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2005.11.18

ベルリン・フィルに帯同する、もう一人のSimon

 現在極東アジア4カ国を巡回するコンサートツアーの真っ最中のサイモン・ラトルとベルリン・フィルですが、この演奏旅行にはドキュメンタリー映画監督のトマス・グルベ率いる撮影チームが同行し、映像作品製作のために取材を続けています。グルベ氏は先頃日本でも公開された映画「ベルリン・フィルと子どもたち」(原題:RHYTHM IS IT!)の監督です。彼ら撮影クルーの近況はブログ「TRIP TO ASIA」で知ることができます。ドイツ語なので私は各エントリを全く読めませんが、写真から判断すると現在は香港にいるようです。彼らはベルリン・フィルとともに台北、そして日本へとやってくる予定です。日本のレポがどのようなものになるか、楽しみにしたいと思います。

simon_at_great_wall  さて、このクルーには「サウンド・デザイナー」として、シモン・シュトックハウゼン(Simon Stockhausen:写真)が同行しています。彼は(名前から推察されるように)あの作曲家のご子息であられるのですが、彼は仕事の傍ら「TRIP TO ASIA」上にいくつかのエントリ(こちら)と、各地で録音・収集したサウンドをコラージュしたと思われる音響作品のmp3ファイルをupしています。これが意外にもクールな仕上がりで、なかなかの出来栄えです。私のお気に入りは香港で収録された音源による「Hongkong is it!」(mp3ファイル)です。テクノっぽく始まったと思ったらブラスバンド(軍楽隊?)によるマーチが始まり、そこにサイレンやら何やらの街の喧騒が挿入されていく様はチャールズ・アイヴス的というかエドガー・ヴァレーズ的というか、そういうサウンドです。他にも休憩中に団員がパラパラと曲のサワリを演奏する音や、会場のアナウンス、トラックのクラクション、「英雄の生涯」の一部、そして胡弓の調べなどで構成された「Sound of Shanghai」、鐘の音(韓国の伝統音楽?)、子供の声、そして終演後の拍手喝采などが聞こえる「Seoul kompakt」などがあります。

(参照)
PlaybillArts. Berlin Philharmonic Begins Asia Tour Accompanied by Documentary Team. (November 3, 2005)
On An Overgrown Path, Berlin Philharmonic Stockhausen blog exclusive. (November 14, 2005)

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Comments

こんばんは。こちらこそいつもご拝読いただき、誠にありがとうございます。
今回の来日公演に行かれるのですね(うらやましい…)。レポ楽しみにしております。お土産も喜んでもられるといいですね(笑)。

Posted by: 「坂本くん」 | 2005.11.19 at 20:18

「坂本くん」様。
TBありがとうございました。毎朝拝読させて頂いているこちらからTB頂けるなんて、本当にビックリしました。BPh東京公演、ついに明日・明後日となりましたね!楽しみです!

Posted by: classical-music | 2005.11.19 at 07:23

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