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2007.11.29

「DG WEB SHOP」はmp3なのにCDよりも割高感が…

 独グラモフォンの音楽配信サービス「DG WEB SHOP」が昨日オープンし、私は実際にサイトから音楽ファイルを購入し、その操作性の高さと、DRMフリーの高音質ファイルを配信している点を「画期的」とブログに記しました。しかしひと寝入りした今日、冷静に考えてみると「画期的ではない」ところが一つ見つかりました。それは価格です。とりあえず「DG WEB SHOP」で取り扱っている新旧6タイトルの価格を、「HMV.co.jp」のと比較してみました。

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「DG WEB SHOP」を早速使ってみた

Dg_shop_2

 今月28日よりサービスが開始された独グラモフォン直営の音楽配信サイト「DG WEB SHOP」を早速使ってみました。トップページにはDG一押しの新譜がズラリと並んでいるので、多くのクラヲタは「ベームのアルバムはどこかいな…」「バーンスタインは?」と悩むことでしょう。こんなときはページ右上にある検索窓で「Bohm」「Bernstein」など、好みのアーティスト名を入力してみましょう。別にウムラウトを無理に入れなくても、ちゃんと目当ての演奏家を探し当ててくれます。私はユーザー登録もそこそこに、早速シノーポリのマデルナ(←よりによって最初にダウンロードするのがソレかいな:笑)などを購入しました。「サービス開始初日だからもっと繋がりにくいかも…」と思っていたのですが、案外動作がスムーズでダウンロードも問題なく出来たので、正直拍子抜けしてしまったほどです。あと「ブックレットも欲しいな…」という方々はpdfファイル形式でブックレットも丸ごとダウンロードできます。タイトル数も、サービス立ち上げ間もない割りに豊富ですし、音質も320kbpsのmp3と音楽配信フォーマットとしては高音質です。

 さらに特筆すべきは「DG WEB SHOP」で購入した音楽ファイルが「DRMフリー」であるということです。DRMについての細かい説明はWikipediaに任せるとして、要は「DRMフリー」とはCD-Rや携帯音楽プレーヤーへのデジタルコピーが「無制限」に出来る、ということです。「コピーできるのかな…」と妙なストレスを感じることもないわけで、このようなサービスが日本でも利用可能だというのは、実に画期的なことだと思います。

(11/29追記)…と昨日書いたのですが、ややネガティブな一面も見受けられるようですので、改めて別エントリで触れております。

(参照)
Broadband Watch. クラシックレーベル「ドイツ・グラモフォン」、DRMフリー楽曲を配信開始. (November 28, 2007)

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2007.11.26

ラヤトンの「悲しきワルツ」

Rajaton_maa

 ラハティ交響楽団との共演アルバムを聞いて以来、私はすっかりフィンランドのアカペラ・ヴォーカル・グループ「ラヤトン」(Rajaton)にハマっちゃってるのですが、そんなラヤトンの最新アルバムが出ました。タイトルは「Maa」。フィンランド語で「大地」という意味だそうです。
 全編歌詞がフィンランド語というこのアルバム、私は一通り聞きとおした後「ああ、いつものラヤトンだな」と思いました。堅実なテクニックをそれとなく披露しつつ、ポップで楽しいアルバムに仕上がってるな、と。そう思いつつ何気なく歌詞を見ようとブックレットに目を落とした私は「えっ!」と驚きました。

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2007.11.25

カメラータ・トウキョウから日本人作曲家を特集した廉価盤が発売

 ボーナスシーズンをにらんで、歳末になるとシリーズ物のCDやDVDの発売が相次ぐものです。今年の個人的な「目玉」はスタニスラフ・ネイガウスやヴェデルニコフの映像が満載の「ロシア・ピアニズムの黄金時代」なのですが、最近某SNS経由でカメラータ・トウキョウから「カメラータ・コンテンポラリー・アーカイヴズ」なる廉価盤がリリースされる、という情報を得ました。日本人作曲家10人の作品を収めたアンソロジーで、価格は1050円です。カメラータのHPに曲目などの詳細が全く記されていない、というのが気になるところですが(なにか事情でもあるのでしょうか)(1/26 update)現在カメラータの公式サイトでは、曲目などがきちんと詳細に紹介されています。リンク先の画面からCDを直接購入することもできます。作曲家の川島素晴氏が監修し、ライナーノートも彼が書き下ろしているということです。このシリーズ、すごくナイスな企画(&お買い得)ではないでしょうか。「Continue reading...」のところで、リストと曲目をざっと挙げておきますね。

