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2004.04.15

ブーレーズ&マーラー・ユーゲント管のマーラー「第6番」

ブートレグですがゲットして聴いてみた。以前NHK-FMでメッツマッハーの指揮でマーラーの「第5番」を聴いた(私の感想はここ)ときに感じた印象、つまり精緻かつ機敏でありながら力強い管弦楽というマーラー・ユーゲント管のイメージはこの「第6番=悲劇的」でも変わらない。

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セーヴェルーのピアノ作品集の新譜


グリーグのピアノ作品の録音で知られるステーン=ノックレベルクによる演奏。WOODMANさんのサイトで知りました。何でこれがノルウェー限定なんだよぉ~。セーヴェルーのピアノ小品はJan Henrik KayserのピアノによるCD(BIS CD173/ASIN:B000001693)で知り、その美しい旋律に魅了されました。質素で愛らしいセーヴェルーのピアノ曲がCD6枚分もあるとは驚いた。どうにかして入手したいものだ。

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2004.04.10

彼らの声を聴こう

 今日は1号店はサーバー移転に伴う臨時休業なのでこちらで。
 イラクで起こった誘拐事件には、部外者ながら心を痛めている。銃を構える犯人と思しき数人の前でなすすべもなくへたり込むように座る3人の映像は衝撃的であった。彼らはそれぞれ目的は異なるものの、決して興味本位でイラク入りした訳ではなく、治安の悪化が伝えられる現地へは何らかの決意を以て向かったようだ。ところで彼ら3人に対し「あれは実は自作自演でないか」などという意見が出回るのは残念である。やや口汚くて恐縮であるが、日本にこんなに薄情者が多いとは思わなかった。日本であーでもない、こーでもないとウェブログに書き殴る人々(私を含む)より、向こう見ずかもしれないが身の危険を顧みず戦地に赴く者の方が1京倍エライ(ちなみに「京」は「兆」の1万倍)。ここで挙げるのが不適切なのを承知の上であえて紹介するが、太平洋戦争のとき日本軍の特殊潜航艇がシドニー湾に進撃し、その後艇内の日本海軍兵士が死亡したとき、その亡骸が引き揚げたオーストラリア軍司令官によって(彼らの勇気をたたえる目的で)日章旗に包まれて手厚く埋葬されたというエピソードを我々は忘れてはいけない。いかなる立場であっても戦地に身を置くこと、その勇気は認められて然るべきである。
 また彼らの家族が拘束された人々の身を案じる会見も開かれているが、彼らの主義主張が例え受容し難いものであっても、聴く者はそれに耳を傾け、彼らの痛みを感じるべきである。そこから感じるものが何かあるはずである。

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2004.04.08

JET STREAM ~ SPRING FRIGHT

Jetstream-S.jpg
車中のBGMとして「JET STREAM ~ WINTER FLIGHT」を永く重宝していたが、桜咲く季節になると何だか聴いてて寒く感じるようになったので(笑)、春バージョンの「SPRING FLIGHT」を購入。私は橋本徹氏セレクションのCDを初めて聴くときはいつも曲目リストを見ないまま何の予備知識も入れずにCDを掛けるのだが、スイッチを入れて初っ端がドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」。「WINTER FLIGHT」の一曲目の「ジムノペディ第1番」も意表を突かれたが、これまた意外な選曲(私には「先発投手・川崎」並の意外さ(笑))。でその次の曲が「トロイメライ」って(笑)。クラシックのピアニストなら絶対これらの曲をこの順序で客の前で弾かないと思われるが、今ここで感じた軽いめまいを私は期待して購入したフシもあるので、つい心の中で微笑んでしまう。で「トロイメライ」の次にシームレスでエレピによって「煙が目にしみる」のメロが流れる、この流れのスムーズさ、スマートさが心地良い。その後もスムーズな進行で曲が進んでいくが、「あぁ、また『ワルツ・フォー・デビー』を入れてる~(※)」とか、「この『スピーク・ロウ』はスゴくアレンジが利いてるなあ」とか考えながら楽しむうちに最後に「ミスター・ロンリー」が流れていつの間にか終了。そしてまた今度「Cafe Apres-midi」の新譜が出るみたいだからどれか1つ何も考えずに買ってみようと思った。
(※)橋本氏は以前Cafe Apres-midi [Tuile]でもこの曲をセレクトしていた
(ビクターエンタテイメント, VICP-62303, ASIN:B00008PT8R)

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2004.04.02

リーズ・ドゥ・ラ・サールのラフマニノフとラヴェル

Lissedelasalle.jpg

1.ラフマニノフ/「音の絵」から(5曲)
2.ラヴェル/ソナチネ
3.同/鏡
 演奏:リーズ・ドゥ・ラ・サール(ピアノ)
 英グラモフォン誌での彼女のインタビューで「モジリアニ、ミケランジェロ、ドューラー、モネの絵が好き」って言ってるのを見たとき「年齢(1988年生まれ)の割に大人びた子だなあ」と思ったが、ピアニストとしての彼女は既に完成された技巧と表現力を備えており、未完成な要素を見いだすことは難しい。ラフマニノフの「音の絵」での壮大さの中に潜む物憂げさを破綻なく表現するとは恐れ入った。それに続く「ソナチネ」では繊細なタッチで流麗に仕上げている。そしてトラック12の「道化師の朝の歌」の瑞々しさ溢れる表現には目を見張るものがあり、これまで聴いたどの管弦楽版よりも鮮烈である。
(naive, V4936, ASIN:B00007L1K3)
<追記>彼女のサイトにギャラリーがある。これを見るとより一層ファンになるかも(笑)。

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