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2005.05.31

NHK-FMのライブ放送からいくつか

 最近「モーストリークラシック」がExciteを離れ、産経新聞のサイトのコンテンツの一部になりましたが(→参照)、情報量がExcite時代より遙かに少なくなったのは残念です。何より重宝していたNHK-FMの番組表が無くなってしまったので、長くて4週間先の番組情報を知るには「モーストリークラシック」誌を買うしかないようです。これは既存メディアのネット軽視のあらわれ…、と声高に叫ぶことなく「坂本くん」は飼い慣らされた犬のように大人しくCD店のレジ横に積まれた同誌を購入する予定ですが(笑)。
 このように情報収集をし、実際にお目当ての放送の録音を無事済ませても、聴かずに放ってしまうのは日常茶飯事なのですが、そんな中でも実際に音を聴き心に留まった演奏家を幾つか列挙したいと思います。

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2005.05.29

【レビュー】バイバ・スクリデの無伴奏ソロアルバム

baiba_skride

1.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調BWV1004
2.イザイ:無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番ト短調Op27-1
3.バルトーク:無伴奏ヴァイオリンソナタ
演奏:バイバ・スクリデ(ヴァイオリン)

 「ゴロウ日記」で最新情報が逐一伝えられていた「エリザベート王妃国際音楽コンクール」ですが、きょう最終結果が発表され、ゴロウ氏が5つ星評価で「星72個」(笑)を与えたセルゲイ・ハチャトゥリアン氏が結局第1位となりました。ハチャトゥリアンといえばもう何度も来日していているので個人的には「あれっ、コンクールまだ出てるの?」という感覚でしたが、それにしても第1位とは素晴らしいですね。
 このコンクールは「ヴァイオリン→作曲→ピアノ→声楽」と4年毎に部門を変えて行うのが特徴なのですが、4年前の同コンクール、つまり前回のヴァイオリン部門で第1位を取ったのが、ここでご紹介するラトビア出身のバイバ・スクリデです。
 彼女の音色は刺々しさがなく滑らかで丸みを帯びていて、(実際女性だからそういうのではないのですが)女性的な「優しさ」があると思います。音の出し方も1音づつ丁寧で、濁った響きを伴うこともありません。音楽の造形も危なげないもので、全体的に優美な雰囲気でまとめられています。特にTrack 3(サラバンド)にそれを感じます。
 ただ曲目リストに並んだ3曲から私が期待するのは「ピンと張りつめた緊張感」をもった「激しい演奏」なので、そんな曲想とスクリデの個性とが合致していたのかというとやや頭の中で疑問符が浮かんでしまいます。ただ最近のヴァイオリニストからはなかなか聴くことのできない柔らかい音色をもっているので、そんな彼女の特徴が生きる曲(ブラームスとか、案外フランクも…)でまた聴いてみたいです。既にネーメ&パーヴォのヤルヴィ親子を始めとする有名アーティストとも共演しているので、これから露出の機会が増えてくるかもしれません。
(Sony Classical, SK 92938, SACD(2.0ch)/CD-DA Hybrid)

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2005.05.28

【レビュー】リーズ・ドゥ・ラ・サールのバッハとリスト

lise_de_salle002

1.バッハ:半音階的幻想曲とフーガBWV903
2.同(ブゾーニ編):コラール前奏曲「来たれ、異教徒の救い主よ」BWV659
3.同:トッカータニ長調BWV912
4.同(ブゾーニ編):コラール前奏曲「われ汝を呼ぶ、主イエス・キリストよ」BWV639
5.同(リスト編):前奏曲とフーガイ短調BWV543(S462-1)
6.リスト:水の上を歩く聖フランチェスコ S175-2
7.同:ペトラルカのソネット第104番 S161
8.同:悲しみのゴンドラ第1番 S200
9.同:メフィスト・ワルツ第1番「村の居酒屋の踊り」 S514
演奏:リーズ・ドゥ・ラ・サール(ピアノ)

 デビュー・アルバムから約1年、個人的に待ちに待っていた第2弾CDはバッハとリストの作品集でした。一見大胆なカップリングですが、どちらも曲の性格を確実に捉えていて、音楽の表現力に長けた彼女の特徴が良く出た演奏となっています。

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2005.05.27

いつのまにか

当ダイアリー(「おかか1968」ダイアリー)のアクセス数が5万を超えていました。どうやら今週の火曜日(5/24)頃に「5万越え」を達成したと思われます。少々遅くなりましたが、これまで拙文にお付き合い頂いた皆様に改めて御礼申し上げます。

