極私的・気になる新譜(CD&DVD)情報
HMVの輸入盤新譜情報を見ながら、個人的に気になったアイテムをだらだらと列挙するコーナーです。
●「ブリテン=ピアーズDVDコレクション」(英Decca)
「ビリー・バッド」「冬の旅」「ピーター・グライムズ」「イドメネオ」の4タイトルがリリースされます。BBCのアーカイヴからのDVD化だそうです。「冬の旅」は以前CSで見たことがありますが、後は映像の存在すら知りませんでした。ということでイギリス音楽ファンは是非。
●「スラヴァ賛!~ロストロポーヴィチ記念コンサート」(独Profil)
昨年10月にドイツ・クロンベルクで行われたライヴをCD4枚組にまとめたもの。登場アーティストはチェリストだけでもダヴィート・ゲリンガス、ナターリア・グートマン、ユリウス・ベルガー、リン・ハレル、ゲーリー・ホフマン、ミッシャ・マイスキー、ミクローシュ・ペレーニ、アルト・ノラス…。「うそ~!」て思うでしょ?(笑)。そしてネーメ・ヤルヴィ指揮バイエルン放送響、ギドン・クレーメルとクレメラータ・バルティカも登場します。チェロ好きはもちろん、20世紀音楽もたくさん収録されてますから、現代音楽ファンも是非。
●ニルソン、レオンタイン・プライス、ディ・ステファノ、そしてモリナーリ=プラデッリ指揮の「トゥーランドット」ライヴ(独Orfeo)
1961年のウィーン国立歌劇場のライヴで音声はモノラルですが、これはどうなのでしょう。海賊盤とかでリリースされたことはあるのでしょうか。いずれにしても聞いてみたいです。
●ユーロアーツ「CLASSIC ARCHIVE」シリーズ
ミケランジェリの1981年ルガーノ・ライヴ、リヒテルの晩年のロンドンでのリサイタル、ニコラーエワのショスタコーヴィチ「24の前奏曲とフーガ」(全曲)、ワイセンベルクのブラームス「ピアノ協奏曲第2番」など、魅力的なラインアップです。
●ムーティ指揮シカゴ響のスクリャービンなど (CSO Resound)
先日「リッカルド・ムーティがシカゴ交響楽団の音楽監督に就任」というニュースが発表されたばかりですが、そんな両者の演奏を収めたアルバムが、シカゴ響の自主レーベルから早速リリースされます。CDとSACDハイブリッドの同時発売で、曲目はスクリャービン「法悦の詩」、プロコフィエフ「交響曲第3番」、そしてラヴェル「ボレロ」です。
あとはもうコメント抜きでリンクのみ。だってマニアックなんだもの(笑)。
●グラズノフ「協奏曲全集」(ピアノ独奏:ナセトキン、アレクセーエフ 他)
↑音楽内容うんぬんより、ジャケ写のグラズノフが、やけにテカってるのが気になる。これは「酒光り」でしょうか。
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