サー・マルコム・アーノルド 逝去
山尾敦史様のブログでイギリスの作曲家、サー・マルコム・アーノルドが亡くなったことを知りました。享年84歳。心からご冥福をお祈りいたします。
報道によると直接の死因は「胸部の感染症」ということですが、彼は長年病気療養中で(※1)、最近は目立った音楽活動はありませんでした。それでも来月迎えるはずだった彼の満85歳の誕生日に合わせて、英デッカより「マルコム・アーノルド・エディション」(写真:※2)、そして英国音楽専門の「Lyrita」レーベルから彼の自作自演レコーディングが相次いで再発売されていました。今日は「イギリス音楽の典型例」といえる舞曲集のCD(→amazon.co.jp)を聴いて彼を偲びたいと思います。
(※1)アーノルドの病気については諸説ありますが、何らかの精神疾患の治療を受けていたことは確かなようです。しかし具体的な病名については、メディア各社でかなりのばらつきがあります。
(※2)「交響曲集」「協奏曲集
」「管弦楽、吹奏楽、ピアノ作品集
」の全3巻のボックス・セット。収録される作品リストはこちらでご覧ください。
(参考)
BBC NEWS. Composer Sir Malcolm Arnold dies.(September 24, 2006)
Guardian. Film composer Arnold dies at 84.(September 24, 2006)
Times Online. Film composer Arnold dies.(September 24, 2006) ↑「Film Composer」という肩書きは正直ちょっと違うんじゃないの、と思いますが。
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