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2005.05.25

1000人チェロの話題を続けて

 5/21(土)は初めて奏者全員が会場に集合して練習を行いました。1000人全員が初めて一斉にフォルテで弾いたときに四方から感じた、これまで一度も経験したことのないような音圧は今でも忘れられません。私が「この響きを経験した10代や20代のアマチュアなら感動の余り『チェロを弾く仕事に就こう』と人生設計を考え直す人が出てくるかもしれないな」と思った位強烈なものでした。残念ながら私は人生を変えるには年を取りすぎたようですが(笑)。さてこの日はロストロポーヴィチ氏に加え大友直人氏からもご指導を受けたのですが、両氏の指揮者としての性格はかなり異なっていて、その好対照ぶりがなかなか面白かったです。

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「第3回1000人のチェロコンサート」に参加しました

 先日神戸で開催されたこのコンサート(公式サイト)、ミーハーな私は「ロストロポーヴィチ氏の指揮の下で演奏してみませんか?」という宣伝文句につられて思わず応募してしまった、というのが正直なところですが、楽しい思いと共に演奏会を終えることができました。このような機会を与えて下さった主催者の「国際チェロアンサンブル協会」の皆様にこの場を借りてお礼を申し上げます。

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2005.05.19

【レビュー】福永吉宏&小林道夫のバッハ:フルートソナタ集

Bach_flutesonatas

<CD1>
1.バッハ:フルートとオブリガートチェンバロのためのソナタロ短調BWV1030
2.同:同イ短調BWV1032
3.同:同変ホ長調BWV1031
4.同:同ト短調BWV1020
<CD2>
5.同:フルートと通奏低音のためのソナタホ短調BWV1034
6.同:同ホ長調BWV1035
7.同:無伴奏フルートのためのパルティータBWV1013
8.同:フルートと通奏低音のためのソナタハ長調BWV1033
(演奏)
福永吉宏(フルート)小林道夫(チェンバロ;1-6,8)

 京都を中心とする関西で演奏活躍を行い、更に教育者として後進の指導にあたっておられる福永吉宏によるバッハのCD。演奏は何度聴いても飽きない素晴らしい内容となっています。
 福永さんのフルート演奏を聴いていると「軽み」という言葉が頭に浮かんできました。「軽み」という言葉は元々俳諧で使われる用語で、本来「何気ない日常描写の中から人生の深みを表現すること」などという意味で使われるらしいのですが、福永さんの何の作為を感じない自然な音、そして奇を衒ったところのない解釈からは、なにがしかの「意味」というか存在感を感じるのです。言い換えると、「過剰」な表現がなくても、バッハの音楽自体を十二分に堪能することができる、という点がこの演奏の素晴らしい点だと思います。
 福永さんは曲によってフルートを2種類(木製と銀製)使い分けています。基本的には音調の変化はないものの、銀製の方がやや響きに力強さがあります。その一方で木製の「温かい」音調も良いものです。
 総じてナチュラルな風合いの解釈の演奏は、何度聞いても聴き疲れすることのない好ましいもので、録音も十分良いものです。そして最近は「疑作」扱いでヨハン・セバスチャンの作品集のCDからは省かれることもある「BWV1031」も収録されていて、名作の「BWV1032」と有名曲の「シチリアーナ」が1枚のCDで楽しめます。
(ワオンレコード,WAONCD 020/01)
(追記)この商品はワオンレコードの公式サイトから直接購入できるようです。

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2005.05.18

「クラシックジャーナル」誌を読む

 バッハの「無伴奏チェロ組曲」のCDの集中レビューがあるというので「クラシックジャーナル」誌の最新号を購入して読んでみましたが、その記事以外がなかなか充実した内容だったので感想を述べてみたいと思います。

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2005.05.15

【レビュー】ニコラ・ベネデッティ&ハーディング指揮ロンドン響のシマノフスキ他

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(曲目)
1.シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番 作品35
2.サンサーンス:ハバネラ 作品83
3.ショーソン:詩曲 作品25
4.マスネ:タイスの瞑想曲
5.ブラームス(ハイフェッツ編):メロディのように 作品105-1
6.タヴナー:処女(おとめ)のための断章(新作)
7.マスネ:タイスの瞑想曲(カラオケ・トラック)
(演奏)
ニコラ・ベネデッティ(ヴァイオリン:1-6)ダニエル・ハーディング指揮ロンドン交響楽団

 メジャー音楽グループ・ユニヴァーサル傘下のDGレーベルと破格の契約を結んだばかりのニコラ・ベネデッティ(Nicola Benedetti)のデビュー盤はまずまずのお披露目となったようです。といいますかこれまで当ダイアリーで幾度も取り上げた手前、「これだけ盛り上げておいて演奏内容が伴わなかったらどうしよう…」と内心ビクビクしていたのは事実です(苦笑)。個人的にはホッとしたというのが正直なところです。

