて明日以降ネットで聞ける音楽ライヴ番組の番組表を 例によって1号店にupしていますので、よろしければどうぞ↓

おかか since 1968 - 10/6以降7日間に海外ウェブラジオで聞けるクラシック音楽ライブ

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2008.10.02

エサ=ペッカ・サロネンが「お客様の中にお医者さんはおられますか?」と呼びかける

Salonen_grimaud

 先月27日リーズ・タウン・ホールで行われた、フィルハーモニア管弦楽団のコンサート中に起こったハプニングです。

 演奏会途中、ベートーヴェン「ピアノ協奏曲第4番」が第2楽章の終盤に差し掛かったとき、聖歌隊席に座っていた女性が気分を悪くして席を立ちました。その様子を目にした指揮者のエサ=ペッカ・サロネン(写真左)は、とっさにタクトを止めて演奏を中断させました。そして客席の観客に向かって「客席の中に医師は居られますか?」と呼びかけ、女性に対する手当てを求めました。

 ハプニングはこれで終わりません。ソリストのエレーヌ・グリモー(同右)とオケが演奏を再開し第3楽章に入ろうとしたとき、さっきとは別の観客が客席で倒れこんでしまい、場外に連れ出されたのです。この日、同じ演奏会で観客2人が気分不良を訴えたというのは、まさに「異常事態」ではないでしょうか。実に興味深い(←湯川学風)。
 
 「ガーディアン」紙でレビューを担当した批評家は「このホールはつい最近改装工事されたハズだが…、空調の工事をしてなかったのか?」と述べています。
 
 なお、当日具合を悪くした観客2人がどうなったかは明らかになっていません。2人の無事とご快復をお祈りしております。

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