« 韓流ホラー映画「チェロ」 | Main | 【レビュー】ヴァント&シュトゥットガルト放送響のブルックナー「第9番」 »

2005.08.24

流体力学的なピアノ

 最近異形の楽器の発掘・紹介に情熱を傾ける私、「坂本くん」が、ギター演奏機(1号店・7月12日付のエントリ)、ペダル付きピアノ(当ダイアリー・7月30日付けのエントリ)に続いてお届けするのは、風変わりな格好のピアノです。早速写真をどうぞ。

pegasus01


 本体と椅子が一体化し、曲線で構成された外観を持つこのピアノ、楽器というより何かスポーツカーのような奇抜さです。この「ペガサス」という愛称のピアノ(モデル名は「CC 208-P」)、製作は独シンメル社(→公式サイト)、デザイン担当は世界的に高名な(方らしい…)ルイジ・コラーニ氏です。グランド・ピアノは自室に置くにはかさばってどうも…という方を思い測ってかどうかは分かりませんが、同じコラーニ氏デザインのアップライト・モデル「120-P」もあります。

pegasus04

 まあグランド・ピアノもアップライトの方も、家に置いてプライベートに使うには誠に勿体ない位、人目を引くデザインですね。これはもう絶対にコンサート専用でしょう。スポーティな外観が、早弾きを得意とするヴィルトゥオーソたちにはピッタリはまりそうな気がするのですが、シンメル社のサイトによると、このピアノを愛用してるのはレニー・クラヴィッツやエルトン・ジョンといった、ロック界の巨匠たちだそうです。どこかで「ペガサス」を舞台で使用した証拠写真は無いか、とググってみたのですが、結局発見出来ませんでした。もし目撃情報がございましたら、ご遠慮なくコメント欄に書き込んで下さいませ。
 なおコラーニ氏の作品の数々については、「WEB II SKY」で簡単に紹介されています(→こちら)。流体力学を取り入れている、ということですが、どれも曲線を基調とした個性的なものばかりですね。それからコラーニさん、チョロQまで作ってたとは…。

|

« 韓流ホラー映画「チェロ」 | Main | 【レビュー】ヴァント&シュトゥットガルト放送響のブルックナー「第9番」 »

Comments

>京都工芸繊維大学 美術工芸資料館で
そうなんですか!今まで知りませんでした。情報ありがとうございます。時間が許せば見に行きたいです。
今ググってみたら下記のブログでレポートがありました↓。
ttp://akirart.blog.bai.ne.jp/?eid=15028

Posted by: 「坂本くん」 | 2005.09.01 20:21

はじめまして。いつも興味深く読ませていただいてます。
先日TVで京都工芸繊維大学 美術工芸資料館で開催されている「ルイジ・コラーニ展でこのピアノが出展されているようお知らせを見ました。演奏はされていないんでしょうね。聞いてみたい気もします。

Posted by: かおる | 2005.09.01 12:51

こんばんは。
>このアップライトピアノは、私には「ファイル穴開け器」に見えます。
云われてみると段々「ファイル穴開け器」に見えてきました(笑)。

>コラーニさんのデザインした眼鏡、なかなかお洒落で興味をそそられました(笑)。
メガネに目が行きましたか(笑)。このフレーム、デザインに微妙なアクセントが効いていて好ましいですね。日本では売ってるのでしょうか。

Posted by: 「坂本くん」 | 2005.08.30 21:34

こんばんわ。このピアノは…カッコイイと思うか落ち着かないと思うか、誠に千差万別な反応がありそうな。
このアップライトピアノは、私には「ファイル穴開け器」に見えます。「ペガサス」は、名前と外観が合っていていいかもしれませんが、音はどんなものなのでしょう(苦笑)。
ところで、コラーニさんのデザインした眼鏡、なかなかお洒落で興味をそそられました(笑)。

Posted by: 深良マユミ | 2005.08.29 22:36

こんばんは。
「クラヴィンス・ピアノ」は日本では長岡鉄男さんが熱心に紹介しておられましたね。
ttp://members.at.infoseek.co.jp/calaf/klavins.htm
↑上記リンク先に長岡氏の紹介記事がありますが、クラヴィンスはグランドピアノより「フォルテピアノに近い」と書かれていますね。私もその音色を確認してみたいです。

Posted by: 「坂本くん」 | 2005.08.25 19:57

異型の楽器というと,Klavinsのピアノを思い出します。「低音の方の弦を折り曲げずにそのままストレートに張る」というコンセプトの楽器なのでおそろしく巨大になり,オルガンのごとく建物作り付けになってしまうわけですが,一度生で聴いてみたいものです。
http://www.klavins-pianos.com/index_en.htm

Posted by: Hayes | 2005.08.25 09:08

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 流体力学的なピアノ:

« 韓流ホラー映画「チェロ」 | Main | 【レビュー】ヴァント&シュトゥットガルト放送響のブルックナー「第9番」 »