チベットとモーツァルト
先月23日、シカゴでユニークなコンサートが開催されました。当日会場ではモーツァルトの「レクイエム」が演奏されたのですが、舞台では楽団やコーラス隊に交じって法衣を纏った僧侶たちの姿も見られました。彼らはチベット仏教のデプン寺ロセリン学堂の門徒たちで、この日はチベットの声明と「モツ・レク」が交互に演奏されるジョイントコンサートだったのです(参照:クリックすると音が出るので注意)。ラマ教とキリスト教のハイブリッドとはなかなか大胆な試みですが、レビュー(その1、その2)によるとこの異文化交流は概ね好評だったようです。
それにしてもネットサーフィンをしていて驚かされるのは、欧米の人々がチベットに寄せる関心の高さです。今月6日のダライ・ラマ14世の誕生日に合わせて制定された「世界チベットの日」(World Tibet Day)を前にして、「Bloggers For Tibet」のバナーを貼り付けたブログを随分あちこちで見かけました。
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