紛らわしい(?)名前
先日ウラジーミル・アシュケナージの指揮によるワシントン・ナショナル管弦楽団の演奏会に、シベリウスの「ヴァイオリン協奏曲」のソリストとして五嶋龍が登場しました。そのコンサートの模様をリポートした米国のblog「ionarts」を見て私はニヤッとしてしまったのですが…。
「Sibelius that the Storm Dragged in」 (11 Novenber, 2005)
このエントリでは、五嶋龍が楽しげに演奏している様を「まるで自分自身のために演奏しているようだ」と表現していますが、ここに気になる一節が。
下線部を抜き出すと「not to be mistaken for the midfielder from Japanese Thepsa Kusatsu FC」。訳すと「日本のザスパ草津のMFと間違えないように」。
「ザスパ」のスペルが違うのはご愛嬌としても、「あれ、そんな選手いたっけ…」と思ったのでググってみると、どうやら彼のことのようです。
漢字だと「五嶋」と「後藤」の2人が混同することはありませんが、「Goto Ryu」と「Goto Ryo」とローマ字表記にすると確かに紛らわしいですね。外国人にとってはシューベルト(Schubert)とショーベルト(Schobert)みたいに映るのでしょうね。まあこれも一つの縁ということで(?)、これから「坂本くん」は後藤涼選手を応援していきたいと思います。
なおこの演奏会のレポは「昨日のコンサート、どうだった?」の11月10日のエントリでも見ることができます。それにしても演奏内容はともかく、客の入りが今ひとつだったのは残念でしたね。「ionarts」の上記エントリによると、ワシントン・ナショナル管は普段から客席はガラガラだということなので、やむを得ない部分もあったのでしょうが。
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