ターンテーブルと管弦楽のための協奏曲
先ずはYouTubeの動画で「ターンテーブルと管弦楽のための協奏曲」のサワリをお楽しみください。作曲したのはゲイブリエル・プロコフィエフ(Gabriel Prokofiev)、演奏はヘリテイジ・オーケストラ(→公式サイト)とDJ Yodaです。
なんか作曲家の名前が気になりますけど、ゲイブリエルの曽祖父は、なんとアノ、7つの交響曲と5つのピアノ協奏曲を始め、数々の作品で知られるセルゲイ・プロコフィエフなのです(本当です)。ゲイブリエルはこれまでも「バスクラリネット、ピアノ、弦楽三重奏とDJのためのダンス」なる作品を発表したり、クラブに出向いて自作を披露するなど、クラブ・カルチャーに強い関心を持っています。曽祖父セルゲイはかつてシチェドリンに作曲の極意を尋ねられて「それは、いかに聴衆を驚かすかという事だ」と答えたといいます。作風は異なれど、 DNAは確実に曾孫にも伝わっているような気がします。
(参考)
Prokofiev goes clubbing. (Daily Telegraph, March 2, 2004)
Orchestral manoeuvres after dark. (Daily Telegrah, August 31, 2006)
Blackheath Halls - Contemporary Music Group & DJ Yoda
Wikipedia - セルゲイ・プロコフィエフ
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