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2006.08.13

テロ未遂事件のクラシック音楽界への影響

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 先日発覚した旅客機爆破テロ未遂事件のために、イギリスやアメリカへ向かう旅客機への手荷物持込制限が厳格化していますが、これに対する懸念の声が音楽業界の間で上がっています。飛行機内への楽器の持ち込みを断られた音楽家たちがイギリスやアメリカへの入国を断念し、同地での演奏会をキャンセルしてしまうかもしれないからです。エディンバラ国際芸術祭の関係者は「今のところ状況ははっきりしておりませんが、この問題には重大な関心を持っております」「今年の開幕イベントは無事迎えられましたが、来週以降問題が生じる可能性があります」と語っています(参照1)。
 そしてこの懸念はどうやら現実問題になっているようです。今このエントリを書いている間に、セント・ルークス管弦楽団員が「イギリスでの演奏旅行をキャンセルする」とコメントした、というニュースが伝わってきました(参照2)。合法的で安全な楽器運搬には莫大な費用がかかってしまうため、というのが中止の理由みたいです。
 日本ではどうでしょうか。旅行代理店のサイトにある「イギリス国内を離発着する全てのフライトの機内持ち込み手荷物に関するご注意」(参照3)を見てみると、確かに「機内持込み可能な物品」の中には「楽器」は含まれていません。「持ち込み可能な物品は上記のみとなり、その他は一切の持ち込みが禁止されます」とハッキリと書かれていますね。もっともこの規定はテロが発覚する以前からあったと思いますが、この事件後、日本でも規定がシビアに適用されている可能性がありますので、これからイギリスやアメリカに演奏や留学される音楽家の方々は航空会社などに問い合わせた方が良さそうですね。
(関連エントリ)
チェロを航空会社が「搭乗拒否」←「以前から楽器の機内への持ち込みは微妙な問題だった」という当ダイアリーの去年2月17日付のエントリ。

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