2008.02.29
今日付の共同電 によると、アイゼナハの博物館「バッハの家」が、遺骨から科学的に復元したバッハの樹脂像を作製し、来月21日から同博物館で公開するそうです。といいますかリンク先にあるバッハの顔…、教科書などで見慣れたバッハの肖像画とすんごいイメージが違うんですけど!?リヒター&ミュンヘン・バッハ管の演奏と、先日名古屋で聞いたフェルトホーフェン&オランダ・バッハ協会の演奏くらい違うんですが。これはどういうことでしょう。
(関連記事)
Aller Zeitung. Wie sah Bach wirklich aus? (February 26, 2008)
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2008.02.28
世界中で賛否両論となったニューヨーク・フィルの北朝鮮公演ですが、「WNET New York 」で公演映像のオンデマンド配信が始まったようですね。こちら をクリックすれば特設ページに飛びますのでどうぞ。私もちらりと見ましたが、アンコールでアリランの前に「キャンディード」序曲が演奏されたというのは、素直に嬉しかったです。
(関連エントリ)
キャンディードin平壌 (ばってんの独り言from香港)
ニューヨーク・フィル平壌公演 (OTTAVA amoroso, 林田直樹)
ニューヨークフィルの、恥ずべき2.26事件 (酔夢ing Volce 西村幸祐)
Maazel's Troops Bumble Into Korean Ambush (Bloomberg, Norman Lebrecht)
Pyongyang, Where the New York Philharmonic Makes History (Opera Chic)
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2008.02.27
来月サントリーホールでホール・オペラ「フィガロの結婚」 が開催されますが、その連動企画としてANAインターコンチネンタルホテル東京 が、オリジナルレシピのカクテル「フィガロの結婚」を同ホテル内で販売・提供するそうです(参照 )。期間は3月1日から同月31日まで。ホテル関係者によると「カクテルイメージは、スペインを舞台とするモーツァルトオペラの代表作にちなんで、スペインを代表するシェリーを用いて創作」「春らしくほんのり淡い桜色に仕上げ、グラスの縁のベルローズが花嫁の花冠を表している」ということです。
さて今回のホール・オペラでは、あのダニエレ・デ・ニース がスザンナ役で登場するということで話題沸騰なのですが、同時期に同ホールの小ホールで演奏されるサントリーホールオペラ・アカデミー「フィガロ~」 の方では天羽明恵がスザンナ役なのですよね。この「対決」は実に興味深いところです。
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2008.02.26
いよいよニューヨーク・フィルの平壌公演が迫ってきましたが、このコンサートの模様を生中継する日本のテレビ局は皆無のようです。ということで「どっかネットで生中継を流してくれるとこないかな」と調べたところ、アメリカの「WNET New York」のウェブサイト で生中継のストリーミング映像が見れるようです(直リンク先はこちら )。放送開始は26日の午後6時から(現時時間は日本時間と同じです)。米国東部時間(EST)だと26日午前4時から、となります。おそらくアクセス殺到でしょうから、生では見にくいかもしれませんね。
あと生中継ではありませんが、北米のウェヴラジオでWCLV (クリーブランド)が2/27の午前10時(現地時間:2/26 午後8時)から 、WGBH (ボストン)では3/3の午前4時(現地時間:3/2 午後2時)から 演奏会の模様をオンエアするようです。当ブログ右側のサイドバーをクリックすれば聴けると思います。
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2008.02.24
いやー、きのうは燃えました。といってもサッカーのことでなく、「熱狂の日」音楽祭のフレンズ先行発売が始まったもので、チケットを取るのに必死になってたのです。23日午前10時のスタートから専用サイトになかなか繋がらず、私は年甲斐もなく相当焦りました。結局希望していた公演のうち、ケフェレックとマンゴーヴァを押さえることが出来ず、若干悔いが残る発売初日となりました。読者の皆様はいかがだったでしょうか。
しかし今年はチケットの売れ行きが相当順調なように思われます。24日の午前0時の段階でウェブ先行発売が終了となった公演を数えてみたところ、実に62公演が先行発売ソールドアウトとなっていました(※)。去年は先行発売開始後24時間が経過した時点で、28の公演が「受付終了」 でしたから、去年以上にチケットが捌けている様子がうかがえます。梶本やぴあの中の人は今頃ほっと胸をなで下ろしているでしょう。
ところで、今から先行発売チケットを購入したい方は、公式サイト 右側にある「『熱狂の日』フレンズ募集中」のアイコンをクリックし、熱狂の日フレンズ・メルマガ会員になりましょう。そのメルマガに、先行発売チケットの購入方法が書かれています。
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2008.02.17
まさかコンビニでバリトンにお目にかかるとは思いませんでした。「ばり うまい濃厚とん こつスープ」ということで「バリトン」というネーミングになったみたい。果たして味はいかなるものか。フィッシャー=ディースカウの音楽表現のように麺とスープの調和がとれた味か、ハンス・ホッターの声のような深みのあるスープか、はたまたブリン・ターフェルの声みたく胃にズシンとくるほどの濃厚さか。
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2008.02.16
今年5月に東京国際フォーラムで開催される「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」熱狂の日音楽祭2008 のプログラムが発表されました。昨日それを眺め始めてから今まで、私の心に様々な思いが去来しました。ツッコミを入れたり、喜んでみたり、そして考え込んだり。以下のエントリは、そんな私の心の軌跡です。
