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2006.07.22

Lyritaレーベル 復活

 英国音楽の愛好家にとって間違いなく朗報です。英Lyritaレーベル(※)は先日、同社の保有する全ての録音をCD化すると発表しました。公式サイトによると、今後18ヶ月間でCD130枚以上もの分量に上る録音の数々が次々に発売されます。これらはほどんどが「初CD化」ということになります。またデジタル録音による新譜のリリースが15タイトル予定されています。そして(ここからが私にとって重要なのですが)、Lyritaは公式サイトで音楽配信も行い、ダウンロード購入も可能にするということです。

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2006.07.21

ファリネッリの墓を暴く科学者たち

Farinelli  今月12日、ボローニャの記念墓地にある18世紀の伝説的名歌手、ファリネッリ(写真)の墓が暴かれました。バロック時代を代表する去勢歌手=カストラートの遺体を発掘したボローニャとピサの研究者たちは、墓から見つかった骨をカストラートの生理(病理?)学的研究のために役立てたいとの事です(参照1)。
 私はこのニュースを見て「あれっ?」と思いました。というのもカストラートの生物学的特長である高い声、高い身長、そして小太りな体型はすでに医学的に説明可能だからです。

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2006.07.20

ドラマで描かれるクラヲタ像

 CX系ドラマ「結婚できない男」(→公式サイト)の主人公がクラシック音楽の愛好家ということについて長々と。

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2006.07.08

チベットとモーツァルト

Tibetan_monks01 先月23日、シカゴでユニークなコンサートが開催されました。当日会場ではモーツァルトの「レクイエム」が演奏されたのですが、舞台では楽団やコーラス隊に交じって法衣を纏った僧侶たちの姿も見られました。彼らはチベット仏教のデプン寺ロセリン学堂の門徒たちで、この日はチベットの声明と「モツ・レク」が交互に演奏されるジョイントコンサートだったのです(参照:クリックすると音が出るので注意)。ラマ教とキリスト教のハイブリッドとはなかなか大胆な試みですが、レビュー(その1その2)によるとこの異文化交流は概ね好評だったようです。
 それにしてもネットサーフィンをしていて驚かされるのは、欧米の人々がチベットに寄せる関心の高さです。今月6日のダライ・ラマ14世の誕生日に合わせて制定された「世界チベットの日」(World Tibet Day)を前にして、「Bloggers For Tibet」のバナーを貼り付けたブログを随分あちこちで見かけました。

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ノイマンの言葉

 サッカーの次期日本代表監督の選考をめぐる喧騒の中で「オシムの言葉」(著者:木村元彦:→amazon.co.jp)が再び売り上げを伸ばしています。そこには旧ユーゴスラビアを代表する指揮官である彼の含蓄ある発言の数々が収録されています。これらのいわゆる「オシム語録」はサッカーオタクにとってキリスト教の福音書のような存在となっているわけですが、私は彼の言葉の中に冷戦時代をくぐり抜けた東欧人特有の「体臭」を強く感じます。例えば「人気語録ランキング」で間違いなくベスト3に入るであろう「レーニンは『勉強して、勉強して、勉強しろ』と言った。私は、選手に『走って、走って、走れ』と言っている」という発言は、第2次大戦後の東欧で教育を受けた人でなければ出てこないでしょう。この一言に限らず、彼の談話にはユーモアが伴っていますが、そのユーモアを理解するには一定の知性が要求されます。そのような理知的な笑いは、旧ソ連のアネクドートの数々と共通するものです。さて音楽界はどうでしょうか。ここで私が紹介するのはチェコの指揮者、ヴァーツラフ・ノイマン(1920-1995)の言葉です。

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2006.07.04

イスラエルでは政府がオーケストラを格付けしている

 この度イスラエル文化省が、自国の全ての管弦楽団の格付けランキングを発表し、その結果を巡って国内では賛否両論が巻き起こっています。
 ランキングを決めるという重責を担ったのは文化省の傘下にある特別評議会です。評議会のメンバー13名は昨シーズン実際にコンサートに足を運んだ上で、投票により国内の管弦楽団をランク付けしました。今回最高ランクの「優」を授かったのはイスラエル・フィルと「21世紀アンサンブル」(公式サイトが見つからない…)の2つだけでした。その下の「良」はエルサレム交響楽団イスラエル交響楽団を含む6団体、さらに格下となる「可」にはキブツ室内管などが選ばれました。審査の結果は各団体に公文書の形で配布されますが、「可」や、さらには「可」にもランクされない下位の楽団に対しては、更なる技術の向上を求める内容の文書も添付されているとのことです。

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2006.07.02

今日は手抜きです

今日は写真をupするだけにします。

Anomymous41

 この人が誰かはしばらく伏せておきますので、読者の皆様もいろいろと想像してください。1つだけヒントを出します。有名な音楽家です(笑)。

 ついでに写真をもうひとつ。

Kimono

 まだこの人の方が判りやすいと思います。正解は1日後くらいにupしますね。

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