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2007.01.01

【演奏会レポ】石川県立音楽堂のカウントダウン・コンサート

(曲目)
1.ウェーバー:「オベロン」序曲
2.モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番ハ長調から 第2、第3楽章
3.渡辺俊幸:ザッツ・モーツァルト!
4.アメイジング・グレイス
5.ビゼー:「カルメン」前奏曲
6.同:ハバネラ(「カルメン」より)
7.同:お前が投げたこの花は(同上)
8.同:間奏曲(同上)
9.同:何を恐れることがありましょう(同上)
10.同:闘牛士の歌(同上)
11.ラブ・ミー・テンダー
12.ピアソラ:真実との3分間

-------------[休憩]-------------

13.宮城道雄(池辺晋一郎編):春の海
14.フバイ:ヘイレ・カティ
15.弦哲也:鼓門で逢いましょう
16.ティルザー:私を野球に連れてって
17.宮川彬良:栄光(ひかり)の道
18.蛍の光

--[カウントダウン・セレモニー]--

19.上真行:一月一日
20.ヨハン・シュトラウス二世:シャンパンの歌(「こうもり」より)
21.プッチーニ:誰も寝てはならぬ(「トゥーランドット」より)
22.バーンスタイン:「キャンディード」序曲
23.ロウ:踊り明かそう(「マイ・フェア・レディ」より)
24.ロイド=ウェッバー:メモリー(「キャッツ」より)
25.ピアソラ:オブリビオン
26.レイ:ラ・マンチャの男
27.バーンスタイン:マリア~トゥナイト(「ウエストサイド物語」より)
(アンコール)
28.中村八大:上を向いて歩こう
29.宮川彬良:栄光(ひかり)の道
30.ヨハン:シュトラウス一世:ラデツキー行進曲

(演奏)
宮谷理香(ピアノ;2)yumi(フルート;3,4,8)ジョアナ・ゲドミンタイテ(ソプラノ;9,20,23,27)鳥木弥生(メゾソプラノ;6,16,20,24)志田雄啓(テノール;7,20,21,27)安藤常光(バリトン;10,17,20,26)ギドン・クレーメル(ヴァイオリン;11,12,25)石川県筝曲連盟(琴;13)ジェフリー・ペイン(トランペット;14)松井昌雄(唄;15)黒瀬恵(オルガン;18)
管弦楽:オーケストラ・アンサンブル金沢(特別大編成)
指揮:ルドヴィーク・モルロー、松井秀喜(28,29)
(2006.12.31-2007.1.1 石川県立音楽堂)

 今日は「演奏会」というより「祭り」のようなコンサートでした。開演前のロビーでは鏡開きがあったり、「年越しそば」を始めとする軽食とアルコールが振舞われたりしていて、さすが加賀百万石のお膝元といいますか、気前が良いですね<関係者の皆様。
 そして次から次へとステージへ登場するビッグネームたちに会場は大盛り上がりでした。今日のようなライブは斜に構えたりせずに、手拍子をたたいたり声を上げるに限ります。というわけで今日はいつもと趣向を変えて、この日個人的に「ツボ」にハマった箇所を思いつくまま述べたいと思います。

「萌え系」フルート奏者として既にお馴染みのyumiタン。彼女の何が「萌え」なのかを探るべく、演奏中の動作を注意深く観察していました。彼女の「萌え」ポイントは2つ。一つはフルートを吹いていないときの仕草。もう一つは演奏後に左手でスカートの裾をチョンと摘んでお辞儀するところ。それから演奏中のヒザの使い方も「萌え」ポイントかもしれないですが、あのような動きをする演奏家は他にもいるかもしれないので、何ともいえないです。

②どうして大晦日にクレーメルが金沢にいるのか、今でも信じられないのですが、ともあれ3曲だけでも彼を聴けて満足です。それにしてもクレーメルはさすが何十年もクラシックの表舞台で活躍しているだけのことはありますね。彼が舞台に居ると、それだけで音楽が変わるほどの存在感でした。彼にしか出せない、かすれたようなヴァイオリンの音色もなかなか味わい深く感じられました。
 さてクレーメルのこの日の仕事は、演奏だけではありませんでした。カウントダウン・セレモニーのときに出演者たちがラウンドガールよろしく数字の書いたプラカードを持って舞台に登場し、秒読みに合わせてそれを高く掲げていたのですが、クレーメルもそれに参加していたのですよ皆さん!大晦日に金沢にやってきて、まさか「3」と書いたプラカードを持つとは…、ますます信じられません(笑)。ほんと皆様に見せてあげたかったですよ<ラウンドマン・クレーメル(違)。

③「ゴジパパ」こと松井昌雄さんの唄はなかなかのモノでした。というか予想以上にウマかった。あの年齢であれだけ歌えたら大したものです。

④この日が世界初演だった「松井秀喜公式応援歌」の「栄光(ひかり)の道」ですが、結構シャレているし、それでいて「ノリ」の良い楽曲でした。しかし同じパターンの繰り返しを極力避けるなど、メロディーラインのどこかに「ひとひねり」加えられていて、このあたりさすが宮川彬良というべきでしょう。
ちなみにこの曲の演奏中、誰が促したわけでもないのに会場からは手拍子が自然と沸き起こっていました。それに応えるかのように「栄光の道」は一度演奏したあと繰り返し歌われ、そしてアンコールでも演奏されました。

⑤実は「栄光の道」を作曲した宮川彬良さんも会場に来ておられました。宮川さんは松井と共に壇上に上がったあと、「握手してください」と言いつつ松井に手を差し出していました。

⑥指揮者のモルローはボストン在住だそうです。マイクを向けられた彼は「オザワに連れられてフェンウェイ・パークに行ってからレッドソックスのファンだった」「でもマツイは好人物だから、これからはヤンキースを応援するよ」みたいなことを言ってました。

⑦アンコールでモルロー氏に促されるように指揮台に上がったゴジラ松井。1曲目では正直微妙な棒さばきだったのですが、2曲目の、特に後半部ではリズムを正確に刻んでいて、なかなか堅実な指揮ぶりでしたよ。そのあたりの適応能力の高さは「さすがアスリート」というべきでしょうか。

(おまけ画像)
Kanazawa_countdown01_1

 1階ロビーに置かれていた雪だるま(サイズ大きめ)。マングースじゃないけどカワイイから許す(笑)。

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Comments

shu様、こちらこそはじめまして。そしてあけましておめでとうございます。

しかし凄かったですねぇ、「ゴジラ対クレーメル」(笑)。個人的には軽食&アルコールの大盤振る舞いにも驚きました。本当に老若男女を問わず、そして音楽好きの人もそうでない人も楽しめるコンサートでしたね。
yumiちゃんにはこのまま突っ走っていただきたいところですが(笑)、周囲のスタッフがうまく彼女をサポートして欲しいですね。
それから貴方のブログでの、クレーメル新譜&来日公演情報は参考になりました。早速CD店で買い求めたいと思います。ありがとうございました。

Posted by: おかか1968 | 2007.01.06 at 08:58

おかか1968様。はじめまして。あけましておめでとうございます。私も行って参りました(Tbさせて頂きました)。いや、それにしても、前代未聞のとんでもないコンサートでしたね。「ラウンドマン・クレーメル」(笑)にも目が点になってしまいました。こんなコンサートはもう無いんじゃないか、と。クレーメルが呆れかえってしまわないか不安になったりしてました。yumi ちゃんがあのスタイルでどこまで突っ走るかも注目していきたいところです。これからもよろしくお願いします。。

Posted by: shu | 2007.01.06 at 06:26

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Tracked on 2007.01.06 at 06:16

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