「ゴロウ日記」によると、あの伝説の「グレン・グールド・チェア」のレプリカが商品化されたらしい(参照)。何と言うクリスマス商戦のビッグサプライズ!こうなったら「マエストロ・グッズ・シリーズ」と銘打って、「燃える男、スヴェトラーノフの赤い扇風機」も商品化して欲しいものです。
さてここからは、海外のクラシック音楽ニュースを4本;
●指揮者のミシェル・タバシュニクに無罪判決 太陽寺院の集団自殺事件の控訴審で
カルト教団「太陽寺院」の信者であるタバシュニクは、同教団による1990年代の集団自殺に関与したとして起訴されたが、2001年の第一審で無罪判決を受けている。今回グルノーブルの裁判所はは第一審の判決を支持し、タバシュニクを無罪とした。(BBC News、swissinfo)
●シドニーオペラハウスで舞踊劇「怪談」が上演
小泉八雲の「怪談」に収録された「鏡と鐘」を元に、尺八と太鼓の音に合わせて舞踊劇が展開されるという。演出&振付はシドニー五輪開会式の振付けを担当したMeryl Tankard氏。(HULIQ)
●イギリスのコメディ女優がコヴェント・ガーデン・デビュー
英国のバラエティ番組などで活躍するドーン・フレンチ(→Wikipedia)が、来月ロイヤル・オペラハウスで上演される「連隊の娘」でオペラの舞台に登場する。もっとも今回フレンチはステージで声を出すことは無く、クラッケントルプ公爵夫人役として演技に専念するとの事。ナタリー・デセイとファン・ディエゴ・フローレスのキャストが注目の舞台に、フレンチが演技で花を添えるということか。ところでドーン・フレンチの英国TV界での活躍ぶりをググって調べてみたけど、日本の芸人さんで彼女に近い人は誰だろう…、強いて言えば森三中かなあ。あくまで「見た目が近い」というだけですが(苦笑)。(BBC News、sasier)
●金管とクルマによるクリスマスソング
ロンドン響の金管奏者たちと、シボレー製乗用車5台による異種格闘技的ユニット「Car-mony」。彼らによるクリスマス・メドレー「Honk-a-Tonk Christmas」はシボレーUK公式サイトでダウンロード可(※)。ブラスとクラクションによる、絶妙(微妙!?)なハーモニーが微笑ましい。この演奏、評判次第ではCD化も検討しているそうな。(Channel 4 News、CARkeys)
(※)右下の「Highlight」から「Chevrolet Christmas Car-ollers aims to make music history」をクリック→サイト内の3段落目にある「here」をクリックするとダウンロードできます。そして辿りつけなかった方はここをクリック。