副指揮者は20歳
ダニエル・ハーディング(31)、アラン・ブリバエフ(27)、そしてグスターボ・ドゥダメル(25)と、私(1968年生まれ)より若い指揮者が続々と登場している昨今ですが、彼らよりもさらに若い、若干20歳の指揮者がこのたびロサンゼルス・フィルの副指揮者に任命されました(→PlaybillArts)。180倍の難関を突破したその指揮者の名はリオネル・ブランギエ(Lionel Bringuier)。去年の「第49回ブザンソン指揮者コンクール」で優勝したことでご存知の方もおられるのではないでしょうか。同楽団の音楽監督のエサ・ペッカ・サロネンが「若い世代で最も優れた才能の持ち主であることは間違いない」と惚れ込むほどのタレントのブランギエには、既に欧州各地のオーケストラを指揮した実績があります。今後さらにヘルシンキ・フィル、スウェーデン放送響、そしてあのシュターツカペレ・ドレスデンと共演する予定だといいます。Wikipediaのフランス語版にすでに「Lionel Bringuier」の項目が出来ちゃてるところを見ると、母国フランスでは既に有名人なのでしょうか。ともあれ何だかすごい時代になっちゃいましたね。
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