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2008.02.14
14歳でレコード・デビューした後、世界を又にかけ大活躍を続けるヴァイオリニスト、デイヴィッド・ギャレット(26)。ヴァイオリン演奏の見事さもさることながら、そのイケメンぶりで「クラシック界のデビッド・ベッカム」とも称されています。そんな彼がロンドンで不細工なコトをやらかしました。彼がバービカン・センターでコンサートを終えたあと楽器をケースにしまい、いざ会場を後にしようとしたその時、彼は足元を滑らせ、バタリとその場に倒れてしまいました。ヴァイオリンケースの上に乗っかってしまったのに気付いた彼があわてて中身を覗くと、彼の愛器、1710年製のストラディバリウス「サン・ロレンツォ」は派手に破損していました。
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2008.02.13
動画紹介のエントリが続きますが、何卒ご容赦を。
昨日はYouTubeで驚きの発見をしてしまいましたので報告します。まずは動画をご覧下さい。曲はシベリウスの「ヴァイオリン協奏曲」第1楽章の後半部。独奏は王立アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団のコンサートマスター、リヴィウ・プルナール です。
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2008.02.12
「第50回グラミー賞 」授賞式で、ラン・ラン とハービー・ハンコック が「ラプソティ・イン・ブルー」 を演奏していたらしい。でその模様はこちら で見れます。
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ここで唐突ではありますが、当ブログでは久しぶりとなる「YouTubeで見るクラシック音楽動画」の特集です。世間はすっかりニコニコ動画で「みっくみく」になってますが、YouTubeもまだまだあなどれません。世界最大の動画投稿サイトには、現在も続々と動画が投稿されています。そんな中で私が「おおっ!これはスゴイんじゃないの~」と思わず身を乗り出した動画をいくつかご紹介。
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2008.02.11
所用で東京に出かけたついでに、久しぶりに渋谷タワレコに出かけてみたら、ナップスターのキャラクターである猫の着ぐるみを身にまとった人が入り口に立っていました。おそらくはキャンペーンか何かでしょう。かつては「アングラ」「日陰者」的存在だったナップスターも、今や表舞台で堂々と活動しています。買い物客に愛嬌を振りまくナップスター猫を見て隔世の感を強くした私はもうすぐ40歳です(誰も聞いてないって:苦笑)。
この日は「クラシックのコーナーで木嶋真優の等身大パネルが立ってるか確認しよう」という軽い気持ちでふらっと店に入ったのですが、やっぱりとクラヲタの「虫」が騒いでしまいまして…。すっかり散財してしまいました。クランプスの「Nova Musicha」シリーズ (→HMV )を見つけて「ををっ!こんなモノが日本盤で出てるのか!」と感激して数枚を黄色い買い物カゴへ。あとヴァレーズが生前に監修した録音を収めたアルバム「コンプリート・ワークス Vol.1」 も見つけて「ををっ!」とカゴへ。そんなことを繰り返しているうちにいつの間にかカゴがCDで溢れかえってしまい「これはヤバイ…」と幾つか棚に戻したり。結局レジにたどり着くまで1時間半かかりました。上記以外でゲットしたのはプレトニョフの「皇帝」にトリオ・ミディーヴァルの新譜「Folk Songs」にロジェ・ムラロのメシアンBOX、そしてバイバ・スクリデの新譜(というより期待の若手指揮者、アンドリス・ネルソンスの新譜と力説したい)チャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」。そして飯尾洋一氏の新刊本「クラシックの王様 」と「BBCミュージック・マガジン」最新号も併せて購入しました。スーパーで買い物したときみたくベローンと長くなったレシートを渡されて、私は思わず笑ってしまいました。
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2008.02.10
本日当ブログで、「ジュリアード音楽院がアメフト部を設立する」とお伝えしましたが、この記事は誤りでした。同音楽院がアメフト部を創設する、という事実はありません。「私が参考にした元記事がパロディである」という読者からのご指摘がありました。今回ご指摘を頂いたことに感謝すると共に読者の皆様、そして関係者各位に心よりお詫び申し上げます。すみませんでした。
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2008.02.02
テノール歌手のフアン・ディエゴ・フローレス(35)が先日、シカゴ・リリック・オペラ「セビリアの理髪師」を「咽頭部の炎症」を理由にキャンセルしました。オペラ歌手の場合、「ノドの病気で降板」イコール「カゼ」ですが、今回の喉の異常を来たした原因は、ノドに刺さった魚の骨でした(参照1 )。イタリア・パルマで「キング・オブ・テノール」を診察した医師によると、今年3月上旬までの加療が必要だということです。ということは「全治1ヶ月」ですか。たかが魚の骨で、そんな大事になるとは…。降板云々よりも、そのことが一番の驚きです。
日本ではよく、のどの骨が刺さったら「ごはんを丸呑みしなさい!」と云われますが、ヨーロッパでは白いメシはアジアンフードの店に行かないと食べられないでしょうし、リゾットなどでは到底丸呑みなんてできやしません。やっぱり医師の診察が第一選択でしょうか。もっとも日本でも、魚の骨がノドに刺さったときは「耳鼻科の専門医の診察を受けた方がよい」ということのようです(参照2 )。皆様も魚を食べる際には、くれぐれも骨には十分注意してくださいね。でもさんまの骨ってうまいんだよなぁ。
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