ホンダのロボットASIMO オーケストラを指揮
1990年代の登場以来、どんどん進化を続けるホンダの二足歩行ロボット「ASIMO」が、ついにここまで来ました。今月13日のデトロイト交響楽団の演奏会に登場したASIMOが、オーケストラを指揮したのです。ホールに詰めかけた大勢の観客の前でASIMOは「見果てぬ夢」(「ラ・マンチャの男」より)を演奏しました。その腕前はどんなものだったのでしょう。リハーサルと本番の一部が収められた動画をご覧下さい↓
1990年代の登場以来、どんどん進化を続けるホンダの二足歩行ロボット「ASIMO」が、ついにここまで来ました。今月13日のデトロイト交響楽団の演奏会に登場したASIMOが、オーケストラを指揮したのです。ホールに詰めかけた大勢の観客の前でASIMOは「見果てぬ夢」(「ラ・マンチャの男」より)を演奏しました。その腕前はどんなものだったのでしょう。リハーサルと本番の一部が収められた動画をご覧下さい↓
先日「題名のない音楽会」を見ていたら、新司会者の佐渡裕氏が「新録音の仕事の下見」と称してベルリンのイエス・キリスト教会を訪れていました。私はTVに映し出される教会内部の映像を見て「おおっ!カラヤンのレコードで見たのと一緒じゃん!」と心の中で叫んでしまいました。そう思ったのは私だけでなかったようで、佐渡さんもステンドグラスに目をやると「カラヤンがジャケット写真に使ったのはこのアングルから撮ったやつじゃないかな」みたいなことを話しながら、カラヤンの立ち姿を真似たりしていました。
イエス・キリスト教会といえば、かつてレコード各社がセッション録音に好んで用いた場所として、中年以上のクラシック音楽ファンにはおなじみではないでしょうか。レコード音楽産業華やかなりし頃は(同教会のように)録音に重用される建築物が、欧州各都市に存在していました。ドレスデンの聖ルカ教会、ウィーンのゾフィエンザール、ロンドンのキングスウェイ・ホールといった名前は、ジャケ裏などで随分と目にしたものです。現在ゾフィエンザールは火災で焼け落ちた後廃墟となっているそうですし、キングスウェイ・ホールは解体されて、今は同じ場所に同じ名前を冠したホテルが建っています。低調な現代のレコード業界を象徴するような、寂しい話であります。
昨日(5/12)はBBCの「Young Musician of the Year」の放送日でした。このコンテストは1978年以来隔年で開かれているコンテストで、過去の受賞者リストを見ると、エマ・ジョンソン(クラリネット)、デイヴィッド・パイヤット(ホルン)、フレディ・ケンプ(ピアノ)、ナタリー・クライン(チェロ)と、なかなかの顔ぶれが揃ってます。前回の優勝者は当ブログの読者ならお馴染み!ニコラ・ベネデッティでした。
さて今年の「ミュージシャン・オブ・ザ・イヤー」ですが…、正直言ってあまり関心無かったもので、今日結果をネットで知りびっくりしました。栄えある栄冠に輝いたのは、若干12歳のトロンボーン奏者、ペーター・ムーアくんでした(参照)。
「どれだけうまいのやら…」ということで彼の演奏場面をネットで探してみたら…、予想通りアソコに落ちてました(もっともいつまで見れるか判りませんが)↓
正直これだけでピーター少年の技術が如何ほどかを判断するのは困難ではあります。それよりここで彼が演奏してるアンリ・トマジの協奏曲、なかなか格好よくていい曲ですね。ちなみにバックのオケはBBCウェールズ響、指揮はティエリー・フィッシャーです。このフル・バージョンは「BBC Radio 3」のオンデマンド配信でも聞くことができます(今度の日曜日までの期間限定ですが)。「BBC iPlayer」の時間表示で「10:58:00」あたりからがピーターくんの演奏なのですが、インタビューの声聞いてたらまだ声変わりしてない!なんか新鮮な驚きです。
ただ気になるのはピーターくんが「若すぎる」ことです。「若すぎる」ということは格好の宣伝材料になるわけです。もしかして今回の受賞の背景には何らかの「スター・システム」が働いていて、数週間後には「あの少年がCDデビュー!」みたいなことになってるんじゃないかなぁ、なんて想像までしてしまいます。ピーターくんには第2のシャルロット・チャーチにはなって欲しくありませんので、これからも地道に音楽の道に精進してもらいたいところです。というか若いんだし、音楽以外の道に進んでも全然かまいません。
