« 「踊り子」「音楽家」「テノール3人男」「オペラファン」。これな~ぁんだ? | Main | 「ピアニストが見たピアニスト」を読む »

2005.11.13

紛らわしい(?)名前

 先日ウラジーミル・アシュケナージの指揮によるワシントン・ナショナル管弦楽団の演奏会に、シベリウスの「ヴァイオリン協奏曲」のソリストとして五嶋龍が登場しました。そのコンサートの模様をリポートした米国のblog「ionarts」を見て私はニヤッとしてしまったのですが…。

Sibelius that the Storm Dragged in」 (11 Novenber, 2005)

 このエントリでは、五嶋龍が楽しげに演奏している様を「まるで自分自身のために演奏しているようだ」と表現していますが、ここに気になる一節が。

goto_mistaken02

 下線部を抜き出すと「not to be mistaken for the midfielder from Japanese Thepsa Kusatsu FC」。訳すと「日本のザスパ草津のMFと間違えないように」。
 「ザスパ」のスペルが違うのはご愛嬌としても、「あれ、そんな選手いたっけ…」と思ったのでググってみると、どうやら彼のことのようです。

goto_ryo

MF 後藤 涼(19)

 漢字だと「五嶋」と「後藤」の2人が混同することはありませんが、「Goto Ryu」と「Goto Ryo」とローマ字表記にすると確かに紛らわしいですね。外国人にとってはシューベルト(Schubert)とショーベルト(Schobert)みたいに映るのでしょうね。まあこれも一つの縁ということで(?)、これから「坂本くん」は後藤涼選手を応援していきたいと思います。
 なおこの演奏会のレポは「昨日のコンサート、どうだった?」の11月10日のエントリでも見ることができます。それにしても演奏内容はともかく、客の入りが今ひとつだったのは残念でしたね。「ionarts」の上記エントリによると、ワシントン・ナショナル管は普段から客席はガラガラだということなので、やむを得ない部分もあったのでしょうが。


|

« 「踊り子」「音楽家」「テノール3人男」「オペラファン」。これな~ぁんだ? | Main | 「ピアニストが見たピアニスト」を読む »

Comments

The comments to this entry are closed.

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 紛らわしい(?)名前:

« 「踊り子」「音楽家」「テノール3人男」「オペラファン」。これな~ぁんだ? | Main | 「ピアニストが見たピアニスト」を読む »