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2008.01.14

いま無料で聴ける音楽配信サイト

 一つ前のエントリで音楽配信の話題をしたついでに、今日(1/14)現在無料で聴ける音楽ファイルをご紹介しましょうか。

 ニューヨーク・フィルの公式サイトでは現在、映画音楽で知られるジョン・ウィリアムズが指揮したコンサートの模様を配信しています。「ハリー・ポッター」「フック」「SAYURI」などの自作に「屋根の上のバイオリン弾き」「雨に歌えば」といったミュージカル・ナンバーも織り交ぜていて、なかなか多彩な内容です。でもやっぱり、(1時間39分あたりから始まる)スピルバーグ&ジョージ・ルーカスの映画音楽メドレー「A Tribute to George Lucas and Steven Spielberg」が聞いていて一番楽しいです。客席もこのときはすごい盛り上がりでした。「ジョーズ」の「ダーダ。」で笑いが起こり、「スター・ウォーズ」に転換すると「イェー!」と歓呼の声。そして「インディ・ジョーンズ」「E.T.」のサワリが聞こえてくるだけで大拍手ですから。もしアマオケがこのメドレーをアンコールでやったら、会場はやんやの大喝采でしょうね。スコア売ってるんでしょうか。このファイルの配信は18日(金)までです。
 次も同じくニューヨーク・フィルの公式サイトですが、11日からはグスターボ・ドゥダメル指揮によるライヴ演奏も配信しています。去年11月ドゥダメルが同地に登場したことは、地元で大きな話題となりました。私もこの演奏をずっと聞いてみたいなと思っていましたので、まさに待望の配信開始です。私が聞いた印象では、1曲目のチャベス「交響曲第2番」(シンフォニア・インディア)が一番面白かったですね。この曲はマータ盤(VOX)、バティス盤(Brilliant)、ティルソン=トーマス盤(Argo/Decca)の3種類を持ってます(←我ながら音楽馬鹿ですな:笑)が、ドゥダメルの演奏が一番演奏内容が「深い」ような気がしました。一方メインのプロコフィエフ「交響曲第5番」は、以前チェコ・フィルを相手にしたときの演奏を聴いて強烈にショックを受けたもので、どうしてもそれとの比較になってしまいます。今回のニューヨークとの演奏も音楽に推進力があるし、ドゥダメルらしさが出ていると思いますが、チェコフィルの演奏の方がハンパ無い燃焼度の高さだったもので…。テンポもチェコの方が圧倒的に速いし…。まあ演奏の出来の「ムラ」をいかに少なくするかが、ドゥダメルの今後の課題なのかもしれませんが。
 あとスウェーデン国営ラジオ「SR P2」のサイトでは、サロネンのマーラー「復活」、ダウスゴー&スウェーデン室内管のシューベルト「グレイト」などがオンデマンドで聞けます。前者は「Symfoni nr 2, "Uppståndelsesymfonin" av Gustav Mahler」、後者は「Konsert med Svenska kammarorkestern」と書かれたところをクリックすればオッケーです(要windows media player)。それからシカゴ響の公式サイトでも過去のライヴ録音を配信していますが、もうすぐパーヴォ・ヤルヴィの指揮したショスタコーヴィチ「交響曲第10番」(2006年収録)が聴けるはずです。楽しみです。

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