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2004.05.24

ネーメ・ヤルヴィ、エーテボリ交響楽団とお別れコンサート

 エストニア出身の指揮者ネーメ・ヤルヴィが5月中旬(14,15日)に22年間勤めたエーテボリ交響楽団の首席指揮者として最後のコンサートを行いました。Zepazepahusetによると、ステンハンマルの「交響曲第1番」らの予定されたプログラム終了後、「祝祭アンダンテ」(シベリウス)、「夏至の徹夜祭」(アルヴェーン)、「フィンランディア」(シベリウス)などの十八番のアンコールピースを次々と演奏し、会場を大いに沸かせたとのことです。
 ネーメ・ヤルヴィは350枚もの録音を残し、一時は「交響曲全集男」と言われる位交響曲チクルスの録音を次々に行っていました。またどちらかというとあまりこれまでCDが出てない作品をどんどん精力的に録音していったのが印象的でした。私は彼の演奏するCDで初めて聴いた名曲がたくさんあります。思いつくままに挙げるとフィビヒの「交響曲第3番」(→amazon.com)、カリンニコフの「交響曲第1番」(→amazon.com)、トゥビンの「交響曲第4番」(→amazon.com)、シベリウスのヴァイオリンと管弦楽のための「ユモレスク」(→amazon.com)、プロコフィエフの「炎の天使」(→amazon.com)などです。一般的に広く知られる作品でも例えばブラームスの交響曲なんかは評論家の福島章恭氏がすごく褒めてました。私はドヴォルザークの交響曲の「第7番」「第8番」(→amazon.com)、ショスタコーヴィチの「レニングラード」(→amazon.com)が好きです。特に後者は第1楽章でオケをすごく煽ってるので、友人に向かって「この演奏にはバルト3国のソ連に対する怨念がこもってる」とやや電波な発言をしてました。
 ネーメ・ヤルヴィの演奏活動はこれで終わったわけではなく、来月には日本フィルに客演指揮の予定です。でこの公演、村治佳織やバボラックと共演するんだってね(行きたーい)。またチャイコフスキーの新録音のCDも出るようです。

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