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2008.02.02

フアン・ディエゴ・フローレス 魚の骨がノドに刺さり舞台降板

 テノール歌手のフアン・ディエゴ・フローレス(35)が先日、シカゴ・リリック・オペラ「セビリアの理髪師」を「咽頭部の炎症」を理由にキャンセルしました。オペラ歌手の場合、「ノドの病気で降板」イコール「カゼ」ですが、今回の喉の異常を来たした原因は、ノドに刺さった魚の骨でした(参照1)。イタリア・パルマで「キング・オブ・テノール」を診察した医師によると、今年3月上旬までの加療が必要だということです。ということは「全治1ヶ月」ですか。たかが魚の骨で、そんな大事になるとは…。降板云々よりも、そのことが一番の驚きです。
 日本ではよく、のどの骨が刺さったら「ごはんを丸呑みしなさい!」と云われますが、ヨーロッパでは白いメシはアジアンフードの店に行かないと食べられないでしょうし、リゾットなどでは到底丸呑みなんてできやしません。やっぱり医師の診察が第一選択でしょうか。もっとも日本でも、魚の骨がノドに刺さったときは「耳鼻科の専門医の診察を受けた方がよい」ということのようです(参照2)。皆様も魚を食べる際には、くれぐれも骨には十分注意してくださいね。でもさんまの骨ってうまいんだよなぁ。

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