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2004.07.27

バイロイト音楽祭 「パルシファル」

(ソース<英語>、

 今年もワーグナーの楽劇を上演する「バイロイト音楽祭」が開幕しましたが、初日の公演の「パルシファル」終了後Christoph Schlingensief氏の演出に対して強烈なブーイングが飛びました。最近のバイロイト音楽祭は次々と台本をめぐる新解釈や再構成がウリの刺激的な演出が披露され、さながら演出の見本市の様相を呈しているのですが、この「パルシファル」もその例に漏れず、Schlingensief氏はワーグナーの神秘劇の世界をアフリカの神話の世界に豹変させ、舞台にはこの写真(←成人向き)のような乳房をあらわにした黒人女性が登場しました。
 今回私はこの上演を目にしていないため、この演出の是非について私の個人的なコメントは出来ませんが、当地ではSchlingensief氏とパルシファル役のEndrik Wottrich氏との意見の相違が表面化したこともあって話題になっているようです。Wottrich氏は今回の演出は「原典からあまりにもかけ離れている」と批判。一方Schlingensief氏は「彼は高潔な思想を持っているがそれは私とは相容れない」と対立があることを否定しませんでした。この論争について音楽祭の監督のヴォルフガング・ワーグナーは「芸術の自由には言論の自由も含まれる」と静観する構えのようです。
(追記)この記事、アップさせた当初は女性のヌード写真が「バーンッ」と冒頭に晒されていたんですが、さすがに未成年も見るかもしれないのでクリックの後初めて見られるように変えておきました(笑)

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Tracked on 2004.07.29 07:31

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