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2005.05.14

音楽家の歴史的資料が一斉にオークションに

 Alex Ross氏のブログ「The Rest Is Noise」によると、今月20日にサザビーズで楽譜の原稿、書簡といった歴史的資料186点が一挙にオークションに掛けられるそうです。今回の出品で扱われる作曲家たちのラインアップはモンテヴェルディから現代の作曲家ヘンツェまでという幅広いもので、その内容も興味深いものが並んでいます。出品物についての簡単な説明は写真付きでサザビーズのサイトで見ることができます。

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2005.05.13

【演奏会レポ】京都市交響楽団 第476回定期演奏会(大友直人指揮)

(曲目)
1.ムソルグスキー(R・コルサコフ編):交響詩「はげ山の一夜」
2.ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 作品77
3.プロコフィエフ:交響曲第5番変ロ長調 作品100
(演奏)
木嶋真優(ヴァイオリン:2)大友直人指揮京都市交響楽団
(会場)
京都コンサートホール 大ホール

 今日の演奏会は忘れられないコンサートになりそうです。

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2005.05.11

クラシックの「人気曲」について考える

prokofiev 「CLASSICA」内での山尾敦史様による「ワンダージュークな日々」第5回は興味深い内容でした。
 音楽配信サイトの「Wonder Juke Classic」にリストアップされた曲の中でどれがアクセス多数だったか、という内容だったのですが、あのドビュッシーの「海」が一ヶ月にアクセス数がわずか「3」だったという驚愕の事実が暴露されています。そしてモーツァルト、ベートーヴェン、バッハなどを押さえてプロコフィエフ(写真)のバレエ音楽がアクセス・ランキング第1位だというのです。これは山尾様でなくても考えさせらる事実です。
 私は先日の「ラ・フォル・ジュルネ」で、クラシックのビギナーの方々がたとえ「初心者向け」と思えないような曲であっても積極的にコンサートに足を運んで、実際に楽しんでおられる様を目の当たりにしました。結局クラシック・ファンが想像する「初心者向け」「一般受け」はマニアの妄想の域を出なかったと言えます(大胆な物言いですが)。「初心者にはむしろ『春の祭典 』が楽しめるのでは」という赤川次郎氏のコメントを某雑誌で見たのは20年以上昔でした。その頃から現在まで時代は進化しましたが、日本のクラシック・ファンのバックボーンには変化が無く、むしろモノラル録音のヒストリカル演奏への傾倒をより強めたような気がします(だからといって私は決して1950年代の「黄金時代」の演奏を貶めている訳ではないことは強調しておきたいのですが)。ヒストリカル演奏が存在しないプロコフィエフのアクセス数が多いのはマニアには意外かもしれませんが、「ロメオとジュリエット」の音楽は化粧品のCMにも使用されたりしていて結構ポピュラーですし、プロコフィエフはマニアの想像以上に一般に浸透していると思います。

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2005.05.06

モントリオール響の楽団員 来週からストライキを宣言

このエントリから「おかか1968」ダイアリーは通常営業に戻りますが、通常業務再開後の最初の話題はこのダイアリー恒例(?)のスト情報です。モントリオール交響楽団の労使対立の模様は去年9月25日のエントリで触れましたが、対立はその後もエスカレートし、今年に入ると楽団員がコンサート中の正装を拒否し、その代わりに赤いシャツを着る「Red T-shirt Campaign」なるものを行い、運営サイドに「交渉のテーブルにつくように」と世間にアピールを行いました。一方の事務局サイドも「対立が続くなら次期音楽監督のケント・ナガノ指揮のコンサートを行わない」と圧力をかけていました。労使契約が切れてから18ヶ月間の長きにわたる交渉を通じて事務局が求めているのは2002/03シーズンに労使間で合意した団員の給料アップの凍結を継続することです。その条件が飲めない団員側はこの度「来週月曜日(5/9)からストライキを行う」と宣言するに至りました。
ストライキが実施されると今シーズンの残りのコンサート11回分がキャンセルとなります。これにはモントリオール国際コンクールに登場する4回分も含まれるということです。ともあれセントルイス響(こちらは既にストは終了)に続くオーケストラのストのニュースは残念です。モントリオール響のコンサートに足を運ぶ予定だった方は今後の経過にご注意下さい。

(参考)
CBC Arts. Montreal orchestra sets strike date. (May 4, 2005)
Montreal Gazetta. MSO musicians vote to strike, effective Monday (May 4, 2005)

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2005.05.05

【短期連載】熱狂の日を求めて(最終回)

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(写真)音楽祭が成功に終わり、ベートーヴェンさんも思わずバンザイ!?

