オペラの主役交代の原因は体型
(写真)今回の悲劇の主人公の某ソプラノ歌手が「ナクソス島のアリアドネ」のアリアドネに扮している所
今日の「おかか1968」ダイアリーは不適切な表現込みでお送りします(笑)ので予めご了承下さい。
最近のオペラは演出家の嗜好を反映してか、声質だけではなく容姿も役柄を反映した選択をする事が増え、「アザラシとトドの愛の二重唱」的な状況を避ける傾向が少なからず認められますが、そんな中ソプラノ歌手の(プライバシーを尊重して伏せ字にさせて頂きますが)○ボラ・ヴ○イ○さんが、その豊満な体型を理由にコヴェント・ガーデン・オペラ「ナクソス島のアリアドネ」のタイトルロールを降板させられたそうです。可哀想なデ○ラ・○ォ○トさんの代役となったのはこの11月ラトル指揮の「フィデリオ」でレオノーレ役で来日する(9/7追記:来日中止になりました)アンネ・シュヴァーネヴィルムスさんですが、彼女は「こんなことが実際に起こったらあまり良い感じはしないでしょうね」とヴ○○トさんに同情しつつ「オペラハウスには何か特別なものを見るために来るのだから。もしそうでなければ家でCDを聴いてればいいわけだし」「格好良い人々が舞台に立つのを見ることで良い気分になる場合もありますから」と強気な発言(笑)をされてます。一方のデ○ラさん(いい加減しつこいですね)は「(コヴェント・ガーデンには)かなり失望した」と落胆の色を隠さない様子。
当事者に対して誠に不謹慎で申し訳ないのですが、このニュースをBBCで見たとき、私が心の中で妙に納得してしまったのは事実です。ただこうやって公に出てしまうとあまりいい気はしませんが。昔マリア・カラスは寄生虫でダイエットに成功し、あのような美形になったというのは有名な話ですが、より良い仕事にありつくには声以外にも努力する必要があるのかもしれません、と我が三段腹を見ながら思う夏の夕暮れ(笑)。
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