ウィーン国立歌劇場に女性コンマス
今日「フォルカーの部屋」を見て知りましたが、ウィーン国立歌劇場は昨日「ブルガリア出身のAlbena Danailova氏がオーケストラのコンサートマスターに就任する」と発表しました。彼女はロンドン・フィルのコンマスを務めるほか、すでにウィーン国立歌劇場での演奏歴もあるそうです。今年9月から2年間の試用期間を経て、正式採用の運びとなります。2009/10シーズンを最後に同歌劇場のポストを辞任するイアン・ホーレンダー監督は「私はキャリアの最後を、女性コンサートマスターと共に過ごすことになるだろう」とコメントしています(参照)。同楽団にとって女性コンマスは「史上初」ということになります。
ウィーン国立歌劇場、そして同オペラハウスの楽団員で構成されるウィーン・フィルが昔のままでいて欲しいと願うファンにとっては、ショッキングなニュースかもしれません。しかし私はウィーン国立歌劇場の今回の決定を強く支持します。
The comments to this entry are closed.
Comments