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2007.11.23

モーリス・ベジャール(バレエ振付家) 逝去

 フランス出身のバレエ振付家で、「20世紀バレエ団」「ベジャール・バレエ・ローザンヌ」の主宰者として活躍したモーリス・ベジャールが昨日、スイス・ローザンヌで亡くなりました(参照)。享年80歳でした。心よりご冥福をお祈りいたします。
 バレエは門外漢の私ですが、ベジャールはなぜか「なじみ」のある振付師でした。おそらくマーラーやクイーンといった、私の好きな(バレエ用ではない)音楽を積極的に舞台で取り上げたせいでしょう。日本人とのコラボレーションも多く、黛敏郎との共作「ザ・カブキ」は、NHK-ETVでもオンエアされました。この映像、数あるNHKの番組のなかでも、私がもう一度見てみたいものの一つです。追悼企画として再放送されないものでしょうか。

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東京在住者でもないのに

Michelin_guide_tokio

 ミシュランガイドを買いました。私はまあ、実に流行に流されやすいタイプでして、ついアマゾンでポチっとしてしまいました。帯にはお箸を持ってごはんを食べるビバンダムくんが微笑んでいます。
 中身ですが、正直文字ばっかりだと思ってたのですが予想以上にカラフルで、見やすいガイド本になっています。とりあえず私が行ったことのある店を探してみましたら…、一軒だけありました。「モナリザ丸の内店」です。「熱狂の日」音楽祭の合間に、丸ビルにご飯を食べに立ち寄った際、どこも長い行列で食事にありつくには相当待たされそうなムードでした。「次の演奏会の予定もあるし、困ったな…」と思い、空いてそうなお店を探していて見つけたのが、この「モナリザ」だったのです。私はそのときエビ料理を頂いたのですが、絶妙な食感と、濃厚でありながら胃にもたれないソースの味わいが印象に残っています。あとこの「モナリザ」、外の景色が素晴らしいんですよ。私も「これはスゴイ!」と感激したほどですから。ミシュランで「一つ星」となったこのお店、こんど前を通ったら行列が出来てるのかな。まあフレンチだからそれは無いでしょうが、しばらくはお客さんでごった返すでしょうね。
 まあ「三ツ星」のお店に私が行くことは当分なさそうですが、想像力をビバンダム並に膨らませながら「ミシュラン」を楽しむことにします。ちなみに私の「三ツ星」は、「若狭ぐじ」「若狭がれい」「地物のさば」の3つです(お店じゃないけど)。水揚げされたその日に食べると、ほんと美味いんだから。

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2007.11.20

Sound of Silence (and Siren)

 こんばんは、おかかです。それにしても最近急に寒くなりましたね。読者の中には、かぜやインフルエンザにかかってしまわれた方も多いかと思います。くれぐれもお体には十分お気をつけくださいませ。
 さて「かぜ」といえば付き物なのが「咳」です。この咳、演奏会のときに会場のあちこちで耳にするものでもあります。楽章間だけでなく、演奏の途中でも(特に静かな箇所で)「コホン」「オホン」とサラウンドで聞こえてくる「咳」。これは何も日本だけのでなく、万国共通の事象であります。
 今月13日、カーネギー・ホールでベルリン・フィルがマーラー「交響曲第9番」の第1楽章を演奏し終えたときにも、客席からは咳払いが沸き起こりました。それを聞いた指揮者のサー・サイモン・ラトルは突然、指揮台を降りて客席のほうに向いて語り始めました。「この作品は『静寂』から始まり、『静寂』のうちに終わるものです」「客席の皆様が『静寂』を保つことで、作品の世界は現実のものになるのです」と言うと、ハンカチをポケットから取り出し、口に当てるゼスチュアーをしました。世界トップクラスのオーケストラの首席指揮者が、咳払いの音を鎮める方法を観客にレクチャーしたわけです。
 マエストロの「指導」の効果は絶大でした。残りの楽章では、楽章間に見事な「静寂」の世界が作りだされました。しかし「指導」の行き届かないところもありました。第4楽章の最後の最後で、ホール前の道路を救急車が通り過ぎたのです。マーラーの音楽にエドガー・ヴァレーズが紛れこんだ瞬間でしたが、オーケストラと会場に詰めかけた聴衆は臆することなくアダージョ楽章の最後の「静寂」を保ち続けたのでした。

(参照)
New York Times. Berlin in Lights: The Magic of Silence. (November 14, 2007)
of mild interest. Mahler 9. (November 14, 2007)
Guardian. Rattled conductor silences cougher. (November 16, 2007)

