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2006.04.03

ボストン・レッドソックス ファウルボールで破損したチェロを弁償

 唐突ですが盛り上がりましたねえ、ワールド・ベースボール・クラシック(以下WBC)。プロレスラーもさぞやという位のハイテンションだったイチローに国民一同つられちゃった感もありますが(笑)、うちのカミさんのような普段野球を見ない人も、WBCに限っては日本に不利な判定が出ると「今日の審判デイビットソンなの?」と言いながらテレビの前から離れませんでしたからね。連日ワイドショーで盛んに取り上げていたせいもあるかもしれませんが、普段スポーツに興味を持たない女性たちにも訴えるものがWBCにはあったのでしょう。さてWBCで盛り上がったアメリカのボールパークでこんなことがありました。

 WBCの本番を間近に控えた先月5日、オーストラリア代表チームが大リーグのボストン・レッドソックスと練習試合を行いました。この試合で両国国歌を演奏する楽団員の一人だったConnie Foanioさん(17)は、本番前にチェロの調弦をしていました。丁度グラウンドではバッティング練習中だったので、ファウルボールが飛んでこないようにと彼女は物陰に隠れてチューニングをしていましたが、夢中で準備をしている最中、突然楽器に何かが「ゴンッ」と当たるのを感じました。彼女には最初何が起こったのかがよく分かりませんでしたが、楽器に目をやるとボールの衝撃でチェロが破損していました。可哀想なConnieはアメリカとオーストラリアの両国国歌を演奏する機会を失われ、本番をスタンドで見物するしかありませんでした。
 この話を伝え聞いたレッドソックス球団は善後策を検討した結果、修復不能なほどに破損したチェロに代わって新しい楽器の購入費用を援助することにしました。さらにConnieさんを先月25日のオープン戦に招待しました。ちなみにConnieさんの両親はこの事件後すぐにレッドソックスの補償額よりも高額のチェロを娘に買い与えたのですが、新しいチェロの代金を球団に丸抱えしてもらう意思はないそうです。
(参考)
The News-press. Red Sox pay for teen's broken cello. (March 24, 2006)

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