コロンバス交響楽団 活動休止か
今月31日のコンサートの後、20名いる楽団スタッフは解雇されます。また事務局側は「6月以降、楽団員には給与は支払わない」とコメントしていますが、団員側は契約が8月末日まで残っていることを理由に、それまでの賃金を支払うよう求めています。
今回の決定に変化がなければコロンバス響の定期演奏会は、あと3回を残すのみとなります。そのうち2回は音楽監督の広上淳一が指揮台に上がります。そして5月15日の演奏会ではヨー・ヨー・マがハイドンとサンサーンスの協奏曲を演奏します。これがコロンバス響にとって「白鳥の歌」となってしまうのでしょうか。
このニュースに接した後、コロンバス響を応援する草の根団体「SymphonyStrong」のサイトを覗いてみました。そこには寄付金を集めるために今月12日に広上淳一氏を招いてスシ・パーティーを開く、という告知がありました。状況が厳しくなってもなお、愛するオケのために奮闘するファンたちの熱意には本当に頭が下がります。
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コロンバス響と「SymphonyStrong」について伝える当ブログの記事 (April 5, 2008)
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