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2005.02.19

バレンボイムの次は誰?

 現在来日中のピアニスト・指揮者のダニエル・バレンボイム(62)は「平均律」の演奏を行ったりシュターツカペレ・ベルリンを指揮したりと多忙な日程をこなしていますが、彼はシカゴ交響楽団(CSO)との音楽監督の契約を更新しないことを一年前から公言しています。そのためCSOは昨年6月から専門の委員会を組織し次期監督探しの準備を進めてきましたが、来週火曜日には後任人事をテーマに地元で公聴会を開く(→公式サイト:英語)そうです。興味のある方はだれでも参加OKのようなので、シカゴやその近郊に在住の方はいかがでしょうか。
 CSOの幹部によると「まだ選考の最初の段階」とのことで、まだ後任候補の具体名は挙がってきてませんが、「シカゴ・サン・タイムズ」紙(英語)ではいち早く候補者を予想しています。同紙がリストアップしたのは…

サイモン・ラトル(49)
デイヴィット・ロバートソン(46)
ケント・ナガノ(53)
ジェームス・レヴァイン(61)
フランツ・ウェルザー=メスト(44)
ロバート・スパノ(43)
パーヴォ・ヤルヴィ(42)
リッカルド・シャイー(52)

以上8名です。委員会は新たなファン層を開拓できるような人物を求めているようですので、そうなると若い指揮者で、ということになるでしょうか。
 個人的にはこれまで共演を重ねた方がいいと思います。上のリストで一番CSOと付き合いがある人物というとレヴァインだと思うのですが、彼はボストン響と契約してまだ日が浅いです。新しい職場に就いた指揮者といえばラトル、ナガノ、ウェルザー=メスト、ヤルヴィも同様ですし、彼らは結構長期契約です。一方それ以外の面々については、2001年以来アトランタ響の仕事をしているスパノを「新たな挑戦への機が熟した」、ロバートソンは「就任予定だったセントルイス響がストライキ中」、シャイーは「アメリカのオケと仕事をしたがっている」と書いてますね。同紙はこの3人の誰かかな、と予想しているのでしょうか。ともあれ音楽監督を決める前に公聴会をするというのがアメリカらしくて良いですね。日本も取り入れてみるところが出てこないものですかね。

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Comments

どうもはじめまして。
メータですか。それもアリかもしれませんよ。でもシカゴ響といえば金看板のブラス・セクションですよね。やはりハーゼス不在の影響は大きいですか…。そちらの方も今後の行方が気になるところですね。
それから貴方のblogでジミーの病気のことを知りました。確かに今後の経過は予断を許さないですね。せめてMETとの契約は全うして欲しいですが。

Posted by: 「坂本くん」 | 2005.02.21 at 00:11

初めまして。時々訪問させていただいております。ジミー、ですか…。アメリカでならば大丈夫なのでしょうけれども…。バイエルンを退任したあとのズービンがシカゴに行くのかな、と思っていたじぃですが、その線はないのでしょうね。昨年4月、シカゴ響を聴きました(チャイ4ほか)が、ハーゼスの抜けた「穴」は大きすぎましたなぁ、と思います。バレンボイムのことを含めて拙ブログで近々書こうと思っています。

Posted by: じぃ。 | 2005.02.20 at 23:39

こんばんは。
今度は誰になるんでしょうか。委員会は観客増に繋がるような人材を求めているようですが。もしラトルが来たらインパクト満点だし客も増えそうですけど。新聞のリスト以外でもヤンソンスなどは可能性がありそうですし、案外ヤルヴィのお父さんの方もあったりして…。なんか競馬の予想屋みたいですね<私。決めるのは委員会ですからこの仕事はそこに任せましょう(笑)。

Posted by: 「坂本くん」 | 2005.02.19 at 18:52

こんにちは。
何だかんだと言っても自分は、バレンボイムの
ファン(ピア二ストとしては特に)なので
そおの後のシカゴ交響楽団の行方も注目してしまいますね。
本当。この行方ってどーなるんだろう?

Posted by: dokichi | 2005.02.19 at 14:27

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