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2006.08.12

男性歌手の代役に女性歌手

Fujimura_fricka01 「PlaybillArts」によると、フィラデルフィア管弦楽団の欧州ツアーに同行する予定だったバリトンのマティアス・ゲルネが降板し、代役としてメゾソプラノの藤村実穂子(写真)が登場します。歌手が男性から女性になったと聞けば「えっ、曲目が変更されるの!?」と考えるのが普通ですが、曲目は予定のままです。実は今月26日(ルツェルン)と来月1日(ベルリン)に演奏される、マーラー「大地の歌」でのテノール歌手の相手役がバリトン(男声)からメゾソプラノ(女声)へと変更されたというわけです。ゲルネの降板について楽団側は「個人的な理由によるもの」としか明らかにしていません。
 それにしても、ただでさえ多忙な藤村さんのスケジュールがこれでより一層タイトなものになったことは否めません。予定表を見ると今月25日にバイロイトで「ジークフリート」に出演した次の日がルツェルンでの「大地の歌」になります。その翌日はやはりバイロイトで「神々の黄昏」、そのあと28日と30日にドレスデンで「ラインの黄金」(28日)「ワルキューレ」(30日)のフリッカを歌います。その後ベルリンへ急行し9月1日に同地で「大地の歌」を歌い、その次はドレスデンにまたとんぼ帰りして9月5日に「ラインの黄金」に再登場することになります。これは藤村さんの実力が欧州で認知されていることの現れではあるのですが、くれぐれも体調管理には気をつけてお仕事に望んでいただきたいものです。
(参考)
フィラデルフィア管弦楽団公式サイト

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Comments

「大地の歌」は去年日本でも披露していますね↓。
ttp://josquin.sakura.ne.jp/sb/log/eid414.html
また日本で演奏の機会があればな、と思っています。

Posted by: おかか1968 | 2006.08.23 at 07:59

こんにちは。藤村さんの評価は、悪く無かったですね。声が立派だエルダとか。

Posted by: pfaelzerwein | 2006.08.22 at 20:49

こんばんは。
藤村さん、「トウキョウ・リング」にも出演してましたね。私はまだ彼女を生で聴いたことはありませんが、オンエアでも存在感ある歌唱を聴かせているので、いつか機会があれば、と思っています。しかし改めて見てもすごくタイトなスケジュールですね。声楽家は特に「体が資本」ですから、体調には気をつけて頂きたいですね。

Posted by: おかか1968 | 2006.08.18 at 20:07

藤村さんは、もうだいぶ前になりますがトウキョウ・リングでフリッカを歌ったのを聴きましたが、さすが堂々としたものでした。一緒に行った連れとともにすごい人が出たなぁと話していたのを思い出します。ぜひ頑張って欲しいと思います。

Posted by: yurikamome122 | 2006.08.18 at 05:27

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