【短期連載】有楽町でモーツァルトに逢いましょう(3)
今日会場に着いて何気なく地下1階の展示ホールに来たらピアノオタクの私にサプライズが待っていました。何とタカギクラヴィア所有の「あの」ニューヨークスタインウェイ(写真)の演奏会があるじぁあないですか!演奏するのはこの歴史的スタインウェイを弾いたCD(→参照:当ダイアリーの去年2月1日のエントリ)も出している江口玲さんです。これが無料(ただし「熱狂の日」音楽祭のチケット半券が必要)で聴けるんだから、ルネ・マルタン超太っ腹(笑)。これはもう聴くしかないでしょ。コンサートは12時半からと午後8時からの二回、曲目はメヌエットK.1、ピアノソナタハ長調K.330など。「熱狂の日」にお立ち寄りの際は、ホロヴィッツも愛したピアノを聴きにいらしては如何でしょうか。
(追記)12時半からのコンサートを聴きました。ニューヨークスタインウェイ独特の、弱音の柔らかさが印象に残りました。しかしスタインウェイが鳴っているあいだ、会場は実に静かでしたよ。ブーズの方から聴こえるビニール袋の音や空調の音が気になるほどでしたから。こんどはもっと良い条件で聞いてみたいですね。
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