ナイジェル・ケネディ考
最近何年ぶりかでナイジェル・ケネディ(写真はヴィヴァルディ「四季」のDVDジャケット)をウェブラジオで聴いたのですが、そこでの彼のパフォーマンスは隅々まで独創的なものでした。マイクを持ったケネディが舞台袖から登場するといきなり「Ladies...and ladies...」と呼びかけて聴衆の笑いを誘います。1曲弾き終えたら「今から調弦するけど、これを聴いて『フィリップ・グラスへのオマージュ』だと勘違いしないで」。ここでまた爆笑。そして彼の贔屓のチーム、アストン・ヴィラの話を始めたかと思うと、サッカーボールを取り出して客席に向かってシュートしたりと、まあこんな調子で曲間は彼のトークとパフォーマンスで盛りだくさんです。型破りなのはMCだけではありません。プログラム後半のヴィヴァルディの「春」(「四季」より)では楽譜よりも多くの鳥の鳴き声や犬の遠吠えが聞こえ、果てには第3楽章では楽団全員による掛け声を挟んだりと、まあ好き放題。またバロック音楽ばかりのコンサートの最後を飾ったのは「パープル・ヘイズ」。全ての面で破天荒な彼のコンサートは完全にクラシックのカテゴリーから大きく逸脱したものでした。

あー最近更新が滞り気味でしたね。なにしろ五輪ばかり見てるもので。しかし日本国籍の選手のメダル獲得数が少ないのに毎日観戦してるなんて、よほどスポーツ鑑賞が好きなんでしょうね。それはそうとフィギュアスケートでのボールドウィン・井上怜奈組(写真)のフリー演技、皆さん気になりませんでしたか?曲はショスタコーヴィチ「交響曲第5番」の最終楽章だったのですが、あの曲は数小節毎にギアチェンジの如くテンポが速くなっていくので、滑る方が音楽の進行に合わせてステップを踏めばどんどん早足になって終いには足が追いつかずに両足がもつれてしまうんじゃないかないと心配したのは私だけですかそうですか。
皆様はトリノ五輪開幕式のTV中継をご覧になりましたか?私はどうもひねくれ者らしく「どうしてNHKの実況アナはF1マシンのメーカー名を言うのを一瞬躊躇した(ように聞こえた)んだろう」とか「あの聖火はホントにアテネから運ばれた炎をちゃんと受け継いでるんだろうか(タイミングを合わせて点火させたように見えたもので…)」などとツッコミを入れていました。きっと今日から2週間こんな具合にテレビの前でツッコミ続けるんでしょうね。良いツッコミを思いついたら「
演奏会の会場のロビーなどでCDが売られているのはよく見かけますが、「それよりも今さっき聴いたばかりのライブをさっさとCD-Rに焼いて売ってくれないかな~」と思ったことはありませんか?吹奏楽のコンクールの会場で、演奏の数時間後にライブ録音のカセットが並んでるのを見ると、まあ私も大人ですので実現はなかなか難しいかなとは思いつつ、「どうしてクラシックのコンサートでやらないのかな~」とずっと思ってました。
イングランド南西部のトーントン近郊の町ウエスト・ハッチにある犬の飼育施設でこのたび、RSPCA(王立動物虐待防止協会)が開発した「犬を静かにさせる」ためのサウンド・システムが導入されました。これは施設内にスピーカーを設置してBGMを流すというもので、上記の施設では鯨の鳴き声、葦笛の音、そしてバッハ、モーツァルト、ベートーヴェンなどのクラシック音楽を流しています。以前は一匹が吠えはじめると周囲の仲間がそれにつられてワンワンワンと一斉に吠えてしまってたそうですが、システム導入後はそれがピタリと止み、犬は皆静かにクラシック音楽に耳を傾けているということです。