前回のエントリでコンチェルト・ケルンについて触れましたが、これ以外のコンサートも概ね満足できるものでした。とくに印象的だったのはコセ、パスキエらのビッグネームを始めとする海外アーティストたちと、日本人演奏家たちの間にクオリティの差を全く感じなかったことです。チェロの堤剛さん(5/1)は深みある音色と自在の解釈を聴かせ、その健在振りを確認することができました。江口玲さん(4/29)は繊細なタッチで「ピアノソナタ第1番」に深みを与えていました。小山美智恵さん(4/29)はあいまいさのないメリハリをはっきり付けた演奏解釈で、タッチも力強かったです。仲道郁代さん(5/1)は小山さんとは好対照というか、どこまでも丁寧な運指で、正直ベートーヴェンというよりはモーツァルト的な印象もなきにしもあらずでしたが、ここまで徹底して丁寧に弾かれると立派な芸術作品です。ホントに関心しました。また古典四重奏団(4/30)はCD同様緊張感がみなぎっていて、アンサンブルも見事でした。あとトウキョウ・モーツァルト・プレーヤーズは初耳でしたが、少人数でも充実した響きを聴かせていて好感を持ちました。とくにファゴットが日本人離れした良い音色で、これには正直驚かされました。個人的にこの団体はこれから注目していきたいと思います。

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2005.05.03

【短期連載】熱狂の日を求めて(6)

LaFolleJournee006
(写真)会場大型スクリーンに映し出される浜崎あゆみ。彼女は「ラ・フォル・ジュルネ」のプロモーションとしてビデオでコメントを寄せていたのだ。

私の知人で東京にもよくはせ参じるコンサートゴヤーに、東京国際フォーラムの音響について上京前に尋ねたところ、「正直あまり良くない」という回答でした。ですのでホールの響きについてはあまり期待せず出かけました。結局私は3日間で有料コンサートに10回参加したのですが、一番音響的にマシだったのは「ホールC」。あとは正直イマイチでした。学会のポスター会場みたいな「ホールB5」や「ホールB7」は響きとしてはデッドな空間でしたので、端の方ではステージ間近よりも明らかに音量が小さく聞こえました。約5000人収容の「ホールA」は音がお客さんの座っている場所の遙か上を通って抜けていくような印象がありました。個人的には学校の体育館でオーケストラが演奏するときの響きに近いなあ、と感じました。それでも気分良く演奏に浸ることができたのは、お手頃な料金設定(これなら少々キズがあっても腹が立たない:笑)というのもありますが、それ以上に演奏家の皆様の力量によるところも大きかったと思います。

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【短期連載】熱狂の日を求めて(5)

LaFolleJournee005

「ラ・フォル・ジュルネ」音楽祭会場の東京国際フォーラムはどうやら「ネオ屋台村」で有名らしい。音楽祭の開催中も10台以上の屋台が所狭しと勢揃いし、常に人で賑わっていた。どうやら東京でも評判の屋台が数多く出店していたようで、「Hana○oに掲載されました!」とか、「王○のブランチで紹介されました!」とかのコピーが張られた屋台も多く見かけた。
 私も音楽祭中の昼食は専ら屋台村だったのだが、試したのは「HANAカレー」(タイ風カレー)、「スブラキハウス」(ギリシャのジャンクフード)、「OmtRak」(オムライス)、それから「アフラテッロ アレックス」(パエリア:写真)の計4店。それからおやつに「給食当番6号車」のあげパンも。結論からいうと、どれも旨かった!以上!(笑)。いや東京の屋台はレベルが高いですよ。こんな屋台村、関西にもあったらいいな~。

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2005.05.01

【短期連載】熱狂の日を求めて(4)

LaFolleJournee004

「ラ・フォル・ジュルネ」会場の当日券売り場脇には「ソムリエ・カウンター」なるものがあり、音楽の専門家数名が交代で来場者におすすめコンサートなどをアドバイスしていました。私も山尾敦史様がブーズに詰めておられたときに利用してみましたが、山尾様にご教示頂いたコンチェルト・ケルンと下野竜也氏の公演は非常に満足できるものでした。この場を借りて御礼を申し上げます。
ところで山尾様のサイトによると、ソムリエの方々は当初はベートーヴェンのコスプレをする予定だったとか。結局当日はソムリエではなく会場スタッフがコスプレ姿で愛嬌を振りまいていました(写真)。

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