セプテンバーにアース・ウィンド・アンド・ファイアーとカウンターテノールが一瞬の邂逅
なんか最近無性に聞きたくなっちゃいました。
アース・ウィンド・アンド・ファイアー(EW&F)です。写真のは橋本徹氏によるコンピレーション「Free Soul - The Classic Of Earth Wind And Fire」(→Amazon)です。
さて私がEW&Fを聞きたくなったきっかけは、ある演奏会でした。
実は先週日曜日、私は名古屋・宗次ホールでアントネッロのコンサートに行ったのですが、そこにゲストとしてカウンターテノールの弥勒忠史さんが出演されていました。わたしが弥勒さんの声を聞くのは2年前のハイドン「月の世界」(北とぴあ)以来、今回が2度目となるのですが、声のボリューム、そして表現力の高さには「さすがオペラの舞台を務めるだけのことはあるなぁ」と感心させられました。
そして歌唱に負けず劣らず、弥勒さんのMCも魅力的でした。ボローニャ留学時代の話など、楽しい話がいっぱい聞けたのですが、いきなり「こんな声も出せます」みたいな感じでEW&Fの「宇宙のファンタジー」のサワリを歌い始めたときには、大いに笑わせていただきました。本当に(良い意味で)芸達者といいますか、マルチタレントな方だなあと思いました。実際TV出演や本の執筆、さらにはオペラの演出までなさるそうですので、これからの活躍が楽しみです。そしていつかどこかで「宇宙のファンタジー」を、今度はフルコーラスでお願いします(笑)。
あっ、アントネッロの感想ですか?そうですねぇ、既にネット上に素晴らしい記事がうpされてます(その1&その2)から、そちらをご覧ください。あえて私が何か付け加えるなら…。濱田芳通氏のコルネットには独特の哀愁が感じられました。「コルネットが泣いている」と表現したくなるほどに。
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