【レビュー】ヴォーカル・アンサンブル「カペラ」の「ノートルダム・ミサ曲」
曲目:
グレゴリオ聖歌:「めでたし、聖なる産みの母」
同:「栄えあるおとめの御誕生」
ギヨーム・ド・マショー:ノートルダム・ミサ曲
同:ダヴィデのホケトゥス
同:モテット23番「幸いなおとめ/汚れない御母/あなたに嘆息します」
演奏:
ヴォーカル・アンサンブル「カペラ」(音楽監督:花井哲郎)
(このCDは@TOWER.JP、HMV.co.jpで購入可能です)
「ヴォーカル・アンサンブル・カペラ(以下「カペラ」)は、花井哲郎と花井尚美によって1997年に創設されたアカペラ(無伴奏)合唱グループです。グレゴリオ聖歌とルネサンス期の音楽を主なレパートリーとし、日本国内だけでなく海外への演奏旅行の経験もあり、CDも今回紹介するギョーム・ド・マショー作品集が4枚目になります」。
…と一昔前の「レコ芸」誌のレビューみたくプロフィール紹介から入ってしまいましたが、実はこのCD、ひいては今回見事な演奏を展開している合唱アンサンブルのことをふげつ様のブログを拝見するまで私はまったく知らなかったもので、公式サイトなどで改めて彼らの経歴を確認しつつ「どうして十年間も彼らの活動を知らずに過ごしていたのか」と自らの不勉強を恥じています。それ程このCDでの彼らの演奏は素晴らしいものでした。