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2007.05.10

二度あることは三度ある熱狂(その7)

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 2007年の「熱狂の日」で日本人作品が取り上げられるかもしれない、と聞いたとき最初は「えっ!」と思いました。しかしその次に私の頭に浮かんだのは「じゃあルネ・マルタン氏が取り上げる日本音楽って、どんなのだろう…」ということです。去年「熱狂の日」のソムリエ・サロンでマルタン氏は「庶民的」で「民俗的」な音楽を積極的に取り上げたい、という強い意志を表明していたので、「『熱狂の日』で演奏するなら民謡などを取り入れた作品かなぁ」「じゃあナンだろう…、やっぱり伊福部昭か!?」と漠然と思っていました。結局今年プログラムに載ったのは武満徹「海へⅡ」と小山清茂「弦楽のためのアイヌの唄」の2曲でした。私は小山さんの作品は生で聴き、品よく管弦楽曲としてまとまった佳作だとは思いましたが、同時に「これだったら『シンフォニア・タプカーラ』をやった方が会場が盛り上がっただろうな」と感じたのも確かです。国内外で人気の高い伊福部作品が今年の「熱狂の日」で紹介されなかったのは残念でした。
 一方来年の「ラ・フォル・ジュルネ」でも、日本人作品が取り上げることをマルタン氏自身が明らかにしています。しかも今度は書き下ろしの新作が発表されるそうです。来年のテーマ作曲家である「シューベルト」のピアノ五重奏曲「鱒」と同じ編成の作品ということで、「曲名は『ピアノ五重奏曲・シャケ』じゃないか!?」なんて声が上がってます(笑)。まあ私は「ピアノ五重奏曲・鮎」だと思います(爆)。それ以外にもハンス・ツェンダー版「冬の旅」演奏決定の報を受けて「ツェンダー来日待望論」も湧き上がるなど、来年に向けた期待の声があちこちで聞かれます。私は「シューベルティアーデの再現コンサート」をやって欲しいですね。そしてシューベルト以前のドイツ歌曲の紹介に期待します。そしてシューベルトは「歌曲王」ですから、いい歌手たちを積極的に「熱狂の日」に招聘して欲しいと思います。

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