YouTubeで見るアメリカ現代音楽
みなさんこんにちは、「おかか1968」です。私事で恐縮ですが、どうも最近文章がうまく書けなくて(もっとも「うまく書いた」記憶もあんまり無いのですが)…。実は「書きたいこと」はいろいろあって、実際にパソコンに向かって書いてみるのですが、なかなか「オチ」がつかないというか、上手くまとめられないのです。今の私は若干スランプ気味なのかもしれません。
というわけで、今日は久々にYouTubeネタやります(笑)。ここには20世紀音楽の動画もけっこうあったりします。YouTube内での人気作曲家ベスト3を挙げるとしたら、メシアン、リゲティ、そしてクセナキス、といったところでしょうか。
さて今回はアメリカの作曲家に焦点を絞って、興味深い動画を紹介します。
【フィリップ・グラス】
●「ルーブリック」(御伽めぐり)
●「浜辺のアインシュタイン」より「列車~宇宙船」(その1)(その2)
「浜辺の~」のライブ映像はなかなか貴重。グラスの陶酔しきった表情が印象的。
【スティーブ・ライヒ】
●「ナゴヤ・ギターズ」(「ナゴヤ・マリンバ」の編曲版)
●「クラッピング・ミュージック」
後者はナント!ジャグリングで演奏している。お見事(笑)。
【テリー・ライリー】
●テリー・ライリー 70歳記念演奏会から(一部)
ライリー尊師の健在ぶりを示す映像。
【フレデリック・ジェフスキ】
●「不屈の民」変奏曲から(その1、その2)
全曲演奏じゃないのが残念。
【ジョン・ケージ】
●「ホロコーストの名の下に」
演奏しているのは、トイピアノで有名なマーガレット・レン・タンですね。
【ヘンリー・カウエル】
●「交響曲第13番・マドラス」
第2楽章の「いかにも」っぽいエキゾチズムに吹いた(笑)。
【チャールズ・アイヴス】
●「パットナム将軍の野営地」の練習風景
学生オケを指揮するのは(意外にも)マイケル・ティペット。それにしてもこの少年少女たちは、ビートルズ、ツェッペリン、サイモン&ガーファンクルがチャートを賑わせた頃にアイヴスの怪作を演奏していたわけです。そう考えるとなんだかスゴイ。
(おまけ映像)
アメリカ音楽じゃないけど、一柳慧の「ピアノメディア」。ジョン・ケージの弟子でもあるし、ここで取り上げてもいいと思ったので。
それにしても気になるのが、この日本人っぽい男性ピアニストの腕の筋肉です。「演奏のため」というには過剰な筋肉が付きすぎてるような気がするのですが(笑)。ボディビルでもなさってるのでしょうか。でも結構弾けてるし。このルトスワフスキなども見事です。どなたかこの謎のピアニスト「Gen」についてご存知の方がおられましたら、コメント欄に情報をお書き添えください。
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Comments
>Hayes様
情報ありがとうございます。早速私も拝見いたしましたが、もっと長く見たかったです…。DVDがあったら速攻で購入したくなりました(笑)。
Posted by: おかか1968 | 2007.03.29 23:09
アイヴスだとストコフスキー&セレブリエールの振る交響曲第4番もありますね。
http://www.youtube.com/watch?v=jIm9rCnY3IQ
http://www.youtube.com/watch?v=tPpeMsGs6IM
Posted by: Hayes | 2007.03.28 23:18
>モイーズ様
貴重な情報ありがとうございます。「いろんな伝説の持ち主」ですか…。
実は彼のYouTubeでの演奏は、英語圏のブログのいくつかで紹介されています。たとえばココ↓
http://johnsonsrambler.wordpress.com/2006/06/12/contemporary-classical-music-on-youtube/
Posted by: おかか1968 | 2007.03.24 12:10
平野弦さんという人らしいです。30代半ばの芸大出身者の方に訊くと、いろんな「伝説」をお持ちのようです。
Posted by: モイーズ | 2007.03.24 11:03