アン、ドゥ、トロワ、カトル、シューベルト!(その2)
皆さんおはようございます、おかかです。昨日は午前中からあいにくのお天気でしたね。そのせいか広場の混雑もいつもほどではなく、おかげで屋台のご飯にもスムーズにありつくことができました(笑)。ロコモコうまかったです。今日は昼から晴れるそうですから、きっと昨日以上に屋台村周辺が賑わいそうですね。そして今日はどんな屋台が並ぶのでしょうか。昨日はおにぎり屋さんと焼き鳥屋さんがおいしそうでしたが、結局そこでは買わなかったんですよ。今日も出店してたら嬉しいんですけどね。
食べてばっかりじゃないですよ。もちろんコンサートにも行きましたよ(笑)。昨日は小ホールでのピアノ演奏を中心に回ったのですが、「これはスゴイ!」という演奏に幾つも出会いました。クリスティアン・イヴァルディとジャン・クロード・ペヌティエのピアノ連弾(#254)は、これぞまさに「ピアノ連弾の鑑」といいたくなるほど、二人のベテラン奏者の音楽的意図が見事にシンクロしていました。大曲にして傑作の「グラン・デュオ」(D812/作品140)では、豊かな詩情を保ちながら、シンフォニックで堂々とした風格も感じられ、まさに偉大な曲の偉大な演奏でした。フランク・ブラレイ(#256)の「ピアノソナタ第20番」(D959)も、颯爽としていて実にさわやかな演奏でした。私この曲の最終楽章が大好きなんです。鼻歌で軽く歌えそうなシンプルな旋律から、どんどん音楽がダイナミックに進化・発展していくところが「シューベルトらしいなぁ」「面白いなぁ」と、聞くたびにいつも思うのですが、この日のブラレイも、そんな曲の面白さを存分に引き出していました。そしてアブデル・ラーマン・エル=バシャ(#257)。その音の存在感は圧倒的。まるで城壁の石垣のようにどっしりとした質感。まさに「巨匠の風格」といったところでしょうか。
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