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2007.06.30

シドニー・オペラハウスがユネスコ世界遺産に

Sydney_opera_house01 先日、国際連合教育科学文化機関(UNESCO)の世界遺産リストに石見銀山が新たに加えられたことが日本で話題となりましたが、今回はシドニーのオペラハウスも新たに世界遺産の仲間入りをしました(参照1同2)。1973年竣工のこの建物は、ユネスコ世界遺産としては最も新しい建造物になります。また、オペラハウス単独での世界遺産への登録は「史上初」となります。
 マーライオンや人魚姫の像とともに「世界三大がっかり」の一つと称されるシドニー・オペラハウスですが、私が行ったときはがっかりしませんでした。ここで私は素晴らしいオペラを観劇しましたし、併設されたコンサートホールではシドニー交響楽団を存分に堪能しました。各公演にはそれぞれ、思い出深いエピソードがあります。オペラハウスではジェーン・グローバーの指揮でヘンデルの「アルチーナ」を見たのですが、閉幕後にお隣に座っておられた初老のおじさんにいきなり腕を鷲づかみにされてビックリしました。何が起こったのか理解できず当惑するばかりの私でしたが、おじさんは私の腕を掴んだまま「お前わざわざシドニーまでオペラを見に来たのか!」と笑いながら私に話掛けてきたのでした。「ええ。面白そうだったので」と返事すると、「今日の歌手はどうだった?」「(アリアの合間で踊られる)バレエはどうだった?」と矢継ぎ早に質問されて、更に当惑してしまいました。
 翌日訪れたコンサートホールでは、チャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」の第1楽章終了後に、興奮の余りつい拍手をしてしまったのですが、その話は以前にも当ダイアリーでも記事にしました。その時ソリストを務めたのがボリス・ベルキン、指揮者がエド・デ・ワールトだったことは、彼らの名誉のために付け加えておかないといけませんね。

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