先日当ブログでもお伝えしたベルリン・フィルの「ヨーロッパ・コンサート2008」ですが、以下のサイトでライブ映像を見ることができます↓
6月末日までの期間限定だそうです。このコンサート、私はウェブラジオから録音してCD-Rに焼いて、もう毎日車の中で聞きまくっているのですが、動画でも見ることができて感激です。皆様もぜひご覧下さい。
ご教示いただいた「ワディム・レーピン・ファンサイト」のAK様、本当にありがとうございました。
私が有楽町で浮かれてるあいだに、「第1回クライバーン・ユーチューブ・コンテスト」(Cliburn YouTube Contest)の参加ピアニストの動画が、すでにネット上にupされていました。このコンテストは参加希望者(アマチュア限定)が動画をネット投稿し、それを見た視聴者が投票で勝者を決めるという、まさに「Web2.0」的発想のネット参加型コンクールです。投票受付は今月1日から公式サイトですでに始まっています。今月15日に投票受付が締め切られ、勝者は今月30日にYouTube上で発表されます。興味のある方はこちらで参加者たちの演奏ぶりをご覧になった上で(「再生リスト」のあたりをクリックすれば演奏が始まります)、投票してみてはいかがでしょうか。
それにしても「35歳以上のアマチュアならだれでもオッケー」という参加条件のせいか、本当に老若男女、幅広い層のアマチュア・ピアニストたちが集まりましたね。私も参加者たちの動画を一通り眺めてみましたが、バリバリ弾きまくってる人たちもいいのですが、比較的年老いた参加者が丁寧に弾いている姿に、どこか心惹かれるものがありました。これは意外でした。
今日「フォルカーの部屋」を見て知りましたが、ウィーン国立歌劇場は昨日「ブルガリア出身のAlbena Danailova氏がオーケストラのコンサートマスターに就任する」と発表しました。彼女はロンドン・フィルのコンマスを務めるほか、すでにウィーン国立歌劇場での演奏歴もあるそうです。今年9月から2年間の試用期間を経て、正式採用の運びとなります。2009/10シーズンを最後に同歌劇場のポストを辞任するイアン・ホーレンダー監督は「私はキャリアの最後を、女性コンサートマスターと共に過ごすことになるだろう」とコメントしています(参照)。同楽団にとって女性コンマスは「史上初」ということになります。
ウィーン国立歌劇場、そして同オペラハウスの楽団員で構成されるウィーン・フィルが昔のままでいて欲しいと願うファンにとっては、ショッキングなニュースかもしれません。しかし私はウィーン国立歌劇場の今回の決定を強く支持します。
さっきホテルのTVで「ちりとてちん」総集編見てました。喜代美が入門を許されるシーン、今見ても感動的ですね。私朝からウルっときちゃいました。
あっ、申し遅れました。わたし、グルメレポーターのおかか麻呂です。昨日は「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」で賑わう東京国際フォーラムの「ネオ屋台村」に行ってきましたよ!10台以上の屋台が並ぶ様はまさに圧巻!それぞれのお店が良いニオイを放っていて、「こっちの屋台はうまいよ~」「こっちもおいしいよ~」と私たちを誘惑します。
この日先ず訪れた屋台はこちら↓
ベトナムフォー!(←ちょい懐かしい芸人さんのポーズで)
今ごろになって、なんともサプライズな「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」追加公演情報が出ました。公式サイトによると、追加公演(#536)の日時は5/6(火・祝)18:45-19:30。アンヌ・ケフェレック、シャニ・ディリュカ、児玉桃、イド・バル=シャイ、トリオ・ヴァンダラーらが出演予定です。「最初っからやるつもりだったんじゃ…」と思わないでもないですが、ともかく嬉しいお知らせなのは間違いないでしょう。チケットは会場内特設チケット売場で、6日の朝8時15分から発売されます。
