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2005.02.11

【レビュー】ウィーン弦楽六重奏団のウインナ・ワルツ集

waltzpolkas

1.ヨハン・シュトラウス:ワルツ「芸術家の生涯」作品316
2.同:シュネル=ポルカ「ハンガリー万歳」作品332
3.同:ワルツ「シトロンの花咲くところ」作品364
4.ヨハン&ヨーゼフ・シュトラウス:ピチカート・ポルカ
5.ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ「デュナミーデン」作品173
6.同:ポルカ「女の心」作品166
7.ヨハン・シュトラウス(ウェーベルン編):「ジプシー男爵」から 宝のワルツ
8.同(ベルク編):ワルツ「酒、女、歌」作品333

演奏:ウィーン弦楽六重奏団

 毎年正月になるとウインナ・ワルツの放送があるのでテレビの前でお付き合いしていますけど、確かに素晴らしい演奏なんですけど、なんか長時間フル編成オケでワルツばっかり聴いてると演奏が立派過ぎて聴き疲れするんですよ。こんなこというの私だけでしょうね、すみません。
 まあそんなわけで私は自宅でウインナ・ワルツを聴くときは小編成バージョンの方を好んで聴きます。CDではこれまではアルバン・ベルク四重奏団の演奏(Cat.# CDC 7 54881 2)を愛聴していましたが、最近購入したこのウィーン弦楽六重奏団のCDも気に入ったのでしばらくはこちらの方を専らプレイヤーのトレイに乗せることになるでしょう。
 なにより6人の弦の響きが素晴らしいので聞き惚れちゃいますね。明るくて少し甘めの音色が耳に優しいです。それからどのワルツやポルカも肩の力が抜けたゆったりとしたテンポで演奏してるので心地よいです。トラック2の「ハンガリー万歳」といえばクライバーを思い起こしますが、このCDでは彼ほどの緊張感はありませんが、それでも快適なテンポの愉快な演奏で楽しませてくれます。最後のかけ声には不意を突かれてしまいびっくりしましたが(笑)。最後の2曲は20世紀前半に「私的演奏協会」のためにウェーベルンとアルバン・ベルクがアレンジしたものでハーモニウムとピアノも加わりますが、彼らも弦楽に合わせてまったりムードで演奏しています。でもこうやって良い演奏で聴くと改めてヨハン・シュトラウスらの音楽の魅力を思い知らされますね。録音も大変よろしいですよ。なかなかの佳演でしたので、続編もやって欲しいですね。

(PAN CLASSICS, PAN 10-159, ASIN:B0000A01JH)

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