モーツァルトの肖像画 新発見
今日付の「タイムズ」紙によると、ロンドン・キングス・カレッジの研究家が、これまで知られていなかったモーツァルトの肖像画2枚を発見したそうです。1枚は1793年に書かれたもので、彼の横顔を捉えたもの。もう一つはモーツァルトがまだ幼い1764年頃に描かれたもので、彼の横には姉ナンネルも書かれているそうです。前者は「タイムズ」紙の記事で見ることができますが、物憂い気な表情が少し気になるところです。ちょうどこの時期はウィーンへの転居、公開演奏会の企画と新曲の準備、そしてコンスタンツェとの結婚と、モーツァルトにとってまさに「激動の年」でした。その時期の疲労が、このポートレートに刻まれてしまったのでしょうか。
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