皆さんおはようございます、おかかです。昨日は午前中からあいにくのお天気でしたね。そのせいか広場の混雑もいつもほどではなく、おかげで屋台のご飯にもスムーズにありつくことができました(笑)。ロコモコうまかったです。今日は昼から晴れるそうですから、きっと昨日以上に屋台村周辺が賑わいそうですね。そして今日はどんな屋台が並ぶのでしょうか。昨日はおにぎり屋さんと焼き鳥屋さんがおいしそうでしたが、結局そこでは買わなかったんですよ。今日も出店してたら嬉しいんですけどね。
食べてばっかりじゃないですよ。もちろんコンサートにも行きましたよ(笑)。昨日は小ホールでのピアノ演奏を中心に回ったのですが、「これはスゴイ!」という演奏に幾つも出会いました。クリスティアン・イヴァルディとジャン・クロード・ペヌティエのピアノ連弾(#254)は、これぞまさに「ピアノ連弾の鑑」といいたくなるほど、二人のベテラン奏者の音楽的意図が見事にシンクロしていました。大曲にして傑作の「グラン・デュオ」(D812/作品140)では、豊かな詩情を保ちながら、シンフォニックで堂々とした風格も感じられ、まさに偉大な曲の偉大な演奏でした。フランク・ブラレイ(#256)の「ピアノソナタ第20番」(D959)も、颯爽としていて実にさわやかな演奏でした。私この曲の最終楽章が大好きなんです。鼻歌で軽く歌えそうなシンプルな旋律から、どんどん音楽がダイナミックに進化・発展していくところが「シューベルトらしいなぁ」「面白いなぁ」と、聞くたびにいつも思うのですが、この日のブラレイも、そんな曲の面白さを存分に引き出していました。そしてアブデル・ラーマン・エル=バシャ(#257)。その音の存在感は圧倒的。まるで城壁の石垣のようにどっしりとした質感。まさに「巨匠の風格」といったところでしょうか。
というわけで東京国際フォーラム近くにある「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」提携ホテルからカキコしています。といってもT国ホテルでもPレスホテルでもないんですけどね。しかも翌日には別の安宿へと移動し、そこをベースキャンプにする予定です。まあ今年は有楽町に長居するので、できるだけ安く上げないとね。ちなみに今日の晩ご飯はY野屋でした。やったねパパ!明日はグレートで未完成なホームランだ!(意味不明)。
夜も更けてまいりましたので、今日は会場の写真だけうpしておきますね。
今月1日にモスクワ音楽院大ホールで行われたベルリン・フィルの「ヨーロッパ・コンサート」をウェブラジオで聴きましたが素晴らしかった!ラトルとベルリン・フィルのコンビで、これほど音楽的に充実した演奏を初めて聴きましたよ!私はコレを待ってたんですよ!
ラトルがベルリンに来てからというもの、なかなかピンとくる演奏に巡り会えず、ずいぶんとイライラさせられたものです。最近では「ラトルがベルリン・フィルから三行半を突きつけられるのではないか」などといったネガティブな報道もあったりして、ファンとして気を揉む日々が続いたのは事実です。そんな曇天のような状況で行われた「ヨーロッパ・コンサート」で、晴天のごとく清々しいベートーヴェン「交響曲第7番」が聴けて、とても嬉しい気分です。ベト7らしい怒濤のリズムと、ラトルらしい明朗で歯切れ良い解釈もさることながら、なにより私が魅了されたのは、個々の奏者たちの「個性」がはっきりと聞き取れる演奏でありながら、オーケストラ「全体」の響きが一つにまとまっていたことです。これほど「個」と「集団」のバランスが絶妙なオケ・サウンドは、滅多に聞けるものではありません。DVD化するなりCD化するなり、ともかくきちんとしたパッケージで改めて聞いてみたい演奏です。
ブログ「Timpani Bar」の記事で知ったのですが、1948年から84年までベルリン・フィルのティンパニ奏者として活躍した打楽器奏者のヴェルナー・テーリヒェンが、先月24日に亡くなっていたことが明らかになりました(参照)。享年86歳。心からご冥福をお祈りいたします。