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2007.11.17

マック50台によるオーケストラ

 英国・ヨーク大学で今月15日、アップル社製の「MacBook」50台で編成されたオーケストラ「Worldscape Laptop Orchestra」のコンサートが行われました。「ガーディアン」紙の報道によると、コンピューターにはプレーヤーたちの手の動きを内蔵カメラで捉え、それを音楽に変換するような仕組みのソフトウェアがインストールされていたようです。演奏会の様子は大学のサイトを通してライヴ中継された、ということですので、「もしかして」とネットで動画を探してみたのですが、見つけることができませんでした。どんな演奏だったのか、気になります。
 さて、次は「初音ミク」50人による合唱隊のコンサートですかね。

(参照)
ヨーク大学 - 音楽学部
University of York - WORLDSCAPE.
PHYSORG.com. Apple links with the University of York for world's first laptop orchestra. (November, 15, 2007)
MacDailyNews. University of York assembles world’s first laptop orchestra using 50 Apple MacBooks. (November 15, 2007)

(関連記事)
Create Digital Music. - Laptop Orchestra.
↑世界中のコンピューターを用いたオーケストラの紹介記事。

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2007.11.14

30万アクセスの御礼

 本日「おかか1968」ダイアリーは、累計30万アクセスを達成いたしました。このようなトリビアな内容ばかりの拙いブログにもかかわらず、連日多数の方々にお越し頂き、まことに感謝に堪えません。本当にありがとうございます。
 今クラシック音楽界は歴史上類を見ないほどのグローバルな時代を迎えています。極東アジアや中南米から欧米へと活躍の場を求める演奏家たちの波は、もはや止めることができないでしょう。そして欧米の有力アーティストたちはパリから香港へ、そして翌日は東京へ、という具合に飛行機で移動しながらマイレージを貯める日々を送っています。世界中の都市では毎日のように定期演奏会が開かれ、その模様はウェブラジオを通じて全世界へと発信されています。青い目をした演奏家がタケミツを演奏し、日本人で構成された楽団が欧州各地でバッハのカンタータを演奏して回る、そんな時代です。クラシック音楽は「ヨーロッパ『だけ』の音楽」から「世界の音楽」へと、急速にその姿を変えています。
 そんなダイナミックな動きを感じつつ、世界の片隅で起こったほんのささいな、しかし私の心の琴線に触れた出来事を、これからも日本の片田舎から発信していきたいと思う所存であります。柄に似合わず大仰なことを書いてしまいましたが、要は「私が『いいなぁ』と思ったことを、これからも書いていきたい」ということです。
 最後になりましたが、読者の皆様、そして私のサイトの情報源となった全てのサイトの管理人の方々に厚く御礼申し上げるとともに、今後とも当ダイアリーをよろしくお願いいたします。

平成十九年十一月十四日

「おかか1968」ダイアリー 管理人 拝

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2007.11.10

それ私も持ってます

Curry_tv

 「インドカレー屋のテレビ」(amazon)。銀座カリーとの2ショットです。中身の方ですが、個人的には副音声がウザく感じられたのですが、まあたしかに「インドカレー屋のテレビ」でしたわ。

(関連記事)
これはいったい(山尾好奇堂)


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パリ・オペラ座とミラノ・スカラ座のストライキ

 この秋、ヨーロッパの有力歌劇場でストライキが相次いでいます。パリ・オペラ座では先月、労働者たちがサルゴジ仏大統領の年金制度改革に反対するためにストライキを行いましたし、ミラノ・スカラ座でも賃金アップを訴える労働者たちが昨日(11/9)一日限定のストライキを打ちました。当日のスカラ座の様子はブログ「Opera Chic」で見ることができますが、ポスターの上から5行程度の文章(イタリア語)が書かれた紙を貼り付けただけ、という実に素っ気ないものです。この文章の英訳がスカラ座公式サイトにあったので見てみると「組合がストライキに入りましたので、バレンボイム指揮によるヴェルディ『レクイエム』のコンサートは中止になりました。ご迷惑をおかけして誠に申し訳ございません」とあります。やっぱり素っ気ない(笑)。
 パリのほうのオペラ座の組合は、来週14日以降「第二波」のストライキを予告しています。来週ガルニエやバスティーユで「くるみ割り人形」(ヌレエフ振付)に「トスカ」(サミュエル・レイミーがスカルピア)、そして「アルチーナ」(カーセン演出)を観劇予定の方はご注意下さい。

