クライバー 追悼アイテム発売
今月発売のクラシック音楽情報誌の表紙は「レコード芸術」も「MOSTLY CLASSIC」もクライバーでしたね。両誌とも多数の評論家の追悼コメントを掲載していましたが、個人的には許光俊氏のものが一番クライバーの演奏の本質を言い当てているような気がします。許氏はこれからもこのようないい文章をどんどん書いて頂きたいものです。この方は時々文章が本題を離れていき、つい余計な他人の悪口を口走る、なんてことが多いのでいつも気になるのですよ。個人的には日本の音楽ライターで随一の「良い耳」の持ち主だと思っているのですが。今日は私の方が横道にそれてしまった(笑)。
さて、Hayesさんのウェブログで知った情報ですが、私が7/21分のダイアリーで少し触れたクライバーのボロディン「交響曲第2番」が、今度はヘンスラーから再発売されるようです(→hmv.co.jp)。しかも今度はリハーサル付きだそうで(→カップリングが父クライバー指揮の演奏に変更となりました:9/1追記)。、既にMediaphon盤を持ってるファンにも気になる内容となっています。更にはウィーン国立歌劇場の1978年の「カルメン」の映像もDVD化され発売(→hmv.co.jp)されるとの事で、こちらの方もゼッフェレルリの演出と共に楽しみです。
となるとあとは1986年の来日公演の方もDVD化を是非お願いしたいところですね。これはNHKにまだテープは残って居るのでしょうか。私は個人的に一足早くビデオからDVDにコピーして楽しんでいますが(笑)、何回か見てるともう少しいい音で、しかもいい絵で見てみたい、と欲が出てしまうのですよ。
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