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セレッソ大阪と関西フィルがコラボ

 明日11/11(日)、サッカー・Jリーグ2部のセレッソ大阪関西フィルハーモニー管弦楽団によるコラボレーション・イベントが開催されます。一つは「キック!the music」。プレスリリースによると「本格的な楽器演奏の『音』に合わせてボールを動かす、スポーツと密接な関係にある『音楽』という分野をサッカーと融合させ、スポーツ選手として必要なリズム感であったり、瞬発力を養う機会をイベント内に盛り込んで実施致します」とありますが、具体的にはサッカーのコーチと一緒に音に合わせて鬼ごっこをしたり、実際に楽器に触ったり、といった「体験型」イベントのようですね。参加資格はU-8(8歳以下)。U-40のわたくしもちょっと参加してみたくなったのですが、応募は10月いっぱいで締め切られたようですね。残念。
 共同イベントはもう一つあります。「GET THE TICKET OF J1 11・11満員応援企画」(→J's Goal)の一環として、長居スタジアムに関西フィルの金管奏者たちと首席指揮者の藤岡幸夫がやってきて、試合前にセレッソの応援歌を一緒に演奏するそうです。これはなかなか粋なことをやってくれますね。敵ながらアッパレ(一応J1昇格をC大阪と争うライバル球団のサポなもので、このような物言いになるのですが)。個人的には藤岡さんでなく、芸達者のロビー先生に指揮して欲しいところです(笑)。

(関連記事)
関西フィルのプレスリリース

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2007.11.07

「エルガー生誕150年記念」CDを聞く

Elgar_histrical_jp エルガー生誕150周年を記念して、ユニヴァーサルから廉価版シリーズがリリースされました。私もCD店で何枚か買おうとしたのですが、チョン・キョンファの「ヴァイオリン協奏曲」とマッケラスの「交響曲第1番」は店頭在庫を切らしているとの事でした。一枚あたり1200円という値ごろ感もあり、既に結構な枚数が売れてるようです。
 この日は結局マッケラスの「交響曲第2番」(UCCD-3899)と、「歴史的録音集」(UCCD-3908:写真)の2枚をゲットしました。前者は演奏は悪くないのですが、もうちょっとワンランク上の「風格」のようなものが欲しいな、と思いました(「今」のマッケラスなら、その辺りはクリアしてくれそうなのですけどね)。一方後者は英デッカにとって最良の時期(と私が勝手に思ってる)、1950年代から60年代前半にかけてのレコーディングを寄せ集めた「オムニバス」なのですが、これが結構馬鹿にできない面白さでした。

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2007.11.06

食欲の秋に「のり天わさび」の不在を嘆く

 最近の極私的お気に入りフードの一つに、ロー○ンの「のり天わさび」があります。サクサクっとした歯ごたえの後、口に広がるわさびの刺激。その心地よさに魅了されたのはもちろん、私がこのジャンクフードの虜となったのには、もう一つのワケがあります。食後の腹持ちの良さにも関わらず、○ーソンの棚に置かれているスナック菓子類の中で一、二を争うほど低カロリーなのです。

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2007.11.03

ピアニストからサッカー選手に転身し、引退後再びピアニストになったイスラエル人

 昨日付の「ニューヨーク・タイムズ」紙が、本日(11/3)カーネギー・ホールでリサイタルを開くエリシャ・アバス(35)を取り上げています(→参照)。この聞き慣れない名前のピアニスト、実はすごい経歴の持ち主なのです。

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2007.11.01

あの泥棒はノーノのCDだけを盗んでいきました

Nono_prometeo  ウィーンにあるレコード会社「コル・レーニョ」(→公式サイト)の倉庫から、(なぜか)ルイジ・ノーノのCDが大量に盗まれました。地元メディアの報道によると、鍵をこじ開けた泥棒は他のCDには目もくれず、ノーノ作品のCDだけを盗んでいったそうです。特にスーパーオーディオCD2枚組仕様の「プロメテウス」(または「プロメテオ」:写真→amazon.co.jp)については、800セット~1000セットが盗難被害に遭いました。「コル・レーニョ」によると、「プロメテウス」のCDは2000セットしか製作していないそうですので、残る1000セットが実に貴重なものとなるのですね。アマゾンでは「7~8日以内に発送」とありますが、果たして大丈夫でしょうか。

(参照)
Vienna Online. 1.000 Luigi Nono-CDs gestohlen. (25. Oktober 2007)
m&c. Vienna thief snatches hundreds of obscure avant-garde music CDs. (October 25, 2007)

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